マスク!?



写真はネリサ役あんどうさくら嬢。私の相手役で御座います。

カメラを向けた途端、此のポーズ…流石です。

いや、可愛いマスクですな。パンダ柄、お分かりいただけますか?
勿論、本人も可愛らしい女性です。

此のマスクは稽古始めの頃、風邪気味だった彼女に、私が送った物。気遣い五分、洒落五分と云った処でしょうか。
ただ…私の風体で此を持ってレジに並ぶのは、少々勇気が必要でした。端から見ると怪しかったかも……

エッ?お前は誰だ?此はとんだ失礼を致しました。「ヴェニスの商人」でグラシャーノーを演じる佐々木誠二と申します。

エ~、一言に相手役、と云っても其の関係は百通り、恋人、友達、兄弟、親子、エトセトラ、etc…愛情、友情、信頼、憎悪等々、二人を結ぶ感情も此また百通り。

果たして「ヴェニスの商人」でグラシャーノーとネリサが織りなす物語は?パンダのマスクに隠された彼女の素顔は?パンダのマスクを持つと怪しい私の風体は?

ハイ、此のブログを、お読みになってる貴方…公演案内のページを覗かれても、写真は見ず、タイムテーブルのみを御覧下さいます様に!

何卒「ヴェニスの商人」本番で御確認下さいませ。Pit昴でお待ちして居ります。

追伸



此方は私が、劇中ある場面で付ける仮面(マスク)で御座います。怪しさ倍増、間違いなし! お楽しみに!?

Sasaki

| 稽古場日記::ヴェニスの商人 | 11:14 | comments (x) | trackback (x) |
『ヴェニスの商人』、映画と最近の日本での上演




バサーニオー役の岩田翼です。

日本で初めて上演されたシェイクスピア劇である『ヴェニスの商人』は、現在でも頻繁に上演されていますね。

ほんの一部ですが、主な上演履歴と映画作品をご紹介します!

まずは、ちょっと古いですが、僕が生まれた1973年に英国ナショナルシアターにより製作されたテレビ映画。
・シャイロック:ローレンス・オリヴィエ
・アントーニオー:アンソニー・ニコルズ
・バサーニオー:ジェレミー・ブレット
・ポーシャ:ジョーン・プロウライト
※ポーシャ役のジョーン ・プロウライトさんはローレンス・オリヴィエ氏の三番目の奥様。(二番目はヴィヴィアン・リーですね。)ポーシャにしてはすでにちょっと歳が。。。でもとても素敵です。
ジェレミー・ブレット氏はNHKでもオンエアされていた『シャーロック・ホームズ』シリーズで有名。
シャイロックの最後の嗚咽が聞きどころ。


そして2004年の映画
・シャイロック:アル・パチーノ
・アントーニオー:ジェレミー・アイアンズ
・バサーニオー:ジョセフ・ファインズ
・ポーシャ:リン:コリンズ
※アントーニオーとバサーニオーの同性愛の香りが色濃い。アル・パチーノ演じる哀れなシャイロックが印象的。


ここからは舞台作品。


まずは劇団昴の前身である劇団雲と劇団欅のうち、劇団欅が1973年に上演したもの。
・演出:福田恆存
・シャイロック:久米明
・アントーニオー:南原宏治
・バサーニオー:岡田真澄
・ポーシャ:鳳八千代
日経ホール他

そして1983年に劇団昴が上演したバージョン。
・演出:末木利文・小池朝雄
・シャイロック:小池朝雄
・アントーニオー:山口嘉三(今回のシャイロックです!)
・バサーニオー:片岡弘貴
・ポーシャ:島村佳江
三百人劇場他
※今回の作品は劇団昴としては、このとき以来33年ぶりの上演です。


他劇団やプロデュース公演など。


2004年劇団四季
・演出:浅利慶太
・シャイロック:日下武史
・アントーニオー:荒川務
・バサーニオー:栗原英雄
・ポーシャ:坂本里咲
自由劇場

2007年ホリプロ
・演出:グレゴリー・ドーラン
・シャイロック:市村正親
・アントーニオー:西岡徳馬
・バサーニオー:藤原竜也
・ポーシャ:寺島しのぶ
天王洲銀河劇場

2011年D-BOYS(ワタナベエンターテインメント)
・演出:青木豪(グリング)
・シャイロック:酒井敏也(客演)
・アントーニオー:和田正人
・バサーニオー:加治将樹
・ポーシャ:碓井将大
サンシャイン劇場

2011年劇団四季
・演出:浅利慶太
・シャイロック:平幹二朗(客演)
・アントーニオー:荒川務
・バサーニオー:田邊真也
・ポーシャ:野村玲子
自由劇場

2013年ホリプロ
・演出:蜷川幸雄
・シャイロック:市川猿之助
・アントーニオー:高橋克実
・バサーニオー:横田栄司
・ポーシャ:中村倫也
彩の国さいたま芸術劇場

おまけに

2013年
三輪えり花のお送りするシェイクスピア遊び語り第9弾
・演出:三輪えり花
・シャイロック・モロッコ王子:Luther“No.1”市村
・ポーシャ・アントーニオー:三輪えり花
・バサーニオー・アラゴン王子:岩田翼
※リーディングと歌で構成した作品です。バサーニオーもたくさん歌いました。


このほかにも翻案された作品や小規模な公演、子供むけのものや趣味の公演、俳優養成所の発表会なども含めると、最近でも数えきれないほど上演されています。
歴史を感じますが、今でもとても愛されている作品なんですね。

上演されるたびに新しい解釈や発見が生まれて、人々を楽しませてきた作品。そして今一番新しい『ヴェニスの商人』がもうすぐやってきます。

どうぞお楽しみに!

岩田翼
| 稽古場日記::ヴェニスの商人 | 17:20 | comments (x) | trackback (x) |
気合いだ気合いだ気合いだ!!
こんにちは!
アントーニオー役の宮本充です。



アントーニオーは、親友バサーニオー(岩田 翼)のために、彼の借金の保証人となり、期限までに金が返せず、シャイロックに、胸の肉を心臓すれすれに1ポンド切り取られることになってしまいます。

ところで、1ポンドって、どのくらいの重さか、調べてみました。
よ、453.6グラム!
200グラムのステーキ2枚分!
こりゃ死ぬな、絶対に。
だいたい僕の胸から、そんなに肉とれないし…。


今日は「衣装合わせ」。



舞台で着る衣装を役者が身に付け、演出家と衣装プランナーがひとりずつチェックしていきます。
登場人物が多く、場面数が多い作品は、結構時間がかかり、役者は着せ替え人形になった気分で、衣装を着たまま、忍耐強く自分の出番を待ちます(笑)



そう言えば、先日のネリサ役あんどうさくらちゃんのブログで、大先輩の牛山茂さんの話が出ていました。
牛山さんは、若手が悩んでいると、ふら~っと現れ、さりげなく助言をしてくれる有難い先輩です。

駆け出しの頃、「オセロー」に出演しました。
僕の役は、兵士、給士、その他。
衣装合わせの時、兵士の衣装の寸法が体に合わず文句を言っていると、牛山さんが、ふら~っと現れ、こう言いました。
「お前な、衣装に自分の体を合わせるんだよ」
「え、でも、もし衣装の方が体より小さかったらどうするんですか?」
「そんなモンはな、お前な、気合いだよ、気合い」

本日の衣装合わせ、無事に終わりました!

みんな、素敵な衣装を着せられ、鏡の前でご満悦。

「気合い」は発揮せずに済んだ次第です。
この後、太らなきゃね。

宮本充

| 稽古場日記::ヴェニスの商人 | 23:38 | comments (x) | trackback (x) |
『りょうにんにかかわるじけんのいきさつ』
今回『ヴェニスの商人』でネリサ役をやります、あんどうさくらです。
ネリサは、望月真理子ちゃん演じるポーシャのお付きの女性です。

シェイクスピア作品には学生の頃からたくさん触れてきましたが、入団して7年目、初めてのシェイクスピア作品に出演いたします!

レッスンや発表会、慣れ親しんだシェクスピア作品ですが、今回上演台本を受け取り、それから稽古開始の準備期間中は、改めて福田恆存訳シェイクスピアの台詞の難しさを感じていました。

今回の台本。

実は…前回の記事でも大島さんが写真を載せておりましたが、台本のその字体が…今回のために文章を打ち起こしているにもかかわらず…なんと漢字が旧字体なのです…!!



これも劇団昴のこだわりの一つです。
と、わかっていつつも…
ひぃいえええ!!こここれは試練なのか…!!なんて若手殺しなの…!!!
台詞はもちろんト書きまでしっかりと旧字体なので、初めて目を通した時はちょっとつまずく事も…

以前、同じく旧字体がぎっしりの台本を見て苦戦していたところ、偶然そばにいた大先輩の牛山茂さんが「読めない漢字も、文章の脈絡でなんとなくわかるよ」とすらすら教えてくださりました。さすがです!

そんな難敵の旧字体たちも、稽古が始まり出演者同士台詞を交わすにつれ、生きた台詞に成長してきました。

本日も言葉言葉言葉!稽古に挑みます!

あ、ちなみに!牛山先輩がナレーションをしております、今回の会場「Pit昴」の紹介動画は↓コチラ!



是非チェックしてみてください~!

あんどうさくら

| 稽古場日記::ヴェニスの商人 | 17:27 | comments (x) | trackback (x) |
ヴェニスの商人とは?
東京は雨や寒気でまた寒く。そんな天候に左右されてか、気持ちはナイーブ…
それでも元気に『ヴェニスの商人』の稽古はやってますよー。

場面によってはコミカルに楽しんで、シリアスな場面では固唾を飲む…
このギャップがまたこの作品の魅力のひとつなんですね。

で。

今回は、『ヴェニスの商人』の豆知識のコーナー!!
ドンドンパフパフ音符

えーっ、もし、間違いがありましたら、
後日、改めて訂正する次第で(笑)

では、参りましょー

『ヴェニスの商人』
ウィリアム・シェイクスピアの作品は、主に史劇、悲劇、喜劇などに分類されていますが、今作品は「喜劇」。

年代は、1594年から1597年の間に書かれたとされています。

ストーリーの要点を以下に挙げてみました。

・金、銀、鉛の箱選び
・指輪の紛失事件
・胸の肉一ポンドの裁判
・人種の垣根を越えて駆け落ち

ひとつの作品にこれだけ多くのドラマが盛り込まれています。

これには土台となる作品があるそうで、例を挙げると、ひとつは中世イタリアのデカメロン調の物語集『イル・ペコローネ(愚者)』1378年、作セル・ジョバンニと言われていますが、その中の一編で人肉裁判と指輪の部分の原話。他に短編集『ゲスタ・ローマーノールム』で箱選びの部分の原話が、また、『モルタ島のユダヤ人』1592年、作クリストファー・マーロウでは、ロレンゾーとジェシカの駆け落ちの場面を彷彿とさせるところがあるそうで。

シェイクスピアは、これらの作品から影響を受けたと諸説ありますが、『ヴェニスの商人』というひとつの戯曲へ昇華させたのですね。

作中、これだけ多くの事件が起こり、登場人物たちは互いに影響を受けながら舞台は進行していきます。
だから、『ヴェニスの商人』は、その物語の幅広さから、いまでも愛される戯曲のひとつとなっているのでしょう。

また、2004年には映画化もされました。
「ヴェニスの商人」(2004年):マイケル・ラドフォード監督、アル・パチーノ出演。
です。
私、大島、三回連続で観てしまいました、当時。
よどみのない場面場面の繋がりに時を忘れて観てしまった、本当に好きな映画です。
観劇前に予習してみて、舞台と、映画の違いを楽しんでみてはいかがでしょうか(笑)?



そして、本番までちょうど1ヶ月を切りました!

特に週末は、満席の日が出てまいりましたので御予約はお早めに!!
出演者一同、Pit昴にて心よりお待ち申し上げております!!!

次回からは、他の出演者からもブログをアップしますので、是非、お楽しみに(笑)!!

大島大次郎

| 稽古場日記::ヴェニスの商人 | 13:08 | comments (x) | trackback (x) |
ヴェニスの商人

ついに!
劇団昴本公演『ヴェニスの商人』が始動をしました!!

私、大島は、劇団昴本公演では、初のシェイクスピア作品への出演。しかも、道化のランスロット・ゴボー役…これはもう楽しんでやるしかないでしょっみたいな(笑)

さてさて、この写真、皆様、分かりますか~?



先月開催のすばる倶楽部パーティーにご参加いただいた方なら…なんとなく…分かりますかね(笑)

Pit昴でございます!

我々の新しい稽古場として、劇空間として今後とも皆様に愛される劇場になれれば本当に幸いです。

それとですね。

『ヴェニスの商人』

劇団昴本公演では約三十年ぶりの上演!
出演者として、歴史の重みをヒシヒシと感じます。
また、今公演の出演者は、入団2年目の若手から大先輩までと幅広い年代の俳優陣!!



これからの劇団昴を担う新人達が、劇場に新しい風として吹き抜けて、
上記のチラシのようカラフルにその世界観を彩りたいと思います。
まさに新春公演にはふさわしい『ヴェニスの商人』…でも、気になりますね。

悪って何?
悪人って誰?

是非、劇場にてお確かめください!
皆様のご来場を出演者一同、心よりお待ちしております!!

また今公演のスペースは、客席90人弱という空間です。
4月23日土曜は有り難いことに満席となりました。
御予約はお早めにお願いいたします!

大島大次郎
| 稽古場日記::ヴェニスの商人 | 10:32 | comments (x) | trackback (x) |
メッセージ
劇団昴公演『谷間の女たち』残すところ、あと3日となりました。

演者もお客様も上演時間三時間のピンと張りつめた緊張感を共有し、そして、幕切れ。

皆様の拍手でお互いにやっとその時間から開放される。

…緊張感…

それでも、本日は終演後、二回目のポスト・ショー・トーク。

三時間の密度の濃い、重厚な舞台を観劇し終わった後もお残りいただいた皆様、本当に有り難うございました!!



初回と本日のポスト・ショー・トークで演出の森新太郎さん、そして、参加したキャストたち…様々な話題が飛び出し時間が過ぎていきましたが、大島個人の感想…

この作品は『語り継がれる』べき物語り、作者アリエル・ドルフマンの強い意思に導かれてお客様とその時間を共有している。

風化してはいけない歴史を。

そう思いました…

これまで原爆、食品偽装問題など。様々なテーマを取り上げた作品に出演しましたが、一層、身の引き締まる時間でした。

絶対に観劇したお客様の胸に爪痕を残す作品です!

是非、ご来場いただいて、アリエル・ドルフマンの強いメッセージを皆様、受け取ってください。

23日(金)、24日(土)、25日(日)は残席が少なくなっております。
ご予約はお早めにお願いいたします。

大島大次郎
| 稽古場日記::谷間の女たち | 22:49 | comments (x) | trackback (x) |
創造力想像力
そうぞう【創造】〔名・他サ変〕 新しいものを初めてつくり出すこと。「創造力」 神が宇宙・万物をつくること。「創造主」「天地創造」そうぞう

そうぞう【想像】〔名・他サ変〕実際に見たり経験したりしていない事柄を頭の中に思い浮かべること。「想像を絶する悲惨さ」「想像上の動物」

はい、エ・マ・ヌ・エ・ル役の大島大次郎です。
三度目のブログ登板です!

本日、劇団昴公演『谷間の女たち』が池袋あうるすぽっとに小屋入りしました!!!

舞台セットの設営…完了っ

スタッフの方々…劇団の若手たち先輩たちが一丸となって。

なんだこの舞台セットは…!?

もちろん写真はまだ非公開ですよ(笑)

でも、本当に本当に本当に!!
そう思いました。。。

『谷間の女たち』をこれから観てくださる皆様が、このロビーに繋がる硝子戸をくぐり…



この舞台に繋がる2つのドアをくぐった時…



演出家の創造力と役者の想像力が、皆様に与える衝撃を楽しみにしております!

あとあとあとですね。

このフクロウさんたちが、御手洗いの場所を案内してくれます。
大島、何度かあうるすぽっとで舞台を経験しましたが、初めて気になりました(笑)

とりあえず3羽。

どこにいるか探してみても面白いかも(笑)







大島大次郎
| 稽古場日記::谷間の女たち | 04:22 | comments (x) | trackback (x) |
二人…エマセシ
またまたブログ担当でエマヌエル役、私大島に回ってきました。
張り切って参りたいと思いますー!!

『谷間の女たち』は、稽古が進むに連れ、その全体像が見えてきたところ。
稽古場のこともいろいろと皆さまにお伝えしたいこと満載ですがっ…
今回は、個人的なところでご容赦を(笑)

『谷間の女たち』で私の相方になるセシリア・サンヒネス役の舞山裕子と対談形式で~

大島
『セシリア役、初めて台本を読んだときの感想は?』

舞山
『幸せになれない女だなって(笑)』

大島
『俺は女性を幸せには出来ない男だなって(笑)、あとは?』

舞山
『う~ん、観に来ていただいたお客様の現在の状況、生活の。
特に女性は、共感する方と共感出来ない役かなと…』

大島
『稽古も半ばに差し掛かってきたけど、俺もそうだけどどう発展させるか、
というか、深めていきたい?俺の課題でもあるけど…』

舞山
『いる、こういうセシリアの人っているって、もっと深めて表現します!』

大島
『俺も皆様にはどう見てもらえるか分からないけど
エマヌエルのある種の純粋さを深めていきたいな』

舞山
『さっきも言いましたが、お客様のその時の気分、生活の状況でセシリア、
エマヌエルの関係の見方って変わると思うので…
是非、何度も劇場に足を運んでいただきたいです!』

大島
『だね!最後は稽古の撮り下ろしツーショットを(笑)
汗かきまくる、ぶつかり稽古あと。』

舞山
『(笑)』

はい!チーズ!!



ありがとうございました!



これは、写メを撮ってくれた兵士役の原一登くんが、私の携帯で連写撮影をしたので、
メモリーを無くすなって、笑顔で怒ってるとこです(笑)

『谷間の女たち』、宜しくお願いいたします!!

| 稽古場日記::谷間の女たち | 23:20 | comments (x) | trackback (x) |
白い線
最近の気候は…

暑いと思ったら寒い
寒いと思ったら暑い
暑いと思ったら…

その時の気分は、その時の天候によく左右されます。

でも、あの暑かった夏が、やっと懐かしく感じられるようなってきましたね。

あっ
今回のブログを担当いたします。
『谷間の女たち』
エマヌエル役の大島大次郎です。

エ・マ・ヌ・エ・ル
エマニエルじゃあ、ありません(笑)

自分でもよくエマニエルと普通に言って、
共演者に『エマヌエル』と正されます。

さて、本日の稽古は、いわゆる読み合わせの
最終稽古でした。
次回からは『立ち稽古』が始まります!

これまで出演者たちが、台本を読み合わせていた長机。…さようなら。
私たちは次のステージへ!!



もう床には舞台を想定した稽古用のパンチカーペットが敷かれています。

この仮設の舞台から役者が身体を駆使し、『谷間の女たち』という一冊の台本をどのように立体化するか、更なる試行錯誤の日々が始まり、そして、この稽古場から作品が生まれ、躍動します。

期待や不安、様々な気持ちが膨れあがります!

そして…



上の写真の左に見える白い線。

あれは皆さまと私たちの境界線です。舞台の一番前を指しています。
稽古中、あれを越えると『舞台から落ちてるよ』と言われたり(笑)

でも、あの『線』を見るたびに
これから稽古を重ね上演するこの作品をお客様は、どう受け止めてくれるのだろう?
そう思いながらいつも皆さまを身近に感じ、気持ちが高まります。

『谷間の女たち』

出演者一同、皆様の御来場を心よりお待ちしております!!

| 稽古場日記::谷間の女たち | 00:00 | comments (x) | trackback (x) |

  
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