新!クラチット家!!

今回のブログ担当はクラチット家!
家族を代表して、次女ベリンダ役の賀原が、家族の皆様からコメントを預かって参りました!!





まずは今年から初参加!ティム役、内海裕真(うつみゆうま)くん!

「クラチット家末っ子、ティム役のゆうまです。今回初めての出演です。
ぼく自身も、クラチット家と同じ6人家族の末っ子です。
クラチット家のシーンはとても楽しいですが、歌のソロがあるので緊張しています。温かく見守ってください。」


続いてはお父さん!ボブ・クラチット役、田徳真尚さん。

「今回は新たなティム、内海裕真君を迎え、楽しく稽古に邁進中です!
些細な事ですが、奇遇にも私の名前と一文字重なっているので1人でちと嬉しくなってます。
さて、今回も現代の忙しい社会で忘れがちな、家族で過ごす時間の大切さや、派手さはなくても、互いを思いやる気持ちを新たなクラチット家で観に来る方々に伝えられるようにしたいですね!」


続いて、お母さん!クラチット夫人役、米倉紀之子さん。

「2025年クリスマス・キャロル、
ティム役は内海裕真君。
笑うと えくぼが印象的です。クラチットパパ田徳君は、名前が一文字共通だとの事。
クラチットママのわたくし米倉との共通項は、実はえくぼ。もうこの歳でほとんど目立たなくなってきましたが、私も少女時代はえくぼがトレードマークでした。
裕真君とはどっかのどっかで繋がっている遠い遠い遠い親戚とかだったりして!
今回の親子共演 クラチットチームで楽しく慈しみながら演っていきたいと思います。」


長女マーサ役、上林未菜美さん!

「今年のティムを演じる内海裕真くん!
元気にティムを演じている姿にマーサ姉ちゃんは胸がジーンと温かくなります…

ティムと同じで裕真くんも4兄弟の末っ子ですが、私も3兄弟の末っ子なので、末っ子仲間でございます!
弟妹がいない私にとって、裕真くんという弟が出来たように感じられてとても嬉しいです。

今年もマーサ姉ちゃんとして、母さん父さん、ピーター、ベリンダ、ティムと一緒に、貧しいながらもお互いを支え合い、懸命に生きるクラチット家を演じてまいりたいと思います!」


長男ピーター役、聡鳥圭さん!

「裕真くん演じるティムとのシーンは毎回とても新鮮で、新たな発見も多いです。裕真くんのティムと一緒にピーターも成長させて貰っている感じがします。
ティムは家族の中心的存在で、ピーターにとっては唯一の男兄弟。家族間の関係もより深く強く持って演じていけたらと思います!
僕も弟がいるのですがお互いにもう良い大人なので(笑)裕真くんとふざけたり話したりしてる時間が何だか懐かしくてすごく嬉しいです。
2025年の新生クラチット家。力を合わせて、この6人だからこそ作れる温かく愛に溢れた家族の姿をお届けいたします!」


そして私、次女ベリンダ役、賀原美空!

「昨年からクリスマス・キャロルに参加することになり、今年は2年目です。
自分もまだ初々しい気持ちですが、新たに内海くんが家族の一員に加わり、さらに新鮮な気持ちで稽古に挑んでおります。
内海くんとは実年齢は離れていますが、芝居の中では近い年齢なので、普段も同い年のように接してしまいます…。
日本史が好きだとか、コーヒーをブラックで飲めるという話を聞いて、同い年どころか私より大人なのではないかと日々感じます…笑
そんな大人びた内海くん、芝居中では太陽のような笑顔でみんなを明るくしてくれます。
私が演じるベリンダも、その素敵な笑顔にたくさん元気をもらっています。
私もティムに楽しんでもらえるよう、頑張るぞー!!
新クラチット家、ご期待ください!」



(上段左から: 米倉紀之子さん、内海裕真くん、田徳真尚さん 下段左から:賀原美空、聡鳥圭さん、上林未菜美さん)
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 10:38 | comments (x) | trackback (x) |
2025年〜中部北陸ブロック〜巡演 「クリスマス・キャロル」稽古スタート!
はじめまして!
初回のブログを担当します、稽古中の演出助手を務めます準劇団員・中島鱗(なかじま りん)です。

『クリスマス・キャロル』は5年目になりましたが、私は今回が初参加、そして初めての“演出助手”ということで、右も左も分からない中のスタートでしたが、キャロルチームの皆さんが本当に温かく迎えてくださって、早めのクリスマスプレゼントをもらった気持ちです!
(書いている今日は、まだハロウィンも来ていませんが…笑)

さて、こちらは稽古場の様子をパシャリ!
どこのシーンか分かりますか…?



稽古場では本番と同じセットを組み立てて稽古していますが、そのスケールがとにかく圧巻!
この前、初めてスクルージの部屋(2階部分)に上がらせてもらったのですが――
「お、おもったより高い……!」
スクルージ役の宮本さんや進行役の皆さんが平然とお芝居されているのを見ていたので、
まさかこんな高さがあるとは驚きでした。


そして本日は懇親会の日!



稽古場で乾杯し、普段はなかなか聞けない先輩方の昔話などで盛り上がりました。(^^)
私は今回、稽古場までの参加となりますが、皆さん口をそろえて
「旅先では美味しいものが多いんだよ〜!」
とおっしゃっていて…羨ましい限りです。
(こっそり休演日に合わせて旅行しようかな、なんて思ったりもしています…!)

東京は雨が続き、ひと足早く冬のような寒さですが、
キャロルチームはとってもホットな空気で稽古に励んでおります!
中部北陸のみなさんの街にも、心温まるクリスマスをお届けできますように…!

最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
次回のブログもどうぞお楽しみに!
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 07:00 | comments (x) | trackback (x) |
勉強会「ヴェニスの商人」

宮本充です。
3月14日(金)~16日(日)の3日間、Pit昴で勉強会を行いました。



昨年末、若手達と話している時に「シェイクスピアをやりたい」という声が上がりました。昴はかつて年に1本はシェイクスピア作品を上演していましたが、もう10年近くやっていません。若手の中には、シェイクスピアの台詞を喋ったことのない者もいます。
そこで、希望者を募って、シェイクスピアの勉強会をすることに。演目は「ヴェニスの商人」。上演時間を1時間半に縮め、林佳代子と僕が演技指導を担当。上林未菜美が音響操作(作曲も)を手伝ってくれました。
シンプルな衣装。舞台上には4つのスツールだけ。照明は無し。
劇団関係者と、すばる倶楽部の会員の皆さんに観てもらいました。終演後は毎回、出演者が舞台に集まり、見てくれた先輩方の愛のこもった厳しいアドバイスを貰いました。
みんな、鍛えられました。上手くなりました。でもまだまだ発展途上。
また来年も別のシェイクスピア作品に挑戦したいと思っています。

ご来場頂いた会員の皆様、どうも有り難うございました!
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 00:49 | comments (x) | trackback (x) |
スクルージ―役の宮本充です。
スクルージ―役の宮本充です。

「クリスマス・キャロル」の「首都圏演鑑連」の巡演が全て終わりました!
ああ、嬉しい!
無事に終わったことが嬉しい!
昨年は、色々とありましたから……。

各地の演劇鑑賞団体の皆様、本当にお世話になりました。
どうも有難うございました!

旅はまだまだ続きます。
来年は中部・北陸地方を巡ります。
キャスト・スタッフの皆さん、9ヶ月にまた会いましょう!



最終日。
北区王子の「北とぴあ」の舞台にて。
ウォ―ミングアップの時に撮った写真
全部で15人います。
全員誰か分かったら、あなたは「キャロル」通。
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 13:44 | comments (x) | trackback (x) |
「進行係」役と「未来の精霊」
「進行係」役と「未来の精霊」役の伊藤和晃です。
でも「未来の精霊」の方は「役」と言っていいのかどうか。
すでに舞台をご覧頂いた方はお分かりでしょうが、実は「未来の精霊」は人間が演じていません。
その挙動を、私が語りで描写しているのです。
これがとても大変でして、淡々と喋ってみたり、重々しく語ってみたり、大きく抑揚をつけてみたりと色々と工夫してきました。
無声映画の「弁士」や、人形浄瑠璃(文楽)の「太夫」のような役割でしょうか。
長年続いて来た昴の「クリスマス・キャロル」では初めての試み。
なかなか評判が良いようですが、私としては「いっそ自分が精霊に扮して出た方がずっと楽だ!」とも思ったりしています。

 もうひとつは「進行係」。
こちらは、同期の牛ちゃん(牛山茂)と、後輩のカヨコ(林佳代子)の3人組。
客席と舞台の橋渡し役です。
幕開きに登場し、見ている人達を180年前のロンドンに導きます。
皆さんにリラックスしてもらうため、あまり堅くならないよう、ちょっとくだけた雰囲気で演じています。 

昨年の四国地方の巡演の時。
最初の高知市の舞台で、牛ちゃんが「ご当地ネタ」を仕込みました。
私が「我々はここに何をしに来たんだ?」と聞くセリフがあります。
本来は「クリスマスの本当の過ごし方を知っている唯一の男の話をしに来た」という流れになるのですが、彼はこう答えました。
「カツオの一本釣りに来たんだ」
客席からどっと笑いが起き、和やかな雰囲気になりました。
それに味をしめて、牛ちゃんは他のところでも「ご当地ネタ」を連発。
徳島市では「渦潮を見て阿波踊りを踊りに来たんだ」
松山市では「道後温泉に入りに来たんだ」
高松市では「美味しいうどんを食べに来たんだ」

 と、四国では順調だったのですが、今年の「首都圏ブロック」の巡演では、なかなかご当地ネタが浮かばないようで、私とカヨコを巻き込み、毎回、開演前の楽屋で「今日はどうしよう?」と3人で悩んでいます。

 この間、発声練習の時に、牛ちゃんが「写真を撮ろう」と言い、みっちゃん(宮本充)とスリーショットを撮りました。
その写真がこのブログに載っていました。
なるほど、ここで使うためだったのね。

 なに?私は「ブログは得意じゃないはず」だと?
その通り。
さすが同期、よく分っている。

彼とは、もう半世紀近い付き合いです。
同じ舞台に出た時は、楽屋の化粧前(鏡前)は必ず隣です。
化粧前の並び順は、劇団員になった期の順、同じ期なら「あいうえお」順で決まります。
ふたりは同期で、「い」と「う」ですから、他の人が我々の間に入ることはありません。
半世紀の間、一緒にメイクをしながら、色々なことを話しました。
舞台以外のことも。
もしかしたら、彼は私のことを、私以上に分かっているのかも┉なんて思うこともあります。

我々の期はとても仲が良かったのですが、ひとり去り、ふたり去り、今では彼と金尾哲夫の3人だけになりました。
化粧前で話す会話も、亡くなった先輩の思い出話や、自分達の体のどこが具合が悪いとか、そういうことが多くなってきました。

 おっと、随分と個人的なことを書いてしまいました。
ま、牛ちゃん、お互い体に気を付けて、これからも頑張ろうぜ。

このブログを書いている時点で、大宮での舞台を無事に終えました。残すはあと1ステージ!
王子「北トピア」
さて最後のご当地ネタは?
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 13:41 | comments (x) | trackback (x) |
「進行役」と「現在の精霊」を演じている牛山茂です。
今年もブログの担当が回って来ました。
ブログは苦手です。
何を書けばいいのか悩みます。
そんなに沢山書けません。
写真も沢山入れられません。
そうだ、他の人のブログを参考にしてみよう。
どれどれ?
前回の担当はカヨコ(林佳代子)だったのか。
た、たくさん書いてる……!
写真もなんと、25枚も載せてる……!
私はもう少し、コンパクトにいきたいと思います。

12月8日(日)は、千葉県・松戸演劇鑑賞会の例会でした。
幕開き。私達3人の進行役が登場すると、いきなり拍手を貰いました。
オープニングトークの地元ネタでも爆笑を頂きました。
お陰で舞台は順調に転がり、大成功のうちに幕を下ろすことが出来ました。
松戸の会員さんは、いい人ばかり!

とても温かい気持ちで松戸市民会館を出ました。すると……
さ、寒い……!
風も強い……!
いきなり真冬なっていました!
この週は暖かい日が続いていたのに……。
こういう時が要注意なのです。

舞台役者にとって一番大事なのは体調管理。
はっきり言って、演技より大事。
ベストの体調でなければ、ベストの演技は出来ませんから。
風邪などひけません。
だけど「クリスマス・キャロル」は冬のお話。
この季節にやらなければならないのが宿命なのです。
出演者は皆、細心の注意を払います。

私は毎朝、起きるとまず、「あ~」とそっと一声、出してみます。
そして、ちゃんと声が出るとホッとします。
この瞬間が、実はドキドキします。

家を出ると、もちろんマスク。
楽屋では頻繁にうがい。
とにかく冬の舞台は気を抜くことは出来ません。
そういう意味では出演者はみんな、どことなくピリピリしています。

でもそのピリピリもあと少し。
今年の巡演も残りわずかとなりました。
どうやら無事に千秋楽を迎えられそう。
良かった、良かった。
と、ここで油断は禁物!

残りの舞台も頑張ります!



次のブログの担当は、同期の伊藤ちゃん。
彼もブログは得意じゃないはず。
よかったら僕のブログを参考にしてくれたまえ。
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 23:50 | comments (x) | trackback (x) |
2025年版「昴特製カレンダー」販売のお知らせ
皆様、こんにちは!
「すばる倶楽部」担当の姉崎公美です。

『クリスマス・キャロル』首都圏演鑑連巡演も佳境に入っておりますが、今年もカレンダー販売の時期がやってまいりました。

昨年から「すばる倶楽部」会員様だけで無く、一般の皆様にも販売させていただいております。

今年は12月の演劇公演がありませんので、なかなか一般の皆様に販売のお知らせが行き届かないかも知れません。このブログ記事やX記事を目にした皆様、ぜひ周りの方々にもお知らせ下さい!
倶楽部会員の皆様には、そろそろお手元にお知らせの「ハガキ」が、メールでのご案内をご希望の方には「メール」が届く頃かと思います。
(メールをご希望の方でご案内が届いていないようでしたら劇団昴までご連絡ください。)


毎年ご好評をいただいている「昴特製カレンダー」ですが、今年の掲載写真は『マーヴィンズ ルーム』、夏の朗読会『とりつくしま』、『広い世界のほとりに』、そして巡演中の『クリスマス・キャロル』です。



「2025年版 昴特製カレンダー」
1部 
¥1300(会員価格)
¥1500(一般価格) 
《すべて送料込み》

●お申し込み方法

☆お申込みフォーム
https://ws.formzu.net/dist/S488971703/

☆お電話でも承ります。
03-6907-8415
(平日12時~18時 土日休)
※初日のみ13時から

●お申し込み受付期間
12/12(木)13時~12/20(金)18時


カレンダーは今年中に発送致します。



今年も劇団昴公演に足をお運びいただき、本当にありがとうございました。
カレンダーに掲載された写真に思いを馳せ、今年を振り返っていただく… そんな時間を持っていただけたら幸いです。


皆様のお申し込みをお待ちしております。
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 23:16 | comments (x) | trackback (x) |
首都圏の旅、各地の思い出〜町田迄の日々
旅(首都圏)の思い出

こんにちは!「進行役」、そして「過去の精霊」を演じています、林佳代子です!本日のブログ担当ー!と、言いましても何を書いたら良いのか‥と、いつも迷うところです。今回は、とりとめもなく携帯のPhotoを見ながら振り返ってみます!

このツアーは、11/18の劇場入り(タクトホームこもれびGRAFAREホール)での最終舞台稽古から始まりました。


11/23 千葉で初日。
本番直前の女子楽屋。緊張している‥はずの時間ではあります。



開演前、舞台の上で皆さま元気です。


11/25 板橋
劇団昴の稽古場がある大山駅が最寄りです。
ここで、今回の過去クリスマスの精霊の紹介。1991年から始まった劇団昴の「クリスマス・キャロル」は、数年ごとに台本もキャストも変わり、その数だけ精霊もいるのですが、同期の遠藤英恵が演じた初演の過去のクリスマスの精霊は、お姫様の様な美しい精霊でした。アフロヘアーの精霊もありました。今回は、ムチを持ってスクルージを導きたいとの私の思いつきがあったのですが、それで衣装の仲村祐妃子さんがこのようなスタイルにしてくださった?のかしら。動きやすいです!因みに昨年も書いたかもしれませんが、私が劇中持っているのは、本当にしなるムチです。私の希望でハート型に(加藤和将君が)細工してくれました。



@劇団昴/無断転載厳禁

11/26 船橋
開演前には、舞台に集まって舞台監督の道場さんより、(劇場ごと舞台が異なるので)舞台説明や、注意事項を聞き、ワイヤレスマイクチェック、暗転確認、歌やダンス、その他の確認。


その日の帰り
ちょっと、ほっこりしましょうと、グリーン車に乗って車中で乾杯。静かに大人飲み!その日の充実感と共に、なんと美味しかったことよ!


11/27 船橋2日目
出がけ2分で詰め込んだお弁当。
姉が幼稚園の頃に使っていた小さなアルミのお弁当箱。油の乗ったカジキマグロの味噌漬けと、ニンニクベーコンピーマン炒め。


12/1 立川に向かう
車内で、「ドキドキしている私」を扉に発見


銀杏が綺麗。劇場横の公園です。



12/4 練馬
楽屋口前の銀杏もお見事。


毎日、開演の約2時間前に、全員で歌の発声練習。


劇場によって音の響きが違うので、そのチェックをして台詞をどう発声すべきか確認してます。


ラストシーンの歌を歌いながら、間奏中の演技チェック。


フリータイムは、小道具整えたり、発声したり、余念がありません。


(オマケ) 元気な黒装束4人組

大きな衣装ボテ(箱)に入った衣装や小道具達は、いつでも出動できるように、スタッフメンバーによってしっかり準備されています。


12/5 町田
いつも通りの時間がやってきて、今日はクラッチット家族で、打ち合わせしてますよ。セットの2階エリアより盗み撮り。


私は、過去の精霊を演じている時このポジション(ベッドの上)から「過去のクリスマスの精霊〜!」と、叫んでいるのです。


舞台セットの2階は、スクルージが殆どの場合使っていますが、私の登退場が2階という事もあり、フリータイムでは、私は毎日2階エリアでウォーミングアップしています。その時すでにスタンバイされている物には触りませんけど、でも、この時間、邪魔な物が2階の真ん中にいつもいるんですよー!
コレ!



5つ上の写真にも写っているでしょう?
なんだか、コッペパンの焦げたみたいな、ちょっと憎たらしい物体。そうです、スクルージが劇中ずーっと履いているスリッパ!
でもよく見ると、先っぽが、かなりハゲていて‥。最初見た時は新品だったような。そうですよね、みっちゃん(スクルージ役の充)が毎日コレを履いて、階段登ったり降りたり、跪いたり、転がったり、踊ったり‥‥健闘の証ですよね!コッペパンスリッパさん、ありがとう!(みっちゃん、ありがとう。)

12/6
あ!そうだ。ブログ担当の日だ!
ということで、開演前のあわただしい中、今まで撮ったことのないシルクハットのかっこいいスリーショットをお願いしに、男性楽屋へ。


うふふ‥。
なんだか、昭和の演芸番組に登場しそうな私たち‥(先輩方スミマセン)
袖で、今日のオープニングのネタは、どうする?こうする?と生き生き語る牛山さん。面白く無いと言いながら別のネタを提供する伊藤さん。お二人の大先輩に挟まれて、毎日ドキドキワクワクの日々を過ごしてきました!明日は松戸。残りステージも新鮮な気持ちで参ります!

| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 13:24 | comments (x) | trackback (x) |
第7次キャロル初舞台新人そして昴『クリスマス・キャロル』の思い出
『クリスマス・キャロル』首都圏巡演、無事中日を迎え、後半戦に入っております。
(12月3日4日は、ねりま演劇を観る会のステージでした、御観劇の方々ありがとうございました)



ブログをお読みくださっている皆さまこんにちは。
街の八百屋さん、料理人、クラチット夫人を演らせていただいております
米倉紀之子です。
今巡演中の『クリスマス・キャロル』は第7次。
私が昴公演『クリスマス・キャロル』を初観劇したのは第2次の舞台でした。
以前にも一度書いたことがあるのですが、観劇後、三百人劇場から巣鴨駅までの帰り道(当時劇団昴の三百人劇場が千石駅にありました、ひとつ隣の巣鴨駅まで歩くお客様も多くいらっしゃいました)、御観劇後の帰途のお客様の背中からまるで湯気が立ち上っているようなオーラが見え、中には天使の羽が生えているかのような人も!
これ大袈裟じゃないんですよ!本当でした!
『クリスマス・キャロル』の素敵さ、作者ディケンズの偉大さを実感した瞬間でした。

クリスマスシーズンに必見の、その『クリスマス・キャロル』今回の第7次に、舞台デビューの役者が1人居ります。
何度か既にブログに登場していますが、
聡鳥圭(さとりけい)さん、です。

何役も演り、姿形を変え、デビューにして大変な役回りです。
二幕に登場するクラチット家、の息子ピーターも演っています。
クラチット夫人を演っておりますわたくし米倉とはつまり親子関係です、
本当に愛しい良き息子です。
演劇への情熱が迸るデビューの舞台。
初舞台の役者の神々しさは、本当にファンタスティック!
これからこの『クリスマス・キャロル』首都圏巡演御観劇予定のかたがいらっしゃいましたら、是非ご注目くださいませ。
(本番中に、圭ちゃんの楽屋を訪ねた折、台本を読み返していました。そういう真面目なところとっても好感が持てます)

さて、もう一枚の写真は昴の衣裳ケース。

『クリスマス・キャロル』は何役も演る役者が多く、衣裳がたくさ〜んあります。(衣裳担当スタッフのみんな、いつもありがとう!)
この衣裳ケースが、まだいくつかズラッと並ぶ感じです。
第4次キャロルに、わたくし米倉も出演していたのですが、衣裳スタッフでもありました。
静岡の1ヶ月の旅で、ある演劇鑑賞会のカーテンコールの際に、スタンディングオベーションが巻き起こりました。
役者一同もう本当に感激したのですが、
終演直後、先輩男性楽屋に衣裳や洗濯物を取りに入ったら、なんと何人かの先輩が泣いてらっしゃるではありませんか!
それを見て、私たち衣裳スタッフも貰い泣きしてしまって、泣きながら衣裳ケースに衣裳を戻したり、洗濯機を回したりしたことを、今も覚えております。
衣裳ケースを見てふとその事を思い出しました。

クリスマス・キャロルは劇団昴の財産演目です。
皆さま、どうぞ佳きクリスマスをお迎えください。
いつもありがとうございます!
感謝申し上げます。

| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 16:01 | comments (x) | trackback (x) |
スペシャルチーム
メリークリスマス!山口研志です!!
今日は立川市市民会館での公演です。
今年で4年目になりますが、今回は配役がフルチェンジしました!
去年までは、、、
フェジウィッグ、太った紳士、ビジネスマンの3役だったんですが
今年から、、、
ジェイコブ・マーレイ、ジョー、校長、街の人の4役を演じます。

稽古中は、1年目の新人さながら苦心奮闘の日々でした。特にマーレイは亡霊なので色々と大変でした。個人的に、この世の人ではない役を演じるのは多分初めてです。役造りで地獄を彷徨う事ばかり考えていたら、本当に悪夢にうなされて寝起きが最悪なこともありました。ですが、仲間のお陰で無事本番に間に合うことができました。

今回は、いつもは俳優・女優として活躍していますが、この芝居のサポートをしてくれる特別な仲間「スペシャルチーム」を紹介します。

先ずは、関泰子さん(写真右)衣装全般を管理してくれてますが、特に個人的に沢山お世話になってます。実はマーレイの衣装は鎖が巻き付いているので、彼女の助け無しでは独りで着ることができないです!他にも校長先生への早替えなどなど縁の下の大力持ちなんです。二人目は坂井亜由美さん(写真右)彼女も衣装や色々な仕掛けを担当していますが、私が助けてもらっているのは、校長先生への早替えです。わが昴の美しき縁の下の力持ちの2人です。

続いては男性スペシャルチーム!近藤瑞希君(写真左)はマーレイの鎖の操作をしてもらい、砂田佑樹君(写真右)はマーレイのドアノッカーの仕掛けを操作してもらってます。わが昴のイケメン2人の力がなければマーレイは演じられません。

私以外にも全キャストが様々な形でお世話になっている”クリスマス・キャロル”に欠かすことのできないスペシャルチームです。
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 02:45 | comments (x) | trackback (x) |

  
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