『ホントのことを言ったら泣いちゃう?』最終版
~オリエントミート社、営業終了(公演終了)のお知らせ~

長らく御愛顧いただきました弊社オリエントミート社は、誠に残念ではございますが本日をもちまして営業を終了することとなりました。





お得意様からの
「ビーフのほとんど入っていないビーフ100%ソーセージでも、旨けりゃイイじゃん」
「添加物だらけのミートボールでも、安けりゃイイじゃん」
の声を励みに、今日まで営業努力を重ねて参りましたが、


上演期間が終了しちゃいました!

本日は“閉店記念パーティー!(=打ち上げ)






さて、
そうは言っても、

弊社の味がどうしても忘れられない…

そんなお客様は…

趣は少々変わりますが、

来年6月、
東池袋あうるスポットにて執り行われる、

『リア王』なる英国風味の催しまで、

しばしお待ちください。

え?
どんな味なのか??

もちろん、
老舗・昴“伝統の味”で御座いますとも!!


以上、
長らく駄文にお付き合いくださいました当ブログ御愛読者諸兄に、深く深く感謝申し上げます。

オリエントミート監査役・東太郎こと

ブログ隊長・永井誠
| 稽古場日記::本当のことを言ってください | 22:52 | comments (x) | trackback (x) |
『ホンマのことを言うたらエエがな!』番外編2 永井誠
「決して故意ではありません。正直をモットーとしています。」
「認識不足による“ミス”でございます。」…

メニュー表示に偽装が囁かれる大阪の某ホテルレストランの弁明。

『そんなん故意に決まってるやん、安いニセモン使うて材料費浮かして,差額丸もうけやねン』
『今さらやめられまっかいな!大阪のアキンドやでェ』
って、白状したったらエエやん!スッキリするんちゃう??

…と、
ここ数日ワイドショーを観ては突っ込む日々ですが…

ここ1週間、それと丸っきりおんなじ弁明を繰り返して突っ込まれまくっているのが、本作『本当のことを言ってください。』に登場するオリエントミート社・創業者の東(ヒガシ)一族。

偽装・隠蔽し放題!
だって儲かるんだも~ん

そして、
それら一部始終を裏で手を引くのが(人聞き悪い?)…

このかた!
演出・黒岩亮氏(青年座。でもって大阪出身)。


本日は終演後に、氏にも加わって頂いてのアフター・ショー・トーク(ポスト・ショー・トーク)。




つぶらな瞳のニコニコ笑顔と丁寧な語り口。
多くのお客様が「敏腕演出家だってのに、優しそうな人だよなぁ~」とお思いになったでしょうねぇ…多分。

がっ!!

いやいやいやいやいやいや!!

にわかに信じ難いかもしれませんが、
「黒岩さんよりキビシイ演出家は知らん!」というのが、演出を受けた昴俳優陣のほぼ総意ではなかろうかと思われます。。

妥協しない、
させない、
許さない!
ぬるい演技にゃ容赦ない!!

しかし、それはひとえに
「観客の目は高い」
「そんなお客様にこそ喜んでいただきたい」
とのお考えからでしょう。

ああ…
『客をダマしてナンボ』の悪徳ナニワアキンドに言ってやりたい、「こーゆう真っ当な大阪人もいるんだよ」と。。

※(えー…西のかたがたへの言葉が過ぎるきらいが若干ございますが、ワタクシ只今たまたま悪辣なるオリエントミート社の“東”一族の人間を演じておりますもので…そのせいかと…。ひらに御容赦を。。)


ちなみに先の写真。

黒岩さんの右側は、演出助手としてお世話になりました金澤菜乃英さん。同じく青年座所属の若手演出家です。

…これまた、おだやかぁぁ~に笑ってますねぇ…。

黒岩さんのデンからすれば…

いずれは黒岩さんを上回るキビシ~イ演出家になるのかも!?
じゃあ今のうちに…
媚び売っとこ♪

さぁ!
残すは1ステージのみ。

我がオリエントミート社は、思い残すところ無く偽装をし、
隠蔽し、
逃げも隠れもし、

強い者には媚びへつらい、
弱い者にはツラくあたり、

禽獣虫魚いりまじった“100%ビーフ”を、

皆様の食卓へにお届けします!!

『おいしいヨッ』

| 稽古場日記::本当のことを言ってください | 23:35 | comments (x) | trackback (x) |
エンジュンのぶらり街探訪!丸の内線・赤坂見附編
ブログ副隊長・服部肇役の遠藤純一です。

幕が開いて今日で6日目。
おかげさまで連日大盛況でございます。

今日は赤坂レッドシアターでの観劇前、または観劇後にオススメの『美味しそうだなぁ…スポット』を勝手に紹介してみます。



東京メトロ丸の内線・銀座線赤坂見附駅を降りて見えるのがこの景色。



『人間の証明』という名作映画のなかで印象的に登場する、麦わら帽子のようなシルエットのホテルです。

♪ママ~ドゥユリメンバー♪です。

こちらへ近づく事は赤坂レッドシアターから足が遠のくという事です。

麦わら帽子ホテルとは反対側に真っ直ぐ進んでくださいね。

シックな店構えのマクドナルドを過ぎて目に飛び込んでくるのが『板前すし』さん。



お昼どきは、毎日行列が出来てるようです。
ランチメニューはとても美味しそう。

更に劇場側へ歩みを進めるとこんな看板のお店が!

『俺の魚を食ってみろ!!』

『食ってみろ!!』とは…



この看板を見た時、小松政夫さんのギャグ

「えっらそぉ~~~にっ!(偉そうに)」

を思い出してしまいました。

でもこのお店、地域ナンバーワンの居酒屋を目指してるらしいですよ。

きっとサービス満点の素敵なお店なのでしょう♪

そしてエキゾチック・ジャパンなブリティッシュ・パブ『ザ・マーメイド』さん

異国情緒あふれるメニューに外国人のお客さんで賑わってるお店です。



ここのフィッシュアンドチップスのフィッシュがとにかくデカいです。

ここまで来たら、お隣は赤坂レッドシアターです。

というわけで気になってるお店を勝手に宣伝してみました。

『本当のことを言ってください。』は27日(日)まで上演しております。

お問い合わせは
昴チケットコール
03-6907-8415
(平日10時~18時)
まで宜しくお願い致します。

遠藤純一
| 稽古場日記::本当のことを言ってください | 23:30 | comments (x) | trackback (x) |
本日中日でした!
『本当のことを言ってください。』本日中日となりました。
19日(土)に幕が開き怒濤の4日間が過ぎました。

ご来場頂いた皆様、ありがとうございます。前半戦、大変ご好評頂き、ご覧頂いた方のご意見、ご感想をアンケート、blog、Twitterなどで有り難く拝見しております。

特にTwitter上で沢山つぶやいて頂いているので、リツイートするのがなかなかおっつかない状況です。このあとも頑張って追いかけますので、後半戦も、どしどしお願いいたします!

そして、チケットご予約まだの方へチケット情報です☆
24日(木)19時の回、25日(金)14時/19時の回は、まだまだお席ございます。
金曜日は、特にお席に余裕がありますので、初めての方は勿論、リピートをお考えの方も、ご予約お待ちしております。

26日(土)は、おかげさまで完売となりました。

皆様と劇場にてお会いできるのを楽しみにしております。

矢島祐果

劇団昴チケットコール
03-6907-8415

●一般 5000円
●U24 3000円(24歳以下の方、対象です。ご来場の際に年齢の分かるものをご持参下さい。)
●全席指定


◎赤坂レッドシアター

赤坂見附駅10番出口徒歩2分
エスプラナード赤坂通り沿い
赤坂グランベルホテルB2
赤い看板が目印です。
| 稽古場日記::本当のことを言ってください | 01:36 | comments (x) | trackback (x) |
『ホントのことを言ってもいいかしら?』番外編その1

当ブログご愛読の皆様、4日間のご無沙汰でございました。ブログ隊長・永井です。

初日からはや3ステージ。大きなハプニングもなく、又カーテンコールでは身に余る拍手を頂き…役者冥利につきる日々です。

さて、
本日は作者・畑澤聖悟氏が遥々青森から駆け付けてくださいました。



『猫の恋、昴は天にのぼりつめ』以来、すでに3作品を昴に書き下ろしてくださっている氏ですが…

ご多忙ということもあり、今回は初めて“稽古を全く観ずいきなり完成品を御覧いただく“という、氏にとっても我々にとっても初のドッキドキな体験…。

終演後のポストショートークの際に恐る恐る感想を伺ったところ…

ご満足いただけたご様子♪♪ほっ。。

トークでは毎度のことながら大いに語りまくっていただき…
…「今日中に青森さ戻らねばなんねえ」ということで、新幹線ハヤテに乗ってハヤテの如く去って行きました。


ともあれ、
作者のお墨付きを得て、我がオリエント・ミート社はますます図に乗って突っ走って参ります!
演出家が「やり過ぎですヨ」と呆れるまで、

偽装・隠蔽の限りを尽くす所存です!

※26(土)はお席が無くなってしまい申し訳ございません。
他の日のお席はございますので、ご予約お待ちしております!
(昴チケットコール03-6907-8415/平日10時から18時)

| 稽古場日記::本当のことを言ってください | 00:01 | comments (x) | trackback (x) |
劇場までの道のりをご案内いたします〜。
先程、夜の赤坂を一人ボールペン一本持って迷子になった矢島です。

さて、なんと明日初日です。
おかげさまで、初日は完売いたしました。ありがとうございます。

会場は、赤坂レッドシアター。

昴にとっては初めての劇場。お客様も初めての方がいらっしゃることと存じますので、夜の街をさ迷い歩いて見つけた気になるお店と共に、不肖方向音痴の私が、ややくどめの道案内をさせて頂きます。

●赤坂見附駅からの方

10番出口改札を出ると、正面に【マクドナルドまで徒歩1分】の真っ赤で大きな看板があります。看板に向かって右へ進むと、エスプラナード赤坂通りというお洒落で大人なネオンストリートにすぐ出ます。東急プラザの方に出たらアウトです。右手に【バチンコ&スロット】ギラギラ、左手に【ビッグカメラ】ピカピカ!!です。

そうしたら、左にその道をまっすぐ進みます。途中左側にローソンをチラ見して通り過ぎつつ・・・
→徒歩1、2分で赤坂レッドシアターです。右手に異国情緒漂うオープンカフェバー【マーメイド】が見えてきたら、その建物こそ、赤坂レッドシアターなのです。(グランベルホテル地下2階です。)



●赤坂駅からの方

見附よりもちょっと遠めです。
出口1または2番出口を出ると、少し先の左の方向に大きな大きなカラオケ館がそびえたっています。
カラオケ館まで頑張って歩いて下さい。

カラオケ館とファミリーマートの間の道を入ります。
→一本先の左手の大きなパチンコ屋さんはスルーして、その次の通りの角にある黄色い建物【一点張】というラーメン屋さんが見えたらしめたもの!
左に折れて、その通りをまっすぐまっすぐお進み下さい。その道もエスプラナード赤坂通りなのです。

しばらく歩くと右手にコンビニのサンクス、左手はお洒落な大人のお店が続きます。
右手に、大人の店の極致【叙々苑游玄亭】が見えたら、道一本挟んでそのお隣が赤坂レッドシアターです。

道々に劇団員が案内人として立っているかと思います。
宜しければ、わからない振りをして優しく声をかけてあげて下さい。

どうか、皆様と無事劇場でお会いできますように。


19日(土)初日は夜7時開演です。
19日のチケットは売り切れましたが、他の日はまだまだ好評発売中です!
(劇団昴チケットコール03-6907-8415平日10時から18時まで)

キャスト・スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。
| 稽古場日記::本当のことを言ってください | 23:01 | comments (x) | trackback (x) |
キャスト紹介リレー『ホントのことを言わせてください。』その15 永井誠

昨日より、昴にとっては“お初”の劇場、赤坂レッドシアター入り。

物語の舞台となる『オリエント・ミート社』も立派に出来上がり、社員たち=出演者たちのテンションも俄然上がってまいりました。


さて、
長々とご愛読頂きました社員紹介リレー…じゃなかった、“キャスト”紹介リレー。
今回で最終回ではございますが…

副隊長の遠藤純一と隊長の私が、同じ日に2つの記事を駆け込みでアップするというドタドタぶりです。。

ともあれ、
なんとかラストまでタスキを繋ぐことが出来ましたのも、ひとえに“人の秘密を暴露するのば楽しいから”に他なりません(笑)。

それではオーラス。ご紹介させて頂きますは…

座組の中でも最長老、そして芝居の中でも最年長の“会長・東哲之助”を演じます、小山武宏先輩です。



昔かたぎの硬骨漢、男気あふれる小山さん。

総一朗さん療養の為降板というこの度の大ピンチに、哲之助役を快く引き受けてくれました。

「総さんからは電話で『小山、よろしく頼む!』と。その口調の端々に、無念さが滲み出ていたなぁ…」と小山さん。
「でも、敢えて気にせず“自分なりの哲之助”を演じたいと思ってるんだ」とも。

演出の黒岩さんから“應庸で徳のある人物像”を求められ、奮戦中!乞うご期待♪


…と、きれいにまとまったところでオシマイにしては、紹介リレー『ホントのことを言わずにおくものか!』(じゃなかったっけ?)の名がすたる。

というわけで、小山さんの“ここダケの話”をば。。


かれこれ20年近くも前のこと。

ワタクシ永井の昴初舞台は『宮沢賢治~宛名の無い手紙』という作品でした。

昴において初舞台でもらう役といえば、男優ならばたいてい『シェイクスピア作品での兵士』とか『市民』とか、家庭劇ならば『息子』とか『その友達』とかなわけですが…

僕が初めて頂いた役は…

『キノコ』…。

主役『山猫博士』の小山さんは、まさにハマリ役。入ったばかりの若手の芝居がじれったくて仕方がない。

「キノコがそんな喋り方するかっ!」(喋るキノコはそもそもいないと思うけど…)
「もっとキノコらしく動けっ!」(動いてるキノコはあんまり見かけないけど…)

来る日も来る日もカミナリを落とされっぱなしで稽古期間は終了。

幕が開けども「先輩方の足を引っ張ってるのかなぁ~」と沈んでいたある日。

「キノコのシーンが、この芝居で毎回最初に笑いを取ってくれる。ありがとうな。」

と。ボソッと。
楽屋トイレで横に並びながら。。


シャイで照れ屋な、
愛すべきカミナリ親父。それが小山さん。

それでは、
最後に、締めの一言を。



「東哲之助役の小山です。昴の本公演は本当に久しぶり、若い人たちに交じって懸命に演じたいと思います!」


さあ!明日はいよいよ初日♪
27日の千秋楽まで、オリエントミート社は全力で突っ走ります!

皆様のご来場を、社員一同心よりお待ちしております!!

| 稽古場日記::本当のことを言ってください | 19:52 | comments (x) | trackback (x) |
キャスト紹介リレー『ホントのことを言わせてください』その14遠藤純一
「三度のメシより四度のカレー!」

服部肇(45歳)役の遠藤純一です。

私が紹介しますのは、なが~いお付き合いになりました。

永井誠さんでございます。

舞台の共演は『猫の恋、昴は天に昇りつめ』の時の兄弟役からでした。

あの時私は「赤田まさを」という役名で、永井さんは「赤田まこと」という血の繋がった私の兄の役を演じておりました。

ふたりとも、あれが畑澤さんとの出会いでしたね。

そして畑澤作品第2弾『親の顔が見たい』で再びの共演。

永井さんは前作の兄弟役から一転して、敵対する「遠藤亨」という金髪の青年役でした。

この『親の顔~』は三度四度と再演させていただく機会を得て、今年も中国地方を巡演してきたばかり。

この作品のなかで永井さん演じる遠藤は『正義の人』

わたくし遠藤純一演じる森崎次郎は…
悪い人ではありませんが、『子育てを間違えてしまった人。』

旅先ではヒーローでしたよ!
遠藤亨は!

終演後、お客様から握手を求められる人気者キャラNo.1です。

そして今回の永井さんは!?

ビール園を経営する若き起業家!
東太郎役。

ちなみに、第1弾の赤田まことは40歳。

第2弾の遠藤亨は31歳。

第3弾目にあたる東太郎は30歳…

実年齢は申し上げますまい。

永井さんは、年々若返っていく役者でございます。

あ!

今回のチラシでは最初に設定された年齢が記載されていますが、若干の変更がございまして、只今劇団のホームページに載っているのが修正された正しい年齢設定になっております。
大変失礼致しました。


年を重ねるごとに設定年齢との開きが増していく永井さん!!

「ほんとうの歳を言ってください!」

な~んてね。

舞台の世界は、そんな事もありなんです。(私も今年、90歳の役をやりました。)

東太郎30歳を熱く演じる永井さんの実年齢を想像しながら『本当のことを言ってください。』をお楽しみいただけたら幸いです。


遠藤 純一

| 稽古場日記::本当のことを言ってください | 19:42 | comments (x) | trackback (x) |
キャスト紹介リレー『ホントの事を言わせてください』その13 三輪学
お芝居の舞台となっているオリエントミート株式会社の
工場長代理、坂口明役をやらせていただいております三輪学です。

北川さんから素敵な紹介をいただき、
正直私のことは忘れられてリレーに入れないんじゃないかと
思っておりましたのでホッとしております(笑)

ということで、このキャストリレーもいよいよ大詰めでございます。
キャストリレーが大詰めということは、いよいよ本番間近ということでもございます。

そんな稽古場から私がご紹介するのは、
オリエントミート常務・営業部長 服部肇役の遠藤純一先輩です。

遠藤さんは地方公演の移動中、お目当ての駅弁を探して
駅構内を彷徨い歩くほどの食いしん坊。はい、見た目を裏切りません。
ゴレンジャーだったら絶対カレー大好き黄レンジャーです。確定です。

実際の遠藤さんもカレー大好きだったりします。
まぁ、カレーが嫌いっていう人も少ないとは思いますが、
遠藤さんのカレーへのこだわりはなかなかのものです。

まだ私が劇団に入って日が浅い頃、
遠藤さんに連れられて一緒にカレーを食べたことがあります。
そのときに、
「三輪には○○の○○カレーも食わせてやりたいんだけど、お店が移転してしまってなぁ」
などとカレーについて熱く語っていただいたのを覚えています。

場所は三百人劇場近くの喫茶店、フェニックスでした。
遠藤さん大盛りのカツカレー。私は名物チーズカレー。
劇団が千石を離れてからはだいぶ足が遠のいてしまっています。
久しぶりに食べたいなぁ。フェニックスのカレー。
ちょっと小腹がすいたので即席麺のカレー南蛮でも食べることにします。



さて話は変わりますが、我々俳優は、同じシーンに出演して、
お互いにセリフを交わす役柄の場合、『絡みがある』という表現をよくつかいます。

たとえば、ひとつの作品に共演していても、お互い違うシーンしか出ていない時なんかは
「今回は絡みがないねぇ」なんて言ったりするわけです。

遠藤さんとの『絡み』は劇団昴での『夏の夜の夢』があります。
『スタア』は共演こそしておりますが、
どちらかというと『絡みがほとんどない』共演でした。

思い出深い『絡み』は昴以外の公演で共演させていただいた
東京 BLOODY FOOL公演『だてうはゆっくりと砂をはむのだ』という作品です。
2007年の作品です。なんとこの時に遠藤さんと兄弟の役をやらせていただいたんです。



見事な凸凹コンビです。



あ、黄色いTシャツきてますね。さすが黄レンジャー。

黄レンジャーの兄貴は今も昔もとっても後輩の面倒見がいいんです。
当時大変お世話になりました。

いまだに私のこともいろいろ気にかけてくださったり、
2007年からこの6年間で増えた沢山の後輩たちにも気を配る大きな先輩です。

そんな遠藤さんと今回久々の『絡み』があります。
そんなに長いシーンではありませんが、毎回新鮮に楽しませていただいてます。



おや、2007年の写真に比べるとお互い色々さらに大きくなっているような…(笑)
お互いカレーの食べ過ぎには注意です。

演技に関しても以前より大きくなった素敵な『絡み』をお見せできるかと思いますよ。
そして畑澤・黒岩コンビ作品には欠かせない
遠藤さんの私以外の出演者との『絡み』にもどうぞご期待下さい!

三輪学

| 稽古場日記::本当のことを言ってください | 17:27 | comments (x) | trackback (x) |
今週末、初日の幕が開きます!
いよいよ、今週末『本当のことを言ってください。』初日の幕が開きます。
劇団昴公演、畑澤聖悟作・黒岩亮演出作品は、今回で四度目となりました。

四作品全てに出演しているキャストをはじめ、常連組のメンバーと初参加のキャストが混ざりあって、新鮮でとても刺激的な世界が生まれています。
(以下、多少ネタバレあり。観劇前に何も知りたくなーい!という方はご注意下さい。)






舞台は、2002年(平成14年)北関東のとある田舎町の食肉加工会社【オリエントミート】
牛肉を中心に、ミートボールやハンバーグ、魚肉ソーセージなど子供から大人まで幅広く親しまれている商品を扱う会社です。

きっと、<ミートくん>と<ボールちゃん>みたいなゆるキャラがスーパーの試食イベントで大活躍するような、町に根ざした会社なんでしょうね。

このお芝居の背景となる2002年は、サッカーの日韓ワールドカップが開催されたり、日本人がノーベル賞のダブル受賞を果たしたり、松井秀喜選手がヤンキースと契約したりと晴れやかなニュースが踊る中、家族同士で起きた陰惨な殺人事件やネット関係の残酷な事件が起こった年でもありました。

中でも、前年のBSE問題が起因した多くの企業の食品偽装事件は、社会的な問題に発展しました。

この年から私たちは、何度テレビの謝罪会見でおじさんの頭頂部ばかり見せられたことでしょう。

このお芝居は、そんな不祥事を起こした会社が謝罪会見に至るまでの企業の内紛を描き、その為に犠牲になったものと得られたもの、正しいものとそうでないものとは?をテーマに「日本の食の安全」といった大問題と真っ向からぶつかった作品です。

『親の顔が見たい』『イノセント・ピープル"原爆をつくった男たちの65年"』に続く、日本人の日本人による日本人が今見ておくべき群像劇シリーズ第3弾です。

いじめ問題加害者の親、原子爆弾開発者、食肉偽装会社一族……。

作家って、ほんと~にすごいですね。
畑澤さんの描く登場人物は、例え罪を犯していても、物凄い苦境に立たされていても、どこか愉快で、ひょうきんで、人の良さがにじみ出てしまっていて憎み切れません。それは、きっと畑澤さんが自然を愛し、人を愛し、人生を愛し、そして、まだ生まれてきていない未来の子供たちへの愛情にも溢れているからなのだと思います。





どうぞ、皆様、お見逃しなく!!

赤坂レッドシアターにて劇団昴一同心よりお待ち申し上げております。

矢島祐果

| 稽古場日記::本当のことを言ってください | 21:52 | comments (x) | trackback (x) |

  
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