第3話 司教ブロフィー
こんにちは、ギャルビン宮本です。

稽古は快調!
演出の原田さんは、フットワークも軽くスピーディーに次々とアイデアを提示しまくり♪

キャスト・スタッフ共に、目をまわしながらも必死について行っている日々です。

さて



駆け出し弁護士修行企画『出演者に尋問!』、
本日召喚するのは この方。



ブロフィー司教役の金尾哲夫さん、出廷してください。



ブログ担当宮島
「先輩、変顔やめてください汗

(サービス精神旺盛な金尾先輩でした。…もとい!)




ギャルビン宮本
「金尾さんは『ラインの監視』に続いての、原田さんとの共同作業ですよね。いかがお感じですか?原田さんの演出は。」

ブロフィー金尾
「僕は、ウマが合うなぁと感じてる。俳優との距離感がとても近い感じ。知識は豊富で深いのに、ムダに難しい物言いをしない…ペダンチックじゃない所が好きだなぁ。
『ライン』と今回の『評決』は全くテイストの違う作品だけど、原田さんへの全幅の信頼に、全く変わりはないよ。ただしっ!台本のセリフをよく変える!
役者としては大変、だけど…変えたあとは確実に、より生き生きしたシーンになるからね。頭の体操だと思ってついて行くしかない。老化防止にいいかもしれない♪(笑)」

ギャルビン宮本
「ですよね~。金尾さんのおっしゃること全部、僕も今、とっても感じながら稽古してます。

(…と、共感してちゃいけないんでした、“尋問”せねば!)

ところで金尾さん、前回共演させていただいた『ヴェニスの商人』でのヴェニス公爵も、今回のブロフィー司教も、登場人物の中で一番「位」の高い人ですよねぇ?『ジュリアス・シーザー』のシーザー皇帝あたりから、ウチで偉い役といえば金尾さん!というイメージが…。なぜでしょう?」

ブロフィー金尾
「なぜだろうね。僕が聞きたい(笑)」

ギャルビン宮本
「やっぱり、ロマンスグレーだからですかね?」

ブロフィー金尾
「確かに髪に白いモノが混じってきた頃からかなぁ。でも同期もみんな、もうだいぶ白くなってきてるし…やっぱり、“持って生まれた品格”じゃない?…なぁんて(笑)
でも身分の高い役にも、それならではの苦労もあってね。ついこのあいだの稽古でも、“決断を下すトップの苦悩”を求められたばかり。
ミッちゃんはどう?偉い役ってやってみたいと思ったりする?」

ギャルビン宮本
「そうですねぇ、たまには先輩に上からモノを言ってみたいというのはあるかも…なにせ『クリスマスキャロル』では、金尾スクルージのもとで長年こき使われましたからね、宮本ボブ・クラチットは(笑)
ま、冗談はさておき、今回は弁護士役なんで、ちょっとは自分にも“風格”や“威厳”があってもいいのかな、と。なにしろ今は、“理想のギャルビン像”を求めて、何もかも取り入れたいというか…。」

ブロフィー金尾
「そうだなぁ…たしかに弁護士らしさを見せたい気持ちもわかるけれど…僕は逆に、“人間としての弱味を見せろ!”って思う。
ギャルビンは、理想を求めて“もがく人”。職種は違えど、ミッちゃんが今、もがいているのと同様にね。そんなミッちゃん(※充さんのこと)なら、いつの間にか自分でも気付かないうちに、本物のギャルビンに近づいているはずだよ。
大丈夫。まだ先は長い、頑張ろうぜ!

ギャルビン宮本
はい!



~~~



有り難い励まし♪

…だけど、

先輩に“尋問”しても、いつの間にか“アドバイスを乞う後輩”になっちゃうんだよなぁ~…。


だいじょぶかしら、この企画。

それにしても、やっぱりロマンスグレーには憧れる!
「すこ~し髪にホワイトいれてみていいですか?」って、原田さんに明日相談してみよっと。。

一流弁護士への道、…迷走中??



~つづく~
| 稽古場日記::評決 | 23:47 | comments (x) | trackback (x) |
第2話 看護婦メアリー
こんにちは、ギャルビン宮本です。
『評決』の稽古も中盤に入り、各シーンを細かく作り始める段階になってきました。
キャストも各々、演出家のアドバイスをもとに自分の役を模索している模様。
僕も負けてはいられません。

というわけで、



ギャルビン役のための弁護士修行の一環、
『出演者に尋問!』第2回目、いってみましょう♪



メアリー・ルーニー看護婦役の高山佳音里さん、出廷してください。



ギャルビン宮本
「かおちゃんとの共演は、『隣で浮気?』『汚れた手』以来だね。コメディ、硬派なサルトルの芝居の後、今回の印象は?」

メアリー高山
充さんがスーツでカッコいいです!!!(ニンマリ笑う)

ギャルビン宮本
「…いや、無理して僕を褒めなくていいから。作品や稽古の印象は?」

メアリー高山
「私も、充さんと同じく、裁判物は舞台では今回が初めてで…吹替えの仕事だと、法廷シーンが出てくるのって結構ありますよね。でも、舞台だとなかなか機会がないですよね。
原田さんの演出は、私は今回で2回目なんですが、台詞の細かい部分にこだわりつつ、ダイナミックなシーンを目指してるバイタリティーがすごいです。特に法廷シーン。この作品の法廷シーンは本当に男の戦い…すごい緊迫感を感じます。私は法律関係の台詞は一切ないので、そこは気楽ですけど(笑)」

ギャルビン宮本
「かおちゃんの役=メアリー・ルーニー看護婦は医療関係者側だもんね。かおちゃんの看護婦役って珍しい気がするけど?」

メアリー高山
「あんまり看護されたくない、とか思ってます?」

ギャルビン宮本
あ、いやいやいや…

メアリー高山
「看護婦は何回か演じたことあるんですよ、これでも。でも今回は産科の看護婦さんで助産師の資格も持っている設定。看護婦の友人にリサーチしたりしてます。
しかも時代設定が40年前なので、今よりも女性の社会的立場が弱かったんじゃないかな、と。」

ギャルビン宮本
「そういえば、かおちゃんはさっき挙げた過去の僕との共演作でも、女性の社会進出を理想とする乱暴な…もとい、強い主婦の役や、過激派組織の女性党員とかを演じたけど、今回もそういう女性の強さ、を考えたりしてる?」

メアリー高山
「メアリーは自分の仕事に誇りを持っている強い女性だと思います。でも、やはり弱者の側であって、それは当時の男性社会の中だから、かもしれません。
職業への愛情や誇りが強いからこそ、追い込まれてしまう…そんなメアリーは重要なキーパーソンでもあるので……あ、えーと、ストーリーに関わるので、これ以降は黙秘します(笑)」

ギャルビン宮本
「そうだねえ…男性社会かぁ。今の日本だって、そういう所はまだまだあるのかも知れないねえ。
僕は大丈夫なのかしら…?」

メアリー高山
「は?」

ギャルビン宮本
「いや、自分で気づかないうちに、男性中心に物事を考えてやしないかと。」

メアリー高山
「いえいえいえ、充さんに限ってそれは無いです!!!『女性にジェントルな充さん』は、昴女優陣の共通認識ですからっ!!!」

ギャルビン宮本
「そう!?ほんとに??よかったぁ~、えへへへ…」

メアリー高山
「じゃ、ジェントルついでに、今度焼き肉奢ってくだ…」

ギャルビン宮本
却下します!

ブログ担当宮島
記録します



~~~~~



“尋問”というには今回も程遠いけれど、

ギャルビンが『女性の為に行動する弁護士』だということを、改めて再認識できた!

…かも。


よしっ!一流弁護士への道を、一歩進んだことにしとこっと。。



~つづく~
| 稽古場日記::評決 | 12:50 | comments (x) | trackback (x) |
第1話 産科医タウラー
昴ブログをご愛読の皆様、
たいへんお待たせ致しました、

『評決~The Verdict~』
主人公フランク・ギャルビン弁護士役の宮本です。

舞台で“弁護士”を演じるのは僕自身初めてのことで、
稽古場では 慣れない法律用語や弁論術に四苦八苦の日々。

それを習得するには、普段から弁護士らしい思考と行動を 実践しながら学ぶ必要がある…


…というわけで前置きが長くなりましたが、



今回の『評決』ブログでは、私、駆け出し弁護士ギャルビン宮本が、
出演者一人一人を“尋問する”という形式で紹介していこうと思います。


では さっそく一人目を召喚しましょう。
タウラー医師役=永井誠くん、出廷してください。



ギャルビン宮本
「永井くんとは『ヴェニスの商人』以来の共演ですね。
あの作品も一種の法廷劇でしたが、今回の『評決』にはどんな思いがありますか?」


タウラー永井
「確かに『ヴェニス』にも法廷シーンはありましたけど、それ以前に“シェイクスピア劇、古典劇”という感じが。一方、今回の『評決』は、アメリカの現代劇。ちょっとは想像しやすいと言うか身近な気がするというか…。

何より「映画(1982年)が有名」というのが頭にあって。…って、公開当時まだ子供でしたから観ていませんでしたけど。
宮本さんは学生時代ですよね、好きな映画だったそうで。

実は、今年の秋公演が『評決』と発表され、すぐ原作小説を一気読みして……「主人公のギャルビンは、宮本さんだよなぁ」と思ったんです。年齢や風貌からではなく、俳優としてのキャリアからでもなく、ただただ“性格”から。
“正義感が強く”、“程良く遊び好き”、そして何より“ロマンチスト=理想家”。。ギャルビンそのものだなぁ、と。
劇団内でも異論は無いと思いますよ、ことに“程良く遊び好き”に関しては(笑)

“正義感が強い、理想家”…これについては、僕のよく知るところですが…、あんまり言うと 先輩を持ち上げてるみたいなので割愛します。
一言だけ宮本さんファンの皆様に申すとすれば、「甘い笑顔のヤサ男、だけでは決してないゾ」ってことです。

そんな宮本さんが果たしてギャルビン役に決まり、幸運にも僕も役を得て、改めてキャストを見渡すと…
宮本ギャルビンを支えるが如く、諸先輩方が適所で囲んでいる。。
後輩の僕は、支える力は無いまでも、宮本さんのギャルビンを“信じてぶつかる”ことは、誰にも増して出来る気がしているんです。胸を借りてぶつかりますよ!

自分の役=タウラー医師に関しては、これはもうね、『ブラック・ジャック』から得た知識を活かす時がついに来たな、と(笑)
手塚治虫の熱烈なファンとして同じ穴のムジナの宮本さんには、僕の昂る思い(※昴ではない)をお分かりいただけるでしょう。

作品全体の魅力や、僕個人は久々にお世話なる原田さんの演出の見どころ等についても、まだまだ語りたいところですが……長くなりますのでこのくらいで。。


ギャルビン宮本
「…いや、もう充分長いよ、永井。でもありがとう、僕の演じるギャルビンに期待を寄せてくれて。
お互いぶつかり合って、良い芝居にしよう!

ところで…

前々から、機会があれば
一度君に、じっくり聞きたいと思ってたんだけどさぁ…

永井って、

なんで未だに独り者なの??」


タウラー永井
……………黙秘します。



~~~~~



ウ~ム、
人は自分の喋りたいことについてはいくらでも喋るけど、都合の悪いことには黙る…と。


“尋問”って、意外と難しいなぁ…

一流弁護士への道、遥かなり。。


~つづく~
| 稽古場日記::評決 | 00:57 | comments (x) | trackback (x) |
前売り開始
劇団昴公演『評決 The Verdict』、チケット前売りが始まりました。
連日、沢山のご予約をいただき、本当に有難うございます!

おかげさまで…

12/1(土) 14時
12/1(土) 19時
12/2(日) 14時


以上、3つの回が完売致しました。

その他の回も、徐々に残席が少なくなって来ております。
チケットのご予約は、どうぞお早めにお願い致します。



ここで、私事で大変恐縮なのですが…

今回のblog担当、ワタクシ宮島は、目下、外部出演の音楽劇『ヴェニスの商人』
本番を間近に控えておりまして、blogの更新が滞っておりますことをお詫び致します。

16世紀イタリア法廷劇が終わり次第、こちら、20世紀アメリカ法廷劇
戻って参ります。blogの更新は、もう少々お待ち下さいませ。


と、言うわけで、次回予告!



どうぞお楽しみに!!
| 稽古場日記::評決 | 00:39 | comments (x) | trackback (x) |
評決、始動!
劇団昴公演『評決 The Verdict』の稽古が始まりました。

本公演としては暫くぶりの、出演者・総勢20名という大所帯。
演出家の原田一樹さんを船頭に、スタッフの方々も加え、
これからの二ヶ月弱、苦楽を共にしていきます。


顔合わせの後、さっそく台本の読み合わせをしました。

が、稽古中の写真は撮れなかったので…


稽古後に行われた、稽古初日乾杯の風景をば。


「乾杯!」


チケットの前売り開始は、10月17日(水)です。

チケットコール(平日10:00~18:00)
03-6907-8415

WEB予約(Corich コリッチ)
https://ticket.corich.jp/apply/95400/

ご予約お待ちしております!
| 稽古場日記::評決 | 23:16 | comments (x) | trackback (x) |

  
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