2022,03,16, Wednesday
大学を卒業した後、私は某劇団のミュージカルに何作か出演させていただきました。とは言え、全て名もなき役、その他大勢の一人でした。それなりに一生懸命やってはいたのですが、責任感という意味では希薄だったかもしれません。
ある時、お手紙をいただきました。そこには、その他大勢の一人一人についての感想が細かく書かれていました。メインの役だけでなく、隅々までご覧になっているお客様がいる!私は驚き、その時初めて責任感というものが芽生え、気を引き締めました。
私はよく、芝居はサッカーに似ているなと、思います。今回『一枚のハガキ』での私の役は、点を取りに行くFW(フォワード)の役割かもしれません。しかし、サッカーはFWだけでは試合はできません。
様々なポジションがあって、初めて試合(公演)ができるのです。そして、なによりご覧になってくださるお客様がいて、最高の試合ができるのです。
コロナ禍において、様々なイベントや催しで無観客というものを経験しました。演劇界にいる私たちもお客様の大切さを痛感しました。本当に感謝しております。
ベテランから若手までのアンサンブルを、是非お楽しみください!
松山啓太 役 中西陽介
満を辞して、本日初日を迎えることができました!!!
そしてキャストによるブログリレーはこちらで最後になります。
ですが、本番中も少しでも皆様に楽しんでいただける様更新していく予定ですので、引き続きチェックしてくださると嬉しいです∩^ω^∩
by上林•夏目
皆様のお越しをお待ちしております!!
ある時、お手紙をいただきました。そこには、その他大勢の一人一人についての感想が細かく書かれていました。メインの役だけでなく、隅々までご覧になっているお客様がいる!私は驚き、その時初めて責任感というものが芽生え、気を引き締めました。
私はよく、芝居はサッカーに似ているなと、思います。今回『一枚のハガキ』での私の役は、点を取りに行くFW(フォワード)の役割かもしれません。しかし、サッカーはFWだけでは試合はできません。
様々なポジションがあって、初めて試合(公演)ができるのです。そして、なによりご覧になってくださるお客様がいて、最高の試合ができるのです。
コロナ禍において、様々なイベントや催しで無観客というものを経験しました。演劇界にいる私たちもお客様の大切さを痛感しました。本当に感謝しております。
ベテランから若手までのアンサンブルを、是非お楽しみください!
松山啓太 役 中西陽介
満を辞して、本日初日を迎えることができました!!!
そしてキャストによるブログリレーはこちらで最後になります。
ですが、本番中も少しでも皆様に楽しんでいただける様更新していく予定ですので、引き続きチェックしてくださると嬉しいです∩^ω^∩
by上林•夏目
皆様のお越しをお待ちしております!!
| 稽古場日記::一枚のハガキ | 22:33 | comments (x) | trackback (x) |
2022,03,16, Wednesday
森川友子を演じます、服部幸子です。
ハガキって、出す方も受け取る方も、ちょっとドキドキしませんか?だって人に見られるんですから…(笑)。
第三者も見るハガキだから、節度ある言葉で自分の気持ちを伝える。相手との距離を量りながら文字をしたためる。絵が得意なら限られたスペースに構図を工夫して描く…手間がかかるだけにいただくと嬉しいですね。
若かりし頃、片想いの人にハガキを出しました。何にかこつけて出したのかは忘れましたが。恋愛感情なんて伝えられないけど、せめてあなたを尊敬してますよ、ファンなんですよってわかってもらいたい。人の目に触れるハガキで出しているんだから、やましいことはないのよ、これは…なんてね(笑)。自分の秘めた想いを、まるで暗号かなにかのように受け取ってもらいたかったのでしょう。センス良く見えるような絵葉書を必死で選んだりして…。投函してからも、相手はどんな顔をして私のハガキを受け取るのか、想像するだけでソワソワしたものです。
今は、友人知人、家族間でも、もっぱらSNSで気軽にメッセージのやり取りをしています。しまった!と思ったら「送信取消」もできるし、スタンプも便利ですしね。なかなかハガキの出番がないのですよ…
さあ、「一枚のハガキ」の初日が迫ってまいりました!
招集された夫のもとへ、厳しい検閲をパスして届いた妻からの「一枚のハガキ」。
この舞台で、何度も語られますよ…どうぞお楽しみに♪
誰よりも早く稽古場に入り、念入りに準備や確認などをされていた服部さんo(^▽^)o
役について、時代について等、演出の北村総一朗さんとも何度もお話をされていたお姿はとても印象的でした!
あるものを作成中の服部さんを撮影。
とてもとても大切なものです!
どうぞ劇場でご確認くださいませ✨
by上林•夏目
ハガキって、出す方も受け取る方も、ちょっとドキドキしませんか?だって人に見られるんですから…(笑)。
第三者も見るハガキだから、節度ある言葉で自分の気持ちを伝える。相手との距離を量りながら文字をしたためる。絵が得意なら限られたスペースに構図を工夫して描く…手間がかかるだけにいただくと嬉しいですね。
若かりし頃、片想いの人にハガキを出しました。何にかこつけて出したのかは忘れましたが。恋愛感情なんて伝えられないけど、せめてあなたを尊敬してますよ、ファンなんですよってわかってもらいたい。人の目に触れるハガキで出しているんだから、やましいことはないのよ、これは…なんてね(笑)。自分の秘めた想いを、まるで暗号かなにかのように受け取ってもらいたかったのでしょう。センス良く見えるような絵葉書を必死で選んだりして…。投函してからも、相手はどんな顔をして私のハガキを受け取るのか、想像するだけでソワソワしたものです。
今は、友人知人、家族間でも、もっぱらSNSで気軽にメッセージのやり取りをしています。しまった!と思ったら「送信取消」もできるし、スタンプも便利ですしね。なかなかハガキの出番がないのですよ…
さあ、「一枚のハガキ」の初日が迫ってまいりました!
招集された夫のもとへ、厳しい検閲をパスして届いた妻からの「一枚のハガキ」。
この舞台で、何度も語られますよ…どうぞお楽しみに♪
誰よりも早く稽古場に入り、念入りに準備や確認などをされていた服部さんo(^▽^)o
役について、時代について等、演出の北村総一朗さんとも何度もお話をされていたお姿はとても印象的でした!
あるものを作成中の服部さんを撮影。
とてもとても大切なものです!
どうぞ劇場でご確認くださいませ✨
by上林•夏目
| 稽古場日記::一枚のハガキ | 09:00 | comments (x) | trackback (x) |
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