2020,09,20, Sunday
『アルジャーノンに花束を』九州巡演が下関での4ステージからスタートいたしました。
各公演、終演後は大きな温かい拍手をいただき、初日の終演後は出演者にも熱くこみ上げるものがありました。
拍手の中感じたことは、市民劇場の会員の皆様も、共に演劇を作り上げることの喜びを、あらためて感じていらっしゃるんだろうなということです。
私たち劇団も、コロナ禍で例会を行うため、いくつもの対策をたて、実行し、今までの巡演とは大きく違うものになっています。
各地の市民劇場・演劇鑑賞会の皆様も大変な準備をなさった上での例会であることは、想像に余りあります。
双方の思いが実を結んだ瞬間、それがあの拍手だったように思います。
自粛要請が出た当時、演劇は「生きていくために必要不可欠なものではない」との声がいくつも上がりました。
生活というものをミクロで考えたとき、それは間違ってはいないことかもしれません。
ですが、いくつかの例会を終えて、不可欠ではないが、必要なものであることには違いないと確信しました。
長い巡演になりますが、最後まで会員の皆様と共に、よりよい舞台を作り上げられるよう、最高の準備をしていこうと思っております。
よろしくお願いいたします!
下関市民劇場 カーテンコール
三輪学
続き▽
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