テクリハ終了
三日間かけてテクリハ終了しました。
照明や音響が入るのを確認しながらという事もあるのか、ところどころでこれまで一度も忘れなかったセリフが出なかったり間違えたり・・恐ろしや!でもテクリハでやっといてよかった、と言い合う私達なのでした。

さて今日の役者紹介は、物語の発端の兄弟!
アガメムノン王役の石田博英さんと、その弟メネラオスの宮島岳史君です。

まずは石田さんから。



★行きたい国=スコットランドのスカイ島。過去にも行った事のある土地ではあるが。スカイ島の緯度からすると北に位置する土地柄でメキシコ湾暖流の影響か温暖で海も静かな水面を漂わせ、私の生まれ故郷の瀬戸内を想わせるからです。日本画家・東山魁夷の手記には「静かな内海は表面には見えない複雑な地形を孕み船乗りには気の抜けないもの・・」とか。 

スコットランドの島が瀬戸内を想わせる!面白いですね!
そして東山魁夷の手記なんて読まれるんですね。
何を隠そう石田さんは美大出身なのです!今回の美術にも携わって下さってます。
これまでの公演にも何度も協力していらっしゃるんですよ。
ちなみに油絵科だったそうです。
そのまま行ってたら画家だったんですね。・・似合う。

 ★ストレス解消法=健全な肉体に健全な魂が宿る」と言う事で俳優を志し始めた学生時代から欠かさないジムでのトレーニング!!。

そう、石田さんは甘いものもお酒もお好きなのに、常に鍛えられた肉体を維持されています。
軍人の役や、今回のように男達が戦う時代の話はある程度鍛えられた肉体、必要ですよね。

石田さんは私の一期先輩です。
前回共演したのは「怒りの葡萄」。その時は恋人同士(といってもわずかな期間、私は遊ばれて終わるのですが)だったのに、今回は親子です。舞台って・・こわい。
非常に無口で、眼光鋭く、顔の作りに迫力があるので、怖そう?気難しそうに見られる事が多いようなのですが、基本穏やかで寛容、ユーモアのある人です。
漏れ聞こえたところによると、私は石田家で「るみ坊主」と呼ばれていたらしい・・なんかネーミングが、孫に対するおじいちゃんみたいですね・・


さて、次は諸悪の根源・メネラオス役の宮島くん。
あなたがヘレネに執着しなければ、みんな平和だったんだぞ!(私は女なので、去ったヘレネが悪いと思わず、去った女に執着する方が悪いと考えるのです)



色んな写真があったのですが、あえてのこれ。
「キシシ!」って笑い声が聞こえてきそうです。

「行ってみたい国は?」

スコットランド、中でもアイラ島です。
本当はグリークスが終わったら行く予定でしたが、事務所から外部公演の出演依頼をいただきまして、延期しました。
世には「フィンラガン」という謎のウイスキーがありまして、その名の元となった遺跡を見てみたいのです。


ミヤジは、スコッチウイスキーが大好きなのです。よく高そうなやつを飲んでるのをSNSで見かけます。


「ストレス解消法は?」

1980年代後半から90年代の音楽を、聴きまくることが多いです。


でた!懐メロ好き!

青春時代の音楽を偏愛するのは圧倒的に男性が多いのは私の偏見でしょうか(笑)

ミヤジはとにかくまず見た目が武器!いいですよね、あのひょろ長く、何を考えてるのか読めない感じの飄々とした顔。

そんな個性が買われてか、最近は映像のお仕事でも大活躍です。

香取慎吾君と一緒のコマーシャルに出てた時は、田舎の親類の気分になりましたね。


もちろん見た目だけではなく、しっかりした喋りとコメディセンスも武器です。

今回の「ヘレネ」ではそのセンスが遺憾なく発揮されるはずですが、個人的には一部「アウリスのイピゲネイア」での、ヘタレなくせに自己主張の強いダメっぷりも好みです。


この兄弟が対立し、全てが始まるのが第一部の一本目「アウリスのイピゲネイア」です。

ちなみにこの二人、大きい。

兵士で出てくる人たちも大きい。

ちびっ子としては、一緒に出ていると自分がますます小さく見えるのが悩ましいところです。


落合るみ
| 稽古場日記::ザ・サード・ステージ『グリークス』 | 23:21 | comments (0) | trackback (x) |
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