一年振りの立ち稽古
昨日は、23場あるシーンから冒頭のシーンとダンスシーンをピックアップして新たなキャストを中心に立ち稽古に入りました。

街のシーンやパーティーのシーンは、人がとにかく沢山登場するので、一人の動きが少しでも変わると、それに連動して、ほぼ全員の動きに影響が出ます。

何度も何度も繰り返して同じシーンを稽古する事で、自然に素敵な交流が生まれ、シーンがただの振り付けられた動きではなく、生きた動きになっていきます。

ここがやはりアンサンブルのお芝居の醍醐味ですね!

名もない登場人物たちにケイトだ、ジェーンだとイギリス的な名前をつけ、出てはこない家族をつくり、職業を決め、一人一人、一本お芝居が創れる位のドラマをふくらませて各々登場してきます。

キャロルを今年初めてご覧になる方も、ヘビーリピーターの方も、そのあたりも是非、注目して下さい。

台本には書かれていないこと、耳を澄ませばた〜くさん喋ってます。

*昨日もそんな訳で、群衆シーンの連続で写真を撮る間もなく。
結局、稽古終了後、旅用のボテとピアノに囲まれて自主猛練習するこの三人を。

左から、大島大次郎君、奥田隆仁君、三輪学君。

| 稽古場日記::クリスマス・キャロル | 11:06 | comments (x) | trackback (x) |

  
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