劇団昴、舞台『クリスマスキャロル』と10年ぶりの再会。
この第7次キャロルで、
現在の聖霊他4役を務めさせていただきます米倉紀之子(きしこ)です。
ベテランの敬愛する4人の先輩方、
私を含めた中堅連、そして若手・新人達。皆で1つの作品に向かって挑戦の日々です。
クリスマスキャロルには嬉しいことに子役ちゃんがいらっしゃいます。
今回の子役ちゃん、お名前は張适(ちょうし)君。
小学校4年生10歳、靴のサイズ21、5センチ。(私の靴サイズと2センチしか違いません!きっとこれから大きくなるぞー!)
目がくりっとしていて可愛らしいかぎりです。
いつもお母様と一緒に元気に稽古場に来ています。
お母様は稽古中も愛情たっぷりの視線で張适君の演技を見つめていらっしゃいます。
ある日休憩中のお二人を覗いた時、なんとも美味しそうな愛溢れるお弁当を発見!
今度撮らせてください!とお願いして、後日写真に収めたのがこの1枚。



なんといっても、食には母から子への愛を一番に感じますよねー。
お母様いわく、幼稚園時代から張适君へのお弁当作り毎日頑張ってらしたそうです。母ってやっぱり最高!
今回の作品クリスマスキャロルに登場するクラチット家での張适君の役は、ティム。そのお父さんお母さんは、
田徳君と市川さん。
クラチット家スリーショットです。
本番に向けますます家族になってゆくことでしょう。
張适君はなんと全部で4役!私と一緒だ〜!



私は第4次キャロル(4年間)に出演した経験があるのですが、当時もやはり子役ちゃんやそのお母様方と仲良くさせていただいた思い出があり、今も懐かしく思い起こします。例えば旅公演で勉強を教えてあげたりとか、、、
あれから時は過ぎ、子役だった男の子が今や舞台役者を生業とし、今年3月に私が外部出演した舞台(ちなみに私は宇野千代役)を観劇してくれました。いや〜、嬉しかったなー。

今回米倉が務めさせていただきます現在の聖霊は、これまでまさに現在の聖霊にふさわしい男性の先輩方が歴代演じてこられました。
私なんぞには重荷すぎて、その重さに押し潰されそうになる毎日ですが、ベストを尽くしてまいりたいと思います。

まだ昴の研究生だった頃、お客様に混じってクリスマスキャロルの本番を観た帰り道。
劇場を出たお客様方の後ろを歩いていると、コートの肩あたりから湯気が出ているような幸福感がどのお客様の後ろ姿にも感じられて、
これがクリスマスキャロルという作品なんだなぁ、と思った記憶があります。
一歩でもクリスマスキャロルに近づけるよう、新生キャロル、チーム一丸となって頑張ってまいりたいと思います。
是非、座・高円寺にお越しいただけますよう心よりお待ちしております。



米倉 紀之子
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 08:41 | comments (x) | trackback (x) |

  
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