想い出に残るスクルージ
昴の「クリスマス・キャロル」の歴史の中で、今回のスクルージは七代目だそうです。
色々なスクルージを覚えていますが、今でも強烈な印象が残って忘れられないのが、初代スクルージの内田稔さんの墓場のシーン、スクルージが墓石に自分の名前を見つけた時の鬼気迫る演技…
そして翌クリスマスの朝の目覚めのシーンの西本裕行さんの演技…喜びと解放感と感謝、そして自分が宇宙の一部である事を悟ったかのような一体感。まさに崇高な一瞬とでも言えるものを見せてもらいました。
このお二人の先輩、共に今や鬼籍の人…どこか遠い空の上から今回のキャロルも観ていてくれるのでしょうか?二人で苦笑しながら?
どうか、これからも我々苦笑、いや不肖の後輩達をお見守りくださいませ!メリークリスマス!

伊藤和晃
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 10:33 | comments (x) | trackback (x) |

  
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