2023,09,29, Friday
こんにちは。
本日の担当はブログ初めましての準劇団員、洗濯女1・女1役の山田梅(やまだうめ)でございます。
よろしくお願いいたします。
さてさて、劇団昴ザ・サード・ステージ『イェルマ』、本番まで2週間を切りました!
わ〜〜〜〜!!!
早すぎて焦る気持ちと、早くお客様にお見せしたいわくわくで、心がてんやわんやです。
過ごしやすい気温になってきた世の中に逆らって、稽古場は日々熱を増しております。
『イェルマ』は1930年代のスペインが舞台なのですが、さすが情熱の国スペインのお話なだけあって、登場人物たちの熱量が並じゃないです。
なんでしょう。なんというか、現代とは濃さが違う感じ。濃密。渦巻いてます。
つるつるさらさらではなくて、ざらざらどろどろなイメージ。
においがある感じです。土とか水とか人とか。
世間だとか固定観念だとか家だとか、なにかに縛られながら、でも力強く生きる女性たちは、人間らしい生命力に溢れていて面白いです。
やっぱり人は綺麗なものだけじゃ出来てなくて、そこが面白いなぁと。
それぞれ役づくりに励む役者たちですが、稽古の初めの頃に演出の金澤さんが仰った言葉がとても印象的でした。
「役づくりに迷ったら、より負荷のかかる方を選びましょう」
われわれ現代人がロルカの世界にたどり着くためには、普段のままの感覚では難しく、闘っていかなければなりません。
稽古場ではみんな試行錯誤の毎日です。
苦しい場面にたくさんのものを抱えて果敢に挑んでいらっしゃるイェルマ役の市川奈央子さんをはじめ、みんなの闘っているお芝居を見ているとぎゅっと鷲掴みにされます。いや、もう、ほんとに観ていただきたい!
妻イェルマと夫フアンがどんな結論にいたるのか、ぜひ劇場でヒリヒリしながら見届けてください。
私もより面白いものをお届け出来ますよう、まだまだまだまだ挑みます。
以上、山田梅でした。
本日の担当はブログ初めましての準劇団員、洗濯女1・女1役の山田梅(やまだうめ)でございます。
よろしくお願いいたします。
さてさて、劇団昴ザ・サード・ステージ『イェルマ』、本番まで2週間を切りました!
わ〜〜〜〜!!!
早すぎて焦る気持ちと、早くお客様にお見せしたいわくわくで、心がてんやわんやです。
過ごしやすい気温になってきた世の中に逆らって、稽古場は日々熱を増しております。
『イェルマ』は1930年代のスペインが舞台なのですが、さすが情熱の国スペインのお話なだけあって、登場人物たちの熱量が並じゃないです。
なんでしょう。なんというか、現代とは濃さが違う感じ。濃密。渦巻いてます。
つるつるさらさらではなくて、ざらざらどろどろなイメージ。
においがある感じです。土とか水とか人とか。
世間だとか固定観念だとか家だとか、なにかに縛られながら、でも力強く生きる女性たちは、人間らしい生命力に溢れていて面白いです。
やっぱり人は綺麗なものだけじゃ出来てなくて、そこが面白いなぁと。
それぞれ役づくりに励む役者たちですが、稽古の初めの頃に演出の金澤さんが仰った言葉がとても印象的でした。
「役づくりに迷ったら、より負荷のかかる方を選びましょう」
われわれ現代人がロルカの世界にたどり着くためには、普段のままの感覚では難しく、闘っていかなければなりません。
稽古場ではみんな試行錯誤の毎日です。
苦しい場面にたくさんのものを抱えて果敢に挑んでいらっしゃるイェルマ役の市川奈央子さんをはじめ、みんなの闘っているお芝居を見ているとぎゅっと鷲掴みにされます。いや、もう、ほんとに観ていただきたい!
妻イェルマと夫フアンがどんな結論にいたるのか、ぜひ劇場でヒリヒリしながら見届けてください。
私もより面白いものをお届け出来ますよう、まだまだまだまだ挑みます。
以上、山田梅でした。
| 稽古場日記::ザ・サード・ステージ『イェルマ』 | 10:58 | comments (x) | trackback (x) |
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