公演前
過去のクリスマスの精霊 役(進行役)の林佳代子です。
高円寺の楽屋では、後輩3人が一緒のお部屋です。



今回のお芝居では、私以外は、みんな素敵なドレスを着ます。楽屋では皆さん、早替え等で時間にゆとりが無い中のお着替えなので、バタバタと、とても淑女とは思えぬ動きですが、舞台に上がると変身するのです。

歌の発声練習が始まる少し前の時間です。



今回は衣装担当の関泰子さん他、若手がすっかりスチームをかけてくれて、出番を待っている衣装達、その一部です。



これは、楽屋のモニターですが、まるで絵画のようです。丁度誰もいない舞台が映し出されています。

楽屋前の通路で発声を済ませたら、舞台に上がって皆んなで歌やダンスのチェックをします。私は、客席から傍観してパチリ。





背後からもパチリ



スクルージ宮本充画伯デザインのティム坊やのTシャツを着てリハーサル中の、ティム役の竹原優支君(中央)。





とても、いい笑顔で歌っているのは、今年から加わってくれた、江崎泰介君です。

彼は舞台上でワイン屋さんになるのですが、その衣装のこだわりがコレ!



で!お帽子!



わかりますか?
衣装さんのこだわりですね、ブドウとコルクの蓋が付いています。かわいいーー!
なかなか客席からでは、わからないところに、こだわりがあります!

さて、こだわりといえば、過去のクリスマスの精霊の、マジカルスティック…?



過去のクリスマスの精霊が、ハートの付いた棒を持っているのですが…。これ、実はムチなんです。馬を駆る時に使う本物。スクルージをペンペン叱咤激励するイメージで、演出家の許可をいただき私が選択した小道具です。衣装が白系なので、白くて先にハートが付いているのがいいなと呟きましたら、劇団員のイケメン(風)俳優、加藤和将君がとても器用で、希望通りの大きさと質感に仕込んでくれました。さらに衣装の仲村祐妃子さんが、石膏(風)のペイントを塗ってくださり、今年はスワロフスキー(風)が取れない様に施されています。ムチなのでもちろん、しなるんですよ。両手で持っている時に緊張すると力が入り、湾曲してます(笑)。



「私があなたの心に触れれば…!」
さぁ!今日も良いお芝居になる様、全力を尽くします!!
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 23:27 | comments (x) | trackback (x) |

  
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