【フツーの生活~長崎編~】「泥臭く地道に」
皆様こんにちは!
北山重義役の町田大征(まちだ ひろゆき)です。
只今、稽古も佳境を迎えております!
本番一週間前になると、詰める所をより詰めて、削ぎ落とす事も考えながら稽古しております!

今回のブログは、“役作り”についてお話ししようと思います。
僕が演じる「北山重義」という人物は、お調子者でよく喋る喋る(笑)。
人の話に首突っ込んで喧嘩したり、そんな事言っていいのか?っていう事まで言って看護婦に叱られたり。
ただ、どんな時でも生きる希望を忘れない、人間力に溢れた人物です!

最初に、僕は北山が生きた時代を探っていきました!
終戦間際の日本の情勢や長崎の雰囲気など、ネットや図書館で調べたり、座組の皆様が持ち寄って下さった、小説、詩集、写真、DVDなど、様々な資料が沢山!!(感涙)



役の北山と私は、似てると言われる事が多いのですが(自覚なし!笑)
心とセリフを重ねるのは容易ではありません。空想上の人物ですから。
ですが、『何か』を一つ一つ積み上げていく内に、役と自分の心が自然と重なって行きます。

この『何か』を発見するのに大変苦労します。
それはセリフの中・自分の立ち位置・相手との関係性・またはバックボーン・小道具・髪型・衣装・食事、と膨大な情報から、与えられた役に少しでも肉体的にも精神的にも近づけるように、我々役者は藁にもすがる思いで、この『何か』を泥臭く泥臭く、地道にコツコツと積み上げていきます。

また、まったく違った方向からもポツンと見つかったりします!
今回の舞台のジャンルと関係ない、恋愛ドラマの主人公が北山と重なる部分が多く、「こんな所からも役のヒントが得られるんだ」と、発見がありました。何事も勉強ですね(笑)

演出のチェックを自分で消化できない所は、先輩や後輩に頼ることも!
今回はセリフのチェックを先輩に頼りまくりました!
どんな舞台もですが、支えて下さるスタッフや舞台ができる環境に感謝しながら臨みたいと思います!



芝居中ずっとベッドにいる四銃士
| 稽古場日記 | 14:08 | comments (x) | trackback (x) |

  
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