「親の顔が見たい」九州編 飯塚(1) 宮本充
 長谷部亮平役の宮本充です!
今、福岡県の飯塚市にお邪魔しています。
今日は、飯塚市民劇場の例会の1日目。
舞台の前に、僕の妻役であり演劇学校時代の同期である林佳代子と二人で、ある場所に行って来ました。



 先日の宮崎市民劇場の例会の日。
舞台の後に開かれた交流会で、運営サークルの方が仰いました。
「飯塚に行ったら、是非、嘉穂(かほ)劇場を見に行って下さい」

昭和6年に建てられた、レトロな雰囲気がたっぷりの劇場です。
当時は、炭鉱で働いていた人達で、大変賑わったそうです。
今は、芝居が打たれていない時には一般開放され、入場料を払えば、誰でも中を見ることができます。
升席、桟敷席、二階席もあり、収容人数はなんと1200人。
花道もあり、人力で回す大きな廻り舞台もあります。
奈落(舞台の下)に下りると、その構造がよく分かり、二人でワアワアいいながら、1時間ほど過ごしました。
資料室には、過去の上演記録があり、杉村春子さんの舞台写真も。

「いつか、ここでやりたいね」と林佳代子。
せっかくだから、記念に、花道で「親の顔が見たい」の一場面を。



舞台をご覧いただいた方は、どの場面かお分りでしょう。

嘉穂劇場を後にして、例会会場へ。
会員の皆さんが作って下さったお通しを頂き、(ごちそうさまでした!)そして21回目の舞台をつとめました。
今日は、九演連巡演、全42ステージの、ちょうど半分です。
祝・中日!
ほとんどのメンバーにとって、今回の42ステージの巡演は未経験の長丁場。
でも、気がつくと、もう折り返し地点!
市民劇場の皆さんに支えられ、ここまで来ることが出来ました。
感謝の気持ちを胸に、明日からも頑張ります!


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