個性
みなさま、こんにちは!
昴の中では大きい身体を武器にしてます矢﨑和哉です!笑

前の記事で笹井くんが触れてましたが多くの役を演じます。
その中に私のこの身体を象徴するかのような役名があります。
「太めの紳士2」
これは完全に僕ですね、紛れもなく僕です。
稽古場でも本名や愛称よりは役名で呼ばれることが多いです。
ただ、演出の園子さんに呼ばれるとき「太った紳士は……」と言われます。

いいんです私は事実ですから!
でも、2ということは1がいるんです。
それは誰なんでしょうか?
僕からしたらこの1の方は“太め“というよりは“良い体格をした“という言葉が合うのでは…
是非とも観に来て確認してください!

そして、今回は『クリスマス・キャロル』。キャロル[Carol]の意味としては賛美歌や祝歌です。
つまり歌があります!
私事ですが今年の頭にフォーリーズさんの旅公演で歌ったりしてましたので、今年は“歌に始まり歌に終わる“そんな一年になりそうです。



以前も少し登場しました歌唱指導の片桐さん(写真左)にビシバシと稽古をしてもらい立ち稽古の動きも合わせてさらに磨きあげております。

さらに、このあとダンスがついてきます。
あのスズキ拓朗さんが!!
…本格的なことはこれからなので、このあとのどなたかにリポートして頂けるかな?

続報をお待ち下さいませ!

矢﨑和哉
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 21:42 | comments (x) | trackback (x) |
復活!クリスマス・キャロル
こんにちは!
過去のクリスマスの聖霊と、葬儀屋と、鳥屋と、パーティーの客役の笹井達規です。
ん、役が多いな?と思った貴方!
今回は多くの役者が、色々な人物として、様々なシーンに出ているので、みんな役が多いんです。
つまり、1人の役者が色々な人物を演じ分けるのも「クリスマス・キャロル」の見所の一つなんですよ!
役者としては、色々な衣装が楽しめる〜!!
実は、昴で、男性として「過去のクリスマスの聖霊」を演じるのは、僕が初めてみたいです!どんな衣装なのかな〜。衣装案を見た限りでは、「!?」。お楽しみに!
唯一、主役スクルージ役の宮本さんは、最初から、最後まで登場するので一役ですが…なんだか舞台上で着替えていたような…どんな衣装なんだろう?可愛かったような…?…帽子?ナイトキャップ?お楽しみに!

さてさて、僕が「クリスマス・キャロル」に初めて関わったのは、2016年の音楽朗読劇でのキャロル。右も左も分からない、入団1年目でした。その時は、少年という、オリジナルの役!いや〜大変だったなー…!先輩方に色々アドバイスを頂きまして、今の僕がいるわけです!
その時の演出も今回と同じく河田園子さん!
そして音楽の上田さん、照明の古宮さん、音響の藤平さんも今回ご一緒!そして昴の制作の村上さん!
そして共演者では、現在のクリスマスの聖霊、他役の米倉さん、フレッド、他役の加賀谷さんと、また今回ご一緒させて頂きます!
他役って何だか慣れないな…どれも大事な役なのに…便宜上失礼!

朗読劇は2年間続きましたが、無くなってしまってからは、クリスマスが近付いても、何だか気分が盛り上がらない!心にぽっかり穴が空いたような〜
そうです!僕はいつの間にか、キャロルの世界の虜になっていたのですー…
そ・れ・が!
遂に復活です!劇団昴の「クリスマス・キャロル」!
稽古途中ですが!詳しい事はお伝えできないですが!凄いことなりそうですよ!
稽古はまだまだ続きますので、これから作品に、より磨きが掛かっていく事でしょう!
僕もがんばります!
皆さま、お楽しみに!!!
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 22:55 | comments (x) | trackback (x) |
「クリスマスといえば…」
はじめまして!
準劇団員の上林未菜美です。

同期の洲本から引き継ぎ、今回のブログを綴っていきたいと思います。

昴に入り今年で2年目。
この度、劇団の本公演というものに初めて出演いたします!
12月に「クリスマス・キャロル」という、季節にピッタリな作品に参加出来ること、とても嬉しく思います。


さて、クリスマスというと、キラキラとしたイルミネーションが街をいろどり、ツリーが飾られ…という印象があるのではないでしょうか?


本公演もクリスマスならではの賑やかなシーンが多くあります。

そんな賑やかなシーンに欠かせないのが、クリスマスソングです!

タイトルにある「キャロル」はキリストの生誕を祝う喜びに満ちた歌という意味を持ちます。

人々がそれぞれの気持ちを持って、さまざまな歌を歌います。
聴いたことのある歌もあるかもしれません。

ということで、お芝居の稽古が進む中、歌稽古も進んでおります!

歌の雰囲気、歌詞に込められた想い、役の心情などなど…
ご指導頂きながら稽古に励んでおります。

公演を観た帰り道に、つい口ずさみたくなるような歌をお届け出来たらと思います!


写真は、先輩の市川さん矢﨑さんと一緒に歌稽古しているところです。


チケットの予約も始まります。
皆様のご来場、心よりお待ちしております!
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 08:00 | comments (x) | trackback (x) |
記念すべき
はじめまして
西岡さんから引き継ぎました。
準劇団員1年目の洲本大輔です。

役者を夢見て東京に来て3年目、
遂に劇団の本公演に出ることになりました。
記念すべき最初の本公演が昴の看板公演の
クリスマス・キャロル!!
もちろん不安もありますが、それ以上に嬉しさとやってやるぞという気持ちが込み上げてきて
大変興奮しております。
自分の夢が1つ叶うわけですからね。

まだ稽古が始まって10日程ですが、セットを組んだり、尊敬する先輩方の芝居を見たりと沢山の刺激を頂いております。
20代でこんな体験を出来る事に今は感謝の気持ちでいっぱいです。

よい芝居で恩返しをするしかないと思っています。

ちなみにキャロラー、キャロリストというのがあるのは知りませんでした。

目指すはキャロラーです!
キャロラー洲本になれるよう精進します。

余談ですが今回裏から芝居を支えてくれている
自慢の同期と先輩方です。



必ず楽しめる作品になります!
是非観に来てください、お待ちしております!!

皆さん、どうぞお身体にお気をつけて!劇場でお会いしましょう。

洲本大輔
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 09:32 | comments (x) | trackback (x) |
一週間を経て…
こんにちは!
前回の新藤さんから引き継ぎまして、同じく準劇団員の西岡萌絵です。

今年1月のザ・サードステージLABO公演『プカプカ漂流記』に出演して以来、
8ヶ月ぶりの舞台の稽古です!

稽古開始から、ちょうど一週間が経ちました!
この一週間で変わったことといえば、秋が早足で落ち葉を落とし冬の風が吹き始めたこと、それから…

稽古場に仮の舞台セットが立ち上がったことですね!!


(これは、その一部です…)

舞台セットが立ち上がり、その上で芝居をするというのは、役者がワクワクする瞬間のひとつです。



さて、『クリスマス・キャロル』ですが、前回ブログ担当の新藤さんも書いていた通り、昴で長年上演されてきた演目です。
この昴の大御所とも言える演目に、まだ3年目の準劇団員である自分が参加できること、とても光栄に思っております。

前回上演した時の小道具や衣裳などが入っている箱に、「第6次キャロル」と書いてあり、その連綿と続く歴史の深さを目の当たりにしました!
(ちなみに、「キャロラー」の上
は「キャロリスト」と呼ぶそうです。)

前回の上演をご覧になったことのある方にも、今回初めてご覧になる方にも『クリスマス・キャロル』を楽しんでいただくため、精進してまいります!
どうぞ、お楽しみに!


そして次のブログ担当は、私達(西岡と新藤さん)のひとつ下の期、2年目の準劇団員の洲本大輔さんです!
劇中では、私と兄妹のシーンがあります!

普段はアンニュイな彼は、一体どんなブログを書くのでしょう…?

西岡萌絵
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 02:05 | comments (x) | trackback (x) |
はじまり!はじまり~!
クリスマス・キャロル!稽古スタートしました!

出演者からのブログ最初の担当となりましたのは!初めまして!新藤真耶です!!!

準劇団員2年目、昴に入ってから3年目になります。


ブログにちょくちょく顔を出してはいるものの、「書く」ことは初めて。
といった訳で、最初のご挨拶を初めましてにしてみました〜。
宜しくお願いいたします。にこっ

さて!そんな初めましてと言っている私とは反対に、クリスマス・キャロルは昴で長年上演され親しまれている作品です!

ある意味、劇団の大先輩とも言えるかなと思います。

それだけ歴史がある作品ですから、実は過去の上演に出演されていた方も多くいらっしゃいます。

劇団の先輩、三輪学さんなどは「キャロラー」と自らおっしゃるくらい、何度も出演されているかたもいます。

既に初回の歌稽古で垣間見える安定感!引っ張って頂いて安心して歌えました!!   すっ…すごい…!

そんな中、私含めた若手はまだ影が薄かったり、初めてお会いするスタッフの方々に自己紹介をしたり、ということがあり…



こういった名札を首にぶら下げて過ごしています!!!

これを見て皆さん名前を呼んでくださるので嬉しい限りなのです!

きっと、すぐに覚えてもらえるでしょう!
覚えて頂きたい!!!


そして今回感染対策は勿論なのですが、歌があるので歌い易いマスクを歌唱指導の片桐さんから勧めていただき、制作さんが用意してくださいました!



↑マスクを指さしてくれている上林さんときついポーズしよ!といって上林さんを持ち上げている風の西岡さん

2人とも快くノリノリで協力してくれました!
舞台上では私の弟と妹です。仲良し兄妹です。
和気あいあいと一緒に頑張っていきたいと思います!!!

そんなこんなで次回は西岡さん!
バトンタッチ!!!

キャストもたくさんいるので毎回のブログをお楽しみに〜!!!それではパー

新藤真耶
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 22:17 | comments (x) | trackback (x) |
稽古スタート!
皆さんこんにちは!
ついに『クリスマス・キャロル』稽古が始まりました!1991年の初演から始まり、今回は7代目となるキャロル!
座組には、過去のキャロルを知っている人も、知らない人も。ベテランから若手まで、色々な世代が混じったキャストになっています!
さてさて、この座組から、どの様な『クリスマス・キャロル』が生み出されるのか!?
乞うご期待!
ブログではキャストが交代で現場の様子をお伝えしていきます。
過去の裏話も聞けるかも!?
楽しみにしていてくださーい!

| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 21:18 | comments (x) | trackback (x) |
ウィー・アー『ザ・ウィアー(The Wier)』フォーエバー!!
劇団昴公演『The Weir~堰』、
9月10日に開幕して17日間16公演。
おかげ様をもちまして好評の裡に無事閉幕いたしました。

このコロナ下にご来場ご観劇賜り、終演後には連日ダブルのカーテンコール!!(千秋楽はトリプル!!!)でお迎えくださった皆々様、誠に有り難うございました。

また
平時であれば遠方から駆け付けてくださる皆様からの「県境を跨いで移動できないので涙を飲んで今回の観劇は諦めますが、応援しています!」という御手紙やメールの数々…。
一同たいへん励みとさせていただきました。有り難うございました。




最終ブログ担当は、当然アカレンジャーことジャック永井です。
秘密戦隊ゴレンジャーの必殺技“ゴレンジャー・ストーム”が、最後にアカレンジャーが蹴って完成することにあやかって。。
…え?まだそれ続けるのかって??
続けますとも、初志貫徹!


さて、
上の写真は千秋楽の前日に撮ったもの。
中央に演出の小笠原響さん。衣装を着ているのは出演者。

黒い服は裏方の正装。
前列中央に舞台監督の三輪。向かって右から舞台監督助手の河田、夏目、笹井、新藤、山田。後方に音響オペレーターの北野さん、照明オペレーターの熊田さん。一番左に 引率のような佇まいの舞監助手の紫藤。

写真外では、
稽古初日にアイルランドの国柄や国民性を教えてくださった翻訳の小宮山さん、稽古初期から幕開きまで度々稽古場に来てくださった美術の松岡さん、衣装の萩野さん、照明の阿部さん、音響の藤平さん。
座内からは、稽古を仕切ってくれた演出助手の小関。& この日は出張中の制作・村上と作業中の大山。
…仮に全員居たとしても みんな舞台上に乗れちゃったんじゃないかしら?と思えるような、可愛らしくも頼もしいチーム。

~~~



「響さんの演出は、宝探しのようで“考古学的”」と、いつぞや書きましたが…
考古学には当然ながら根気と体力が不可欠で。
「明日は通し稽古を二回やりましょう」× 数日。…でも、これが意外と疲れない。
やれば何かを発見してもらえる、という期待感。前回より進歩したぞ、という充実感…。
しかし、考えてみたら…二回観る側は さぞ疲れるのでは??
しかもノンアルとはいえ目の前でうまそうにビールを飲まれたひにゃあ…。
「でもまぁ毎晩ワイン一本あけてるんで。」…いやぁ~なんたる体力。

残念ながら感染予防のため、打ち上げの無い本公演。
響さんには『次回昴へお招きした際には、われわれ堰チームメンバーは いつでも一緒に呑む権利』を約束していただきました♪

なるべく早く、その機会が訪れますように。
響さん、本当に有り難うございました!

~~~



「三輪(舞台監督)は、助手たちと共にピット昴(稽古場 兼 本番会場)に住み込んでいるのでは??」と、キャストの我々は疑っています。

立ち稽古の初日には 舞台は既に立体的に出来上がり、以降 日々色が塗られ、小物が飾られ…。美術の松岡さんが考えてくださった理想のプラン通りに、着々と仕上げられてゆく。
「さぁて、今日は昨日とどこが変わったでしょう?」「あ!床が張られている」「ビールタップが本物になってる!」…間違い探しを楽しむような毎日。
『ぬくもりを感じるバー』との お客様からの好評は、さもありなん。だって全部 手作りなんだもの!!



ビール主任の笹井、衣装主任の新藤も、毎日遅くまでよくやってくれました。
何の心配をせずともビールは快調に出るし (㈲宮林商店様、酒類全般たいへんお世話になりました)、
衣装の萩野さんが用意してくださった“着るだけで役に入りこめる衣装たち”は、毎回きちんと綺麗に整えられて出番を待っている。(ジャックのスーツは敢えてヨレヨレ)

『堰』劇中にも妖精の話が出てくることもあり、おとぎ話『靴屋の妖精』になぞらえて、僕は裏方のみんなを心の中で『黒い妖精さん』と呼んでいました。

くしくも三人は、昴の次回作『クリスマス・キャロル』に出演。
妖精ならぬ“精霊”が出てくる、昴の看板演目。

皆々様、ぜひ三人の表舞台での大活躍にご期待ください!

~~~

演出助手の小関も、稽古の仕切りからスケジュール管理まで お疲れ様でした。
響さんの演出の隣で録ったメモ書きは、これから優れた演出家を目指していく上で 貴重な財産となるでしょう。
(たまたまいない日に集合写真撮っちゃってゴメンよぉ~。)

4人の研修生たちも稽古初日から本っ当に良くやってくれました。
酒場のセットは小道具だらけ。それらを芝居に支障なく管理するには…よほど役者のすることをしっかり見ていないと出来ない。
グラスと水物、タバコの火、お札に小銭、壁の写真や飾り物、棚の置物、などなど。

稽古中、
危うく自分のではないグラスを持ちそうになった時には「先ほどグラスを持ち違えていらっしゃいましたが…」と紫藤からチェックが入り(感染予防のため要注意)、
タバコの火をつけ損ねた時には「マッチが湿気ってましたか?」と夏目が気をかけてくれ…

河田と山田はプロンプをしながらセリフの間違いをチェックし、毎日帰りにそのメモを渡してくれ…



いやぁ~よく見ていたなぁ~君たち!
決して短くはない稽古時間中ずっと集中して。
研修生=見習い期間。それだけ集中して気を配れる君たちは、いずれ芝居で配役されても 気持ちを切らさず稽古に集中できるに違いない。早くその日が来ることを一先輩として願っています。お疲れ様!

~~~

「やっぱり昴の芝居は光と音がイイ!」。
現在は各方面で活躍されている昴OBの諸先輩が、古巣を観に来て必ずおっしゃるのがコレ。今回はいつにも増して高評でした。

古びたバーの光と 昔話(妖精の話)の光。
日常生活の中の音と 記憶や空想上の音。
これらが絶妙に交錯することで、この“実際には事件らしいことは何もないストーリー”を、観客の心の奥底に響くドラマへと導いてくれました。

あぁ~、一度でいいから
劇中で振り返って見たかったなぁ~、妖精話の時の 怪しい光に照らされた店内を。
心底 聞き入ってみたかったなぁ~、昔話の場面に流れる音楽と 最終盤の波の音を。

出づっぱり喋りっぱなしではそうもいかず。
そもそも、その楽しみは客席に居てこそのもの。御客様に 光と音とのコラボレーションをお楽しみ頂くことこそ我々役者の喜びです。
照明の阿部さんとオペレーターの熊田さん、音響の藤平さんとオペレーター北野さん、有り難うございました。

~~~

こうなったら
パンフに名前のある人みんな書いちゃお。



宣伝美術の真家さん。
昴ではいつもお世話になっていますが、
今回のチラシ、実は僕の大のお気に入り。だって可愛いんだもん♪♪
色合いといいイラストといい…とても50過ぎのむさいオッサンが暴れる芝居とは思えない(笑)。しかし劇全体のイメージにはジャストフィット。有り難うございました。


制作の劇団昴さん。
つまり、制作部・村上、大山。

感染対策等いつもと違う公演ということで、今回もっとも神経を使い頭を痛めたであろう制作部。
公演が終わればゆっくり休める俳優部と違い、日々業務は続くのだろうけど…
ひと山越えたところで たまにはのんびりしてちょ。とりわけ僕と同期で同学年の村上、お互い若くはないんだからさ。

えーと、
パンフに載ってる人については以上ですかね。

あ、
載ってないけど いつも大変なのが
票券チーフの茂在。と、日々入れ替わりでサポートしてくれていたみんな。
ことに今回は 感染対策で半減した客席をなんとかやりくりして良く対応してくれました。

昴の場内係はご存知の通り 非出演者たちが、お客様とのコミュニケーションを兼ね入れ替わり総出でやっているのですが…、
今回は「密を避けよ」のお達しを受けて各回必要最少人数。会話も控え 気を使う事柄も多く大変だったことでしょう。みなさんお疲れ様でした。


えぇーと…、
あと誰のこと書いてないかな?
もうみんな書いちゃったかな??
…そうすると もう書くこと無いので…

書き終わっちゃうんだよなぁ…。

書き終わりたくないのですよ!

そりゃ芝居の幕は下りたんですけどね。
身に余る拍手を浴びて、最高に幸せに幕は下りたんですけども……
ブログまで書き終わると、もうホントーに終わっちゃう気がしたりして…。

これを書いてるのがスマホじゃなくて
手紙だったら、
涙で文字が滲んでいるところです。(ウソです…いえ、半分本当かも)

あ!
まだほとんど書いてない人たちがいました!

共演の、後輩4人。
よし、彼らを最後に筆を置こう。。

いつぞや「稽古はいい空気です」と書きましたが、結局 稽古初日から本番千秋楽に至るまで、ずーーっと いい空気でした。
感染対策で窓・ドア開けっ放し&空調回しっぱなしだったから、ではなく、

演出家の的確なサジェスチョンを受け止めて、各人が自分の役と真摯に向き合っていたからだと思います。
それぞれの自分の役への愛着の深さは、このブログの読書皆様にはお分かりいただけるでしょう。

ふつう、
一番期が上の出演者は“座長”と呼ばれ、一座を引っ張る存在であったり、時には場を引き締めたりするもんなのでしょうが…

僕はそんな存在でもなく、引き締めようにも そもそも緩んでいないので その必要がない。

先輩からの“厳しめのアドバイス”は後輩たちにとって、ときに良い刺激だったり、
ときに行き過ぎて逆効果だったり、はたまた 単なる“先輩かぜ”に思われたり…。

それが今回は、不思議なほど 風も波も無し。山場も修羅場も、影も無し。
まぁ全員おだやかな性格だから不思議がることもないとはいえ、

僕にとっては、実は全員が『ガッツリ共演は初めて』の後輩たち。
当初は若干の不安もあったものの…

それぞれが毎日良い準備をして稽古場にやって来るので…余計なアドバイスの必要も無し。
『たまたま年長の一出演者』として、皆を信頼して芝居に臨むことができました。


今回 僕が唯一“先輩かぜ”を吹かせたことを自認しているのは、
「ブログは一人4回、一生懸命書くべし」との指令のみ。

しぶしぶかと思ったら、
すぐさまゴレンジャー話にまでノッてくれる、優しくも頼もしい後輩たちよ、

昴らしい充実の舞台を
みんなで作り上げることが出来て、感無量です。
稽古中も本番中も、ずぅーっと楽しかった。
つくづく、みんなと共演できて幸せだったよ♪♪
ありがとう!!!


以上
『The Weir~堰』ブログ、
長々とご愛読いただき有り難うございました。

最後に

五人揃ってゴレン……じゃなかった、

五人揃って、
『The Weir~堰』!!!!!



| 稽古場日記::The Weir ─堰─ | 13:39 | comments (x) | trackback (x) |
千穐楽前夜

ヴァレリー役のあんどうさくらです。
いよいよ明日は千穐楽。

一昨年、座内報で発表されたキャスティングの知らせに体が浮くほど驚きました。
演出の小笠原さんとは初めての舞台。
出演者は5人。
しかも女性は一人で、他のキャストは全員先輩。
5人しかいないしきっと台詞量も多いだろうなぁとドギマギしながら台本を受け取るとそりゃあまあそうだろうという台詞量、こーれは緊張感ある…と慄きました。

稽古が始まる数日前はうなされ、「夢で」知らない作品の本番を迎えたり、全然セリフを覚えてないのに本番を迎えたりする日々でした(笑)
役者あるあるらしいですが、なんでかしら。
初舞台の時の夢は、なぜか子供を産んだばかりらしく袖にベビーベッドを置いて本番を迎えてました。どういう意味があるんだろう??(笑)

しかし稽古が始まってみると、小笠原さんをはじめ、座組の雰囲気がとてもよく。最初の頃のブログで平林さんが仰ってましたが、出演者も、出演者以外の裏を手伝ってくださっている役者もスタッフも、皆んなが会話に参加して意見を出し合って。
自粛の間に溜め込んだコミニュケーション欲もあったのか、人との会話が楽しくて楽しくて。すごく素敵な時間でした。

席数を減らしてはいるものの、お客様にもたくさん足を運んでいただけて。

なんてなんてありがたい環境なのでしょう。

ラスト一本、さらに気合を入れてのぞみたいと思います。



写真は無事完走できることを祈って鏡前に貼ったアマビエ様。
見守ってくれてありがとうございます!!
| 稽古場日記::The Weir ─堰─ | 20:07 | comments (x) | trackback (x) |
ブレンダン バーンと音。
ブレンダン役の高草量平です。
公演回数も残り少なくなり、お客様から連日温かい拍手を頂いております。

生ビールの扱いにも慣れ、グラスの扱いにも慣れ、ショットグラスを磨きまくり、ブランデーグラスの扱いにも慣れ、小銭をカウンターに置く音が快感になりすっかり落ち着く今日この頃。

稽古中にグラスを割り、生ビールをこぼしまくり、コルクを割り(たまに本番中も割りますが、割れたら割れたで楽しんでいます)
割れたグラスも無駄ではなかったなぁ。

劇中何度かカウンターから出てはホームであるカウンターに入るシーンがありますが、まるでやどかりの気分ですね。

さて、カウンターの中はお客様は観る事がないのですがカウンターの中の説明を少しさせて頂きます。
サーバーの真下に冷蔵庫があり3枚ダスターが用意されています。グラス用1枚とテーブル用2枚です。

ちなみにシンクはありません。只、空いているスペースをシンクがある程として扱っています。架空のシンクの真下にはビンのギネスビールが2本。右側には棚が用意されショットグラス、ワイングラス、ビールグラスが収納されています。
左から冷蔵庫、架空のシンク、棚という順番で並んでいます。そして棚の上、カウンターと棚の間にはレジが設置されています。

足元にはバケツが用意され、お代わりや、少し残ったビールなんかはそこに捨てています。

使い終わったグラスは白いカゴが用意されてるのでそこに重ねています。
そしてグラスを割ってしまった際の対処として箒とちりとりが用意されています(出番がない事を祈ります)

バケツのすぐ前には冷蔵庫があり、ヴァレリーの白ワインを入れています(電源は入っておりません)冷蔵庫の開閉音は劇中でも出しています。冷蔵庫の上にはジャックとブレンダンのロックグラス、ヴァレリーのブランデーグラスが設置されています。

小銭の音やら、グラスの音やらカウンターから色んな音を出しています。

さて1番すきな「音」第一位を勝手に発表します。

ジャック役の永井さんが、芝居の後半で「最後に一本吸うか」の台詞の後に砂利浜からでしょうか。波の音が小さく入ります。

実は1番好きなシーンで、あの瞬間に閉店間際の寂しさと、お店の外は真っ暗で、ひゅうひゅうごうごう風が吹いている。そんな事を体感します。侘び寂び満載ですね。

ブレンダンは自然やスピリチュアルな部分に比重がある役ですが、カウンターに置くビールの音、コインの音、波の音、20ドル札を終うレジの音、グラスを重ねる音、白ワインの栓を抜く音。

そんな音に耳を澄ませていると、なんだかブレンダンを身近に感じますね。



写真はブレンダン必須アイテム ダスターです。
夏目陽希さんがセットしてくれています。
彼女が手に持っているのがグラス用、カウンターにあるのがテーブル用。白いダスターはテーブルで大量にこぼした場合の緊急用です
| 稽古場日記::The Weir ─堰─ | 09:43 | comments (x) | trackback (x) |

  
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