酔っ払い
どうも皆様、酔っ払うのは得意だけど、酔っ払いの演技は苦手な奥田隆仁でございます。

実はわたくし、舞台に立つの二年ぶりなんです!
はい、お久し振りです!
劇団のblog書くのなんて何年ぶりかわかりません。
何を書けばいいかすっかり忘れてしまいました。

何を書こうかな~?って考えながら稽古場に来たら後輩たちが道具作りの作業をしていました。

奥田さん

早くから稽古場に集まり、こういった作業をしてくれるから、出演者は思う存分稽古に臨むことが出来るのです!
ありがとう!!

材木をもって指示を出している風の三輪学くんに
「何を作ってるの?」
と訊ねたら
「ロシアの戦車です!」
と素敵な笑顔で答えてくれました。

この舞台に戦車が出てくるなんて初耳です。

何年経っても後輩におちょくられる奥田なのでした。
| 稽古場日記::どん底 | 21:58 | comments (x) | trackback (x) |
いよいよ!
いよいよ立ち稽古が始まりました!
今週はブロッキング。
基本的な動きやポジショニングなどを決めていく稽古です。
本日は4幕のブロッキング稽古。
『どん底』は4幕の作品、一通り最後まで行きました。

読み稽古のときは手もとに台本がありますが、
立ち稽古に入り、皆さん台本を持たないで取り組んでいます。
とは言え、この時期はまだ、台詞が完璧に入っている人は少ないので、
多くの役者は記憶力との戦いに、脳ミソをフル回転させております。
出番ギリギリまで台本の確認です。

必死に台本をチェックする、"役者"役の田徳君。

「とっ散らかって、地獄だ‥‥」と。

本公演初出演の"ゾーブ"役の白倉君は、かなりナーバスに。

稽古の後、感想を聞くと「難しい〜ムフッ♡」と照れ笑い。自慢の歌声も披露します!

中西陽介
| 稽古場日記::どん底 | 03:34 | comments (x) | trackback (x) |
8年
2008年のちょうど今頃

村田元史氏演出「修道女」inサイスタジオ大山(現 pit昴)も稽古中でした。

劇団に入りたての私は右も左もわからなくて、
アタフタしながら毎日必死で先輩たちについていこうと稽古をしていました。

稲垣さんにはご飯をちゃんと食べなさいと言っていただいたり、
西本さんには焦らなくてよいと優しく包みこんでいただいたり、
北村さんには歌が下手ね~と優しく笑われたり、
村田さんにはまっすぐやりなさいと何度も稽古をつけていただいたり…

本当に沢山の事を経験させていただいた幸せな時間だったことを今でも忘れられません。


それから8年の今年


同じ場所で、村田さんの演出で、「どん底」の稽古中です。

沢山の先輩、そして後輩に囲まれて、必死に稽古をしております。

8年たった今もまだまだアタフタしてます(笑)

8年前には見えなかった景色が見えてきている反面、
8年間でたくさん癖がついているのに気がつきました。

「余分なものがくっついてるんだよ~」と村田さんに毎日稽古で言われています。

初心に戻り1つ1つ悪戦苦闘しながら、余分なものを落としている毎日。

今この瞬間にこの作品に出演できるのも、何かの巡り合わせだとおもいます。

地にちゃんと足をつけて、日本語を大事に演じることの大切さを改めて感じております。


この場所があまりにも懐かしくて、つい自分の思い出を書いてしまいましたが…


「どん底」素敵な作品にしてまいりますので、皆様ぜひ劇場にお越しください!

お待ちしております!


ナターシャ・舞山裕子

| 稽古場日記::どん底 | 00:59 | comments (x) | trackback (x) |
通し読み!
台風は迷走し、私の芝居も迷走しはじめている今日この頃いかがお過ごしでしょうか。
先日、通し読みの稽古がありました。
全体の本読みでは、個人で読みを行っていると気付かない台詞の音、意味の勘違いを多く気付かされます。
おかげで普段、自分の耳に都合の良い音だけを拾っている事を思いしらされます。
通し読みでは全体の台詞の流れが確認できる為、また新たな発見がありました。
ついでに強烈なダメ出しもあったりなかったりしますが、一つ一つ稽古期間で解決していきたいものです。

田徳真尚

| 稽古場日記::どん底 | 02:54 | comments (x) | trackback (x) |
『どん底』始動!
「どん底」稽古場ブログ、第一弾は福永光生が担当させていただきます。

今回の「どん底」、初演が1978年、再演が1988年、

そして実に28年の時を経て今回の公演となります。

前回公演は僕の生まれた年と重なり、

劇団昴本公演初出演となる僕にとっては何やら感慨深くもあります。

さて、稽古は本読みが進められてきましたが、毎稽古新しい発見や刺激があります。



先輩方の芝居を見てとても勉強になる反面、大きなプレッシャーともなります。

月曜日からは早速立ち稽古が始まりますが、

どのような芝居になっていくのか出演者ながらにとても楽しみです。

福永光生



| 稽古場日記::どん底 | 03:21 | comments (x) | trackback (x) |
人間と神々、運命の物語が幕を閉じました。
劇団昴ザ・サード・ステージ公演『グリークス』、8月7日に無事千秋楽を迎えました。
暑い中、多くの方に観に来て頂き、本当にありがとうございました!
今回複雑な上演スケジュールで、ご希望の日時のチケットがなかなか取れなかった方もいらっしゃったかと思われます。また長時間通し公演を観てくださった方々、本当に感謝です。

私達にとっても、覚悟のいる大作への大挑戦でした。今回初めてタッグを組んだ演出家の上村さんの、刺激的で求心力のある稽古に引きこまれ、20代から80代までの役者36名、スタッフと共に夢中で走ってきました。
この公演に関わって下さった全ての方々に心から感謝致します。

ありがとうございました!

制作代表 高山佳音里


| 稽古場日記::ザ・サード・ステージ『グリークス』 | 23:19 | comments (0) | trackback (x) |
通しました!
長い時間劇場にいるのは大変ですが、各部だけをやるよりも通しの方が流れと勢いが出て、精神的には楽かもしれません。
が、何度も言いますが、これは今の時点での話。来週末には・・バタバタと討ち死にしていないようにしなくては!!!

通し公演の日は、劇場スタッフも大変です。、そもそも暑い中、上演中の待機場所もないので、非常に負担をかけております。

写真は舘田悠悠ちゃんとJOKO生の遠藤君。
悠悠ちゃんは、公演前のチケットコールにも何度も来てくれ、もう涙涙の貢献っぷりです。ありがとうー!
遠藤君は、暑い中この階段下でずっとスタンバイしてくれ、終演後も片付けのお手伝いをしたいと残ってくれてました。
疲労困憊の出演者達、こうした人たちのご協力でなんとか公演ができています。



一部と二部の間の休憩は1時間のみ。
若手男優達は、食事や休憩をとる間もなく、舞台のチェック。
黒くてよくわかんないですね。



劇団員の大矢朋子ちゃんは、お手伝いに沢山入ってくれているだけでなく、たくさんのいなり寿司や巻き寿司を差し入れしてくれました。
身内からの差し入れって!!
みんな大喜びして食べておりました。
ちなみに、大矢ちゃんはいち早く通し稽古を見に来てくれ、終わった後とても感動して涙ぐみながら感想を伝えてくれました。
それがどれだけ励みになったかわかりません。

非出演者だけではありません。
私は二部で、望月真理子ちゃんとある場面で唸るのですが、今日の真理子ちゃんの唸りが激しかった!
「今日激しかったよね!」
と終わった後言ったら、なんと、私が喉の調子が良くないから私の分まで出そうと頑張ってくれたんですってよ!泣ける・・

そしてもう1つ自己申告を。
三部で私があるきっかけセリフを飛ばし、若手男優君達が舞台から引っ込めなくなりそうになった時!
とっさに石田さんが機転を利かし、彼らに声をかけ、引っ込めるようにしてくれました。
た、助かった〜!!ありがとうございます!

なんか自分のダメエピソードばかりですが、非出演者のみんなにも出演者にも日々助けられているのです。感謝感謝です。


落合るみ
| 稽古場日記::ザ・サード・ステージ『グリークス』 | 23:18 | comments (0) | trackback (x) |
第一部
昨日の三部作通しを終えた後の、一部のみ上演日。
出ずっぱりの人が少ないこともあり、おお、なんだか「まだまだやれるぜ、私達」感・・。
ただし、今週末の通し2連日。来週の3連日を迎える頃にはそんな軽口とても叩けない状態になっている事でしょう・・。

今回三十六人出演していますが、楽屋は超コンパクト!
気の毒ですが、男優陣は衣装もろともパティオに天幕を張ってもらっています・・ごめんよー。
このところ過ごしやすいお天気なのが救い!炎天下だったら・・みんな蒸し野菜状態になっている事でしょう・・まあ、スタッフワークも盛り沢山で、楽屋にのんびりしてられる時間がある子もいないのですが。

女優陣も大変です。
今日トイレでお会いした要田さんは、楽屋用リュックのようなものを背負い、トイレの鏡でメイクをされていました。
この座組ではとっても先輩なのに!
申し訳ながる秋田ちゃんに「大丈夫!ごめんねごめんね、って言いながらやるより気楽だから。好きでやってるから」と。
一部ではヘアメイクが大変で、鏡前を占領しがちな私は涙が出そうになっちゃいました。
声をかけないと遠慮してメイクも鏡の前に行かない若手や、疲れているのに座らない人も。

声の調子が悪く元気のない私に、口々に「全然声大丈夫だったよ」「どれだけいい発声してても、潰すときは潰しちゃうんだよ、仕方ない。大丈夫!」と、私に喉を使わせまいと「返事しなくていいからね」と言いながら励ましてくださる方達。

過酷な環境ですが、劇団て素敵だなあと思わせてもくれる環境でもあります。

写真は、クリュタイムメストラ・服部幸子ちゃんのもみあげ?の巻き毛を作ってあげる竹村叔子さん。竹さんは、そういうセンスがあって、大坂史子ちゃんのボディペイントもとっても素敵にやってあげてました。
ヘアメイクのセンスがある人が座組にいると、作品のクオリティが上がる!!



落合るみ

| 稽古場日記::ザ・サード・ステージ『グリークス』 | 23:09 | comments (0) | trackback (x) |
三部初日
ようやく全ての初日が終わりました。とうとう明日は通し公演初日です。諸々反省点をふまえ、必ずいい通し公演にいたします!

さて、役者紹介は最後になりました。
このブログを担当させて頂いている、写真右のイピゲネイア役・落合るみと、写真左のアンドロマケ、そしてコロス役の高山佳音里です。



自分の紹介をするのも妙なので、落合の紹介は高山さんにお願いしました。

「行ってみたい国」
今年はニュージーランドかハワイ島へ行く予定です。前にかおちゃんと行ったフィンランドもまた行きたいし、RADA(王立演劇学校)で行ったロンドンで観劇三昧もしたいなあ。ノルウェーのフィヨルドも行ってみたかった。北欧にとても惹かれるのですが、日数がかかりすぎてちょっと無理そうです・・。

そうです、数年前思い立ってるみちゃんとフィンランドとチェコに二人旅をしました。あの北欧の海と空気は本当に独特でした。言うまでもなく、様々な事が起きた珍道中でしたが、今でもものすごく明確に覚えている素敵な旅でした。北欧の透明な空気とるみちゃんの抜けるような色白さ、とてもしっくりしていてなんとなく呼応してる気がしました。いつか婆さんになった頃、また一緒に旅に行こうよ、るみちゃん!

「ストレス解消法」
犬の動画を見る。
簡単なものに限りますが、料理も建設的な事をしている気分になれます。
開けたところで緑の中をお散歩したり自転車に乗るのも好き。
あとは、人と美味しいご飯を食べたり飲んだりする事ですね。ダメなお店には怒りを覚える方なので結構リサーチします。
お休みは朝から晩まで本を読んでるか映画を観ている事が多いです。うーん、普通ですみません。

料理の嫌いな私からすると、るみちゃんの料理、お菓子作りへのここ数年のハマり方は本当に尊敬。そして外で食べる時もリサーチして美味しいお店に連れて行ってくれるのでいつも甘えてしまってます。
範囲の広い読書家のるみちゃんから、私はよく本を借ります。これが毎回面白い!外した事が無さ過ぎるので芝居中は敢えて借りないようにしています。(特に今回は!)
映画も、お互い面白い作品を観た時は即教えあってます。おかげでどれだけ自分の好み外の名作に巡り会えたか。長年こんな風に一緒に歩んできましたが、猫好きな私と犬好きなるみちゃん、ここだけはお互い譲れないかも?!?!
今回久々の共演なのですが、ほぼ同じシーンには出ていないのが残念ー!
by 高山佳音里

さて、最後の紹介となります。かおちゃんに聞きました。

「行ってみたい国」
長年かけてイギリス&アイルランドを巡ってきて、まだ行けていないスコットランドの最北端辺りに行きたい。ヘブリディーズ諸島や、オークニー諸島まで行くのが夢。なぜか荒野の風景が大好きなんです。数カ月前マイケル・ファスベンダーの「マクベス」を映画館で観て、久々に荒野へ行きたい!と思いました。
(落合)スコットランド、トップ人気です!ツアーを組んでみんなで行ってらっしゃい!

「ストレス解消法」
掃除!無心になれて達成感があるので。
後はホラー映画を観ること。(なるべく過激なやつを…。)
(落合)そう、ホラー映画を偏愛しているのです、この人・・

かおちゃんは今回の「グリークス」制作トップです。普段から仲良くしているので、そばで見ていましたが、とにかく今回は予想外のトラブルや問題が沢山起きました。
大人数が出演していて当初は意識の統一も難しく、、作品も大作なので、対処に追われる様子は本当に大変そうで、しかし芝居を愛する一心で1つ1つ立ち向かっていく姿には、長年の付き合いですが、正直胸打たれました。
今回の企画は彼女がいなければ立ち上がっていません。
上村さんの素晴らしい導きで、若手達はどれほど勉強させてもらい成長させてもらった事でしょう。いえ、ベテランも中堅も、なんて刺激的な稽古だ、と口々に言っていました。私自身、ああ!芝居作りってこんなに楽しかったんだ!と日々感動させてもらって、人生が変わったと思っています。沢山の人の人生の転機になったのではないかと思います。
その場を作ってくれたのは、彼女。
時に若手の意識の甘さをきちんと叱ってくれた事も、本当に貴重な財産になるはずです。
芝居を熱く愛する彼女は、劇団の財産です。

なんだか、真面目で熱い紹介になってしまいましたね。彼女のお人好しさんで、面白エピソードも沢山あるのですが、今回はこんな感じで終わらせて頂きます。

グリークス、開幕したばかりです。
一同、日々あがいて、上を目指してまいります。
ぜひ劇場にて私達と同じ時間を過ごして下さいませ!お待ちしています!


落合るみ
| 稽古場日記::ザ・サード・ステージ『グリークス』 | 23:09 | comments (0) | trackback (x) |
二部初日
今日は二部「殺人」の初日でした。
「ヘカベ」「アガメムノン」「エレクトラ」、どの作品も憎しみと殺意に満ちています。

今日は、二部では「アガメムノン」「エレクトラ」に出演している、クリュタイムメストラ役・服部 幸子ちゃんを紹介します。
「アウリスのイピゲネイア」ではあんなに優しかったお母様が・・ああ!娘のイピゲネイアは悲しゅうございます。



撮影・高山佳音里
いつも服部ちゃんの横に座っていたのに、うっかり写真を撮らせてもらい忘れてたまま帰ってきてしまい、慌ててかおちゃんに撮ってもらいました。

≪行ってみたい国≫
●エジプト!ピラミッドやスフィンクスを前にして、圧倒されたいのです!圧倒されたり、心が組み伏されてしまう感覚が大好き!やられた~って叫びたい衝動に駆られたり…ね。

キンキラキンのファラオにも対面したい!岡本太郎氏の『今日の芸術』に、「…燦然と光り輝くツタンカーメン…まるできのう作られたもののように、金色にギラギラしています。それに、ドギつい極彩色の模様がびっしりつけられているものですが、ハッとして思わずあとにさがるほど、はげしくて、凄まじい美観なのです。」とあります。そういう鬼気迫るモノを拝みたいですね。

(落合)前に服部ちゃんのネットテレビに呼んでもらった時に、これからどんな芝居をしたいか、という話になって、「とにかく新しい事をやりたい」と言っていました。とかく自分の好み、得意なことばかりやりたがる役者も多い中、常に刺激を受け、変わりたいと考えるのはとても素敵だと思います。

●それから…「グリークス」出演が決まってから、無性にギリシャにも行きたくなりました。実はバブル期の真っ只中に、格安旅行でヨーロッパをパックツアーで回った際、ギリシャも訪れているのです。ン十年前の話ですが…。パルテノン神殿にも行きましたよ。そしてやっぱり圧倒されたの(笑)。夕暮れ時になると、バイクに乗って恋人たちが神殿にやってきて、デートしていました。バイクにまたがり、男性の体に手を回し、髪をなびかせて神殿の丘を上ってくる女性の美しかったこと!

最近、お気に入りのジュエリーアーティストさんを見つけたのですが、その方はギリシャの女性!ギリシャ神話をモチーフにした作品も多いようです。奮発して2つゲットしました。「グリークス」の本読み稽古中は、パワーをいただきたくて、御守り代わりに身につけていました。天然石と水晶を組み合わせた個性的で、なおかつクラシックなテイストの作品です。遺跡めぐりはもちろん、彼女のお店や工房にも行ってみたい…。



(落合)こんなゴージャスな指輪を普段して、似合ってしまうのは、さすが服部ちゃんです。

≪ストレス解消法≫

●徹底したお部屋の模様替え!簡単に引っ越しなんてできないけれど、模様替えすれば、リフレッシュできるし、部屋に帰ってくるのも楽しくなります。『プチ断捨離』もいいですね~!ただ、このストレス解消法、忙しい時は向かないです(笑)。中断するとかえってストレスになりますから(笑)。現在のように、お稽古中や、初日を間近に控えたときは、もっと簡単にできるストレス解消法をとっています…それは…

●派手な服を着ること(笑)!真っ赤なコートやワンピース、濃いピンクのフリル付きブラウス、スパンコールやラメ付きのカットソーなど、エイッと気合を入れて着ちゃいます。「グリークス」のお稽古中も着ていきましたよ!「それ、衣装?」「演歌歌手みたい」などとコメントをもらって、「普段着で~す♪」と答えていると、それだけで楽しくなっちゃう!出かける前に、鏡の前で「派手だな~アタシ」とつぶやき、「だからどうした!」とにっこり笑うと、なんかモヤモヤがどこか行ってしまうような気がします。

でも、もともと、派手な…というか華やかな色が大好きなので、ストレス関係なく着ています。私が派手な服を着るたびに、「あら、服部さん、溜まってるのね~」と、ドン引きしないでくださいね。

(落合)そうそう、服部ちゃん、突然衣装よりも派手な私服を着てくる事があるのです!あれは心の安定につながっているのですね。
道理で、衣装を自前で揃えなくてはならない時なども「なぜそんな服を持っているのだ!」というような舞台衣装にはおあつらえ向きのものを用意できたりするのですね。

服部ちゃんは、筆者・落合の同期です。
といっても、共演したことがほとんどなく、唯一の共演は、演劇学校時代の卒業公演「ママの貯金」で、服部ちゃんがママ、私がクリスティンという娘役でした。それ以降全く共演の機会がなく、ここにきて、またもや親子!面白いですね。
以前、共通の知人の方に、いつか「服部ブランチ、落合ステラで、『欲望という名の電車』やったら」と言って頂いた事があり、実現したら素敵だなあと思っています。

服部ちゃんは真摯な人。今回の質問への律儀なコメントでもわかりますね。
芝居にもとても真面目です。芝居を良くするために、相手役にも場面にもいろんなアプローチを試みていました。そしてしっかりとしたセリフの技術も持っています。私は最初に出る「アウリスのイピゲネイア」で服部ちゃんとがっつり絡んでる事で、安心して芝居が出来てラッキーだと思っています。

普段の服部ちゃんはお人好しで、サービス精神のある人です。たまにハイになって、わーっっと喋ったりもしてます(笑)そこそこ年上なのですが、わたしが「こら!」というと「あ、あ、ごめん!」とオタオタする可愛らしいところも・・。忙しい中、遠い我が家に、私の大事なぬいぐるみの修理に出向いてくれた事もありました。

個人的に今回のクリュタイムメストラはこれまでの服部ちゃんの芝居で一番好きですね。
一部「アウリスのイピゲネイア」の美しく切ないクリュタイムメストラも、二部の怒りに満ちたクリュタイムメストラも、そして三部のアテネも、服部ちゃんファンは必見です!


落合るみ
| 稽古場日記::ザ・サード・ステージ『グリークス』 | 23:36 | comments (0) | trackback (x) |

  
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