現代に生きる男として
はじめまして!
今年から劇団昴の準劇団員となりました、福田匡伸と申します。
入団する前から劇団のブログを拝見していたので、まさか自分が書かせて頂けることになるとは感無量です。
今後ともよろしくお願い致します。

さて、僕が演じる『男』ですが、肉食で開放的、ラテンで陽気な生命力に溢れた登場人物です。
スペインの情熱的で本能に従う男性像は大変魅力に溢れており、
役者として男性の根源に迫る役を演じることに喜びを感じてます。
女と男、官能的で躍動する「イェルマ」の空間を、僕も「男」として表現していきます!

ですが、転換での僕たちはというと…?

劇場で是非お確かめください!!

男2役 福田匡伸



(左から洲本大輔、福田匡伸)
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久しぶりの稽古場
洗濯女5(ガブリエラ)・老婆2(ローザ)役の奥原千加です。

ブログ初投稿です!
そして、子育てなどでお休みし、なんと17年振りの舞台です!
昴の公演はずっと観ていて、いつかまた演りたいと思っていましたが、有難いことにこの『イェルマ』で機会を頂きました!

役を演じるときには、台本に書かれてないこともあれこれ考えていくわけですが、「洗濯女」メンバーもそれぞれの設定を話し合っています。
ちなみにガブリエラは45歳、夫は幼馴染で、オリーブ畑で働いている。夫婦仲は良いが、最近は新田真剣佑似の若い肉体美の羊飼いにときめいている♡とか勝手な想像をしています!
洗濯場のシーンは歌とムーブメントもあり、汗だくです!

(左から山田梅、大矢朋子、夏目陽希、中島鱗、賀原美空、奥原千加)

ローザは70歳くらいで、娘がお世話になったことでドローレスに心酔し、老婆1(カテリナ)と共に熱心な信者でもある…
イェルマと共にお客様も神秘な世界にいざないます!

(左から、大矢朋子、市川奈央子、林佳代子、
奥原千加)

それから、稽古の時は自分が出演していないシーンが観られるのも楽しみです!
イェルマが苦しんでる姿に胸がしめつけられ、夫ファンとの心のズレに夫婦ってなんだろうか…と考えたり。
演出家の金澤さんが「この芝居は全然古くない!」と仰っいましたが、その通りです!
だからこそ、皆様にご覧頂きたい!!
きっと、それぞれに何かを感じて頂けると思います!!

そして、全員でひとつのものを創り上げていく世界に再び参加できること!本当に感謝です!
是非、劇場でお待ちしております。
| 稽古場日記::ザ・サード・ステージ『イェルマ』 | 12:29 | comments (x) | trackback (x) |
頼もしい新人たち!
本日のブログ担当
男1役の洲本大輔です。

立ち稽古が始まり早くも二週間が経とうとしています。

さて、朝稽古場に来ると準劇団員の2人が座って話していました。


今年から準劇団員になった
洗濯女役の賀原美空さんと中島鱗さんです。
彼女たちは稽古のことでお話していたようです。
洗濯女は他にも奥原さんや大矢さん
全員で6人出演します。

彼女達からしたら全員先輩に当たりますが、臆することなく全力で役と向き合う姿勢に
いつも刺激を受けています。

稽古が始まると裏付きスタッフの後輩たちが活躍します。

工藤凪紗さん、砂田佑樹くんと葛西佳貴くんです。


葛西くんは前職が義肢装具士で、なんと国家資格を持っています。
患者さんの身体にあった義肢装具を製作するため多種多様な材料を加工する、ものづくりのプロフェッショナルです。
その経験、手先の器用さは小道具作りで発揮されています。
いつもは真面目ですが意外と剽軽なやつです。


工藤さんは稽古時の音響を担当しています。
稽古が円滑に進むように、いつも適切なタイミングで曲やSEを入れてくれます。
彼女は今年20歳になりました。
ずっと飲み会の雰囲気を味わいたいと思っていたそうで、今年ついに参加出来るようになったのに、コロナがまだまだ治っていないと言うことで、制作から飲み会禁止令が出ました!
彼女の飲み会デビューも、もう少し先になりますね。


砂田くんは今回パンフレット製作を担当しています。
ロルカやイェルマのことを調べてパンフレットに載せられるよう勉強しています。
パンフレット完成に向けて、稽古が終わるといつもパソコンとにらめっこです。
とても仕事熱心な心強い後輩です。

後輩達が支えてくれているおかげで稽古ができています。
そんな彼ら彼女らに、少しでも先輩としての背中を見せられるように全身全霊で取り組んでいきます!
| 稽古場日記::ザ・サード・ステージ『イェルマ』 | 12:15 | comments (x) | trackback (x) |
日本人〜スペイン人
 9/3に『親の顔が見たい』が無事に終わりました。感謝です。
そして…
翌日が今公演『イェルマ』の稽古初日!

 私=寺内よりえは【隣村の老婆】という役です。
事あるごとに『隣村の…』と言うのも何ですし、役名をつけることになりました。
今回は女性の役が多いので、私以外にも【洗濯女】や【若い娘】【義理の姉】等々、皆、ウチ内ではちゃんと名前があるんですよー。
で私【隣村の老婆】は、【リンバァ】(リにアクセント)と命名しました。
フフフ…気付きましたか?
隣=リン 婆=バァ 笑笑

 さてスペインにそんな名前があるかないかはわかりませんが、リンバァはスペイン人です。
つい先日迄、日本人やってたので、日本人⇒スペイン人に脳内変換が大変です。
あげたらキリがありませんが、感性・観念が違うのはアキラカです。
どんな変化をお見せできるのか挑戦中です。頑張ります。お楽しみに‼️

 さて頑張ると言えば、今公演でも若手が頑張ってます。
投稿前のこの日(9/15)、
若手の面々は舞台造りに励んでくれてます。



カメラを向けると若手女子がフレーム内に飛び込んでポーズです。
稽古後でも元気いっぱい!
若いっていいねー笑。
そのエネルギーが舞台上でも花ひらくでしょう。ご期待下さい♪。




最後に今公演での小道具達をお見せしますネ。



何処に使われるのか、どんな芝居なのか…想像してお楽しみにして下さい♪♪♪

 以上、リンバァでした。
| 稽古場日記::ザ・サード・ステージ『イェルマ』 | 10:08 | comments (x) | trackback (x) |
同期
初めまして!4月から準劇団員となりました義姉1役の関谷あづみ(せきやあづみ)と申します。

「イェルマ」の世界を立体的にし始めてから早1週間と少し‥。1週間前はまだ本読みだったんだっけ?と思うくらい濃い稽古の日々です。
〔なぜそこにいるのか〕〔その気持ちの動機は何なのか〕〔セリフがない時の中身はどんな言葉やビジョンがぐるぐるしているのか〕などなど、演出の金澤さんは役者個人個人に合うノートを伝えてくださいます。
そしてそれを役者がどう調理するのか、ワクワクしますし、勉強になることだらけ!


そんな私たちの稽古を客席後方から見守ってくれている赤ん坊を発見。



まるでジーザスの様ですね。
今回のお話のキーワードの一つに’子ども’があります。イェルマの子どもに対する想いは現代にも通ずるものがあり、いつも稽古でイェルマ役の市川さんのお芝居を見ていると胸がギュ〜っとなります。


また今回は4月から準劇団員となった同期がたくさん関わっています。



上段:賀原美空(がはらみく)
中段左から:福田匡伸(ふくだまさのぶ)、葛西佳貴(かさいよしたか)、砂田佑樹(すなだゆうき)
下段左から:工藤凪紗(くどうなぎさ)、中島鱗(なかじまりん)、関谷あづみ

みんなでイェルマの世界をどんな味にできるか日々奮闘中です!
ぜひ客席で味わってください!みなさまのご来場を心よりお待ちしております。
| 稽古場日記::ザ・サード・ステージ『イェルマ』 | 08:04 | comments (x) | trackback (x) |
心強いスタッフに支えられて
こんにちは、今日のブログ担当は「洗濯女4」と「老婆1」の大矢です。
実は役名があります、読み稽古の時に演出の金澤さんから名前を付けましょうと言われ、皆それぞれスマホを駆使して名付けました。
ちなみに私は「洗濯女のアンナ」です!




さてさて、この日は歌唱レッスンもありました。
歌唱指導の笈沼甲子さんと、先日の林佳代子さんのブログに登場しました「ご祈祷」チームの面々です。
笈沼先生のご指導は本当に分かりやすく如実にビフォーアフターの違いが分かります。

たくさんのスタッフの皆さまに支えられ、イェルマ立ち稽古2巡目に入りました!
| 稽古場日記::ザ・サード・ステージ『イェルマ』 | 01:35 | comments (x) | trackback (x) |
いつも一緒
初めまして!
初ブログ、初サード公演!
準劇団員の横井麻子(ヨコイアサコ)です!よろしくおねがいします!

Pitで舞台に立つのは2年前に試演会(研究生の発表会)をして以来なので、とてもワクワクしております!

今回の舞台、実は配役が決まったときから1人でニタニタと笑っておりました…
というのも、今回私は「義理の姉2」として『イェルマ』の世界にお邪魔します。
中西陽介さん演じるフアンのお姉様の役です。

そう、『2』です。勿論『1』もいます。
そして1・2を演じますふたり、169cmと170cmの身長高め女子です!
こ、これは意図的…!!そう思わずにはいられませんでした。まさかの身長選抜。
じゃないかもしれませんが!(笑)

しかし同じような身長と同じような衣裳(っぽい格好)のおかげで双子のように過ごしております。(稽古のときは衣裳に近い格好をしてお稽古することが多いのです)
二人でお姉様達の生態についてよく話すのですが、それがとても楽しい(⁠⁰⁠▿⁠⁰⁠)⁠
世に出ないであろう設定がどんどんと増えていきます。

お姉様達、初めて戯曲を読んだときは「なにこの二人…!?」と理解の及ばない謎の存在でした。でも考えれば考えるほど、哀しいし愛しい人たちだなあと思えてきます。そんな彼女達の一部分でも伝われば嬉しいです。そしてこの舞台のアクセントになれれば、と思います。
どこで出てくるか楽しみにしてくださると嬉しいです!

という訳で!義理の姉ズで写真を撮りました〜!
相方は準劇団員の関谷あづみちゃんです!
後輩ですがむちゃくちゃ頼りになる存在です。
二人でフアンのお姉様として存在できるよう励みます!


(左 横井麻子、右 関谷あづみ)

是非皆様Pitまで足をお運び下さいませ!
お待ちしております!
| 稽古場日記::ザ・サード・ステージ『イェルマ』 | 22:59 | comments (x) | trackback (x) |
イェルマの世界
ブログ担当、髙橋慧です!
マリーアを演じます!



これは、あるシーンの稽古中。
このシーンでは、村の女達がかなり際どい世間話をしています。

稽古では
ああじゃないか、こうじゃないかと、辛辣に、笑ったり、突っ込んだり、意味深な隠語も交えて、話し合いながら作られていきます。
その様子が、まさに村の女達の会話を盗み見してるようで面白かったり、怖かったり。

その役者一人一人の日常を覗き見してる感じで、惹き込まれます。


さて、今回の舞台セットは
舞台と客席がとても近く
色んな角度から観られるので、より「イェルマ」の世界に入り込めると思います。

見る角度によって
見える世界が変わる
新しい発見が生まれる
面白いな〜!

つまり、一回だけでなく、何度もいらしていただき、あらゆる角度から見ていただきたいと思っております。
出演者それぞれの人生も色んな角度からみて楽しみたいな〜。。。楽しんで頂きたいな〜。。。
なんてことを考えています。


歌あり、踊りあり、色々あり…!!!
色々ってナニ〜!?

ぜひ、劇場でご覧くださいませ!!

作者ロルカの世界感!
それが、この舞台の上でどのように繰り広げられるのか?
そして、観劇した皆様は、どう捉えるのか?心にどう写ったのか?
興味深々!
観劇後のアンケートなどなどで、是非教えてください!!!
| 稽古場日記::ザ・サード・ステージ『イェルマ』 | 23:18 | comments (x) | trackback (x) |
『イェルマ』、読売新聞夕刊に載る!
今回、『イェルマ』の企画制作をしております、磯辺万沙子です。
昨日の読売新聞夕刊に、『イェルマ』について語る演出家金澤さんの、記事が出ました!



読売新聞の森重記者の取材でした。
森重さんのあらゆる角度からの質問、取材は、本当にテンポ良く、つい、ホンネが引き出されて来ます。





本当は、読売新聞の田上記者の取材予定だったんですが、田上さんは、あの「ジャニーズの記者会見」に行ったので、演劇担当のベテラン記者、森重さんにバトンタッチしたのでした。
田上さんがあの会見場でどんな質問なさったのか?興味深々です。


そして、実は、8月30日の毎日新聞の夕刊にも私たち『イェルマ』が掲載されたんです。



記者は、濱田元子さん。
実は、2010年上演した、畑澤聖悟作、黒岩亮演出『イノセント・ピープル』
これも私の企画制作だったんですが、その時、取材していただいたのも濱田さん!

濱田元子さんはこの取材の数日前に大阪から東京にいらして、東京の毎日新聞演劇担当として、最初の取材で、最初の記事だったんです!
池袋の喫茶店で、畑澤さん、黒岩さん、私、と、濱田さんでじっくりお話しした事覚えています。
それから、13年の年月が流れました。

今回の『イェルマ』に大いに興味持っていただき、ホント嬉しかった!

やってて良かったって思える瞬間ですね。
皆さま、この二紙、どこかで手に入れて、読んで下さい。
| 稽古場日記::ザ・サード・ステージ『イェルマ』 | 18:33 | comments (x) | trackback (x) |
本日の稽古場
私、ドローレス役の林佳代子です。呪術師役なので、舞台上でお唱えしなければなりません。立ち稽古に入り本日初めてのお唱え…と言っても知られた宗教等ではなく、ドローレスオリジナル(または「イェルマ」という芝居の)世界観なので、どうしたものかと苦戦中です。呪文はもちろん「ロルカの詩」です!ドローレスの神秘によってイェルマの願いは、聞き入れられるのでしょうか!?

さて、本日の稽古は、20時に終わる予定でした。予定より30分以上も早く終わったのに「早くかえりましょう!!」とは言えないのです。特に若手の皆様、この時間からの作業となります。
今回は、劇団昴ザ•サード•ステージ。舞台装置は、舞台監督を務める三輪学君の号令一下、みんなで作り上げて行きます!!少しずつ稽古場が本番に向けて変化して行くのが楽しみです。(いい気なものですね、作業に加わらず申し訳ありません!)




壁に立て掛けてある、舞台の一部になるであろう材料を撮ろうと思ったら、美しい女子達(横井麻子さん、夏目陽希さん)が、勝手にポーズを取っています。




「イェルマ」は、スペインのお話ですが、イェルマの夫ファン役の中西陽介君の首に巻いてるのが、どーも「和」に見えて不思議なので撮ってみました。なんでだろ。
「一枚のハガキ」の時に、私が稽古の流れで差し上げた日本手ぬぐいなのだそうで…悪い気はしませんが、今回…なんでだろ。蝶ネクタイっぽい巻き方…。彼の役作りに何か結びついているのかもしれません。




以上、稽古場からのメッセージでした。
みなさま、本番をお楽しみに!どうぞよろしくお願いいたします!
| 稽古場日記::ザ・サード・ステージ『イェルマ』 | 09:44 | comments (x) | trackback (x) |

  
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