お誕生日おめでとう! 高山佳音里
今日はメアリ役の落合るみちゃんのお誕生日でした。

我々、この日のために数日前から計画をしていました。
稽古中に誰か誕生日のメンバーがいると、稽古場でお祝いをするのが常なのです。
が、今回はただお祝いするのでは、本人もある程度予想しているだろうから、できるだけ予想外なことをしよう!と…。

「パーティーのシーンの稽古をして、芝居の流れの中で料理を運んでくる時にバースデーケーキを持ってくるのはどうだ?」
「そこでハッピーバースデーを歌い出すのは有りがちだから、そのまま皆何事もなかったように稽古を続けては?」
「それで、キャストもスタッフも、やれるとこまで稽古を続ける新手のサプライズだ!」
…で、打ち合わせして、ちょびっと稽古までして…

…で、当日の今日…。
実際に稽古を始めてみたら、るみちゃん以外の仕込みメンバーが、普段はまちがえない箇所で台詞をトチったり、相手の台詞を食っちゃったり…
とうとうバースデーケーキが舞台に登場して、びっくりするるみちゃん…笑いそうになる我々…
それでも皆、そのシーンの最後まで、止まらずにバースデーケーキを目の前にしたまま、続けましたとも!
最年長の座長、岡田さんが、そのシーンの最後の自分の台詞をアドリブでもじって、「お誕生日おめでとう!」と、うまく持っていってくれて・・・
一同仕込んでおいたクラッカーを鳴らして、ハッピーバースデー♪となりました。



この稽古中、一番落ち着いていたのは、当のるみちゃんでした。「何か皆、落ち着きないなと思った」とのこと。
ケーキとロウソクを仕込む係だった、いつもは冷静な三輪君が「緊張した 」と言ってましたから…。まだまだ修行が足りないのでしょうか、我々…。

るみちゃん、稽古場サプライズは、初めてだったそうで、とても喜んでくれたのが何より。

もちろん、この後みっちり稽古しました!
おめでとう!るみちゃん!

| 稽古場日記::隣で浮気? | 23:14 | comments (x) | trackback (x) |
箱ちゃん 落合るみ
今回裏にについてくれる、ばっさり切ったショートがとても似合う箱田好子ちゃんです。
最近では、「石棺」や「クルーシブル」に出演していました。



パラオでダイビングの免許をとってきたという箱ちゃんから、チョコレートのお土産を頂きました♪
箱ちゃんはとってもアクティブな人なんですよ。

この芝居の裏はとっても大変なのでどうぞよろしくね。

ちなみに彼女はお酒が大好き。
ハードな芝居ですが、どこかでゆっくり飲みたいわ、と目論んでいる落合るみなのでした。


| 稽古場日記::隣で浮気? | 23:06 | comments (x) | trackback (x) |
プロンプターは大忙し 宮本充


この可愛い顔をした青年は、加藤来洸(らいこう)。
昨年の4月に入団した新人です。

劇団に入って最初の一年間、新人は全ての公演に参加して手伝いをし、色々なことを勉強します。
掃除。お茶・コーヒーの用意。小道具の準備。劇場の仕込み、など色々ありますが、今回の彼の主な仕事は、プロンプター。

プロンプターとは、役者がセリフを忘れた時に、こっそり教える人のこと。
本番中は、大抵、舞台の袖幕(両サイドにある黒幕)の裏に待機し、いざという時に、お客さんに聞こえないよう、囁くように出演者に台詞を教えます。
しかし、客席に聞こえないようにというのは、結構難しいものです。

役者は台詞を忘れた時、大抵パニック状態に陥っています。
そういう人の耳に、プロンプターの声はなかなか届きません。
プロンプターの声がどんどん大きくなり、劇場中の人に聞こえているのに、当の役者にだけ聞こえていない、という状況を、かつて客席から経験したことがありますが、それはもう悲惨なものでした。

僕も若い頃はよくプロンプターをやりましたが、最近、昴の公演本番では、あまりプロンプターは、つかないようです。
台詞を忘れたら、自己責任で何とかしろ、ということかもしれませんが、意外とその方が、台詞を忘れて立ち往生という事態は起こらないようです。

ただし、稽古の時は別。
出演者がセリフを完全に覚えるまで、プロンプターは欠かせません。

稽古中のプロンプターはかなりの重労働てす。
出演者の演技から、ひと時も目を離せません。
台詞が止まった時は、まず、それが演技の「間」なのか、セリフを忘れたのかを見極め、次に、出演者が自力でセリフを思い出すことが出来そうかどうかを判断し、無理だと思ったら、すかさず台詞を教える、という作業を瞬時に行わなければならないのです。

これは精神的に相当きつい仕事です。

彼は、2月の公演「イノセント・ビープル」でもプロンプターをやりましたが、稽古の間、ずっと立ちっぱなしでした。

今回の「隣で浮気?」は、出演者はみな初演を経験しています。
そして、稽古が始まる前に、役者だけで自主稽古もしました。
来洸くん、今回は楽が出来るだろう、と思っていましたが、残念ながら、そうは行きませんでした。

「隣で浮気」では、舞台上に、2組の夫婦の部屋があります。
そして、ふたつの部屋は、舞台の右半分、左半分という風に分かれてはおらず、ごちゃ混ぜになっています。
例えば、三人掛けのソファーは、左の2席分が一方の夫婦のもので、右の1席分が、もう片方の夫婦のもの、という具合に。
そして、それぞれ違う場所にいる設定の2組の夫婦が、同時に会話をするのです。
役者は、自分の伴侶と会話をしながら、同時に、もうひと組の夫婦の会話も常に聞いていなければなりません。
これは、相当に稽古を積まないと出来ないことなのです。

という訳で、プロンプターの来洸くん、今回も大活躍。
稽古中、気を抜く暇はありません。

彼に安らぎの時は来るのだろうか…


でも、来洸。
その苦労が、いつかきっと役に立つ筈!
…たぶんね
| 稽古場日記::隣で浮気? | 20:48 | comments (x) | trackback (x) |
スープ男現わる!!!  高山佳音里
今日の稽古に現れた宮本充さんの服装に稽古場騒然!
ジャージの短パン…なぜ?!


お昼に大山の商店街の中華屋さんでお昼を食べて、うっかりスープをこぼしてさまい大騒ぎに…。
幸い火傷はしなかったものの、あまりにガッツリ、スープがかかってしまったため、ジム用に持っていた短パンに履き替え、怪しく見えないよう、上着も着ないで、さもジョギングしてたかのような体で稽古場に来たそうです。




この服装のまま、稽古に挑んでいました。


実は、充さんの役のウィリアムは、劇中で、スープをかぶってしまうシーンがあるのですが、その為の役作り…?
身体を張った役作り?
と皆に言われていました。



本日は、その肝心のスープをかぶるシーンのある、1幕をしっかり稽古致しました!


新しいキャストも加わり、4年の歳月を経て、さらに進化中です。
こうご期待!

| 稽古場日記::隣で浮気? | 23:31 | comments (x) | trackback (x) |
「す」の謎 宮本充
昨日は最後の読み稽古。
稽古の後に、立ち稽古の為の小道具の仕分け作業をしました。




倉庫に保管してあった、懐かしい小道具達。
その数の多さ!
特に、食器類の数が膨大。
「隣で浮気」の一番の見所は、ディナーシーン。
ふたつの家族のディナーが同時進行します。
その場面で使う物が特に多いのです。



どの場面でどの小道具を使うのか、初演の舞台写真を見ながらチェック。
右は演出助手の河田園子。
左は、加賀谷崇文。
彼は北海道の稚内出身。
『日本最北端の俳優』です。
昨年の「石棺」に、消防士役で出演していました。
バラの花を一輪持ち、たたずむ姿が印象的でした。
今回、スタッフとして手伝ってくれます。



マッサージ棒。
いえいえ、これは使いません。
なぜか小道具箱に入っていたのです。
彼は三輪学。
三輪も「石棺」に出演していました。
身の危険をかえりみず職務を全うする制御士の役。
いい役でした。

彼は、非常に多才な男。
道具類なら、金づちからパソコンまで何でも操ります。
だから何かあると、どうしても彼に頼ってしまいます。
三輪にもスタッフとして手伝って貰うことに。
彼はこの後、6月の「汚れた手」に出演します。



仕分け作業中のこと。
「あれ、何だコレ…?」と三輪が手を止めました。
カップなどの食器の底に、「す」と書かれた小さなシールが貼られているものがあるのです。
貼られていないモノもあります。
一体何の意味なのか?

食器を使う家族は「フォスター家」と「フィリップス家」。
どちらも「フ」だから違う…
初演の時、ダブルキャストで、「白チーム」「黒チーム」と呼ばれていたから、「すろ」の「す」?
バカ、それは「しろ」だろ。
などと言いながら、皆で、「す」の意味を、作業を中断して考え始めました。
しばらくして、三輪が大声で、
「『すばる』の『す』だ!」

初演の時に、劇団の所有物と、そうでないものとを区別するために、劇団所有の食器に「す」のシールを貼っておいたのでした。

「なるほど!」と、一同納得し、作業を再開。
無事、仕分けは終わりました。

今日は立ち稽古。
例のディナーシーンは、何度も繰り返し、いきなりの猛練習となりました。
もちろん、「す」印の食器を使って。
このシーンは、芝居というより、もはやスポーツの域。

クタクタです。
明日は筋肉痛かも…

| 稽古場日記::隣で浮気? | 20:52 | comments (x) | trackback (x) |
三回目の浮気稽古 高山佳音里
21日、「隣で浮気?」の2幕の自主稽古でした。
色々動き方が細かい芝居なので、4年前の初演時のDVDを見ながら、細かくチェックしつつ、役者陣のみで稽古!
自主稽古なのでスタッフもプロンプターもいない稽古です。



そこに、思わぬ助っ人が…。



日曜日の「すばる倶楽部パーティー」の、ドリンク班チーフ!江崎泰介君が、準備の為に稽古場に…。

しばし、稽古を見学しながら、プロンプをしてくれました。

出演者全員が同時に舞台上にいるシーンに差し掛かっていたので、本当にありがたかったです。
劇団だからこその『良さ』、を感じました。

            高山佳音里 
| 稽古場日記::隣で浮気? | 23:55 | comments (x) | trackback (x) |
「隣で浮気?」自主練二回目 落合るみ
自主練二回目でした。

劇中で、確かに自分が演じていたのに、今はもう、細かいところは忘却の彼方。。。
というわけで、宮本充さんがパソコンとDVDを持ち込んで下さり、確認、また確認です。

普通の芝居なら再演といえども、新しく作りだし好きに動けばいいのですが、この芝居は他の人のセリフや動きと、がっちりとからんでいるので身勝手に芝居を変える訳にはいかないのです。

今回からこのメンバーに仲間入りした、ボブ役の山口研二くんは、他の人がやってた動きをコピーするわけですから一番大変なはずです。
でも、よどみなくこなしていてびっくりです。



DVDを覗き込む新夫婦役の高山佳音里ちゃんと山口研二くんです。

| 稽古場日記::隣で浮気? | 17:47 | comments (x) | trackback (x) |
「隣で浮気?」始動! 落合るみ
「隣で浮気?」の稽古が始まりました!
と言っても、本稽古はまだだいぶ先です。

演出家もスタッフもいない、小道具もない、役者だけの自発的な事前稽古、自主練です。

出演者一同の、この芝居への愛が、お分かり頂けると思います。
そして、どれだけこの芝居が大変かも・・・・


再演にあたり、初演時のDVDを観て、出演者全員が、「この芝居、面白いなあ!」と、思ったそうですよ(笑)
なんとやっかいで複雑で・・・そして、爆笑!

一人でもきっかけを逃すと出来ない芝居なのです。
演出家のニックさんが本当にきめ細かく作りあげてくださり、そして、私たちも、よくあんな綱渡りな動きときっかけを外さずに演じることが出来たなあ・・と感心しきりです。

とはいえ、現時点では、四年経った記憶はおぼろ・・みんなで頭をひねっています。
本番まで稽古を重ね、初演時を大きく上回る作品にしたいと思います。




ちなみに私事ですが、昴に入りたいと思ったのは、高校生の時に地元の神奈川県青少年センターで「エデンの東」を観たから。
今回の神奈川県の旅初日は、その青少年センターです。
感無量です!
| 稽古場日記::隣で浮気? | 22:02 | comments (x) | trackback (x) |
「千秋楽!」 吉田直子
劇団昴本公演「イノセント・ピープル」は、昨日千秋楽を迎えました。

クリスマス前から稽古をはじめ、お正月休みをはさみ、思えば長い時間をこの作品と過ごしてきたような感じがしますが、
劇場入りしてからは、あっという間に時が過ぎたような気がします。

出演者、スタッフさん、制作が一丸となって、よりよい作品づくりに打ち込めたことは、私にとって(そして、おそらく劇団にとっても)大切な財産となりました。

初演からさらに深みを増して練り上げられた先輩がたのお芝居を舞台の袖から時々観ていて、何度かこみ上げてくるものがありました。

昨日のカーテンコールの時には、これで終わりだと思うとちょっと足が震えてしまいました…。




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ご来場くださった皆様、
この作品をささえてくださった全ての皆さまに、心よりお礼を申し上げます。





終演後にロビーのカフェで行なわれた、昴会員さまとのお茶会は、作者の畑澤聖悟さん、演出家の黒岩亮さんがご参加くださったおかげもあり、大変有意義なものとなりました。


もちろん打ち上げも盛り上がりましたよ!

演出の黒岩さんの、「この作品は再演すればするほどよいものになっていくから、またぜひやりましょう!」とのお言葉に、みな賛同の拍手をおくりました!

またこの作品と出会いたいです。
| 稽古場日記::イノセント・ピープル | 21:30 | comments (x) | trackback (x) |
「ポスト・ショー・トーク」 吉田直子
本日、「イノセント・ピープル」あうる公演も千秋楽でした。

ご観劇頂いた皆様に、感謝感謝です。

千秋楽の報告はまた後日!


さて、昨日、公演4日目となる、2月2日土曜日は、昼夜2回公演に加え、夜公演終演後にポスト・ショー・トークのある、盛りだくさんな一日でした。


今回のトークの出演者は、
「イノセント・ピープル」作家の畑澤聖悟氏、
ブライアン役の遠藤純一、ジェシカ役の要田禎子、シェリル役の矢島祐果、ウィリアム役の大島大次郎、
そして司会はニナ役、新野美知でした。


現職の高校教師(美術)であり、演劇プロデュースユニット「渡辺源四郎商店」店主、青森を中心に精力的な公演をおこなっている畑澤さんに、出演者から様々な質問がとびだしました。


推敲を重ね、構成された見事な台本「イノセント・ピープル」ですが、もしも付け加えるとしたら、どんなシーン?

との質問には、江川泰子さん演じるベロニカ・タバーレの祖父を回想シーンで描きたかった、とおっしゃっていました。

インディアンの村のシーン、もし実現していたら、個性的で面白そうですね。

要田さんからの、
「どんな絵をお描きになるのですか?」との質問には、「ここで言っても…」と答えていただけませんでしたが、世界に対して鋭い眼差しをもたれる畑澤さんが、美術の分野ではどんな作品を描かれるのか、皆さんも知りたいですよね!
私も知りたいです!

ぜひ、またの機会に教えていただきましょう。


そして、畑澤さんが戯曲作品を書くときに、大切にしていることは、題材とした当事者のかたたちに、失礼にならないようにすること。
つまり、この作品でいえば、
アメリカの人、広島の人が観たときに気分を害さないようにすること。
どちらかだけを悪者にしないこと。

それは、畑澤さんが半年間に渡って、アメリカ、日本の戦争史や資料を調べ、双方のやむにやまれぬ事情を考察した、という真摯な姿勢にあらわれていますね。
それが、多くの観客の共感をよぶ作品につながる秘訣でしょうか。

まだまだ興味深いお話しがたくさんありましたが、全部ご紹介できないのが残念です。



そして、畑澤聖悟氏の書き下ろし作品新作、「本当のことを言ってください」を、今年の10月に劇団昴本公演で上演いたします。

とっても楽しみですね!





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右から、畑澤聖悟さん、ルーシー役の私吉田、主演ブライアン役の遠藤純一さんです。

贅沢なツーショットの真ん中に入れてもらった、貴重な一枚。ブログ筆者の役得?(笑)

お二人の存在感の大きさのおかげで、私、顔が小さく見えます!
| 稽古場日記::イノセント・ピープル | 00:14 | comments (x) | trackback (x) |

  
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