「親の顔が見たい」九州編 北九州市(6)林佳代子
本日のブログは、長谷部多恵子役の林佳代子がお送りいたします。

小倉にやって参りまして、初日を迎え、早くも6日目の例会となりました。
俳優たちも、旅生活と仕事において、それぞれのペース配分ができるようになってきた頃です。

小倉では、ほとんど毎日、マチネ(昼の部)の舞台がありました。明日もマチネです。
俳優により、幕が開くまでの過ごし方は違いますが、ちょっとご紹介。

今日の私は、ホテルで食事を済ませ、いつもより早めに出かけました。
私の場合、劇場に入ってウォーミングアップをしますが、その前にお散歩をしようと思いまして。
お芝居が始まりますと、ひたすら座っている時間が長いものですから…(笑)

まずは旦過市場を目指します。
初めて行ってみましたが、とても賑っていて、ワクワクしました。
東京のスーパーでは見かけないお魚も沢山並んでいました。
市場の通路を抜けて、劇場方面へ向かう川の橋をわたりながら、川面を眺めると、アオサギが!
写真に収めようと近づくと「クワー」といいながら、羽ばたいて逃げていきます。
また近づくと…、また「クワー」と逃げられ、ちょっと淋しい思いをしながら、あきらめて先に進みました。
小倉城。
残念ながら、改修工事で中には入れませんが、外から眺めて満足します。
お堀の藻?を覗きながら、芝居の台詞が頭に浮かんで、言ってみたりしました。
まだ、少し時間が早いので、知る人ぞ知る長崎街道をちょっと散策。
わたしの大好きな、旧街道にふさわしいレトロな建物。



黒いポストも発見!



いざ劇場へ。
まず、自分の楽屋に入りますと、すでに姉崎先輩が、床に寝転がり体操してました。
「今日もおとまりですか?」と私。
「今、起きたとこ。」と姉崎さん。
なんて冗談を交わしながら、トレーニングウェアーに着替えて、私はロビーに向かいます。
まず、軽くランニング。
10分位ですが、汗はでます。
それから柔軟体操を済ませると、そろそろラジオ体操の時間がやってきます。
舞台に、スタッフ、キャスト殆どみんなが現れて、ラジオ体操第一と第二を続けてやるのですが、これが、けっこう侮れません!
私の隣では、宮本君が、体操してるのですが、唸り声がすごい。
彼は、昴の研究生の頃から、身体が硬かったですからねー。(彼とは同期なので、色々知っているのです)
ラジオ体操が終わってからは、しばし談話をする者、声を出す者、お茶を飲む者、楽屋に帰って準備する者、いろいろです。

こんな感じで、公演が始まるまでの時間が経過します。

そして!今日も無事に、暖かい拍手に包まれて、幕を下ろすことが出来ました!!

さて、今日は夕方より、北九州市民劇場の皆様との交流会がありました。
今回のお芝居の話を中心に、あれやこれや、秘密のことも?そうじゃないことも、ご感想も!沢山いただきまして、大変充実したひと時でした。
私のテーブルの皆様は、とにかく良くお笑いになり、とても盛り上がりました!
楽しいステキな時間を、どうもありがとうございました!

追伸
一昨日、終演時間が早かったものですから、門司港まで、レトロを探しに一人で出かけました。
趣深い建物や、どこか懐かしい小道を見つけたりしましたが、都区内では決して見かけないお知らせをひとつ発見。



では、あしたからもよろしくお願いいたします!


| 地方公演::親の顔が見たい | 23:00 | comments (x) | trackback (x) |
「親の顔が見たい」九州編 北九州市(5)
柴田純子役の大坂史子です。
小倉にお邪魔して、今日が6日目。
北九州市民劇場・例会も、明日と明後日の残り2ステージとなりました。
そして、明日は、新宿シアター・トップスの初演から数えて、110ステージ目。
ついこの間、函館演劇鑑賞会・例会で100ステージ目を迎えたばかりなのに…。
先のことを考える余裕もなく、一回、一回を一所懸命演じているのですが、こうして、舞台は積み重なっていくのですね。

今回のお芝居は「いじめ」がテーマです。
8月のブログで、「いじめにあった事はあるか、またいじめた事はあるか」という質問に対し、若手が色々な経験を語っていました。
そこで今日は私の体験談を…。
私は小学校、中学校の時にいじめにあった事があります。
お約束のクラス全員からの無視に始まり、先生に気が付かれないようになされる暴力、親と出掛けている所を目撃されれば、翌日「あいつお母さんと一緒に万引きしてた!」とクラス中に言いふらされる…。
いつ誰に見られているか分からない家族との外食は恐怖の時間でした。
それでも劇中の井上道子ちゃんに比べればかわいいイジメです。
でも当時14歳の私を傷付けるには十分で、両親にはそのような目にあっている事を気取られないように細心の注意を払っていました。
自分達の娘が学校でそんな恥ずかしい目にあってるなんて、死んでも知られたくなかった。
しかし両親にはただの反抗期としかうつらなかったようで、事あるごとに対立。
理解しようとも気づこうともしてくれない両親に、硬く心を閉ざしてしまったのは言うまでもありません。
オトナになってもそんなトラウマから逃れきれていなかった私は『親の顔が見たい』の台本を初めて読んだ時、これは井上道子ちゃんの復讐だと思ってしまいました。
だって道子ちゃんの母親の珠代さんだって彼女の苦しみに気づいてあげられなかったのですから…。
誰だって大切な人には幸せになって欲しい…幸せにしてあげたいと思います。
それが自分の子供なら尚更でしょう。
ただどんなに大切にしているつもりでも気持ちはすれ違う。
親子の関係なら尚更。
少し大人になった今ではそれが分かります。
そしてオトナになれたであろう私は、道子ちゃんはもちろん、志乃・翠・のどか・麗良・愛理…グループ6人、それぞれの孤独を思わずにはいられません。
世の中のお父さん、お母さん、子供達のサインを見逃さないよう、聞き逃さないようにしてあげて下さい。
愛されるべき人に確かに愛されたという記憶が、優しい気持ちを作って行くはずです。
ただそれだけの気持ちの積み重ねが、このようなお芝居の必要のない世の中を作って行くのだと 思います。
あまり楽しくない話…大変失礼致しましたm(__)m

         大坂史子


ここからは宮本充が担当します。
僕も、若手の体験談を聞いた時は驚きましたが、共演者の中にも いじめの経験者がいたんですね。
僕は幸い、そういう経験はありませんでしたが、自分の息子達にとって、君の願うような親でいたいと思います。
オーちゃん、貴重な話をどうも有難う。

今日、劇場の楽屋廊下で、ブログ用に彼女のスナップを撮りました。



手に持っているのは、「か」の字。
一体、何でしょう、これは…?
引き続きブログをご覧頂ければ分かります。
乞うご期待!



今日は、北九州市民劇場・例会の中日。
昼の部と夜の部の間に、会員の皆さまの手作りのお料理を頂きました。
初日に続いて、これが2回目!
本当においしい料理ばかり。
至福のひと時でした。
どうもありがとうございました!

これからも、一回、一回の舞台を大切に。
まずは、明日の110回目を精一杯、演じます!


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