今日の役者紹介は、エマ役の石井ゆきさんです。
エマさんはアパート側で最年長、戦前のドイツを知っている唯一の登場人物です。ゆきさんは実年齢はエマさんよりずっと若いのですが、歴史の重みのあるセリフをしっかり受け持ってくれています。

実はゆきさん、1990年の『アルジャーノンに花束を』初演キャストでして、チャーリーのお母さん、ローズを演じてました。当時、なんとチャーリー役の牛山さんより年下だったそうです。こういう、年齢の逆転が起こるところが舞台の醍醐味の一つですね。

そして実際に息子さんがいるゆきさん、時々、若手後輩男子に対する対応が「お母さん」モードに見える時があってほのぼのとしちゃいます。

昨年の『グリークス』では、過激な衣裳ではっちゃけた役も演じてましたが、今回は、真逆のしっとりとした役どころ、です。お楽しみに!

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高山佳音里(こうやま かおり)
| 稽古場日記::ザ・サード・ステージ『幻の国』 | 19:42 | comments (x) | trackback (x) |

  
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