『ジャックという男』
10日に無事開幕しました『The Weir~堰~』。

おかげさまで舞台はつつがなく、順調なすべりだし♪終演後には毎回ダブルのカーテンコールでお迎え頂き、役者冥利に尽きる日々です。

なお
18日以降は まだお席に余裕がございますので、
「このブログは愛読してるけど芝居は観ようか迷ってる」という、ちょっと珍しいあなた!
ぜひお早めにご予約のうえ御観劇のいただきまして、より一層 当ブログをお楽しみくださいますよう御願い申し上げます。

残念ながら
今回の公演中は、感染防止のためポストショートークやステージツアー等のイベントがなく、
また、終演後にお客様にお会いして御感想を伺う機会も持てませんので、

その代わりと申してはナンですが、
公演中もポチポチとブログを更新して参ります。
本日はジャック永井が、
その役づくりについての苦労話を、
ここぞとばかり語りましょう♪

小宮山智津子さん翻訳による台本を受け取ったのが 昨年の冬。6月の本番に向け読み込むも…

春の“第一回緊急事態宣言”により稽古は中止。
公演は「延期。たぶん来年の秋まで」。

以降 この夏に至るまで、外部の出演も中止になったりして……結局まるまる2年間も舞台から離れるという、役者人生で初の 寂しい日々を過ごしました。

幸い『堰』の台本は手元にあり、
時間は もて余すほどありましたので、

さぞやじっくりと“役づくり”が出来たかというと…
それがですねぇ…。。



『ジャック』。
もちろん西洋に広くある人名ですが、

念のため辞書をひくと、それ以外の意味として
『男』と あります。他に『やつ』『少年』等々…。

「ブラックは黒。ジャックは男。つまり自分の本名は、黒男(くろお)だ。」と
ブラック・ジャック(by手塚治虫)も語る通り、

ジャックという名前には
『“ただの男”以外の何者でもない』という意味合いがこめられていると思われます。

50過ぎの、冴えない中年男。独身。
生まれた土地から離れず、親の遺した家で気ままな一人暮らし。
性格は、ちょいヘソ曲がり。
いわゆる“古いタイプ”の人間。。

…これねぇ…
まんま僕なんですヨねぇ。。

“役づくり”などという何か特別なテクニック的なモノがあるのか無いのか、未だによく分からないのですが…
普段の自分とかけ離れた役が回って来た時には…どういうわけか、燃えます!

例えば人殺し。
人を殺したこともなければ今後人を殺す予定もありませんが、
いや無いからこそ、
人を殺す人間について、関係する本を読んだり映画を見たり…頭フル回転+腕によりをかけてアレコレ工夫するのは面白いのかもしれません。おかげ様でこのところ3作品に1本のペースで誰かしら殺しております。ああ楽し♪

翻って、ジャック。
これがですねぇ~…
頭フル回転で考えることようなことが…
うーむ…果たしてあるんだろうか…??

白状いたしますが、

ほぼ自分だと思ってやっております。

え?
そんなに楽してんなら金返せ??
いえいえ、『ほぼ自分』ですよ。
『ほぼ』です。

昨春の、思いもよらぬ巣籠もり期間。
“人生の夏休み”と捉えて、いつかやらねばと思っていた家の大掃除やプチリフォームをすることに。
「5年使わなかったモノは捨てるべし」の掟に従いガシガシと断捨離を進めました、
が…

数十年ほぼ手付かずだった、アルバムの山。
数日かけて一枚一枚見て…
悩んだ末、結局一枚も捨てずに
ざっと整理して押し入れに戻しました。

思い出は財産。。
『堰』では、劇中いくつかの思い出話が語られますが、

ジャックが語る思い出は、
ほぼ、僕の思い出です。

『ほぼ』ですよ!!
| 稽古場日記::The Weir ─堰─ | 01:16 | comments (x) | trackback (x) |

  
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