米国式クリスマスの思い出!
クリスマスキャロルも本番に入り気力充実している今日此の頃です。
さて、クリスマスに関する思い出と言う事で、思い出されるのは、
二十代の頃に横須賀の米軍基地内でクリスマスパーティに初めて招待された時の事ですね。
まずは、やはり食文化の違いで、激烈に甘いフルーツケーキ、巨大なリブロース、七面鳥、度数の高い酒には驚きました。
次にパーティーの途中で今回のキャロルと同じ様に可愛らしい子供達が玄関で歌い、手や帽子を差し出した所、
主催者の老齢の母親が急に子供達に説教し始めたので、通訳できる同僚に何を騒いでいるのか聞いてみたら、
「何人か声が出て無い!なぜだ!ヘタでも良い!皆で2番まできちんと歌え!
金が欲しいならしっかり働け!」要約するとこんな感じの事を言ってたらしいです。
子供達が最初からまた歌わされていましたが、悲愴感たっぷりだったのを覚えています。
これは状況は違えど、スクルージが少年を追い出すシーンに近い感じがしました。
さて、去年の再演ですが、演出の菊池准さんの指導、出演者達の熱演により、
さらなる変化をしております。
千秋楽まで、まだ日にちはありますので、
ぜひご来場ください。

田徳真尚
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 13:03 | comments (x) | trackback (x) |

  
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