2015,04,20, Monday
「きぃのぉ~くに~、きぃのぉ~かわぁ~♪」
和歌山の歌といって思い浮かぶのは、この曲(のみ!)『紀の川』。
高校の合唱祭で、隣のクラスが歌ってましたっけ。
ウチのクラスは『河口』。
「ちくごぉ~がわ、ちくごぉ~がわ♪」というアレ。
どちらも名曲。なのはいいとして、
…なにゆえヨソの地方の、それも見たこともない川の名を連呼する歌を唄わねばならぬのか…。
高校生だった私には、どうも腑に落ちませんでした。
が、まぁ河川としての“格”ですかねぇ…名前の響きもいいし…
「えどがわぁ~えどがわぁ♪」じゃあねェ…清く美しい感ゼロ。
ちなみに、
和歌山の歌はこの曲しか思いつかないと申しましたが、
もっと悲しいことに、我が千葉県の歌は1曲たりとも思い当たりません。
…というわけで、今さらですが本日の当欄は“歌と花を愛する千葉県民”永井がお送り致しております。
和歌山での例会も、一昨日・昨日と無事に終え、
昨夜の交流会では…
千秋楽だからという訳ではないと思うのですが…いつにも増して会員皆様から、
「胸に迫った」「感動した」「重いと分かっていたが観て良かった」「有り難う」…と、こちらが「有り難うごさいます」言いたくなる程に沢山のお褒めの言葉を頂きました。
和歌山演劇鑑賞会の皆様、有り難うございました!
演劇鑑賞の効用とは、つまるところ『心の栄養補給』。
「華やかな、賑やかな、明るい芝居で、或いはゲイジュツ的な古典作品に酔って、実生活の憂さを忘れたい」と考えて、観る芝居をチョイスする…私も大抵そうです。
ただ、全ての“憂さ”が、それで癒されるわけではないでしょう。
だからこそ、
音楽に、
長調に対して短調があるように、古典に対して現代音楽があるように、
演劇には『現代社会派劇』があるのだと思います。
とはいえ、一見取っ付きにくいジャンルだけに、チョイスするには勇気が要ります。
この度、数ある芝居の中から『親の顔が見たい』をチョイスしてくださった近畿ブロックの各団体の実行委員の皆様の、その“勇気”に、改めて感謝申し上げます。
私達の芝居がその勇気に、少しでも報いることが出来たとしたら幸いです。
桜満開・お城ピカピカの姫路を皮切りに、神戸~紀北~奈良~京都~岸和田・貝塚~泉南~和歌山と、春いっぱいの近畿を巡ってまいりましたこのツアーも、各地の会員皆様のご助力とご声援をもちまして、無事に全行程を終えることが出来ました。
初演から7年。158ステージ。
感慨はひとしお。
感傷は人一倍。
ではありますが…
明日あたり、私以上にセンチメンタルな宮本ブログ副係長が、それはそれは素晴らしい総括ブログを書いてくれると思われますので(なにせ副“係長”ですから)、ヒラの私はこの辺で…。
…正直なところ、もはやすっかり“脱け殻”と化しまして…
ただいま余韻に浸りつつホッと一息、
新幹線の車中でこのブログを書いているわけですが…
一足早く昨晩帰京して、ただいま荷下ろし中の江崎泰介!
最後のまとめ、
ご苦労さま、
よろしく頼むよ。
…ついでに、シメかたが分かんなくなっちゃった今日のこのブログのまとめも、
ご苦労だけど、
よろしく頼むよ。。
~~~~~~~~~~
永井さんからバトンを受け取りました、最終回のブログ担当は、親の顔が見たいスタッフ3年目の江崎です。
私たちスタッフは、最終公演の終わった後、交流会参加メンバーを和歌山に残して、一足先に東京に戻りました。
そして本日19日、朝から劇団の倉庫で荷物の片付けです。
11トントラックに積まれた大道具、小道具、音響や照明の機材、衣裳や役者の私物など、「親の顔が見たい」の公演に使用した荷物を、一度全てトラックから降ろします。
そして、
倉庫に保管するもの。
各会社に返却するもの。
稽古場に保管するもの。
…という具合に分けて、改めてトラックに積み直します。
それがこちらの写真。
左にあるのが、旅で使用した11トントラックです。
見事、空っぽ!
荷台の半分以上を占めていたのが大道具、小道具なので、各地へ返却する分量は半分以下。それでも、2トントラックにいっぱいですが…。
このブルーシートに覆われているのが、手前の背の低い山が小道具、奥が大道具です。
ちなみに、一番手前の木箱に入っているのは、今回の旅でも使用した洗濯機。
今時の子は使い方がわからない(!)という、二層式の洗濯機です。
この中で、道具たちは次回の公演があるその日までじっと待ち続けます。
さて、4月の初めからスタートした「親の顔が見たい」の近畿公演、そして、このリレーブログも、この更新をもちまして終了!となります。
公演をご覧になった方は、どのような感想をお持ちになられたでしょうか?
また、この親の顔が見たいブログを読まれた方は、芝居内容とのギャップに、どれほど混乱したことでしょうか…。ぬいぐるみ(主に犬たろうですが)登場率の高さは、他のどの作品より高いかも知れません…。
このブログを読んだ、まだ「親の顔が見たい」をご覧になってない方が、一体どのような第一印象を持たれるのか…気が気ではありません。
念のために言っておきますが、ブログ記事とは180度違う、非常に繊細で緻密な、真面目な芝居でございます!
誤解なさらないようにお願いいたします。
最後になりますが、この「親の顔が見たい」という作品がここまで長く続いたのも、応援してくださる皆様のおかげです!
本当にありがとうございます!!
それでは、またいつかお会いしましょう!!!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
副係長の宮本充です。
永井くん、江碕くん、御苦労さま!
永井誠から、「センチメンタルな副係長」との紹介がありました。
それは事実です。
もう胸が一杯で、今、言えることは、毎日、ブログ記事を送ってくれた座組のみんなへの感謝。
誤字脱字があると、真夜中でも電話で指摘してくれた姉崎係長への感謝。
そして、近畿演鑑連の皆さまへの感謝。
その他にはありません。
有難うございました。
ただ、ひとつだけ訂正。
僕もセンチメンタルですが、座組で一番クールぶってるくせに一番おセンチなのは、永井くん、君だぜ。
和歌山の歌といって思い浮かぶのは、この曲(のみ!)『紀の川』。
高校の合唱祭で、隣のクラスが歌ってましたっけ。
ウチのクラスは『河口』。
「ちくごぉ~がわ、ちくごぉ~がわ♪」というアレ。
どちらも名曲。なのはいいとして、
…なにゆえヨソの地方の、それも見たこともない川の名を連呼する歌を唄わねばならぬのか…。
高校生だった私には、どうも腑に落ちませんでした。
が、まぁ河川としての“格”ですかねぇ…名前の響きもいいし…
「えどがわぁ~えどがわぁ♪」じゃあねェ…清く美しい感ゼロ。
ちなみに、
和歌山の歌はこの曲しか思いつかないと申しましたが、
もっと悲しいことに、我が千葉県の歌は1曲たりとも思い当たりません。
…というわけで、今さらですが本日の当欄は“歌と花を愛する千葉県民”永井がお送り致しております。
和歌山での例会も、一昨日・昨日と無事に終え、
昨夜の交流会では…
千秋楽だからという訳ではないと思うのですが…いつにも増して会員皆様から、
「胸に迫った」「感動した」「重いと分かっていたが観て良かった」「有り難う」…と、こちらが「有り難うごさいます」言いたくなる程に沢山のお褒めの言葉を頂きました。
和歌山演劇鑑賞会の皆様、有り難うございました!
演劇鑑賞の効用とは、つまるところ『心の栄養補給』。
「華やかな、賑やかな、明るい芝居で、或いはゲイジュツ的な古典作品に酔って、実生活の憂さを忘れたい」と考えて、観る芝居をチョイスする…私も大抵そうです。
ただ、全ての“憂さ”が、それで癒されるわけではないでしょう。
だからこそ、
音楽に、
長調に対して短調があるように、古典に対して現代音楽があるように、
演劇には『現代社会派劇』があるのだと思います。
とはいえ、一見取っ付きにくいジャンルだけに、チョイスするには勇気が要ります。
この度、数ある芝居の中から『親の顔が見たい』をチョイスしてくださった近畿ブロックの各団体の実行委員の皆様の、その“勇気”に、改めて感謝申し上げます。
私達の芝居がその勇気に、少しでも報いることが出来たとしたら幸いです。
桜満開・お城ピカピカの姫路を皮切りに、神戸~紀北~奈良~京都~岸和田・貝塚~泉南~和歌山と、春いっぱいの近畿を巡ってまいりましたこのツアーも、各地の会員皆様のご助力とご声援をもちまして、無事に全行程を終えることが出来ました。
初演から7年。158ステージ。
感慨はひとしお。
感傷は人一倍。
ではありますが…
明日あたり、私以上にセンチメンタルな宮本ブログ副係長が、それはそれは素晴らしい総括ブログを書いてくれると思われますので(なにせ副“係長”ですから)、ヒラの私はこの辺で…。
…正直なところ、もはやすっかり“脱け殻”と化しまして…
ただいま余韻に浸りつつホッと一息、
新幹線の車中でこのブログを書いているわけですが…
一足早く昨晩帰京して、ただいま荷下ろし中の江崎泰介!
最後のまとめ、
ご苦労さま、
よろしく頼むよ。
…ついでに、シメかたが分かんなくなっちゃった今日のこのブログのまとめも、
ご苦労だけど、
よろしく頼むよ。。
~~~~~~~~~~
永井さんからバトンを受け取りました、最終回のブログ担当は、親の顔が見たいスタッフ3年目の江崎です。
私たちスタッフは、最終公演の終わった後、交流会参加メンバーを和歌山に残して、一足先に東京に戻りました。
そして本日19日、朝から劇団の倉庫で荷物の片付けです。
11トントラックに積まれた大道具、小道具、音響や照明の機材、衣裳や役者の私物など、「親の顔が見たい」の公演に使用した荷物を、一度全てトラックから降ろします。
そして、
倉庫に保管するもの。
各会社に返却するもの。
稽古場に保管するもの。
…という具合に分けて、改めてトラックに積み直します。
それがこちらの写真。
左にあるのが、旅で使用した11トントラックです。
見事、空っぽ!
荷台の半分以上を占めていたのが大道具、小道具なので、各地へ返却する分量は半分以下。それでも、2トントラックにいっぱいですが…。
このブルーシートに覆われているのが、手前の背の低い山が小道具、奥が大道具です。
ちなみに、一番手前の木箱に入っているのは、今回の旅でも使用した洗濯機。
今時の子は使い方がわからない(!)という、二層式の洗濯機です。
この中で、道具たちは次回の公演があるその日までじっと待ち続けます。
さて、4月の初めからスタートした「親の顔が見たい」の近畿公演、そして、このリレーブログも、この更新をもちまして終了!となります。
公演をご覧になった方は、どのような感想をお持ちになられたでしょうか?
また、この親の顔が見たいブログを読まれた方は、芝居内容とのギャップに、どれほど混乱したことでしょうか…。ぬいぐるみ(主に犬たろうですが)登場率の高さは、他のどの作品より高いかも知れません…。
このブログを読んだ、まだ「親の顔が見たい」をご覧になってない方が、一体どのような第一印象を持たれるのか…気が気ではありません。
念のために言っておきますが、ブログ記事とは180度違う、非常に繊細で緻密な、真面目な芝居でございます!
誤解なさらないようにお願いいたします。
最後になりますが、この「親の顔が見たい」という作品がここまで長く続いたのも、応援してくださる皆様のおかげです!
本当にありがとうございます!!
それでは、またいつかお会いしましょう!!!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
副係長の宮本充です。
永井くん、江碕くん、御苦労さま!
永井誠から、「センチメンタルな副係長」との紹介がありました。
それは事実です。
もう胸が一杯で、今、言えることは、毎日、ブログ記事を送ってくれた座組のみんなへの感謝。
誤字脱字があると、真夜中でも電話で指摘してくれた姉崎係長への感謝。
そして、近畿演鑑連の皆さまへの感謝。
その他にはありません。
有難うございました。
ただ、ひとつだけ訂正。
僕もセンチメンタルですが、座組で一番クールぶってるくせに一番おセンチなのは、永井くん、君だぜ。
| 地方公演::親の顔が見たい | 01:01 | comments (x) | trackback (x) |
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