4年ぶり2回目

医学博士のダニエル・クラウリ―です。

またまた ひょんなことから医療訴訟に巻き込まれてしまった私。

でも、せっかくなので勝訴を狙って行きたいと思っております。
どうかみなさま、応援よろしくお願いしますね。

掴むぞ勝利、打倒ギャルビン!!


・・・


と言うわけで、念願の再演に気合入りまくりの宮島岳史です。

8月8日は出演者の一人、矢﨑和哉君の誕生日でした。

コロナ禍の前は、ホールのケーキを用意してサプライズを仕掛け、
その後は切り分けたケーキを皆でいただく……なんてことをしていましたが
今回はお一人様用ケーキを彼に手渡して、声出しナシのサイレントお祝い。

なんとも味気ない話ですが、我々のポーズから、祝意は感じていただけるかと。



矢﨑君、どうか素敵な一年を!


そして、写真をもう一枚。



衣装アシスタントとして参加してくれている、脇坂晴菜(左側)を紹介します。

『評決』は、登場人物が非常に多いお芝居です。
出演者は19名ですが、出演者の半数は複数の役を抱えておりまして、多いと一人で4役とか抱えてる人も…。

そして『評決』の舞台は1970年後半から1980年代。現代じゃありません。
彼女は今、その大量の登場人物たちの、主に「靴」を手配するために奔走してくれています。

負けるなワキザカ、
そしていつも有難う!!
| 稽古場日記::評決 | 01:43 | comments (x) | trackback (x) |
演出の原田一樹さん。

こんにちは。グルーバー医学博士/ジェレミー・カラハン書記官役の、吉澤恒多です。
今回のブログは、私と『評決』演出の原田一樹さんとのお話です。
原田さんが初めて昴で演出した作品は、ザ・サードステージ公演『クルーシブル 〜るつぼ〜』(2011年)。私の役は、台詞のない「役人」でした。当時入団4年目。稽古、そして裏方の仕事と大変でしたが、公演は無事に終了しました。
その2年後、原田さんから連絡をいただき、原田さん主宰の劇団キンダースペースに客演として出演することになります。お世話になった演出家から出演オファーの依頼をいただき、台詞のない役でしたが一生懸命演じて本当によかった…
と、喜んでキンダースペースの稽古に打ち込んでいたある日。
原田さんから思いがけない一言が。

「え?吉澤、『クルーシブル』に出てたっけ?」

…実は、サードステージ公演から数ヶ月後。先輩の関時男さんがキンダースペースに出演することになり、観に行った際に原田さんにご挨拶しました。その挨拶時の、私の「背の高さ」と雰囲気が考えていた役のイメージと合致して、キャスティングしていただけたとのこと。『クルーシブル』での演技での評価と思って喜んでいたのは、どうやら私の勘違いだったようで……。
ですが、その後も劇団キンダースペース公演に度々お声掛けいただくことになり、そして『評決』にも出演することになるのですから、出会いというものは本当にどこで何があるか分からないものですね。※「忘れていたのは冗談」と原田さん本人は後から言っています。

そして、『評決』は再演が決定しました!演出や構成が変わり、また新たな『評決』となります。キャストも一部変わり、俳優から生まれる化学反応がとても新鮮で、充実した稽古が続いています。どうぞお楽しみにお待ち下さい!



右から原田さん、吉澤、そして稽古場お手伝いの準劇団員・加藤保奈美。かつて劇団キンダースペースのワークユニット(研修所)に在籍していたことがある原田門下生なのです。
| 稽古場日記::評決 | 10:25 | comments (x) | trackback (x) |
『チーム諏訪 いや、茅野?』

ティッピーとその他諸々やります、矢﨑和哉です!

タイトルが前回に似てますのは、前回の記事で立花からご紹介ありましたように、旅公演の行き先のひとつであります、長野県諏訪市の出身であるため流れに乗ってみました。笑

それにしても、ここまで信州人が揃う芝居は今後あるのか!もしや、山の神に呼ばれたのではないかと思うほどです。

山の神とは諏訪地方の行事で有名かと思われますが御柱祭ので歌われる木遣り(きやり)という唄のなかに出てきます。

さてさて、お芝居をしに出身地へ帰るのは初めてなので、いざ地元に戻るとどんな気持ちでその地を踏むのか楽しみです。
これまた不思議なことで牛山さんとは高校が一緒で、茅野高等学校の出身です。



牛山さんは1973年卒
矢﨑は2009年卒

約40年の時を経ての後輩なので、地元の話をしても色んなことが違うので面白いです。まずは高校の所在地が違うとかとか…


おっと、地元の話をしてたらいくらでも書けますね。そろそろ芝居の話をしないと、誰かから怒られるのかもしれないので、この辺でシフトチェンジ!(笑)

今回の『評決』は再演ではありますが初演時と一部キャストが変わりました!
なので、2018年のときに感じるものとはまた違う雰囲気の稽古場がとても面白いです。
さらに、セットも再演バージョンで作り直しています。一度見た方はまた違う見え方がするのかなと思います。

でも、キャストやセットが変わっても、作品と私たちが目指すものは変わりません。

裁判を題材にしてるだけあり、難しいセリフが四方八方から飛び交う飛び交う。
でも、その言葉を使いこなし自分の言葉として発してる先輩たちを見て、改めてこの役の人たちは「己の信念、正義」を貫いてるなと聞いてて感じます。

今回が初めての方は結末がどうなるかは観てのお楽しみ!2回目以上の方は様相が一新された刺激をお楽しみください。
この法廷で行われる言葉・話術の戦いを是非とも劇場で体感してほしいです!

| 稽古場日記::評決 | 10:59 | comments (x) | trackback (x) |
劇団昴 チーム長野
せーの!♪ 信濃の国は〜 十州に〜♪
稽古場で「信濃の国」を歌う声が揃いました!!

こんにちは。「評決」でペギー・トミー役 他を初演に引続き演じます、立花香織です

冒頭の「信濃の国」とは、長野県民なら皆が歌えると言われていますが、ここ劇団昴でもそれは例外ではありません。

なんと、この座組には長野県民が4人もいるのです!



牛山茂[スウィーニー判事役]…諏訪市出身
宮島岳史[クラウリー医学博士役]…長野市出身
矢﨑和哉[ティッピー役、他」…諏訪市出身
立花香織[ペギー役、他」…木曽町出身
(敬称略)

今回は東京公演の後、神奈川・長野県での巡演を予定しております。
信州・信濃の国へ役者として行ける事、大変嬉しく思っております!!
長野県の皆様、待ってて下さいね〜♪
| 稽古場日記::評決 | 00:42 | comments (x) | trackback (x) |
「3人と共に」

本日のブログ担当は桑原良太です。

今回の作品では3役を演じさせていただきます!
1人目は、「損保会社担当官のアリート」
2人目は、「若手弁護士のハリントン」
3人目は、「廷吏のラウリーセン」です。

3人といる日々はとても楽しく、台本と向き合いながら色々と想像しています。
その瞬間が自分にとってはかけがえのない時間となっています。

4年前の初演の時から、世界ではたくさんの変化が起こりました。自分自身にも良いことやあまり良くないことたくさんの変化がありました。
その中で感じたたくさんの経験をこの作品で活かすことができたらと思います。

ぜひ夏の思い出のひとつとして、俳優座劇場にお越しくださいませ。

どうぞよろしくお願いいたします!!

現在の僕の相棒達↓
これは変更になる可能性もあります(笑)


| 稽古場日記::評決 | 02:59 | comments (x) | trackback (x) |
立ち稽古

フリードマン役 近藤瑞希です。

本日から立ち稽古がスタートします。僕はこの立ち稽古の初日が、いつもとてもドキドキするのです。

立ち稽古に伴い小道具を準備していたのですが…
あれれ、こんなにあったっけ?そう思う量でした。その一部を……



さすが弁護士が主軸の舞台!
書類や本が山の様に!
あ、これはまだ一部です…笑

小道具は役者を助けてくれます。たかが小道具、されど小道具。

これから皆で稽古をしながら新たな『評決』を作ります。どうぞご期待ください!
| 稽古場日記::評決 | 02:36 | comments (x) | trackback (x) |
4年振り

こんにちは!
司祭,他役の笹井達規です。
「評決」は2018年が初演で、4年ぶりの再演になります!
4年前とは!遥か彼方、昔のように感じます。
思えば色々と世界が変わってしまいましたね。
こんなパンデミックは無くて、稽古後は皆でよく呑みに行きました。

(あぁ…また皆でワイワイ飲みたいなぁ。)

今は打ち上げも無いし…寂しいですが仕方ないですね…

世界が変われば、それに適応するのが生き物です。
稽古頑張っていきましょう!

新しいキャストも入り、演出もますますパワーアップ!
この4年ぶりの「評決」が、客席の皆様にどう化学反応を起こすのか!?
乞うご期待!!
| 稽古場日記::評決 | 00:24 | comments (x) | trackback (x) |
『評決 再始動』

本日より、『評決 The Verdict』の稽古が始まりました!

2018年に本邦初演の作品が新キャストを迎え、新演出で再始動しました。

8月31日〜9月4日が東京公演。その後、神奈川県、長野県の演劇鑑賞会・市民劇場への巡演に参ります。

まずは無事に本番が迎えられるように祈りつつ、皆様にお届けできる日まで、万全の対策をして一同、稽古に臨んでいきます。

劇場でお会いできる日を楽しみにしております!



矢﨑
| 稽古場日記::評決 | 21:40 | comments (x) | trackback (x) |
中国ブロック巡演 終演

「アルジャーノンに花束を」チャーリー役の町屋圭祐です。
四週間に渡る、中国ブロック巡演が終演しました。
全22ステージを終えられ、ホッとしています。
少しずつ収まってきている兆しはあるとは言え、コロナによる公演中止やキャスト変更など、まだ聞きます。
そんな中で、座組みひとりも欠けることなく終えられたのは、幸運でした。


※撮影時のみマスクを外しています。

今回も、演劇鑑賞会・市民劇場の方々と、ロビー等で交流する事は出来ませんでした。
劇団を支えてくださり、演劇を愛して下さっている会員の方々の声を直接聞きたいです。
舞台の良かった点、悪かった点、いろいろな感想を聞いて、自分たちの糧にしたいです。
そういう機会が復活する時を願って、劇団昴は今後も活動を続けて行きます。

岡山市民劇場の例会から始まり、山陽地方、山陰地方を周り、倉敷演劇鑑賞会で終演した22ステージ。
一度たりとも、同じステージはありませんでした。
もちろん「アルジャーノンに花束を」の物語は同じなのですが、舞台上で起こることが毎ステージ少し違うのです。
その日の俳優のコンディション、
劇場の大きさ、
マチネかソワレか、
開演前の観客席の雰囲気、
本番中のスマホの音、
小道具のロールパンがトレイ事ひっくり返るトラブル、
等々……。
いろんな要素が混ざり合い、一期一会の化学反応が起きる場。
それが演劇なんだとあらためて思いました。
なにも起きない事もあって…、それも含めて演劇の不確実性を感じます。

会員の皆さんは、直接劇団側と接することができない中、いろいろな創意工夫をして僕たちを迎えて下さいました。
寄せ書きを楽屋に送って下さったり、キャスト一人ひとりにお手紙を下さったり。
中でも印象に残ったのは、米子市民劇場さんが、楽屋前に、マスクで出来た花束を届けてくれた事です。
コロナ禍を逆手にとって、且つ、今回の作品名に引っかけた贈り物はとても素晴らしかったです。



岡山、福山、周南、柳井、広島、いずも、松江、米子、鳥取、倉敷玉島、安佐南、西大寺、倉敷、の演劇鑑賞会・市民劇場の皆さま、本当にありがとうございました…!
また皆さまにお会い出来る時を願っております。

劇団昴「アルジャーノンに花束を」チームは、ちょっとの間、お休みをします。
次は今年の9月、四国巡演があります。
おそらく、この演出・キャストでは最後になるかと思います。
五年間の集大成を四国の皆さんにお届け致します。
どうぞお楽しみにしてください。

町屋圭祐

| 稽古場日記::アルジャーノンに花束を | 21:01 | comments (x) | trackback (x) |
倉敷演劇鑑賞会
アリス・キニアン役あんどうさくらです。
ひと月近くあった中国地方の巡演もいよいよ最後の地となりました。

中国ファイナルは倉敷でございます!
岡山に始まり、岡山に終わる今回の公演。
五月の初めに路面電車に揺られて会場に向かったのが随分と前のように感じます。


中国地方巡演は12ヶ所のホールで公演をします。
ホールが違えば、ホールの大きさも形も違います。
声の響き方も違いますし、音楽向きのホールなどでは、セリフが聞こえにくい席があることもあります。
旅公演では大きなホールが多いので、舞台前にマイクを設置してありセリフを拾ってくれています。



こちら、バウンダリーマイクというそうです。
このマイクがあるおかげで、横向きでも後ろ向きでも、音楽が流れているシーンでもセリフを客席に届けることができるのです。
その繊細な調整をされているのが、音響さん。



音響席は、毎回客席の後ろの方にあり、そこから舞台を見て操作されています。
ほんとーーーーに!頼もしい限りです…!

音響さんだけでなく、照明や舞台部の皆さん、そして市民劇場のみなさまに支えられて、無事に最後の地で舞台に立てることができました。
千穐楽の本番前、会員の皆さんがロビーにいらっしゃる前にそっと伺いました。



ロビーには皆さんの楽しみにしている声やお芝居の感想が、花束のように飾られていました。
あたたかいお言葉に目が潤みつつ、楽しんでいただけるよう頑張るぞ…と身が引き締まりました。
コロナ禍のため直接の交流は難しいですが、このようにあたたかく歓迎の気持ちをいただき、本当にうれしかったです。


倉敷の劇場、芸文館は美観地区にも近く、初日の仕込みの後にはご飯がてらお散歩へ。
友人からオススメされていた「くらしき桃子」にて、ちゃっかり枇杷パフェを食し英気を養ったのでした。
いやあ、中国地方美味しいものがたくさんで…すっかり魅了されてしまいました…うっとり。



最後までひとつの公演もかけることなく無事に千穐楽を迎えることができたのは、本当にすごいことだと実感しております。
観に来て下さる方々の中にもそれぞれ日常があり、コロナ禍での観劇はいつもと違う緊張感や不安もあったことと思います。
そんな日々の中で今回足を運んでくださったことに本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
観に来てくださったみなさまの心に、何か残る舞台なっていることを願いつつ。




千穐楽、終演後の一枚。


あんどうさくら
| 稽古場日記::アルジャーノンに花束を | 09:59 | comments (x) | trackback (x) |

  
CALENDAR
S M T W T F S
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
<<   11 - 2024   >>
LOGIN
現在のモード: ゲストモード
USER ID:
PASS:
CATEGORIES
OTHERS
POWERED BY
POWERED BY
ぶろぐん
SKIN BY
ブログンサポート