時の流れと年齢と


老人ホーム所長役の岩田翼です

磯辺万沙子さん演じるウォーリー医師と同様に、僕が演じるこの老人ホーム所長も戯曲上の設定は女性。「マーヴィンズルーム」の映画化版「マイルーム」では、アメリカの大ヒットドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」ミランダ役で有名な女優シンシア・ニクソンさんが演じた役です。こちらもまた「なんで俺~!?」とチラっと思いましたが、2年前の昴公演『ラビットホール』でもお世話になった演出の田中壮太郎さんから「岩田さんにピッタリだと思いますよ」と言われれば引き受けないわけがありません

この作品の原作者スコット・マクファーソン氏はエイズによって33歳で亡くなり、その年に「シカゴのゲイとレズビアンの殿堂」入りした方です。その事と関係するのかしないのかわかりませんが、戯曲上の性別と演じる俳優の性別も時にはジェンダーフリーでいいんじゃないかと今は思っています

さて『マーヴィンズルーム』公演初日まであと10日ばかり。稽古もいよいよ大詰めになってきました

この作品、昴では1997年7月の初演『マーヴィンの部屋』(訳・演出 松本永実子)に続いて2度目の上演となります

1997年7月といえば僕は大学を卒業してすぐの夏。大学は演劇科でもないし、演劇部に入ったことも無かったのですが、色々考えて、とある(昴以外の)劇団の養成所に入ったばかりのころです

そしてまあ色々と時と場所を経て、その5年後の2002年4月に劇団昴に準劇団員として入団することになりました

入ったばかりですが、ありがたいことに、その年の5月には昴P-BOX公演『フィリップの理由』で15歳のフィリップ役をやらせていただくことになっていました

しかしねぇ、当時僕はもう30歳目前。タイトルロールで出演させてもらえる誇りやありがたさ、ドキドキやワクワクもありましたが、「15歳役って……どうすんのよ?」と少し複雑な思いも。「おれだってもう15なんだからっ」ってセリフがあったのですが、それが確か芝居の最終盤のほうのセリフだったんで、お客さんそれ聞いて「オイオイそうだったのかい!?」ってズッコケやしないかと心配したりしてました

50歳になった今思うと、30歳近くで15歳の役って、舞台ならまあ別におかしいともなんとも思わないんですがね

話は横道にそれますが、秋の昴公演『広い世界のほとりに』にもティーンエイジャーがたくさん出てきます。誰がやるんでしょうねぇ。昴には若い新人たちがたくさん入ってきてますからね。お楽しみに!

とにかく、年齢の件、当時はわりと切実な悩みだったんです

で、思いついたのが、当時、僕と同世代なのに10代の役がハマってたレオナルド・ディカプリオ氏の映画を観て参考にしよう!ってこと。「ギルバート・グレイプ」や「ザ・ビーチ」、「タイタニック」などはすでに観てたけど、前者2つは演技天才すぎて参考にならないし、「タイタニック」はカッコ良すぎるのでまあ置いといて、しばらく探した後、これがいい!と選んだのが映画「マイルーム(邦題)」、つまり『マーヴィンズルーム』の映画化版だったんですねぇ。ちょっと親に反発する息子役ってところも共通点があったので、即レンタル

レオ様演じるハンクはカッコ良いだけじゃなく、若さゆえの反抗心だったり、思いのほか純粋だったり、次に何するか予測のつかない感じがとても素敵でした。それを参考に僕の演技もとても素敵に、と言えればいいんですが、まあ、一生懸命やりましたってところです

その後、しばらくしてから知ったのですが、僕が大学生のころ、実はうちの親が昴公演の初演の『マーヴィンの部屋』を観てたらしく、実家で当時のチラシとパンフレットと、親が作品を気に入って買ったのか出版された台本まで発見しました。それで初めて、昴でもかつて上演されていたことを知り、感想を聞いてみると、とても良かったらしく、僕も観てみたかったなと思いました



とまあ、自分のことばかり書いてしまいましたが、そんな僕が20数年経って、今回の公演の中では、ある意味アクセント的な、サポート的な役にまわり、準劇団員で30歳になったばかり(言っていいのか!?)の赤江君が10代のハンクを演じ、ということに、何だか年月の経過と感慨を感じるのです

そして、これまた自分の初舞台の話で恐縮ですが、当時、僕の母親役としてお世話になった磯辺万沙子さんとは、その時以来20数年ぶりにご一緒させていただくことに。そしてこれまた初舞台の時に、稽古場では緊張でガチガチだった僕を優しく励ましてくれた共演者の米倉紀之子さんが今回は主演。磯辺さんのブログを読んで、そんな紀之子さんにも、誰かに励まされながら、もがいた新人時代があったんだなぁと、あらためて思いましたよ

『マーヴィンズルーム』出演者、スタッフ一同、それぞれが自分の役割を精一杯果たしつつ、さらにお互い支え合いつつ、刺激を与え合いつつ、力を合わせて、サポートし合って、良い作品になるように邁進してます

どうぞお楽しみにー
| 稽古場日記::マーヴィンズルーム | 20:05 | comments (x) | trackback (x) |
振り返ると、思い出ばかり


ウォーリー医師役の磯辺万沙子です。

このウォーリー医師は、戯曲上では本来男性の役で、この『マーヴィンズルーム』を映画化した『マイルーム』では、ロバート・デ・ニーロが演じた役です。
ま、それを私(とりあえず女性)が演じるのですから、「何で私やろ〜」って、演出の田中壮太郎さんに聞きたいような〜、聞きたくないような〜、ま、今のところそんな感じです。
いずれにせよ、年を重ねると、おばさんだか、おじさんだか境目は分からなくなりますから、こんな感じでいいのかと、思ったりしております。

さてさて、私がとにかくキャッチボール(会話を交わす)する相手は、ベッシー役の米倉紀之子さんです。
米倉さんとの共演は、彼女のデビュー作まで遡ります。
1998年8月3日〜9日までの短い公演でしたが、その準備はものすごく、エネルギーも練習も一年以上費やした、アーサー・ミラー作『プレイング・フォア・タイム~命奏でて』という芝居での共演が最初です。劇団昴ザ・サード・ステージ公演で、私の企画制作。出演もしました。あー、今思い出してもどうしてあんなことが出来たのか?とんでもない作品でした。
出演者総勢44人!アウシュビッツの中に、楽器を弾けるからという理由で生かされたユダヤ人女性たちがいて、ガス室へ送られるユダヤ人へ行進曲を演奏したり、ドイツ人将校のためにベートーヴェンを演奏したりして生き残っていたという実話です。
オーケストラの生演奏。ベートーヴェンの「運命」や、アウシュビッツ行進曲やスッペの曲やら何曲も演奏しなければならなかったので、全く楽器を触ったこともなかった女優たちが必死で一年以上かけて練習しました。
私はバイオリン!
米倉さんの役マリアーヌは、楽器が弾けないのに生かされた複雑な役どころで、カポに強姦されたり、盗んだり、とにかく激しすぎる役でした。舞台の上での強姦シーンは凄まじかった。
初舞台でこんなハードな役を。。大変だっただろうと思います。
主役の松谷さんと共に、ロンドンから来たムーブメントのイラン・レイシェルさんとの練習が、私たちの合同練習の後に毎日何時間も行われていました。
本番5分前に、「キ~シ~コ~」と呼びながら、細かい動きの新たなアイディアを思いついたイランさんが舞台袖までやってきて、開演を押してでも、稽古をしたりした日もあり、あんな経験は後にも先にもあの時が初めてでした。
一年生の紀之子ちゃんは、さぞかし混乱混乱!だったと思います。でもそれを乗り越えていく紀之子ちゃんの逞しさと頑張りは感動的でした。

そして、2003年の「RADA in TOKYO 10周年記念公演」、ノエル・カワード作、ニコラス・バーター演出『花粉熱』では、私の娘のソレル・ブリス役!
これもしんどかったね!
昼はRADAのワークショップを受け、夜は『花粉熱』の稽古!
私はピアノの弾き語りでシャンソンも歌いました。そのピアノの練習もやりながら、ワークショップでの様々な戯曲や課題に取り組んだり、肉体訓練やボイスの訓練やら。。
そして、『花粉熱』の稽古!脳が破裂しそうな毎日。
紀之子ちゃんは、破天荒なお転婆娘!
あの真面目な紀之子が、とんでもないファンキーな役。
とにかく、朝早くから夜中まで一日中稽古場にいました。でも最高に面白い作品でした。血と汗と涙?(は流してないけど)の成果はあったと自負しています。素敵な思い出です。

信じられないほど、あっという間に時は過ぎたんですね。
『プレイング・フォア・タイム』と『花粉熱』の思い出深いチラシや写真を皆様に見ていただきたかったのですが、我が家の資料の山をひっくり返す勇気も無く、皆様の想像で補って下さい。

そのほかにも、
2000年 「罪と罰」
2002年 「フィリップの理由」
2012年 「危機一髪」などなど、紀之子ちゃんとの共演作品は、ことごとく、色んな意味でしんどかった。でもその向こうに道が開ける、思い出深い作品ばかりです。

さて、この『マーヴィンズルーム』も、そのそれぞれの登場人物の人生をリアルに舞台に再現しお客様に伝え無ければなりません。
演出の田中壮太郎さんの嘘を許さない厳しい眼差しのその中で、右往左往しながらの稽古の日々です。

紀之子ちゃん!
平坦な道などどこにもない。でも、私たちの目指す道は間違いはないよ!
きっと素敵な思い出にいつかなるでしょう。



| 稽古場日記::マーヴィンズルーム | 21:52 | comments (x) | trackback (x) |
稽古場にて。


稽古が始まりました。
私は、台詞が無いので、何か変な感じです。それでも、リアクションを夢中で考えている自分がいる。


今年も新人達が新鮮な態度でサポートしてくれている。彼等の期待に応える芝居づくりをしたいと思っている。
演出家の田中さんが、人という字は、支えあっていると書かれているとおっしゃった。そんな演技を身につけたい。


岡田吉弘
| 稽古場日記::マーヴィンズルーム | 22:51 | comments (x) | trackback (x) |
由来の在処


ボブ役をやらせて頂きます、白倉裕人です!
ボブという名前を聞いて、真っ先にボブヘアーが頭に浮かんだ私ですので、思わずその語源を調べてみたのですが、ボブヘアーは「馬の尾を短くカットする」という意味が語源らしく、人名に関わってくる意味としては、ロバートという名前を呼ぶ際の愛称としてボブが使われているそうです。

普段何気なく使っている言葉達の意外な意味や由来を知ると思わずその語源を調べたくなりますが、そこは文明の利器であるスマホくんが大活躍してくれますね!

しかし便利な反面、簡単に知識を得られても実際にはその知識が染み付き難いものまた事実。現代社会に生きる私達にとって、物事の本質を捉えることはなかなか難しいことなのかなぁと日々の稽古を通してひしひしと感じております……!





それでも、積み重ねた小さな努力を形にできるようにより一層頑張らなくては!





5月に入り若葉の成長もあっという間、風が吹き抜けるように本番までの残り日数も一ヶ月を切りました!


それぞれ問題を抱える人々のありのままの日常。…果たして解決できるのか否か。

皆様、どうぞお楽しみに!


| 稽古場日記::マーヴィンズルーム | 21:53 | comments (x) | trackback (x) |
舞台照明

シャーロット役の林佳代子です!
シャーロット。素敵な名前でしょう?精神科医の役なんです。精神という目に見えないものを扱う人。医学的に、頭の中の神経やら細胞やらが大いに関係してるとは思いますが「心」に深く繋がる分野の職業だと思います。色々な意味を含む「心!」…それを扱う人がシャーロットなんです。深い…!!

さて、稽古場は、絶賛立ち稽古中です。
稽古中に天井を見上げると、こんな感じ。







バトンが縦横に取り付けられ、照明器具が並んでいます。電気は通っていないので、天井に収納されてると言った方がよいですね。この天井は、初日数日前の、舞台セットが完成する頃、電気が繋がっている照明機具で埋め尽くされる事になります。
演劇は総合芸術ですから、俳優が演じるだけでなく、スタッフの力は欠かせない。照明もその一つです。かなりの場合、照明は俳優の動きや台詞に合わせて変化します。私たちは、舞台で照明を感じることができますが、客観的には見られないので、大抵どう見えてるのか分かりません。後で、写真や動画を見てビックリです。こんな世界に見えてたのか…!なんてね。
最近では、LEDライトも多くなりましたが、これができる前、ライトは熱いものでした。寒いシーンでも汗がダクダク…なんてこともよくあるのですが、時に心地よい温かさでもあるのです。
かつて、三百人劇場の舞台で……あれは「花嫁付き添い人の秘密」という芝居の、本番のある日。昴の俳優で、同期の宮本充君が私の婚約者の役でした。奴は!私を裏切ったんですよ、浮気して!!で、私は叫んで怒って、枕叩いてベッドに泣き崩れるというシーンがありました。その日もいつも通り泣き崩れたのです。ところが、疲れも溜まっていましたし、そのまま、うとうとと眠ってしったのでした。ポカポカな照明が気持ち良いのです…。私が起き上がるキッカケ迄には、2ページに渡る別の俳優のモノローグがありましたし、その俳優の動きでベッドが揺れたので、運良くキッカケ前に気付きましたけれど(笑)。
大先輩が舞台上で眠ってしまい、回りの俳優達が、大混乱になってしまったという伝説も耳にした事があります。心地よく眠ってしまうその状況、よく理解できます。

今回の「マーヴィンズルーム」では、マーヴィン[岡本吉弘さん]はベッシー[米倉紀之子さん]に介護されており、ベッドは大事なイメージポイントです。でも、言うまでもありませんが、私のシーンにベッドはありませんので…誘惑(睡魔)に負けることはありえません。はい!

稽古場では、どの場面もリアルに繊細に大胆にシーンが作られて行きます。どうぞ楽しみにいらしてください!
ご来場を心よりお待ちしております!!



最後に、我が家の近所のツツジ。
春から初夏、大好きな季節です。いいですよね。
温暖化よ、とまれ…!
| 稽古場日記::マーヴィンズルーム | 20:12 | comments (x) | trackback (x) |
稽古場の“癒やし”

今回のブログは、ルース役の佐藤しのぶが担当します。

今週から、演出助手の井澤夢乃さんが合流しました。
 
 

フレッシュ!
進行の声が初々しいです。



この日めくりカレンダーは、夢乃ちゃんの力作。
本番までの日数と、『なるほど!』な今日のひと言が添えてあります。
どんな状況でも楽しむって大事よね。
ありがとう夢乃ちゃん‼︎



チャーリー役の屋鋪琥三郎君、通称『こさ』君。
中学2年生、13歳。
好きな物、きゅうり。
稽古場で大人達が、あーでもないこーでもないと話していると『それは◯◯◯です』と、チャーリーさながら的確に答えてくれます。
いろんな事に興味があって、中でもロボット工学が今は一番だそう。
なんと、オーディションから2ヶ月半で8㎝も身長が伸びました。
この芝居の千穐楽には、兄・ハンク役の赤江君より大きくなってたりして?



ここは『お茶場』
稽古場付きの若手達が、コーヒー・紅茶などの飲み物から、ちょっとつまめるクッキーやおかき、飴やチョコを揃えてくれます。
稽古場に来てくださった方々の差入れも並びます、有難うございます。
空腹時と気分転換に、無くてはならない空間なのです。

今回のブログのテーマは、稽古場の“癒やし”でした。
皆さんの癒やしは何ですか?
| 稽古場日記::マーヴィンズルーム | 23:39 | comments (x) | trackback (x) |
Mr.TANAKA & SUBARUズルーム
ベッシーを演らせていただきます米倉紀之子です。
5日間の読み稽古を経て、立ち稽古に入りました。

顔合わせ稽古初日に感じたことは、稽古場の空気感の素敵さでした。
演出の田中壮太郎さん始め、スタッフ、キャスト、劇団に上がりたての新人達、
みな清潔感漂う現場でした。
稽古場が素敵なときは、必ず充実した作品が創り上げられる。普段鈍感な米倉なのですが、これに関しては敏感で、ハズレたことはありません。なので何やら熱い予感がしております。

大好きな劇団の仲間たち、そして賢く可愛いチャーリー役の琥三郎くん。
女性キャストをピックアップさせていただきますと、磯辺万沙子さん、佐藤しのぶさんとは『クリスマス・キャロル』のクラチット夫人で、
林佳代子さんとは『夏の夜の夢』のハーミアで、
あんどうさくらちゃんとは『アルジャーノンに花束を』のアリス・キニヤンで、
皆米倉は同役を演らせていただいております。
女性キャストが何故か他人に思えないのは、そのせいかしら?
とにかく気持ちが和らぎます。
もちろん男性キャストもナイスガイばかり。

ベッシーの父マーヴィンは岡田吉弘さん、叔母ルースは佐藤しのぶさん。
ひとつ屋根に住んでいる3人です。



岡田さんとは最近では昨年の劇団公演『親の顔が見たい』で共演。孫を思いやる祖父の言葉に、いつも心揺さぶられておりました。
佐藤さんとは、一度同じ作品に出ておりますが(『ゆうれい貸屋』)、場面違いで、共演ということでは初めてとなります。
劇団内で折に触れてかけてくださる言葉の数々に、いつも安らぎを感じておりました。
この期間、お二人の傍に居られることは幸せです。

テロ、戦争、地震、異常気象、そして感染症。
そんな中、演劇というライヴ空間が何かしらの生きるエネルギーを与えられたら。家族ドラマ『マーヴィンズルーム』がそんな作品となりますよう、演出の田中さんに導かれながら、そして共演者、スタッフと可能性を探しながら 立ち稽古の日々を送っていきたいと思います。

みなさん、どうぞ本番観にいらしてください!
お待ちしております。

| 稽古場日記::マーヴィンズルーム | 20:24 | comments (x) | trackback (x) |
いよいよ立ち稽古始まります!
ハンク役の赤江隼平です
初ブログです!

怒涛の本読みも終わり、いよいよ明日から立ち稽古が始まります。
動きも加わりより稽古に熱が帯びてくると思われます!

台本を信じ、演出の田中壮太郎さんを信じ、キャストを信じ、そして関わってくださるスタッフの皆様と共にまるでドキュメンタリーを観ているかのようなリアルな舞台になるよう頑張ります‼︎

そして舞台完成のラストピースであるお客様皆様!
ぜひお越しいただき、一緒に舞台を完成させる力をお貸しください!
ご来場お待ちしております!




母親のリー役:あんどうさくらさん(中央)
弟のチャーリー役:屋鋪琥三郎くん(左)




裏つきの副リーダーで同期の工藤凪紗ちゃん
たくさん支えられています!


赤江隼平
| 稽古場日記::マーヴィンズルーム | 22:47 | comments (x) | trackback (x) |
「マーヴィンズルーム」稽古開始です!
2024年 劇団昴公演「マーヴィンズルーム」の稽古が始まりました!

演出の田中壮太郎さんを始め、キャスト10名と今年から新たに劇団に仲間入りした新人達と共に作品を作り上げて参ります!



本日より定期的に、こちらの公演ブログを通じて、稽古中の出来事や作品、物語を生きる人々の魅力などをお伝えして参りますので、皆様どうぞお楽しみに!


白倉裕人

| 稽古場日記::マーヴィンズルーム | 00:51 | comments (x) | trackback (x) |
「クリスマスキャロル」今年は終了!
スクルージー役の宮本充です。

本日は12月28日。

昨日、「徳島市民劇場例会」、「鳴門市民劇場例会」の2つの舞台を無事に終えることが出来ました。

11月の四国巡演中に、僕を含め出演者数名がインフルエンザにかかり、中止になっていた舞台が、ふたつの「市民劇場」さんのご尽力で復活したのです。

徳島市の会場で、昼と夜の2ステージ。
昼は、鳴門市民劇場さんの例会。
夜は徳島市民劇場さんの例会。

一度は諦めていた舞台だけに本当に嬉しいです。
2日遅れのクリスマスプレゼントのよう。

今朝、鳴門市のホテルを出発する時、鳴門市民劇場の方々がお見送りに来て下さいました。
幹事の女性の方が仰いました。
「昨日は素晴らしいプレゼントを有り難うございました」
僕が言いました。
「こちらこそ、最高のプレゼントを有り難うございました!」



「徳島阿波おどり空港」にて。
バスから出てきた面々。
疲れが半分、達成感が半分の顔。
今日は皆、ぐっすりと眠ることでしょう。

昨日の舞台で、今年の「クリスマス・キャロル」は終了!
四国の市民劇場の皆様、横浜演劇鑑賞協会の皆様、そして「座・高円寺」にお越し下さった皆様、本当に本当に有り難うございました!

| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 17:35 | comments (x) | trackback (x) |

  
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