演出の原田一樹さん。

こんにちは。グルーバー医学博士/ジェレミー・カラハン書記官役の、吉澤恒多です。
今回のブログは、私と『評決』演出の原田一樹さんとのお話です。
原田さんが初めて昴で演出した作品は、ザ・サードステージ公演『クルーシブル 〜るつぼ〜』(2011年)。私の役は、台詞のない「役人」でした。当時入団4年目。稽古、そして裏方の仕事と大変でしたが、公演は無事に終了しました。
その2年後、原田さんから連絡をいただき、原田さん主宰の劇団キンダースペースに客演として出演することになります。お世話になった演出家から出演オファーの依頼をいただき、台詞のない役でしたが一生懸命演じて本当によかった…
と、喜んでキンダースペースの稽古に打ち込んでいたある日。
原田さんから思いがけない一言が。

「え?吉澤、『クルーシブル』に出てたっけ?」

…実は、サードステージ公演から数ヶ月後。先輩の関時男さんがキンダースペースに出演することになり、観に行った際に原田さんにご挨拶しました。その挨拶時の、私の「背の高さ」と雰囲気が考えていた役のイメージと合致して、キャスティングしていただけたとのこと。『クルーシブル』での演技での評価と思って喜んでいたのは、どうやら私の勘違いだったようで……。
ですが、その後も劇団キンダースペース公演に度々お声掛けいただくことになり、そして『評決』にも出演することになるのですから、出会いというものは本当にどこで何があるか分からないものですね。※「忘れていたのは冗談」と原田さん本人は後から言っています。

そして、『評決』は再演が決定しました!演出や構成が変わり、また新たな『評決』となります。キャストも一部変わり、俳優から生まれる化学反応がとても新鮮で、充実した稽古が続いています。どうぞお楽しみにお待ち下さい!



右から原田さん、吉澤、そして稽古場お手伝いの準劇団員・加藤保奈美。かつて劇団キンダースペースのワークユニット(研修所)に在籍していたことがある原田門下生なのです。
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