被害者
照明プランナーの沢田さんが稽古場へ!
そのため、前半は細かい部分の稽古をし、後半は全幕の通し稽古となりました。

さて、今回写真を撮らせていただいたのは、
2号室・クラーワ役:竹村叔子さん。


チラシでは、職業で紹介されている被爆患者が多い中、彼女は、名前です。
クラーワさんは、原発があった街に住んでいた農婦。一般人です。

この戯曲の中には、彼女が住んでいた具体的な街の名前は書かれていません。

しかし、チェルノブイリ原発事故についてのドキュメンタリー等を見ると、いつも出てくるのが、原発労働者の街プリピャチ市。
プリャチ市民は、事故が起こったことはその日のうちに分かったそうですが、
避難指示が出ていなかったので、普段と同じように、家から買い物に出たり、公園で遊んだりしていたそうです。

事故が起こったのは26日深夜。しかし、ラジオから避難勧告が出されたのは、27日のお昼でした。
市民は、3日も経てば街に戻れるものだと思ったそうですが、彼らがこの住み慣れた街に戻ってくることはありませんでした。

福島でも無人になった避難地域で盗みが横行していると問題になりましたが、
プリピャチ市も、市民たちの残してきた家財は盗まれ、家は荒れ果て、今では死の街になっているそうです。
| 稽古場日記::石棺 チェルノブイリの黙示録 | 21:37 | comments (x) | trackback (x) |
この人物は何者だ?
本日から、音響さんが稽古場入り!
効果音等の音が入ったことで、芝居全体のイメージも膨らんできました。


さて、本日紹介するのは、査問官:宮本充さん。


彼は訪問者の一人ですので、被爆患者ではありません。

お芝居の途中から登場し、彼についてはあまり多く説明されていないので、
「僕が何者なのか、お客さんに分からないのでは?」とちょっぴり心配モードの宮本さん。

きっと、知っていた方がこのお芝居をより一層楽しめると思いますので、私のつたない解説を…

彼は、チェルノブイリ原発があったウクライナ共和国から、モスクワの病院へやってきた、地方監察局の人間です。
原発事故に関わった人物たちから話を聞くためにに、わざわざやってきたのです。

この原発事故は、裁判にかけるべき「事故」なのか?
裁判にかけるべき証言はあるのか、あるとすれば、誰を裁くべきなのか?
を知るために。

主に2幕、被爆患者たちとの会話の中で、この事故の原因はどこにあったのか?
誰に、どこに、過失があったのか?が徐々に明らかになってきます。

果たして、査問官はこの後、この原発事故を裁判にかけ、しかるべき人物を裁くことができるのでしょうか…?
| 稽古場日記::石棺 チェルノブイリの黙示録 | 21:06 | comments (x) | trackback (x) |
訪問者
このお芝居を演じるに当たって、役者陣はチェルノブイリ原発事故関係の資料をそれぞれ読んで勉強しています。
そこで分かったこと。

事故直後、アメリカから、一人の医師がモスクワを訪れていたことが分かりました。

彼の名は、「ロバート・ピーター・ゲイル」。
写真やビデオで、彼の当時の顔が映っている資料もたくさんあったのですが、若くてカッコ良いアメリカ人でした!

今回の舞台では「カイル」と名前を変えています。



カイルを演じる宮島岳史さん。
実在する人物を演じるって、どんな気持ちなのでしょうか…?

ゲイル医師は、未だ健在。東海村臨界事故の際、現地を訪れたと聞きます。
福島原発事故の時も、協力があったとか。

当時、アメリカとソ連は冷戦下にあったので、アメリカの医師がソ連を訪れるというのは、今では想像できない政治的な壁もあったのではないか?と想像します。
| 稽古場日記::石棺 チェルノブイリの黙示録 | 00:33 | comments (x) | trackback (x) |
原発で働く人々
タイトル:原発で働く人々

お芝居の世界では珍しく、午前中からの稽古が続いています。
いつもは夕方からの稽古がほとんどなので、体内時計が世間とズレがちな我々…
でも、本番までもう少しですから、そんなことも言っていられません!!!


さて。
本日は、いよいよ、原発で働く職員役のキャスト陣を紹介致します。



左は、制御士:三輪学さん
右は、放射線測定技師:中西陽介さん
2人は、部署は違うけれど、同じチェルノブイリ4号炉で働いていた、いわば「同僚」です。

稽古序盤、この台本には書かれていませんが、「もしこの2人が、職場の食堂で出くわしたらどんな会話をするのか?」なんていう即興劇を稽古の一環でやりました。
2人の人間関係、台本には多く書かれていませんが、劇場ではきっと肌でたくさん感じていただけると思います。

そして、後ろに移っているのは、彼らの上司、原発所長の山口嘉三さん。

チェルノブイリ原発事故現場の所長、史実では「ブリュハーノフ所長」となっていますが、今回の舞台では名前までは出てきません。
4月26日午前1時過ぎ、爆発事故が起こったのですが、彼は上層部に「大丈夫だ」と嘘の報告をしたと言われています。
そこにはどんな真実があったのか?

チェルノブイリ原発事故、当時の真実にも愕然とさせられますが、では、3・11、福島原発の時はどうだったのか?
それを考えると、とても他国の、ただの「史実」では済まされない気がしています。

みなさんは、劇場で、どう感じるのでしょうか…?
| 稽古場日記::石棺 チェルノブイリの黙示録 | 20:29 | comments (x) | trackback (x) |
稽古場移動!
本日より、新しい稽古場に移動です!


午前中は、稽古に備えて、仮の舞台セットを作りました。





リーダーは、これから本番終了までお世話になる、舞台監督の井上卓さん。



セットは、更にこのお芝居の世界を良く表現するために、まだ変更する可能性もある、とのこと。
我々役者陣もワクワクしています。

こちらは、我々の憩いの場・お茶場。



これから先は、本当に休みなし!長時間の濃密な稽古が続きます。
休憩時間の適度なリフレッシュは必要不可欠。


キャスト、スタッフ一同、力を合わせて、本番に向けての長いラストスパートの開始です!
| 稽古場日記::石棺 チェルノブイリの黙示録 | 10:30 | comments (x) | trackback (x) |
研究所員たち
前回は、放射線安全研究所の医師たちを紹介しましたが、今回は、そこで働く職員たちを紹介します。



左から、原一登君、高木裕平君、加藤一平君。

研究所で働く医師たちをサポートしてくれる彼ら。
ここの研究所、3階のセクションは人手不足…
彼らがいなければ、大仕事は務まりません!!

でも、ただのサポート役?とお思いの方、それ以外にも、彼らは芝居中で欠かせない重要な役割を担っているので、その部分をお見逃しなく!

そして、ありがたいことに、芝居以外でも我々を日々サポートしてくれています!
小道具作り等の作業は、先輩である三輪さんや加賀谷君がリーダーになり、彼らが動いてくれています。


本番まであと2週間!
次回の稽古から、いつも使っている劇団昴の稽古場を離れ、外の稽古場へ移動です。
| 稽古場日記::石棺 チェルノブイリの黙示録 | 20:17 | comments (x) | trackback (x) |
全員集合!!
今日から、先日まで外部公演本番だった一柳みるさんが合流!

お料理上手な竹村さんが、長時間の稽古に備えて焼きそばを差し入れてくださいました☆
それをいただいている、休憩中のみるさんを撮影☆

みるさんも合流し、出演者全員が顔をそろえることができました!
そのため、本日はパンフレット用の写真撮影日にもなりました。
休憩時間のスナップ写真から、稽古での真剣な表情まで、色々な写真を撮影していただきました。
みなさま、盛りだくさんのパンフレットをどうぞお楽しみに♪

さて。
今回のお話は、チェルノブイリで起こった原発事故による被爆患者を受け入れた、モスクワの病院が舞台です。
チェルノブイリとモスクワは、直線距離にして、750キロ。実はとても離れているのです。
そして、ただの病院ではなく「放射線安全研究所」。

この研究所は、3階建てで、それぞれの階で専門分野が違います。
1階は植物と放射線の研究。2階は動物と放射線の研究。そして、この舞台は3階、人間と放射線の研究を請け負うセクションです。
みるさんの役は、3階で一番の先輩、プチーツィナ教授。

そして。

所長・セルゲイエフ:金尾哲夫さん と 医師・ペトローヴナ:米倉紀之子さん。

こちらは、10号室の被爆患者・ベスメルトヌイ:奥田隆仁さん。

彼は、チェルノブイリ原発事故による被爆者ではないのです。
事故前に既にこの病院で治療を受けていた患者。
台詞量の多い役ですから、休憩時間もチェックすることがたくさん!
貴重な自主稽古の合間に撮らせていただきました。


「放射線安全研究所」とは、どんな所なのか?
病院関係者と患者たちの人間模様にも注目です!
| 稽古場日記::石棺 チェルノブイリの黙示録 | 20:49 | comments (x) | trackback (x) |
予告動画公開!
前回の『危機一髪』に引続き、予告動画を作ってみました!



みなさんご自由に、埋め込みや共有しちゃってください!
| 稽古場日記::石棺 チェルノブイリの黙示録 | 21:35 | comments (x) | trackback (0) |
三人娘♪
皆さん風邪なんかひいていませんか?ナジェージダ役の関泰子です!

すっかり秋らしくなってきていますが、「石棺」の稽古場はいつもホットです!



写真は、青井さんから三人娘と呼ばれている私たち。
左から、私、関泰子と、箱田好子さん、槙乃萌美さん。

皆さん!チラシで私たち三人娘の役名、見てくださいましたか?

ナジェージダ、ヴェーラ、リューボフィ。…言いにくい…?

彼女たちの名前にはそれぞれ意味があります。

ナジェージダ…希望
ヴェーラ…信頼
リューボフィ…愛

日本で言えば、希美ちゃん、信子ちゃん、愛子ちゃんって感じでしょうか?

お国は違えど、名前に願掛けする気持ちは同じですね♪しかし、
ロシアのお名前は言いにくい…

医療現場に希望、信頼、愛、この3つが揃えば恐いものなし!!

さて、3人の役名覚えていただけましたか?

では…

「信頼」はだーれだっ?
| 稽古場日記::石棺 チェルノブイリの黙示録 | 21:23 | comments (x) | trackback (x) |
縁の下の力持ち☆
連日、長時間の稽古が続いている「石棺」の現場より。
本日は、その稽古を支えてくれている、私たちの心強い味方をご紹介致します!



まずは、林亜沙子ちゃん。準劇団員2年目。

今回は、ただいま他劇団にて客演本番中の一柳みるさんや、先週まで旅公演に行っていた米倉紀之子さんなど、
仕事の関係で稽古に来られないキャストもいるため、彼女は代役(我々は、それをアンダースタディと呼んでいます)を演じてくれています!


本日は、姉崎公美さんの代役で、物理学者を演じてくれました。
大役のアンダー、お疲れ様です!!



そして、稽古が終われば、こうやって、洗い物までしてくれるんですよ。
本当に頭が下がります…





こちらは、準劇団員1年目の加藤来洸君。



先日は、大先輩・金尾哲夫さんのアンダーを務めました!
稽古前に動きをおさらいしている姿をこっそり撮影させてもらいました。

そして、普段は「プロンプター」と言って、キャスト陣がセリフに詰まった時に手助けしてくれる役も担ってくれています。
台本と役者の一挙手一投足を追いかけなければならないので、気の休まらない大変な役割です。

彼のおかげで、我々は、堂々とセリフを間違えることが…でき…(笑) るわけではないので、頑張って頭と体に台本を叩き込みましょう!!



そして、最後は、演出助手の本間薫ちゃん。
もちろん、劇団昴の女優ですが、今回はスタッフとして参加してくれています。



写真は、稽古の日程表を作成してくれている姿です。
役者陣のスケジュール管理も、演出助手の大事なお仕事です。

そして彼女も、代役で稽古に参加しています。
我々の大黒柱的存在と言っても過言ではありません!



そんな3人に支えられ、今日も稽古は進みます!

芝居は、キャストだけではできないものです。
こうやって、スタッフさん含めみなさんに支えられて成り立っているのです。

もちろん、見に来てくださるお客様がいなければ、始まらないですしね!


どうぞ、劇場で、我々の芝居の一部になってくださいね^^
| 稽古場日記::石棺 チェルノブイリの黙示録 | 14:29 | comments (x) | trackback (x) |

  
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