『親の顔が見たい』九州編 下関(3) 姉崎公美
下関市民劇場での例会公演が終了いたしました。


皆様今晩は。


姉崎公美です。


印象深い3ステージでした。


9日の初日は、カーテンコール後、楽屋に戻っても、鳴り止まない拍手が聞こえてまいりました。


昨日といえば… 中央から後部座席の方々が立ち上がっての拍手…

『親の顔…』初体験のスタンディングオべーション!!

そして、下関、最終日の今日は、ほぼ満員。拍手の厚みが違いました。


熱い拍手は私達にとって何よりの栄養です。

ご覧頂いた会員の皆様、ありがとうございました!


交流会では、お隣になった小学校教諭の会員さんから『台詞がリアルで…作家は高校の先生だそうですが、小学校も同じです…』

生徒を可愛いと思いながらも、時には理不尽な言葉を親御さんから受けた事もあると、ご経験を話して下さいました。

そして下関市民劇場の藤田事務局長ともお話しさせて頂きました。

まさに、芝居の『見巧者』たるご意見に聞き入ったひとときでした。




写真は、1ステージ終了後に昇った『海峡ゆめタワー』


高所恐怖症だからイヤだという宮本充を、無理やり5人の女優が手を引くようにして連れて行き、夜の関門海峡を眺めてまいりました。

夜だったので本当はライトアップされた幻想的なタワーだったのですが、なんせガラケーなもので 上手く撮れず、昼間撮り直しましたm(_ _)m



暦では今日から三連休に突入しました。

『親の顔…』巡演部隊、台風に突入しそうな気配。


明日は下関から長崎県島原への移動日です。


鹿児島での台風で傘が壊れてしまい、今日 新しい傘を買ってきた姉崎でした。



| 地方公演::親の顔が見たい | 00:38 | comments (x) | trackback (x) |
『ラインの監視』野球!? 山口嘉三
稽古報告。

子供に、野球を教えるシーンがあるのですが。

僕の代ではめずらしく、僕は野球が解りません。
コールドゲームの意味を知ったのも、このあいだの高校生の長い試合の時です。

稽古場に関時男さんがいらしたので、投球フォームを教えてもらいました。
今日からテレビで、ナイター見るぞ~!



山口嘉三
| 稽古場日記::ラインの監視 | 18:02 | comments (x) | trackback (x) |
「親の顔が見たい」九州編 下関(2) 矢崎和哉
『下関2日目』

ブログで文章の句読点が少ないとよく言われている矢崎和哉です。

さて、この『親の顔が見たい』は私にとってとても衝撃な作品でした。
初めて見たのがまだ専門学生の頃で、数ヶ月前まで高校生で役者というものがなにかもわかってないような時に、この作品を見ました。
心臓を抉られるような内容でした。

しかし、今年東京公演から始まり北海道から九州へと回っていると、私にとっては笑い事ではなかった数々のシーンで笑いが起こり、場所によっては最後まで笑っていたり、逆に笑いがほとんど起きなかったりと、観ている方々の色んな反応があります。
この"反応"というのは面白いもので十人十色、百人いれば百通りの答えがあり「今日はこういう日なんだな」と舞台裏で毎回聞いております。

そんな私は舞台裏でこんなお仕事してます。

 

通称:タイムキーパーと呼ばれるらしいこの仕事。
開演前に流れるアナウンスで上演時間を言いますがそれはこのデータを基にアナウンスしています。

中日も過ぎましたがこの折り返し地点、ここから更に良い加速がきれるように支えていきます。
  
| 地方公演::親の顔が見たい | 00:30 | comments (x) | trackback (x) |
「親の顔が見たい」九州編 下関(1) 関泰子
皆さん、お久しぶりです!
新顔スタッフ、関泰子ですよー!
本日は下関に来ております。

実は私、大阪産まれ、下関育ち!
9歳から上京するまで、ここ、下関で育ちました!
下関といえば、私、関泰子!(そんなことはない)
ただいまー!下関~!(^-^)/



こちらが下関の会場。
下関生涯学習プラザ 海のホール。
ここは元下関文化会館。
私が高校生で演劇部だった頃、ここにあった下関文化会館で、演劇コンクールと演劇祭、年に2回舞台に立っていました。
海のホール舞台部の方のお一人は、下関文化会館でも働いていらしたそうで、私が高校生の頃にもお世話になった方でした。
下関市民劇場の事務局長、藤田さんは、高校生の頃から私の芝居を見てくださってます。
なんだかとっても感慨深い…

前回、九演連の皆さんに呼んで頂いた「クリスマスキャロル」(私も出演してました!)では、この海のホールは建て替え中で、別の会館で例会を行わせていただきました。私はまだ、この海のホールでは舞台に立っていません。。



楽屋から舞台を覗く私。
次こそは私が!!!
と決意し、明日もがんばるのです。


| 地方公演::親の顔が見たい | 00:35 | comments (x) | trackback (x) |
『ラインの監視』 秋空の監視。広瀬和
みなさん、こんばんは!

本日は、研修生の「でこぼこコンビ」でお送りします。
おっきい方が白倉で、ちいさい方が広瀬です。




みなさんは、昨夜の皆既月食、ご覧になりましたか?
私達「でこぼこコンビ」は稽古後、こっそりと眺めていました…
涼しくなると、よく晴れて月夜が綺麗に見える気がします。


今日の稽古は、引き続き立ち稽古、夕方からの稽古でした。
稽古は21時まででしたが、子役の子達は20時で退散。
学校に稽古に、大忙しです!

そして、何やら、たくさん写真を撮る人物が…



我らが先輩、演出助手を務める木村雅子さんでした。
後ろ姿を失礼しますっ!

今日は、劇団昴のTwitterにあげる写真を撮っていたようです。
どんな写真が撮れたかは…是非Twitterを覗いてみてください。↓
https://twitter.com/gekidansubaru


これからだんだんと寒くなって行きますが、みなさんもどうか身体に気をつけて下さい。


それでは、次のブログ担当の方にバトンタッチしましょう。

広瀬和


| 稽古場日記::ラインの監視 | 19:53 | comments (x) | trackback (x) |
「親の顔が見たい」九州編 飯塚(2) 落合るみ
今日は落合るみが担当させて頂きます。

飯塚へやってまいりました。
地元の方は「田舎でしょ」なんておっしゃってましたが、台風一過で空気は清々しく、風景の抜けがよく、風情があって、穂波川のあたりはイギリスの田園地帯みたい!伸びやかな気持ちになって何時間も歩き回ってしまいました。



気になっていた嘉穂劇場へも!
素晴らしかったです。

ここ飯塚で、九演連の旅は中日を迎えました。初演から数えると120ステージを超えています。
それでも、か、それゆえ、か
自分の芝居に満足できることはありません。
昨日、私がある場面で悩んでいて、開演前の舞台でああでもないこうでもないと悶々としていたら、長谷部夫妻役の宮本充さんと林 佳代子さんが助け舟を出して下さり、助言を下さいました。
本番では半分もおっしゃって頂いた事ができてなかったし、必死で、どんな風に見えているのか自分ではわからなかったのですが、はっきりと変化していたそうです。

ステージ数を重ねるとビビッドさが薄れてしまうのでは、という不安ばかりが先にたちがちな私だったのですが、芝居はどんどん進化できるものなんだ、と改めて思いました。
そして本番後、楽屋に戻ってきた時に、目をキラッキラさせて「よくなってたよ!!」と自分の事のように嬉しそうにして下さった佳代子さんに、個人的な感謝はもちろん、劇団てありがたいなあと思いました。
悶々としていた間、他にもはっとさせられるアドバイスを下さった先輩方が。
若い頃よりそれらのありがたみが身に沁みる今日この頃なのでした。
・・おっと、戸田先生はまだ“ずいぶん若い”25歳だった・・

明日は下関に移動します。
飯塚の皆様、本当にありがとうございました!
またお会いできますよう!!


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ここからは、宮本充です。
『親の顔が見たい・旅ブログクイズ』コーナー!
九州巡演中、"ある言葉"をバラバラにして一文字づつお見せしています。
最後の文字は、10月24日頃のブログで発表予定。
それらを並べ替えて、"ある言葉"にして、おハガキでご応募下さい。
正解者の中から抽選で5名様に『親の顔が見たい』特製Tシャツ(色は黒のみ)をプレゼントいたします!
今までに出た文字は、「か」「の」「が」「お」「た」でした。
6番目の文字は、コレです。



「落合るみ」の「み」!


★応募方法は、以下の通り。

おハガキに
①お答え
②ご住所
③お名前
④ご希望のサイズ(S・M・L) (男性基準サイズですので、女性には少し大きめになります)

を書いて下記の宛先にご応募下さい。

《宛先》
171-0014
東京都豊島区池袋2-14-10
ミゾタビル5-601
劇団昴『旅ブログクイズ』係


締め切りは10月31日(当日消印有効)です。
ブログ読者どなたでもご応募OKです。
皆様のご応募、お待ちしています!


| 地方公演::親の顔が見たい | 03:42 | comments (x) | trackback (x) |
『ラインの監視』〜検索サクサク〜 要田禎子
『ラインの監視』ブログ、8日水曜日担当の要田禎子です。
このお芝居は、1940年アメリカワシントン郊外の大邸宅の居間、晩春の10日間が舞台です。
翌年41年12月に日本が真珠湾攻撃を開始したのですから正に太平洋戦争直前のアメリカなのですが、このお芝居には日本は出てきません。
この舞台では当時まだ一応「中立」の立場を取っていたアメリカの、ヨーロッパ特にドイツに向けた視線がお話の中心です。
日本が舞台のお芝居もそうですが、他所様の国のお芝居をやる時は特にその国に関係する歴史的出来事やら文化的背景などを色々調べます。
中でも衣食住に関する情報を集めるのが特に楽しい。髪型や流行歌、下着の形、食器の種類、人口や貨幣の流通量、何でも検索サクサクです。
インターネット便利だわん。

今回私の役は、「アニーズ」という名の60歳くらいのフランス移民のハウスキーパー(家政婦)です。
台本には出身はフランスの「バーラン」とあります。
早速検索サクサク。

フランスバーラン県
バラン県
Bas-Rhin

フランス東部,アルザス地域 の県。県都ストラスブール。
ライン川左岸に位置するこの地方は フランス革命直後フランス領となったが,普仏戦争でフランスがプロイセンに負け、1871~1919年にはアルザス=ロレーヌ地方の一部として後のドイツ帝国に併合されていた。

へぇ、ドイツだったんだ。台本ではアニーズの生年は1880年。その頃はドイツだったのね。

ん?でも普仏戦争って?→ナポレオン三世→ストラスバーグ→世界遺産→ヌビア遺跡→アスワン→アガサ・クリスティ

アリャリャ、検索サクサクで『ライン〜』からどんどん遠くなってるぞ。

でも、まぁ、さ、私はこうして「アニーズ」さんに一歩近づいた(気がする)のでした。

もし、また私がブログにお邪魔出来たら、このお芝居に登場するドイツの個性的な短銃「ルガー」の検索サクサクについてお話しましょう。

『ラインの監視』アニーズ役 要田禎子
| 稽古場日記::ラインの監視 | 00:59 | comments (x) | trackback (x) |
「親の顔が見たい」九州編 飯塚(1) 宮本充
 長谷部亮平役の宮本充です!
今、福岡県の飯塚市にお邪魔しています。
今日は、飯塚市民劇場の例会の1日目。
舞台の前に、僕の妻役であり演劇学校時代の同期である林佳代子と二人で、ある場所に行って来ました。



 先日の宮崎市民劇場の例会の日。
舞台の後に開かれた交流会で、運営サークルの方が仰いました。
「飯塚に行ったら、是非、嘉穂(かほ)劇場を見に行って下さい」

昭和6年に建てられた、レトロな雰囲気がたっぷりの劇場です。
当時は、炭鉱で働いていた人達で、大変賑わったそうです。
今は、芝居が打たれていない時には一般開放され、入場料を払えば、誰でも中を見ることができます。
升席、桟敷席、二階席もあり、収容人数はなんと1200人。
花道もあり、人力で回す大きな廻り舞台もあります。
奈落(舞台の下)に下りると、その構造がよく分かり、二人でワアワアいいながら、1時間ほど過ごしました。
資料室には、過去の上演記録があり、杉村春子さんの舞台写真も。

「いつか、ここでやりたいね」と林佳代子。
せっかくだから、記念に、花道で「親の顔が見たい」の一場面を。



舞台をご覧いただいた方は、どの場面かお分りでしょう。

嘉穂劇場を後にして、例会会場へ。
会員の皆さんが作って下さったお通しを頂き、(ごちそうさまでした!)そして21回目の舞台をつとめました。
今日は、九演連巡演、全42ステージの、ちょうど半分です。
祝・中日!
ほとんどのメンバーにとって、今回の42ステージの巡演は未経験の長丁場。
でも、気がつくと、もう折り返し地点!
市民劇場の皆さんに支えられ、ここまで来ることが出来ました。
感謝の気持ちを胸に、明日からも頑張ります!


 公演ブログの読者の皆さまへ、ここでお知らせです!
9月末に開かれた、「第8回・お茶会」の様子を、ホームページにてご覧いただけます。
ホームページの「公演ブログ」の下にある、「すばる倶楽部」をクリックして下さい。
秋の公演「ラインの監視」の出演者を中心に昴の俳優達と、すばる倶楽部の会員の皆様との楽しい歓談のひと時の様子を、写真も盛り込み、お楽しみ頂けます。
大先輩二人の若き日の出会いの話…僕も知らなかった!


| 地方公演::親の顔が見たい | 02:29 | comments (x) | trackback (x) |
「ラインの監視」今日のブログ担当、石田です。
10月7日(火曜日)台風一過、晴天の日。     
 「ラインの監視」の稽古場ブログを担当します、ドイツ人の反ファシスト活動家クルト役の石田博英です。
・・・実は私は劇団ブログでコメントを出すのは初めてとなります(入団21年目、多分・・・)!!!。



・・・上の写真は出演者11人の内(子役3人)、大人組!?女優の面々です。

 若い順に紹介します(個人の判断に任せますが・・)。
・・・舞山裕子さん=ルーマニア貴族(金尾哲夫さん)に嫁いだ、アメリカ人マートを演じます。
次に服部幸子さん、私の妻、アメリカ人のサラを演じます。
そして3番手は妻サラの実家のお手伝いさんフランス人のアニーズを演じる要田禎子さん。
トリは私の義母ファニーを演じる久保田民絵さんです。

・・・恋愛→夫婦愛→家族愛→博愛と様々な愛が、厳しい時代背景の中で織り成される「ラインの監視」。
・・・御期待下さい!!

石田博英。 
| 稽古場日記::ラインの監視 | 22:49 | comments (x) | trackback (x) |
「親の顔が見たい」九州編 『根』 三輪学
再びスタッフとして参加しています三輪学です。

さて、前回は舞台セットの組み立てに便利なアイテム、『ヌキチョウ』をご紹介いたしましたが、

舞台上でまったく釘をつかっていないわけではなく、絶対に数本釘が使われる部分があります。

それが『根釘(ネクギ)』と言われるものです。



このように舞台セットを劇場の床面と固定するために打ち込まれる釘のことです。

いくつも釘の跡が残っているのがおわかりになりますでしょうか?

セットが動いたり転倒したりしないようにする

まさに『舞台の根っこ』となる大事な釘です。

ここだけはどうしても『旅仕様』というわけにはいきません。

いままでたくさんの劇場でこの根釘を打ってきました『親の顔が見たい』。

今回の九州巡演でさらに根釘は打たれてきましたし、

今後も各劇場で打たれることになります。

それぞれの劇場で、舞台に根を張り、役者が演じることによって会員の皆様の心に何かが芽生え、

観終わったあとも大切なものとして成長していく…

そんな実を落とす大木のような作品であればいいなぁと思い、

我々スタッフは今日もどこかで舞台に根を張っています。

おっと今日は移動日でした。

明日の飯塚でしっかり根を張らせていただきます!
| 地方公演::親の顔が見たい | 15:52 | comments (x) | trackback (x) |

  
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