「名前通り!」だったり違ったり。。

タウラー医師役の永井です。

鑑賞会の役員の方々にお見送りしていただき、ひこにゃんと彦根城に別れを告げ
琵琶湖沿いを再び南下すること約2時間、

和歌山との県境にほど近い、
大阪府は泉南市へとやって参りました。

昴としては近年では『アルジャーノンに花束を』『ラインの監視』以来。
私個人としては2015年に『親の顔が見たい』でお邪魔して以来8年ぶりの泉南。

名前の通り、泉州エリア(昔の呼び名で和泉の国)の南なので泉南。
関西国際空港があるせいか近代的な印象ですが、熊野街道の要所として歴史のある街でもあります。
大阪中心部へのアクセスも良く、そのベッドタウンとしても人気なんだとか。海も近くて気持ちイイ♪



紀伊半島の西北、大阪湾に面する立地も、
房総半島の西北、東京湾に面する市川市民の私、そこはかとなく親しみを感じます。

市の公認マスコットをググってみれば…
『泉南熊寺郎』。
センナンクマジロウ……うーん…知りません、スミマセン。

まぁひこにゃんのように全国的に有名なキャラのほうが稀なわけで。

我が市川市にも有名な公認キャラはおりません。
千葉県のチーバ君も全国的には無名でしょう、名前で千葉のマスコットだと分かりはすれど。

お隣の船橋市には日本一有名な“非”公認キャラがいますけど…近頃とんと見かけません。
「梨は船橋だナッシー」と、誤ったアピールをされずに少々ホッとしていますが。梨は市川っ!

さてさて、
本日の会場は
阪南市立文化センター『サラダホール』。




「新鮮なサラダのように爽やか」…というネーミングかと思いきや、

違いました。
ここには元々『皿田池(さらだいけ)』という池があって、それを埋め立てて建てられたから とのこと。

余談ですが、
私の母校の大学構内に『血洗いの池(ちあらいのいけ)』というのがありました。
たしか「赤穂浪士の某が刀の血糊を洗った」云々由緒ある池だったはずですが、
不埒な学生どもは、もっぱら学園祭の出店で使った皿などを洗っておりました。

さて『サラダホール』。
図書館と共有のロビーでは、園児お手製の可愛いお雛様がお出迎え。



で、客席はというと…
青くて海みたい♪
やはり名前通りの爽やかさ。



ところで
私の演ずるタウラー医師が産婦人科長を勤める病院、その名も
『セント・キャサリン病院』。

キャサリン…なんか爽やか。
しかも、なんか可愛い感じ♪

…なのに、主人公ギャルビン弁護士には目の敵にされてしまうんですよぉ~あぁ可哀想なキャサリン。。

今日も今日とて、物語の発端となる不祥事を、全力であい勤めます。
「我々セント・キャサリン病院は、最善を尽くしました!!」
| 稽古場日記::評決 | 15:28 | comments (x) | trackback (x) |
思い出

ドナ・セント・ローレント役の、林佳代子です。
和歌山から電車を乗り継いで、彦根に到着。例会(公演)当日、舞台の仕込みの間に、ウォーミングアップの名のもとに
彦根城に行ってきました。
彦根に来たのは、おそらく4回目。彦根城の天守を登ったのは3回目です。
1回目は、高校一年生、学校の旅行でした。それが何十年前とは、あえて詳しくは申しません(笑)。
「彦根城のお茶屋のおばちゃん」とは、その時とても仲良くなり、東京に戻ってから、みんなで寄せ書きを手紙に送ったのでした。
私は殆ど記憶がないのですが、当時の事を良く覚えている友人に写真を送って問い合わせたところ、お茶屋も昔のままのようでした。



さて、そのお茶屋さんから、かなりの階段を登り…。
(昔の家来達は、毎日の登城、重たい刀をさげて…スニーカーもなく。頭が下がります。)
やっと本丸に辿り着くと、天守が現れました。



ひこにゃんに迎えられ、いざ天守へ。
天守の中は急な階段が待ち受けていますが、当時の人達が、ここを登り降りしていたのかと思うと、なにやら不思議な気分になりました。
私の好きなお城の一つです。国宝なんですよね!
天守を出ると、記念写真を撮ってくださる方がいらして…。
その方が発声する合図「ひぃこ〜ニャンニャン、トゥルルルルルル〜〜!」(写真撮る時のチーズ!みたいなものです)
にまんまと乗せられ、刀を持って大はしゃぎに見える私ですが…
その背後に、「兜をかぶってその気になっている子供!」の様な金尾さんに、ぜひご注目。



天守前で遭遇したメンバー全員で記念写真!



さて、そのあとは、それぞれご飯を食べたり、ホテルに戻ったり、例会公演に向けてコンディションを整えます。

楽屋口からの廊下。広い…。記憶が蘇ってきたような…。数年前「親の顔が見たい」で来ています。



女子楽屋に到着しますと、化粧前には可愛らしいお花が飾られていました。



ひこね演劇鑑賞会の会員さんが生けてくださったお花です。2つ並べて写メしました。香りも良く、嬉しいお心遣いに感謝です!

そして彦根での例会も、あたたかな拍手に包まれ幕を降ろすことができました。
翌日には移動するのが少し寂しいですが、沢山の思い出をいただきました!



どら焼き、飴。
あちらこちらに、ひこにゃん。

あすは移動日です!
| 稽古場日記::評決 | 17:00 | comments (x) | trackback (x) |
「近畿ブロック開幕!」
モーカッツ役の金子由之です!ほぼ3ヶ月の間をおいて再開された、評決!
関東では大雪警報!和歌山ではあいにくの雨模様と天候不順ではありましたが〜何とかドキドキのなか無事に初日の幕を開けることが
できました!

思えばこの近畿ブロックは、10数年前、昴〜第6次のクリスマスキャロルのスクルージ役で最後の年に訪れた旅公演の地でもあり印象深く
心に刻まれております~時に会員の方から辛口な感想も頂きました(笑)。
その節も!そして今回も!
和歌山演劇鑑賞会の皆様本当にお世話になりました!
そして色々お気遣いありがとうございました!


たくさんのコメントありがとうございました!励みになり元気を頂きました〜酔いどれ弁護士〜というフレーズ〜多し!
何やら名作ので映画の題名よう(笑)

さてこの評決!!
芝居はつくづく不思議なもので 生き物の如く変容し続ける事を痛感!
演出家の投げかけた課題、そして役者の試行錯誤が相まって前回とはまた違った空気感の〜評決〜が出来上がったように思います。
何やら、デボラの存在感がより大きく増してきたような〜!
会員の方々の心に深く残る作品になっていればと願うばかりです!


劇場は出来て2年ほどとか、客席のカバーは 何と和歌山城を思わせるデザイン!凝っていてちょっと感動!!

ラーメン、梅干しみかんで英気を養い(笑)次の巡演先彦根へと向かいます!

提供 金子由之でお送りしました!
それでは!
| 稽古場日記::評決 | 22:13 | comments (x) | trackback (x) |
ここでは最後の舞台稽古

『評決』も旅公演に向けて最終調整。

稽古場で出来なかったことを劇場で最終確認します。

劇場の稽古は団体にもよると思いますが、少しこちらにとって条件の悪いとこで稽古をしてます。
悪いと言っても、劇場に不満があるとかではなく、今後行くどの劇場にも対応できるように、
可動式のセットや人通りのある袖が若干狭かったりなどトラブルシューティングを想定しての選択です。

見てる側には遜色ないものお届けせねばなりません。
そのために裏側では見えない努力が重ねられています。

それも踏まえての、劇場リハーサル。

しかしこの劇場も本当のお別れをせねばなりません。
今年の3/31をもって閉館とのこと…

今まで昴の作品が地方に行くたびに押し出してくれた志木パルシティさんありがとうございました。




さて、評決は近畿の旅へ向かいます。

道中どんな出会いがあるのか…楽しみに次のブログをお待ちください。

矢﨑

| 稽古場日記::評決 | 01:28 | comments (x) | trackback (x) |
2023 評決 開廷
年が明けてもう1月も終わりになる頃ですが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今回のブログは矢﨑が担当いたします。

さて『評決』は近畿ツアーの稽古がスタートしております。

とにもかくにもまずは読み稽古で台本を追いながら、数か月前の自分の行動を思い出して、
さらに深みを作っていく作業となります。

この皆さんの真剣な表情…





待ってください…この場所まったく見慣れませんね。

そうなんです、現在PIT昴は養成所の公演の稽古でセットを組んでいるため使えないので、
都内某所を借りて稽古しております。

急に宣伝!
養成所第一期生修了公演
「フツーの生活 沖縄編」
2/15~19 於:PIT昴
こちらもご予約お待ちしております!
詳細は劇団HPよりご覧ください。

では『評決』に戻りまして…
なんと!
今回3回目の稽古で全員揃って読むことができました!
(安心してください流行り病による欠席ではありません!)

改めて読むとまた発見があり、疑問も生まれ、それをキャストと演出家で解決していくのが
面白さでもあり苦難でもあります。

再演となると、些細なことだからと放り投げてうやむやにしてたことを対処する時間ができるので、
そういう意味でも厄介な発見があることもちらほら
今日もどちらかというと厄介な問題で議論しひと盛り上がりありました。(笑)

余談にはなりますが、今日の稽古場は巣鴨駅から15分ほど歩いた施設なのですが私、
矢﨑は上京して劇団に在籍してからも下車することはもなく今回の期間で来たのが初巣鴨。
それを僕より上の世代に話すと驚かれました。
かつては巣鴨の千石に根付いてたからこそ、先輩方は懐かしい風景だったらしく色んな話が行き交ってました。

話が脱線しましたが、ここから数回稽古場レポートの後に、旅先でのレポートを諸先輩方に担っていただきたいと思います!

お楽しみに!

矢﨑
| 稽古場日記::評決 | 00:49 | comments (x) | trackback (x) |
「クリスマスキャロル」全日程を終え
スクルージ役の宮本充です。
「クリスマスキャロル」、全日程を終えました!
ホッとして、緊張が解けて、今はちょっと脱け殻状態です。
思えば、緊張の連続でした。
幕開きに舞台裏で待機している時の緊張。
過去、現在、未来の聖霊たちに対する時の緊張。
そして、毎朝、目が覚めた時に、「ちゃんと声が出るだろうか┉」と、布団の中で声を出す時の緊張。
でも、舞台は緊張するもの。
緊張しなきゃ舞台じゃない。
緊張があるから楽しめる。
本当に楽しい2週間でした。
ご来場下さったお客様には感謝の気持ちで一杯です。
どうも有り難うございました。

最後に、ちょっと早いですが、メリークリスマス!
そして、どうぞ良いお年をお迎え下さい!

撮影時のみマスクを外しています。
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 09:35 | comments (x) | trackback (x) |
想い出に残るスクルージ
昴の「クリスマス・キャロル」の歴史の中で、今回のスクルージは七代目だそうです。
色々なスクルージを覚えていますが、今でも強烈な印象が残って忘れられないのが、初代スクルージの内田稔さんの墓場のシーン、スクルージが墓石に自分の名前を見つけた時の鬼気迫る演技…
そして翌クリスマスの朝の目覚めのシーンの西本裕行さんの演技…喜びと解放感と感謝、そして自分が宇宙の一部である事を悟ったかのような一体感。まさに崇高な一瞬とでも言えるものを見せてもらいました。
このお二人の先輩、共に今や鬼籍の人…どこか遠い空の上から今回のキャロルも観ていてくれるのでしょうか?二人で苦笑しながら?
どうか、これからも我々苦笑、いや不肖の後輩達をお見守りくださいませ!メリークリスマス!

伊藤和晃
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 10:33 | comments (x) | trackback (x) |
ああ!クリスマス・キャロル!
あと
2ステージとなりました。クリスマスキャロルの公演、今年も終わります。
まだ、ご覧になっていらっしゃらない方、是非劇場に足をお運び下さい!
進行役と現在のクリスマスの聖霊役をやらせていただいている、牛山です。
今回は、2つの役の衣裳にご注目下さい!見た目には、そう見えませんが、重いのなんの、たまりません!
お陰様で、肩こりがすごくて、毎日大変です!
若い後輩達は、何役もやっているので、着替えが大変です!舞台では、何気なくやっておりますが、舞台裏では、戦場です!おまけに、転換まで、やっておりますので、その心中は測りかねます。
そういう視点でご覧になるのも、また面白いと思います!
あと2ステージしかありません。是非劇場に足をお運び下さい♪

牛山茂
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 10:26 | comments (x) | trackback (x) |
クリスマス・キャロルの舞台裏
本日のブログ担当、進行役+過去の精霊の役をやっております、林佳代子です!
「佳代子さんの、ブログ担当は、8日です!」と笹井君に勝手に決められて(笑)、あーまだまだ先だわ、なんて思ってるうちに、その日になっていました。
何書きましょー、っとゆっくり準備することもできず、楽屋に入ってからの、なんとなく写した一コマを一コマをご紹介させていただきます。



先輩達の楽屋は、実にスッキリ!化粧品も見あたりません。私が入団した頃は、みなさんドウランなる化粧品を使い独特な香りがしておりました。今は、演目にもよりますがナチュラルメイクが多く、男性はノーメイクが殆どです。



変わりまして女性の楽屋。
今回は、早替わり(衣装等を短時間で着替え変身する)も多く、一人当たりの衣装や…そう、ヘアーチェンジに使うグッズも多く…化粧前には、それが確認できます。皆んな工夫して、いかに早く変身できるか…その一瞬にかけています。



さて、開場の1時間前、楽屋前の廊下で録音のピアノに合わせて発声練習、あれ、きしこさんだけ、体操かな?…その時舞台では、音響さんが、音響チェックをしています。この後、舞台で歌やダンスのチェック、各々、声や台詞のチェックです。



さて、ここはどこ?
ここにおわすは、「幻の国」や「プカプカ漂流記」で共演いたしました、昴の女優、関泰子さんです!今回は、衣装チーフとして参戦です。衣装の仕事は、そりゃーもう大変なんです。衣装の点数は多いし、汗かきシャツの洗濯は毎日だし、スチームかけたり、繕ったり、上演中の早替わりにも気を使うし。皆んなが楽屋を出ても、仕事は続きます。先輩や後輩のサポートありがとうございます!


思いつくままに、記すことになってしまいましたが、「クリスマス・キャロル」をより良い舞台にするために、スタッフ、キャスト一同、毎日《座・高円寺》に集結しております!
11日まで、よろしくお願いいたします!
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 12:21 | comments (x) | trackback (x) |
2022クリスマス・キャロル
2022「クリスマス・キャロル」も中日を過ぎました。
千穐楽まであと数日です。
わたくし米倉は、今年はクラチット夫人を演らせていただいており、自分含め6人家族の母となりました。4人も子供が出来たなんてほんとホットな感じです。
ボブ ・クラチット 田徳真尚
長女マーサ 新藤真耶
長男ピーター 洲本大輔
次女 ベリンダ 上林未菜美
次男 ティム 張适(児童劇団「大きな夢」)
クラチット夫人 米倉紀之子
以上がクラチット一家のメンバーです。
わたくしは若者達のエネルギーを浴びながら舞台に居り、そして後輩達の日ごとの成長を、まるで我が子を見ているように目を細めていたりもします。
家族のカタチは様々あると思いますが、いずれにせよやはり家族というのは何にも代え難い宇宙一の存在ですね。
千穐楽まであと僅かですが、宮本充スクルージさんに家族の愛を少しでも届けられるよう6人で力をひとつにして演っていきたいと思います。
昨年ご観劇なさったかたも、まだご観劇なさったことがないかたも、ぜひぜひ座・高円寺までお越しいただけましたら嬉しく思います。スタッフ一同・キャスト一同心よりお待ちしております。

最後にクラチット一家の写真です。
みんなクリスマスキャロルTシャツを着ております。絶賛販売中です!(会場のロビーで予約販売用紙を配布中です)
撮ってくれたのは、今回も稽古そして本番と、舞台を支えてくれている昴の後輩女優加藤保奈美です。
すごく可愛く撮れましたね、ありがとう、というティム役張适君ママの一言。やっぱり母の愛って偉大だなー。

| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 21:13 | comments (x) | trackback (x) |

  
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