自己紹介 『ジーン』
こんにちは、初めまして!今年度劇団昴の研修生になりました。ジーン役の坂井亜由美です。みんなからは「どんちゃん」と呼ばれております。

この舞台に参加出来てとても嬉しいです…!拙いところもあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いします!
さてさて、今回の私の役はなななんと14歳で、マリファナもタバコも吸っちゃうおませな女の子です!やんちゃが渋滞しております。
アメリカは小学校が5年制、中学校が3年制、高校が4年制というのが主流らしく、14歳は高校1年生にあたるそうです。それでもまだまだ煙草は吸っちゃいけない年齢ですね…
そんな反抗期真っ只中のジーンちゃんのお悩みは別居中のパパとママ。ママはいっつもイライラしてて、パパが出て行ったのをきっかけにイライラが更に増幅中。口うるさいママにジーンちゃんもうんざりです。おまけにパパは大学生の彼女と現在同棲中…。
そりゃあマリファナ吸わなきゃやってられないですね!!!

とまあ、ジーンちゃんの話はこれくらいにして…
次はスタッフでついてくれている私の同期の紹介をしたいと思います!


こちらが「しーちゃん」こと新井志啓ちゃんです。読書好きのミュージカル畑から来たスラリとスタイル抜群の美人さんです。
歌もダンスもすごく上手で、普段のほんわかした雰囲気とのギャップがとても魅力的…カッコいいのです…!
ちなみにお裁縫もとても上手なのです…!


そしてこちらが「にしおか」こと西岡萌絵ちゃん!唯一JOKO演劇学校からきた子で、なんとも不思議な魅力のサラサラ黒髪美人さん、面白い奴です!超マイペースなんですが、色んなことによく気がついて動いてる姿は見習わなくては…!
また、お花や木が好きなかわいい一面もあります!笑
私はなにより西岡の落ち着いた声が好きですね…

というわけでジーン役の坂井亜由美でした!研修生共々、こらからよろしくお願い致します!

| 稽古場日記::ザ・サード・ステージ『8月のオーセージ』 | 14:06 | comments (x) | trackback (x) |
ルーティン
初日までのカウントダウンが始まり稽古の形態も本番仕様に変わっていきます。


朝早く裏方や若手メンバーが集まり、掃除やその日の稽古の準備。
料理の得意な亘さんを中心に、女性陣や小道具担当のメンバー達で消え物(実際に舞台上で食べる料理)の準備。
それぞれのセッティングをしながら各人ウォーミングアップに身体を動かしたり、発声したり…と、稽古の前は大忙しです。


いざ稽古が始まると先ずやるのは『巻き稽古』
皆んなが必死に覚えた膨大なセリフを極力棒読みで(想いを込めると柔軟に言葉が出てこなくなる為)全幕、頭から終わりまで一気に捲し立てて話す稽古をします。

この稽古をすることで余計な間や雰囲気芝居、事実関係をシンプルに相手に渡す事ができます。


そしてそれが終わると『通し稽古』
いったん巻き稽古で整理した芝居を踏まえ小道具や消え物ありきの本息の芝居をします。
今日は舞台監督の落合徹くんもトランシーバーを片手に、裏方と連携してスムーズに場面転換ができるかの確認作業をしていました。


通し稽古が終わると演出の田中壮太郎さんからノート(ダメ出し…という言い方はマイナスイメージがつくので避けてます)を貰い、全体のブラッシュアップを行います。

最後はその日の稽古で変わった変更点や芝居の方向性、気になるシーンを細かく抜いて稽古します。


こうして少しづつ馴染ませ、その日その時、自由に芝居を創造できるよう稽古を重ねていきます。
当日何が起こるか、どんな化学反応が起こるか僕たちも分かりません。
どうかご来場くださる皆様も、そのハプニングを楽しみにいらして下さい。


                                                 永井将貴

| 稽古場日記::ザ・サード・ステージ『8月のオーセージ』 | 17:18 | comments (x) | trackback (x) |
【アルジャーノン経過報告】大宮演劇鑑賞会
(こっそり失礼します。ご無沙汰してすみません)

季節はあっという間に移ろいで、寒い朝や夜を過ごす日が増えました。
皆さん、お風邪などひいてはいませんか?私は実家で採れたさつまいもがおいしいです。望月真理子です。




さあ、今回の経過報告で首都圏での例会公演が最後です。
首都圏ブロックの巡演の最後を飾るのは大宮演劇鑑賞会での公演です!
日程は3日間、大宮と桶川と場所を変えて行いました。
駅から劇場までの道のりを進んでいると…



だし道楽。なんですかこれは。ちょっと出汁がなくなっちゃったときに便利な仕様でしょうか。
調べてみると、広島のうどん屋さんで作っている出汁だそうです。

…えっ広島?

ちなみにボトルの中に一尾まるまる焼きあご?が入っている模様。
東京にもあるそうですが、私は初めて見ました。

出汁を持って劇場に入るのはファンキーだなと思ったので、また今度会お会いしたら買います。

そうして到着した大宮の劇場はこちら。



佇まいに歴史を感じます。こういった渋いホールで公演ができるのも巡演のうま味ですね。そうね、出汁だけに。



桶川の舞台上での1枚。舞台写真も最後の首都圏、ラストの1枚です。
シュバールも頑張りました。(真ん中にちゃんといます 笑)
旅立つ前よりちょっと小さくなった?
皆に愛でられていましたからね。






上演の最後、カーテンコールには桶川の会員の皆さまが2階席の手すりに【祝千秋楽】と大きな字でメッセージが!
Wのカーテンコールまでいただいて、感無量でした。

近畿・首都圏での巡演を経て、我々アルジャーノン群 は来年3月下旬からの東北演鑑連での巡演へ。続けて東京・池袋あうるすぽっとで東京での再演、更に9月には九州演鑑連の皆様にお会い出来ることになりました。


これから先も、末永くこの作品「アルジャーノンに花束を」そして劇団昴を愛してもらえるように、我々は経過を重ねていきます。
大宮演劇鑑賞会の皆様、ありがとうございました。
そして首都圏演鑑連の皆様、改めまして…ありがとうございました!!

ではまた来年お会いしましょう!

チャオ~!
| 稽古場日記::アルジャーノンに花束を | 15:13 | comments (x) | trackback (x) |
ポストショートーク追加のお知らせ!
好評につき、『8月のオーセージ』12月13日金曜日(13金!!!)終演後に、ポストショー·トークを追加で行ないます!
この日のは出演者によるポストショー·トークです。
ご予約まだの方、ポストショー·トークのある日曜のチケットが取れなかった方、リピートしたい方、ぜひ13日の金曜日、よろしくお願い致します。


今回、全席自由席です。
座る位置で、色々見え方に違いがあり、どのお席でも楽しんで頂けますが、多少見切れ席もございます。開演を過ぎてしまいますと、ご入場できない場合も出てきてしまいますので、遅れる場合は必ずチケットコールにご連絡をお願いします。そして、少し早めのご来場をぜひよろしくお願い致します!

高山 佳音里(こうやま かおり)
| 稽古場日記::ザ・サード・ステージ『8月のオーセージ』 | 09:53 | comments (x) | trackback (x) |
〇〇デビュー!?!
本日は1幕の稽古を行ないました。
今日、落合るみちゃんが、100円ショップで諸々必要なものを仕入れるついでに、演出の田中さんに、老眼鏡を買ってきてプレゼントしました。
前々から、何とな〜く台本やその他文字を見るのにちょっと離して見ていた田中さん(視力2.0)、ついに本日眼鏡デビュー!
かけた途端「わ!見やすい!」と言っていた田中さん、もう手放せないようでずっと使っていました。


段々寒くなってきましたが、私達は毎日夏なので、何だかクリスマスの飾りを見ても、何だかふ〜ん、という感じで現実味が沸きません…
明日からも、暑い(熱い)稽古場です!!!


高山佳音里(こうやま かおり)

| 稽古場日記::ザ・サード・ステージ『8月のオーセージ』 | 14:24 | comments (x) | trackback (x) |
ウェストン三姉妹!

左から、次女アイビー・市川奈央子、長女バーバラ・高山佳音里、三女カレン・落合るみ
です。

実は、稽古が始まってからこの3人で飲むの、初めてなんです。
とにかく濃い作品なので、稽古がハードで飲んでる暇がありませんでした・・
が、この3人の場面もあることですし、演出・田中さんのすすめもあり(←ここ重要)
いってきました。晩杯屋へ!

※ここは一階は立ち飲み、二階は座って飲める激安居酒屋です。
お一人でも全然大丈夫。
大山にお越しの際はぜひ。

しょっぱなから熱い演劇トーク全開で、悩みをぶちまけたり、わかる範囲で一生懸命相談に乗ったり。
なんかこんなの若手の頃以来で、新鮮でした。

大事なのは凹まず、毎回勇気を持って、チャレンジすることだー!

約一名、勢い余って人の台本を持ち帰った人もいるようですが、
あんまり気にせず頑張ります!

高山 佳音里(こうやま かおり)
| 稽古場日記::ザ・サード・ステージ『8月のオーセージ』 | 11:05 | comments (x) | trackback (x) |
自己紹介『保安官ギルボウ』
『8月のオーセージ』でギルボウ保安官を演じます永井将貴です。よろしくお願いします。

突然ですが「警察」と「保安官」の違いって皆さんご存知ですか?英語だと「police (ポリス)」と「sheriff (シェリフ)」…
どちらもよく海外ドラマにも登場しますが、正直「警察」も「保安官」も同じものだと思っていませんか?
お恥ずかしい話ですが、この芝居に関わるまで僕はずっと同じようなものだと思っていました。きっと僕の役もそれなんだろうと…
でも違うんです!いや、ある意味違わないけど、違うんです!!
何が違うかって?
まず管轄です!
アメリカってとにかく大きいですよね?
たった一つの組織で全てをカバーしきれると思いますか?…答えはノー。無理なんです。
そこでアメリカでは州・郡・市・町・村と国を細分化し、人が多く集まっている『都市部』の治安維持を「警察」に、地方などの人口が少なく広大な範囲を持つ『郡』の統轄を「保安官」に任せました。
って事は保安官は田舎でのんびりしてる警察って事?…違います!!
実は「保安官」ってめっっっっちゃ偉いんです!!!
一般的に皆さんが想像する保安官のイメージって、平社員と言うか街中によくいるお巡りさんみたいな感じじゃないですか?
じつは「保安官」って、郡ごとに選挙で選ばれたたった1人のエリートしか就けない役職なんです。
さすがに広大な範囲を1人で守るのは無理なので、その部下としてたくさんの保安官補佐がサポートしているのですが、、、
それでも、人柄だったり、地域の治安に貢献していたり、皆んなの信頼を勝ち得た選ばれた人間しか就けない役職なのです!(蛇足ですが、もし無理矢理ランク付けするならば保安官は、警察組織でいうところの警察署長クラスとなるそうです)
知らなかった…目から鱗でした。
そんなオーセージ郡の代表たる『保安官』が、ウェストン一家の前に現れます。
このブログを読んだ方は、どうかご観劇の際「ただの街のお巡りさん」ではなく、選挙で選ばれた皆んなの代表のあの『保安官』なのか!と思って観てください。
そうすると、きっとより一層、オーセージ郡のこの家族の置かれた状況が見えてくるはずです。
ギルボウ保安官役 永井将貴
| 稽古場日記::ザ・サード・ステージ『8月のオーセージ』 | 11:08 | comments (x) | trackback (x) |
渾身の…?!?

裏についてくれている樹廉次郎君が、劇中で使われる小道具の本を作ってきてくれました。(彼は小道具のラベルや本の表紙を作るのが得意で、今回あちこちで大活躍)
が・・あれ・・なんか変・・
『メドウラーク』という、
伊藤さん演じる著名な詩人の代表作の本で、 
献辞に「バイオレット(妻である一柳みるさん)に捧ぐ」
と書いてあるはずなのですが・・
なんと彼、
『バイオレットに捧ぐ』というタイトルの本を作ってくれておりました!
ま、まあ、そういうタイトルの本があっても変じゃないけどさ・・
樹くん、天然疑惑浮上!
せっかく作ってくれたのに残念だけど作り直し、よろしく〜!
ちなみに、詩集『メドウラーク』は日本語だと『マキバドリ』https://kotobank.jp/word/%E3%83%9E%E3%82%AD%E3%83%90%E3%83%89%E3%83%AA-135735
こんな鳥のことです。実はこのタイトルは何回も劇中セリフで言うので、ぜひ、このブログを見た方は鳥の名前だな、と覚えておいて頂けると嬉しいです

高山 佳音里(こうやま かおり)

| 稽古場日記::ザ・サード・ステージ『8月のオーセージ』 | 10:32 | comments (x) | trackback (x) |
役者紹介 石田博英

皆さん今日は、劇団昴ザ・サード・ステージ公演「8月のオーセージ」でビル・フォーダム役(写真左)を演じる石田博英(いしだひろひで)です。 
ビルは大学教授、この物語の舞台となるべヴァリー・ウェストン家三姉妹の長女バーバラ役(写真右)高山佳音里と大学教師仲間が縁で結婚。 
因みに彼女の父、伊藤和晃さん演じるべヴァリー・ウェストンも同じ大学で教鞭をとっていた著名な作家(詩人)です。私は彼の作品に傾倒していた時期もあり、その縁もあって彼の娘バーバラとの恋が始まり結婚しました(個人の構想)。    
そして娘ジーン役(写真中央)坂井亜由美を授かりました。 
どこにもある普通の家族は娘の成長と環境の変化と共に少しずつ様変わり・・
どう変わっていくのかは物語を観て頂くとして、御挨拶代わりの自己紹介とさせて頂きました。                        

石田博英、俳優個人としては今までの劇団昴の翻訳劇の作品の中でも稀有な作劇術と感じトレイシー・レッツの巧妙さに脱帽!!。更に加えて演出・翻訳の田中壮太郎さんのアメリカ仕込!?のレクチャー&センシティブさにも今作品との相性の良さを感じています。 
何度も言いますがテキスト・演出・俳優の三者がPit昴の空間にどう結実するか!?。私自身、楽しみにしています。 
たまたま本日11月13日(水曜日)は初の全編通し(粗通し)です!!。
ビル役の石田博英でした。

| 稽古場日記::ザ・サード・ステージ『8月のオーセージ』 | 23:59 | comments (x) | trackback (x) |
ステージファイティング
本日はステージファイティングの櫻井久直さんに、動きのあるシーンの監修をしていただきました。櫻井さんには過去のサードステージの作品だけでなく、本公演でもステージファイティングをお願いしているのですが、劇団の頼れる先輩です。
Pit昴のあの空間に独特な造りのステージ。そこにアメリカのオーセージ郡にあるウェストン一家の部屋が広がっています。

限られた空間に三姉妹を中心とした家族達が集まればそりゃもう大ごとです。
「いかにも」な振り付けでは芝居の邪魔になるし、かといって役者の自由に任せてしまうと、お客様の座る場所によっては何が行われているのか全く分からない。
そこで櫻井さんにご助力いただき、何が起こっているのか分かりやすく、かつ、演者が本気で芝居にのめり込めるようアイディアを出していただくと言うわけです。
実際ステージファイティングを付けて頂いた後…
すごい…家具や周りの人の陰に隠れて分かりづらかったシーンが途端に分かりやすくなりました!
アイディアの中には「えっ…ホントにそんな事できるの!?」というようなアクロバティックなものもありましたが、全16ステージ中に蓄積していくダメージを考えて断念!!面白そうな案だったんですが…
おかけで安全かつ、派手なアクティングシーンとなりました。
どうぞ白熱のバトルシーンもお楽しみに!!


ギルボウ保安官役 永井将貴
| 稽古場日記::ザ・サード・ステージ『8月のオーセージ』 | 23:41 | comments (x) | trackback (x) |

  
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