載ってます!
なんと!『幻の国』の戯曲が、悲劇喜劇9月号に掲載されてるんです!!!



今回、悲劇喜劇70周年記念号なので、読み応えたっぷり、盛り沢山の内容、表紙はノスタルジックな風貌、素敵です。ここに、古川健さんが劇団昴ザ·サード·ステージに書き下ろしてくれた作品が!そして戯曲扉には私達の名前も…!嬉しいです!
こちら、8月7日に発売されており、もちろん書店にもありますが、公演中にPit昴でも販売予定です。さあ、観てから読むか、読んでから観るか…それはあなた次第…。
ただ、上演台本は諸々少ーし違う部分もあります。稽古の中で変わっていくわけでして…。
でもぜひ、書店で見かけたら手に取って見てください!
さて、今日はもう一つ、内容に関するトリビアを。



関泰子ちゃんが一生懸命指している柱の上のところに、薄緑色のテープが貼ってあるのがお分かりでしょうか?実はこれ、ベルリンの壁の平均的な高さなの3メートル60センチの位置です。実際にこうして印を付けてみると、かなり高い…。キャストの中で1番小柄な関ちゃんの側だと余計高く感じます。
これが長々と続いてる訳です。
我々が見覚えのあるベルリンの壁は、カラフルでアートな落書きがある壁ですが、それは西側、つまり西ベルリン側から見た壁です。その向こうの東ドイツ側はそういうものもなく、ひたすらグレーの壁か威圧的に立っていたんですね…。

さて、明日もチキチキ頑張りましょう!!!
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高山佳音里(こうやま かおり)
| 稽古場日記::ザ・サード・ステージ『幻の国』 | 23:02 | comments (x) | trackback (x) |
改めまして
しばらく、写真がうまくアップできなくて、地味なブログになってしまってました。


改めまして、劇団チョコレートケーキ『幻の国』劇作家の古川さんと日澤さんをご紹介します。
今大注目の骨太な作品を数多く作っている劇団チョコレートケーキ、通称(?)劇チョコさんのお二人とコラボできるのは本当に刺激的です。



左が演出の日澤雄介さん、右が劇作家の古川健さん。

日澤さんは、飄々とした雰囲気で、非常に的確な演出をする方です。もう、役者皆、内面まで見抜かれまくってるのでは?と思うくらい…。


劇作家の古川さんは、今回も物凄く豊富な知識を持って、独特な世界を作り上げてくれました。
東ドイツを描いた舞台ってなかなかないですよね、
役者一同、東ドイツについて詰め込み猛勉強しつつ稽古に取り組んでます。



こちら、読み合わせの時の様子です。読み合わせ中は毎日、日澤さんの「さあ、今日もチキチキやっていきましょう!」というかけ声と共に始まってました。チキチキ進んでおりました。
しかし、今回、本が書き上がって、手元に来て、読み合わせをして、キャスティングして、アッと言う間に立ち稽古に突入しました。



こちらの集合写真、実は一人、お仕事で撮影時不在でした。さて、誰がいないのでしょう…?(答えはいずれブログにて)

今週でそろそろ立ち稽古全場面終わります。
これからが楽しみです。
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高山佳音里(こうやま かおり)

| 稽古場日記::ザ・サード・ステージ『幻の国』 | 16:01 | comments (x) | trackback (x) |
九州公演
「ラインの監視」チームは八月五日、約一か月間の九州公演から全員無事に東京に戻りました。

七月三日出発し、先ず北九州では大雨に見舞われ、福岡県、大分県に大きな被害がありました。
豪雨の被害にあわれた地域の皆様にお見舞い申し上げます。
豪雨のあとには鹿児島では地震もありました。このことも大きな出来事でした。

豪雨の影響も大きかった状況のなか、小倉では客席には市民劇場の会員の皆様でいっぱいで、胸が熱くなりました。予想外の自然災害で休演することは一度もなく、全行程29ステージ滞りなく全うすることが出来たことは、各地の市民劇場の皆様のお心遣いのおかげと感謝しております。

 九演連の皆様には大歓迎をしていただきました。
温かいおもてなし、熱い拍手、搬入、搬出のお手伝い、そして私たちがスムーズに進行出来る様に考え抜かれたスケジュール。そして私は、仲間の皆さんのフォローのおかげで、東京での稽古疲れも、旅の準備のストレスも徐々に回復し、上り調子で元気になり、照りつける太陽、蝉の声、夏の暑さが気持ちよく感じられる毎日になりました。

 殆どが九州の街中の公演だったなか、今回の巡演の千秋楽の地となった「諫早」は、初めて感じる、街の静けさと温かい気配、木々の緑の多さに癒されました。でもこんなに静かな町の何処から千人以上の方々が集まってくれるのか?……。全く心配には及びませんでした。熱い拍手はもちろんの事、「感動をありがとう」と言う垂れ幕まで用意して下さり、私達は客席と一体となり、幸せな千秋楽を迎える事が出来ました。
各地でこんなにたくさんの皆さんが、私たちの公演を心待ちにしてくださっている事に感謝の気持ちでいっぱいです。そして演劇は今、こういう皆様に支えられていると実感しました。

 三年前、東京でたった五日間の公演だった「ラインの監視」。その公演を見つけてくださり、今回の九州公演に結び付けて下さった九州の演鑑連の皆様の熱意とご努力。私たちはこの喜びをしっかりと受け止め、精一杯の舞台を務めました。この舞台の一員である事に、誇りと、喜びと、そして全国の皆様に見て頂きたい意義のある舞台である、と確信しています。しばらく休むとまた近畿、神奈川での巡演が始まります。

 九州の皆様、本当にありがとうございました。私にとっては「想い出の、最高の夏」になりました。

八月十日   久保田民絵

チラシ
| 稽古場日記::ラインの監視 | 10:13 | comments (x) | trackback (x) |
「幻の国」お稽古頑張ってますぞ!
幻の国』稽古、読み合わせが一通り終わり、今日から既に立ち稽古に突入します!
今回、初めて劇団昴ザ·サード·ステージとタッグを組む劇団チョコレートケーキの劇作家、古川健さん(右)と演出の日澤雄介さんのお二人です。




劇団チョコレートケーキさんは、よみうり演劇賞他、数々の演劇賞を受賞している注目の劇団です。名前は甘ーい感じですが、硬派な歴史ものを得意とする劇団です。
新劇の劇団で、作、演出双方とタッグを組むのはうちが初めて!!!
2年越しの企画が段々形になりつつあります。



『幻の国』は東ドイツを舞台にした作品です。幻の国=今は存在しない東ドイツという国、なんですね。難しいテーマの作品ですが、こちらのブログで、稽古の様子と一緒に、観劇のヒントになるようなガイドもしていきたいと思っています。




立ち稽古に向けて、セリフを覚えねば!!!
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高山佳音里(こうやま かおり)
| 稽古場日記::ザ・サード・ステージ『幻の国』 | 14:37 | comments (x) | trackback (x) |
本日稽古初日!
7月29日、劇団昴ザ·サード·ステージ公演『幻の国』、稽古初日でした!
劇団チョコレートケーキの劇作家、古川健さん書き下ろしで、劇団チョコレートケーキの演出家、日澤雄介さん演出の
この公演、新劇の劇団では初のお二人とのコラボ公演です。

日本ではあまり演劇などで取り上げられることの少なかったテーマ、東西冷戦、
東ドイツを舞台に、シュタージ(秘密警察、国家保安省)の人々と、その家族と近隣の人々が、監視国家東ベルリンから、ベルリンの壁崩壊へ向かう数ヶ月の中で経験していく激動の日々を、静かに、しかし強いエネルギーを持って描いた作品です。

が…、こういう内容ですが稽古場はメリハリある良い雰囲気です。
さて、これからが楽しみ!
写真などは後日アップします。

ブログ担当=高山佳音里
| 稽古場日記::ザ・サード・ステージ『幻の国』 | 22:41 | comments (x) | trackback (x) |
福岡へ
本日のブログ担当は、今年から劇団員になり、裏方で同行している桑原良太です。

現在、「ラインの監視」チームは、福岡に滞在してます。

そしてここ福岡は私事ですが、地元なのです!
劇団の公演で生まれ育った街に帰ってこれたことはとても嬉しいです!!
だからこそ次は、出演者として帰ってきたいという気持ちが、一層強くなりました。

福岡では、移動日と休演日が続けてありまして、2日間公演がありません。
ということで、この休演日に皆さんが何をやったかインタビューをしてみました(笑)

まずは同期の白倉くん
「マッサージに行ったよ~」とのことです。白倉くんは下手の守り神としてみんなから頼りにされています。

次は、先輩で、出演者、スタッフも兼ねている高草さん
「君の地元の糸島に行ったよ」とのことです。しかも写真まで撮ってきてくれました!


糸島



糸島2


高草さんは、準劇団員の頃からいつも困ってる時にアドバイスをしてくれてとてもお世話になってる方です。
腰を痛めながらも一緒に大きな柱を立ててくれています!

そして、他の方々もおもいおもいの休演日を過ごし、鋭気を養い、福岡公演に一丸となってぶつかる為の、いい休息となりました。
| 稽古場日記::ラインの監視 | 14:38 | comments (x) | trackback (x) |
九州公演、折り返し地点!
本日のブログは裏方スタッフの白倉が皆様にお届け致します。


一ヶ月の九州公演で折り返し地点となります今回は鹿児島での例会公演でした。

まず私達を迎えてくれたのは頂に雲を携えた桜島!

桜島

圧倒的な存在感でキャストもスタッフも思わず写真撮影を始める人が続出でした(笑)


今回上演した宝山ホールは歴史のある会場で、昔から続く佇まいに搬入や仕込みではお手伝いをして下さる会員の皆様や劇場スタッフの方々に「失礼のないようにせねば!」とより一層気を引き締めて臨ませて頂きました。

そして、この公演中に舞台監督として我々を仕切って下さっている後藤さんのお誕生日があり、キャストの皆さんをはじめスタッフのサイン入りシャツのプレゼントというサプライズなどイベントが盛りだくさんな公演となりました!

バースデー

全体の半分を終え、いよいよ折り返しとなりましたが、最後の最後まで気を抜かず演劇鑑賞会の皆様やたくさんの方々のお力を借りながら「ラインの監視」という素敵な作品をお届けしたいと思います!


西郷さんに背中を押されつつ次に参りますのは熊本県立劇場です!





白倉裕人
| 稽古場日記::ラインの監視 | 14:36 | comments (x) | trackback (x) |
都城
7/17 ブログ担当 デーウ''ィッド役 髙草 量平です。
よろしくお願い致します。

都城市総合文化ホール 中ホールで上演させて頂きました。

何度めかの「乗り、打ち、ばらし」ですが、運営サークルの皆様のお手伝いもあり、スムーズにセットを組む事が出来ました。
ありがとうございます。
お通しも普段食べる機会の少ない豚軟骨の煮物、冷や汁、ゼリー状になったあおさのお吸物。名前を上げたらキリがない程沢山作って頂きました。 ありがとうございます。

カーテンコールはダブルになり客席より「劇団昴ありがとう!」「いい芝居をありがとう」という大音声を頂きました。
思わず胸が熱くなりました。

また、今回の都城市民劇場では宮崎在住の叔父夫婦が会員になり観劇してもらいました。
叔父とは20数年間振りの再会です。ラインの監視のサラとデーヴィッドの様です。

次は鹿児島です。
鹿児島の皆様にお会い出来るのを楽しみにしております。
| 稽古場日記::ラインの監視 | 22:11 | comments (x) | trackback (x) |
大分の朝は早い
本日は大分での例会でした。
ブログ担当は裏方で同行しております矢崎がお届けします。

本日の仕込みは7:30からと、このツアーでは最早のスタートです。
もちろん、お手伝いをして下さる会員の皆さんも朝から来ていただき搬入をしました。

以前、『親の顔が見たい』でもスタッフとして九演連の公演で伺ったとき、東京とは違う会員の皆様の客席の反応が気になり、今回も楽しみにもしておりましたが、皆様各場面で鋭く起こっている事象を捉えてくださってるのか様々な反応があり、それだけ物語に集中して観てくださっているのが嬉しいです。

よくあることですが稽古場にいると、何度も同じ事の繰り返しで段々と麻痺してきてしまい面白かったことも慣れてしまい、それほどではなくなる場合がありますが 、 客席からの驚きのため息、笑ったり、すすり泣く声などのリアルな反応は
お芝居の鮮度をより高めてくれるなといつも思います。

いままで巡演してきた市民劇場の皆様に感謝し、これから伺う市民劇場の会員の皆様との出会いにワクワクしております。

ツアーも中盤戦となってまいりました、キャスト・スタッフ 更に良い舞台になるよう頑張ります。
次に向かう巡演先は都城市民劇場!!
楽しみであります。
| 稽古場日記::ラインの監視 | 23:10 | comments (x) | trackback (x) |
おかげさまで
「ラインの監視」ジョシュア役の笹井達規です。
例会公演にお越しいただいた皆様ありがとうございました。

別府での公演は仕込んで(セットを組立て)、公演して、ばらす(セットを解体する)、乗り打ちばらしと言われるとてもハードなスケジュールでしたが、会員の皆様のおかげでとても楽しく舞台に立てた気がします。
美味しい食事も頂きました。

別府

劇団に入って2年目でこのような舞台に立ち、九州の皆様と「ラインの監視」という一つの空間を共有できたことをとても嬉しく思います。
まだまだ旅は続きますが、常に新しい空間を、良い舞台を、市民劇場の皆様と作り上げて行きたいと思います。

とても素敵な劇場でした!

別府


笹井達規
| 稽古場日記::ラインの監視 | 22:28 | comments (x) | trackback (x) |

  
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