飯塚
「ラインの監視」九演連7月8月例会公演・二ヶ所目は飯塚市民劇場主催・イイヅカコスモスコモン中ホールでした。


ロビーは夏らしくうちわで素敵に飾られていました。嬉しい!


昨日と本日、沢山の方に足を運んでいただきました。
終演後の搬出も手伝っていただいて少しだけではありますがお話することができました。


犠牲を払って周りの人の幸せの為に働くクルトに共感してくださった方々が、ご自身の体験とクルトの想いを重ねてくださり、子供たちをの思いを通して涙してくださったとか…


行く人、残された人それぞの思いが伝わったと声をかけてくださった方も…


観ることができて良かったといっていただけて本当に嬉しく思います。


私たちこそ例会に招いていただきありがとうございます!


最後まで体調を崩さず多くの方に観ていただけるように頑張ります!


飯塚の皆様本当にお世話になりました!
イイヅカコスモスコモン劇場ありがとう~!


飯塚


舞山裕子
| 稽古場日記::ラインの監視 | 21:47 | comments (x) | trackback (x) |
劇団昴公演「ラインの監視」九州巡演、クルト・ミューラー役の石田博英です。
三年前に初演を行った「ラインの監視」が2017年の夏に九州を巡演する事になりました。
今日は北九州・小倉、北九州芸術劇場中ホールでの1週間の公演を終え飯塚への移動日でした。

初演時には辛うじて片手に余る程のステージ数でしたが北九州の1週間で初演時のステージ数を遥かに越えてしまいました。
これから更に回を重ね、新たな発見を九州巡演の旅と共にミューラー家の家族が紡いで行くと思います。
宜しく御願い致します。     

写真は旅の初日のミューラー家、左からサラ役の服部幸子・クルト役の石田博英・長男ジョシュア役の笹井達規・長女バベット役の小林柚葉、そして末っ子ボードー役の横山温人。                       

ミューラー一家
| 稽古場日記::ラインの監視 | 20:24 | comments (x) | trackback (x) |
北九州
この度の豪雨により被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。

北九州小倉の会場や滞在先のホテル付近も一時、避難勧告や大雨警報が出ました。

それでも、7月7日は無事に幕を開けることができました。

このような状況でも沢山の会員さんが会場に足を運んで下さいました。
本当に本当に、ありがとうございました。
終演後も、連日と同じ温かい拍手で迎えていただき、胸が熱くなりました。

今後もまだ、雨天がしばらく続くようです。油断もできませんし、不安もありますが、私たちにできることは、誠実にこの「ラインの監視」をお届けすることだと思います。お招きいただいた皆様に、印象に残る「確かなもの」をお届けしたいと、より気持ちを引き締めて参ります。


今後もどうぞ宜しくお願い致します。



「ラインの監視」サラ役・服部幸子
| 稽古場日記::ラインの監視 | 10:04 | comments (x) | trackback (x) |
いよいよ始まりました!
「ラインの監視」九演連7月8月例会公演いよいよ始まりました!

昨日は北九州市民劇場の運営担当サークルの会員の皆様にお手伝いいただきまして、搬入から開始!



仕込み



北九州芸術劇場中ホールは7階にあるので、搬入エレベーターで道具を搬入します!

トラックから荷下ろしされた道具がエレベーターで上がってくるのをみんなでまってます。

トラックから荷下ろし作業しているところを7階のモニターでみられるのですが、トラックの荷台はなかなかのテトリス具合。

皆さんびっしり詰まったトラックにびっくりしておられました。

搬入と同時に仕込みがはじまり、照明、音響…どんどん舞台ができあがります。

休憩では皆さんの手料理をいただきほっと一息。
このご飯がまた美味しいんです!食べるのに夢中で写真を失念してしまいました。うぅ。すみません。


仕込みが終わり開演間際…


衣装



先輩方の足元を激写。
ファニーとアニーズの衣装をチラ見せです(笑)

本番前はバタバタしているので、写真はあまりとれませんが、すこしずつupしていきますので乞うご期待!


では本日の昼公演に行ってまいります!



舞山裕子
| 稽古場日記::ラインの監視 | 09:22 | comments (x) | trackback (x) |
アルジャーノンに花束を2017、終演
チャーリー・ゴードン役の町屋圭祐です。

劇団昴公演『アルジャーノンに花束を』全10ステージが終演しました。
ご来場下さったお客様、ご観劇頂き、本当にありがとうございました。

観劇して下さった舞台は、すでに、ひとりひとりのお客様のものです。
心象風景です。
その景色が、少しでもお客様の心のひだを、くすぐったり、掴んで揺さぶったりする事ができていたら、僕は幸せです。


*********


千秋楽を終え、ふと、
自分のことを振り返りますと…。

稽古が始まったのが4月27日。
その日から、チャーリー・ゴードンになるためにいろいろとやってきました。

今にしてみれば、稽古場に向かうのは、楽しい闘い、であったと思います。
演出家との、共演者との、闘いです。
「今日の稽古…、
ニーマー教授はどうチャーリーを攻めてくるかな…?
パン屋の人達は、どんな風にチャーリーを巻き込んで来るのかな…?」
「演出の菊地准さんは、それをどう見て、どんな新しいオファーを出すのかな?」
そんな積み重ねで稽古が過ぎて行きました。


でもやはり、苦しい時期もありました。
家に帰って布団に入っても、准さんが酔っ払って僕にダメ出しをこんこんと行う夢を見たりしました。
また、
2段ベットの上段に僕が寝ていて、下の段を見ると准さんがイビキをかいて寝ている、という夢を見ることもありました。
ありゃ悪夢でしたね…(笑)
今思えば、善きおもひで、です。

稽古初日から千秋楽まで、本当にあっという間でした。
こんなに早く過ぎた2ヶ月は、僕は初めてでした。

今回、チャーリー・ゴードンという役をやらせて頂いた事が、僕自身にどんな影響を及ぼしたのか…今の僕にはまだ分かりません。
きっと、5年、10年経ったときに、気付く事なのかも知れません。


********


今回、僕は主人公ということもあり、たくさんのお客様にお声がけ頂きました。

毎ステージ、終演後にロビーに出ると、たくさんのお客様がいらっしゃいます。
いろんな表情が見えます。
笑顔、泣き顔、何かをこらえる顔…。
いろんな声が聞こえます。
笑い声やら、溜め息やら…。


この、お客様との距離間は、これからも大切にしていきたいです。
例えるなら、有機野菜農園みたいに…。
大規模ではないけれど、消費者の方々に、心にも、身体にも、健康なニンジンを食べて貰う農家でありたい。
お客様の、食べている表情が見える、パリポリッという咀嚼が聞こえる、そんな距離間で、美味しいお芝居を提供して行ければ良いなと思いました。
昴は、そんな劇団であって欲しいです。
大量に、農薬まみれのニンジンを不特定多数の消費者に提供するのではなく…。



ご来場本当にありがとうございました。
栄養満点ニンジンを届けたい…そんな劇団昴を、これからも、どうぞよろしくお願い致します。



| 稽古場日記::アルジャーノンに花束を | 06:26 | comments (x) | trackback (x) |
旅の始まり
7月3日月曜日
『ラインの監視』チームは九州に向けて旅立ちます。
空は、透き通った青でなく、薄っすら曇り空。
さて、どんな旅公演になるでしょうか。

ラインの監視 九州


要田
| 稽古場日記::ラインの監視 | 13:33 | comments (x) | trackback (x) |
18日 ポスト・ショウ・トーク
暑かったり、雨だったりですが、皆様、ご来場ありがとうございます!
ノーマ役の染谷麻衣です。

「アルジャーノンに花束を」二日目、18日はポスト・ショウ・トークでした!
たくさんのお客様がポスト・ショウ・トークまでいてくださいました。
ありがとうございました!

今回のポスト・ショウ・トークのメンバーは、演出家の菊地准さん、出演者の町屋圭祐、宮本充、奥田隆仁、槙乃萌美、望月真理子、
司会は出演者の三輪学、加藤和将でした。



演出の菊池さんは、1990年の初演を演出しており、その時のことも含め、今回の演出、稽古についてお話ししていました。
初演から10年ほど演出してきた菊池さん。今回の稽古で、新たな発見などがあったという話もあり、出演者の私は、熱い気持ちになりました。
以前の、菊池さん演出の「アルジャーノンに花束を」を観た方は、やはり違いを感じたのでしょうか。
ぜひ今度、お話を聞いてみたいです。

他にも、司会の三輪くんから、「緊張しますか?」という質問などがあり、フェイ役の望月真理子ちゃんが、
“フェイは、ああいう衣裳で、稽古中もそういう衣裳で稽古していたので、緊張はないです”
といい、入団3年目とは思えない堂々たる貫禄(笑)
真理子ちゃん、とてもカッコいいわ!

今回のトーク・ショウ参加者で一番先輩の宮本さん(ストラウス博士)の番では、
宮本さんの楽屋の鏡の上に貼ってある、謎の紙についての話も出ました。

謎の紙?

この謎の紙、男性楽屋の人たちは解読できなかったとか(笑)
気になりますね。

出番が多い宮本さん。
どうやら、この‘謎の紙’は、きっかけを書いたメモだそうです。
各シーンの印象的な台詞を書いて、どのシーンなのか分かるようにしているとのこと。
しかも、登退場も書いてあるとか。
でも、
上手(かみて…舞台に向かって右側)、
下手(しもて…舞台に向かって左側)
と書くのではなく、
楽屋を基準に、“手前”と“向こう”
と書いてあると言って、笑いを誘っていました。

他にも、たくさん面白い話や、興味深い話がありましたが、芝居の内容に触れることも多いので、ここまで!


2回目のポスト・ショウ・トークは、22日(木)14:00時の公演です。

この日は完売となっております。
お問い合わせは、劇団昴チケットコールまで。

皆様のお越しを、心よりお待ちしております!

染谷麻衣

| 稽古場日記::アルジャーノンに花束を | 06:16 | comments (x) | trackback (x) |
初日ロビー : そしてお詫び
皆様!こんにちは。


俳優座劇場『アルジャーノンに花束を』の初日が開けました!

」担当の姉崎公美です。




いつも昴を応援して下さる、会員の皆様に 心のこもったサービスを提供させて頂きたいと 日々頑張っている(つもりの?)ワタクシでございます。

そして同じく倶楽部担当の要田禎子、舞山裕子も、『ラインの監視』地方公演稽古の合間を縫って、ロビーに駆けつけました。




なんといっても、今回の『アルジャーノン…』ロビーは、物販コーナーが充実しておりますよ!


◎アルジャーノンの戯曲、小説
◎昴特製クリアファイル
◎手作りクッキー(障害者施設提供)


お客様を今や遅しと、物販カウンターでお待ちする舞山裕子。




そして、お買い上げ下さるお客様!時には行列が出来ることも!




この日の為に、宮本充画伯(わかる人にはわかるこの愛称)がデザインを手掛けた『昴特製クリアファイル』が人気です!

会員様割引もございます。

ご来場の際にはロビーカウンターをのぞいて下さいね!


28年前からこの作品に親しんでいる私達ですが、今また 新しい時代の『アルジャーノン』を、新しい時代のお客様が楽しんで下さっている…


熱気が溢れる初日終演後のロビーを眺めながら、そんな事を感じるワタクシでした。


==========

追記
クリアファイルがあまりの人気の為、現在追加製作をいたしております。当日分が売り切れた後にカウンターにお越し下さった皆様!本当に申し訳ありません。 期間中には再び販売できるべく努力中でございます。ご迷惑をお掛け致します事お詫び申し上げます。

【物販担当】

| すばる倶楽部 | 15:38 | comments (x) | trackback (x) |
父の日
バート役の奥田です。

本番一時間前の楽屋での出来事です。

男性楽屋にそっと入ってくる女優が二人。
鳥畑さんの前に立つと。

「父の日おめでとう」

家族チームの温かい一時。
ノーマとローズから父の日のプレゼントです。



開演前の楽屋が和やかな空気になりました。



手紙の中身はマットだけの秘密。

より一層結束の強まった家族なのでした。

| 稽古場日記::アルジャーノンに花束を | 07:41 | comments (x) | trackback (x) |
初日! そして宮本充からの追加報告
チャーリイの勤めるパン屋の同僚、ジョウ・カープこと三輪学です。
ついに『アルジャーノンに花束を』初日を迎えました。
ほんとうにたくさんのご来場ありがとうございました!

初日らしい写真を一枚…とも思ったのですが、
撮影する余裕もなく…スミマセン。

どうしてそんなに余裕がないのか…それは舞台をご覧いただいた皆様にはご理解いただけるのではないかと。

これからご来場いただける皆様、
是非約2時間30分の濃密な舞台空間を
我々と思う存分共有してください!


話題がかわりまして、宮本先輩から新たな報告書が届きました。

===========

再びストラウス博士の宮本充です。
先日のブログ「宮本充の経過報告」の内容について少し補足説明を。
「アメンボ赤いなアイウエオ」というのは北原白秋の詩で、以下「柿の木栗の木カキクケコ~」と続きます。
五十音全てが使われているので、演劇学校などでは、これをよく発声練習に使います。
他には歌舞伎の「ういろう売り」を滑舌の訓練に使ったりもします。
役者はたいてい一度はこれらを習っています。
しかし、プロの役者は、それぞれ独自の発声練習法を持っています。
開演前の舞台に行くと、色々な発声練習が聞けます。

低い声でずっと唸ったり。
欠伸をするような声を出したり。
甲高い声で叫んだり。
高音を裏声から始めて、ゆっくりとひと息で低音まで持っていったり。
何かを吐くような嗚咽を漏らすような変な音を出したり。
そういうものを一度に聞くと、まるで動物園にいるようです。

僕の場合は、よく歌を歌います。
ミュージカルの曲や、大学時代の寮歌や。
ある大先輩は、ウォーミングアップの仕上げに必ず「亀田のあられ~♪」を低いよく響く声で歌っていました。
なぜかいつも「あられ~♪」までで、続きの「お煎餅♪」は歌わなかったのですが。

本題に入ります。
お詫びと訂正です。

前回のブログで僕は、「舞台で『アメンボ赤いなアイウエオ』をやっている人を見たことない」と書きました。
その翌日、劇団の落合るみちゃんからメールを貰いました。
彼女はずっと、稽古前、本番前、そして仕事の前にも必ず「アメンボ」をやっているとのこと!

彼女とは「親の顔が見たい」「隣で浮気」で共演しています。「隣で浮気」では夫婦でした。
どちらの舞台も地方公演がありました。
彼女は本当に真面目で、毎日、上演時刻の3時間から2時間半前に劇場入りし、無人の客席やロビーで柔軟体操や発声練習をしていたのです。
なぜ僕が彼女の「アメンボ」を聞いたことがなかったかというと、その時刻にはまだ劇場に入ってなかったから。
僕が発声練習をしに舞台に行く頃には、彼女のウォーミングアップはすでに終わっていたのです。
ううっ、恥ずかしい…
るみちゃん、ごめん

僕が怠け者だっただけでした!

「あめんぼ」は永遠に不滅です。

わいわいお祭りわいうえお~!


===========

先日、劇場入りする前の稽古場でも、このアメンボ、話題になりました。

「え?ハ行?なんだっけ?」
なんて言っている出演者一同。

ちなみにチャーリイ役の町屋くんはさらりと言ってのけましたヨ。


| 稽古場日記::アルジャーノンに花束を | 03:39 | comments (x) | trackback (x) |

  
CALENDAR
S M T W T F S
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
<<   11 - 2024   >>
LOGIN
現在のモード: ゲストモード
USER ID:
PASS:
CATEGORIES
OTHERS
POWERED BY
POWERED BY
ぶろぐん
SKIN BY
ブログンサポート