通し稽古が始まるの回
こんにちは。
本日のブログ担当は、
「死体のある風景」チームです。

とうとう今日の稽古からは、
七作品を一緒に通す、全体通し稽古が始まります!
七チームそれぞれが、
きっと緊張して昨夜を過ごした事でしょう。

「やり残したことはないか?」
「もっと稽古をやりたい!」など、それぞれの思いが交錯します。
しかし、「いい舞台をお届けしたい!」という思いは、
全員同じです!!



今回の公演、劇場で配るパンフレットも出演者達が作成しました。
完成前の案をチラリ…



何度も手直ししながら、喧嘩しながら(笑)
なんとか形になってきました。

七作品で一つの座組。
この座組の集大成をぜひ劇場で、ご覧下さい!!

劇場でお会い出来ることを楽しみにしております。

桑原・舘田
| 稽古場日記::試演会 vol.1 | 13:39 | comments (x) | trackback (x) |
試演会ブログ〜30minマクベスチーム
皆さまこんばんは。
本日の公演ブログはマクベスチームが担当致します。

いよいよ間近に迫ってきた試演会本番。
残すところあと4日となりました。

それぞれのチームが切磋琢磨しながら作り上げてきた作品達を
皆さまにお見せするのをドキドキしながら楽しみにしております。

さて、風が冷たく昼も夜も気温が低く、空気も乾燥しているこの時期。
皆さまは風邪など体調を崩されていないでしょうか。

私達の稽古場でも時々鼻をすする音がちらほら聞こえてきます。





みんなマスクで風邪予防中。

指導の宮本さんも
「役者にとって一番必要なのは体力だ。」
と仰っていました。

皆さまもどうか体調に気をつけて、
本番当日にお会いできることを楽しみにしております。

| 稽古場日記::試演会 vol.1 | 17:17 | comments (x) | trackback (x) |
試演会ブログ〜ヴィクトリア駅チーム〜
皆さん、明けましておめでとうございます♪

ヴィクトリアチームです!

さて、今回はこのブログで作者である、
劇作家ハロルド・ピンターについて触れてみたいと思います!

ピンターさんは、イギリスの劇作家であり
今から10年前の2005年にはノーベル文学賞も受賞している方です。
もしかしたら、ニュースやらで見ていたかも知れません…

その生涯は1930年から2008年までと意外や意外、
実は結構前の作品かと思いきや思いっきり現代の劇作家さんなのです。

さらに、初めから劇作に興味があったのではなく
最初は舞台俳優として演劇に携わっていたのです!!

もしかしたら、ピンターさんにも僕らと同じように
毎日毎日もがいていたのかもしれませんね…

そして、ピンターと言えば、『不条理演劇』
今回の試演会では、別役実作品もやりますので、
日本とイギリスの不条理演劇の違いという見方でも面白いかも知れません!

そして、本番まで約一週間になります。
どこのチームも、いい作品を作ろうと、最後の最後まで必死にもがき続けております。

残りの稽古も全身全霊で突き進みます!!
| 稽古場日記::試演会 vol.1 | 23:31 | comments (x) | trackback (x) |
【ラストスパート、リリオムチーム!】
こんばんは、本日の試演会ブログは、
「リリオム」より、木村雅子が担当させて頂きます。

ついに本番まであと9日を切りました試演会!!

我がリリオムチームも単独ではラスト2回の稽古となり、
指導してくださる要田さんと共に、
本日も熱い稽古時間を過ごしました。

役の考えていること、感じていること、
出来ていなかった所、抜けてしまったところ、
もっと出来るところ、等々、要田さんは暖かく時に激しく、
とても細やかに指導してくださいます。
そんな思いに刺激されながら、我々もお互いを信頼し、
お互いと戦いながら、少しずつ前に進んでおります。



指導者の要田さんより一言
「皆頑張っていますので是非ご期待ください!!」





私は「リリオム」のみの出演なので、
他のチームのことはあまり知らないのですが、
各チーム佳境に入ってきて、
稽古場交代の時間には良い緊張感の交流を感じます。

それぞれが、それぞれの課題、お芝居への情熱、
自分の技術と向き合い、歯を食いしばり、
頭が割れそうになるまで悩みながら、
試演会の本番に向けて挑戦し続けています。

各言う私も、「大人の女」を目指して絶賛格闘中です。
私の役とは年齢の差、経験値の差をヒシヒシと感じておりますが、
少しでもマダム・ムシュカートに近づけるように最後まで挑戦します。




さて、ここで公演時間と、残席数のお知らせです。

公演時間は7つの作品、それぞれ上演時間が異なるのですが、
途中休憩を挟みまして、2時間40分となっております。

また、各回の残席数ですが、

【16日(金)18:30】○
【17日(土)13:00】△ 若干ございます。
【17日(土)18:00】◎
【18日(日)13:00】× 完売いたしました。

となっております。17日の18時の回がお席に余裕がございますので、
どうぞお誘いあわせの上、ご予約ください。

それでは、皆様も酷寒の折、お風邪など引かれませぬ様、ご自愛くださいませ。

木村雅子

| 稽古場日記::試演会 vol.1 | 22:35 | comments (x) | trackback (x) |
図書館めぐりの回~「死体のある風景」チーム
こんにちは。「死体のある風景」チームです。

私達が台本を読んでいると、「ん?どういうことだろう…?」とよく疑問が出てくることがあります。

その戯曲の時代背景や登場人物、作者の世界観などを理解しなければ、「戯曲を読む」というのは、なかなか一筋縄ではいきません。

特に、作品の産みの親である作者について知る事は、その戯曲を理解するうえで欠かせないポイントです。


という事で、わたしも「死体のある風景」の著者、別役実さんのことをもっと知りたいと思い、図書館へ出かけました。

すると、さっそくエッセイの棚に、別役さんの
「さんずいずくし」
という本を見つけました。

表紙にはたくさんのさんずいのついた漢字が載っています。開いてみると、
「滑る」
「落ちる」
「溶ける」など、さんずいの付いた動詞をとりあげて、その言葉の起源を、ユニークな解説と共に紹介されていました。
全部で47のさんずいについてのお話、すっごくおもしろかったです!!

他にも探してみると、童話から評論まで本当に幅広く書いていらっしゃる本が見つかりました。


ほほう!

これは、演じるこちらも、知識とユーモアをたくさん身につけて挑まなきゃいかん!!と思い、2人で「勉強だー」と頭をフル回転させています。

これを演技に生かせているかは別として…(笑)


こんなかんじで、「死体」チーム、必死にやっております。

それでは皆様のご来場を、心よりお待ち致しております。

舘田・桑原

| 稽古場日記::試演会 vol.1 | 02:01 | comments (x) | trackback (x) |
試演会ブログ~「Hello! Out There~おーい、助けてくれ」③~
こんにちは。

出演者最多の「Hello! Out There~おーい、助けてくれ」チームは、
今月からは全員揃っての稽古です。

年末年始を挟んでの稽古だったのですが、
その間今までの稽古を整理したり、DVDなど色んな映画や資料を観て演技に取り込めるように、
と各々有意義に休みを過ごしたようで、今日も良い稽古が出来ました。


この作品の舞台となる時代は今ほど一人一人を守ってくれる制度はなく、
自分が生きる為に必死になった時代だと思います。
そんな人々からは、現代の日本ではなかなか感じる事のできない生への執着や人間らしさを感じる事ができます。

現代人の我々も演じていてその表現に苦労していますが、
試行錯誤を重ね頑張っています!

皆様にもぜひ、この芝居を観て、
熱くなって欲しいと思います!!

| 稽古場日記::試演会 vol.1 | 22:27 | comments (x) | trackback (x) |
試演会ブログ〜「邯鄲」チーム編③〜
新年あけましておめでとうございます。
本日のブログは邯鄲チームが担当させていただきます。


本日は劇団の新年顔合わせがありました!



久しぶりに会う先輩方と新年の挨拶を交わし、
また試演会頑張ってねという応援の言葉を沢山いただき気が引き締まりました!

そして顔合わせの後は邯鄲チームの新年第一回目の稽古でした✨

本番が近いと年末年始ゆっくりしていられなく、
一日一日経つにつれソワソワしてきてしまい、
台本を読んでみたり、ダメ出しを見返してみたりと不安になっていたので
やっと稽古ができて一安心!!

ですが…
久々の稽古は、凄く緊張して終わったあとは汗だくでした。(笑)
稽古休みが長かった分、今まで言われていたことが出来てなかったらどうしようと思っていたのですが、
まずは新鮮な気持ちで取り組むことが出来ました。

また本日の稽古には
今回の試演会で照明プランナー兼音響オペレーターを担当してくださる
江﨑さんがきてくださいました。

指導者のみるさんと打ち合わせをする江﨑さんをパシャリ


そんな江﨑さんから一言いただきました!
「昨年四月から、劇団公演のスタッフとして支えてくれた若手達の晴れ舞台です。
今度は我々が彼らを支える立場になりました。
少しでも良い作品になるよう、微力ながら頑張ります!」

指導者の方や江﨑さん始め色んな先輩の協力の元、
今回の試演会が実現出来ること有難く思います。
もちろんなかなかクリア出来ない課題もありますが、
稽古が終わる度に芝居って面白いなぁと実感しています…!
その気持ちを忘れずに残りの稽古も楽しんで取り組みつつ頑張りたいと思います!

まだ試演会のご予約されていない方、
御席に余裕がございますのでぜひお越しください✨
お待ちしています。


| 稽古場日記::試演会 vol.1 | 01:27 | comments (x) | trackback (x) |
2015年初ブログ
新年明けましておめでとうございます。

2015年一発目のブログは
試演会『弱き者、その名は・・・』チームがお送り致します。


早速、お正月休みもそこそこに試演会各チームの稽古が始まっております。


もう気付けば本番初日まで二週間を切り、
一日一日が惜しい次第です。

残り少ない稽古期間の中で稽古をしない時間があったというのは
一見マイナス事項のように思えますがそればかりとは言えません。

ある期間集中してやっていながらクリア出来なかったことが、
ある時間をおいてチャレンジすると出来るようになっていた、
という経験をしたことがある人は少なくないのではないでしょうか。
芝居の稽古においてもそういうことが多々あります。
もちろんそれはそれまでの日々の稽古があってこそ。
劇団のある大先輩も稽古休みというものはいいものだと仰っていたそうです。

当然、前の稽古から時間が空いたからといって
今まで出来ていた事が出来なくなったり、低下したりしてはいけません。

稽古のない間にも台本を読み込んでイメージを膨らませたり、
身体を動かして鈍らせないようにコンディションを整えたりと役者の訓練は欠かせません。

そういう意味ではと役者という職業に休日はないのかもしれません。


そんな中で『弱き者、その名は・・・』チームの新年一発目の稽古は
休養充分で元気ハツラツ、新鮮な気持ちで臨むことが出来ました。
出演者みんながよいお正月休みを過ごしたと言う事ですね。

残り少ない稽古、一回一回を新鮮な気持ちで大事に臨んでいきたいと思います。


本日より試演会本番千秋楽までブログは毎日更新していきますのでご期待ください。



| 稽古場日記::試演会 vol.1 | 12:11 | comments (x) | trackback (x) |
リリオム組、回転木馬に乗る。
2014年も残り二日となりました!
今年のブログ最後の担当、
『リリオム』組より広瀬がお送り致します。

寒かろうと、年末だろうと、関係ない!
と、稽古に夢中な私達ですが『リリオム』の世界観をより理解するために
先日回転木馬を見てまいりました。



豊島園にある、「エルドラド・カルーセル」です!
1907年にドイツのヒューゴー・ハッセという方によって作られた、
由緒正しい回転木馬です。

彫刻は全て木造手彫り、
ヨーロッパやアメリカの遊園地を旅してきた
メリーゴーランドの王様です!
豪華…豪華すぎる…

電気の普及していなかった1900年頃、
回転木馬は蒸気機関で動いていました。
マダム・ムシュカートの回転木馬も
きっとそうして動いていたのでしょう…

『リリオム』の世界観にどっぷり浸れた一日でした。







さて、12月11日のブログにて、
『リリオム』の大まかなお話や登場人物を御紹介しました。

『リリオム』は生と死を通して描かれる愛の物語です。
そこで今回は「愛」や「恋」に纏わる台詞や文章を集めてみました!



人はしばしば恋に欺かれ、恋に傷つき、不幸にもなる。
それでも人に恋するのだ。
そして墓穴のふちに立つ時、
人は来し方を振り返って、こうつぶやく。
「私は何度も苦しんだ。
過ちも犯した。
でも私は愛した。
真に生きたのは、この私なのだ」。
ミュッセ『戯れに恋はすまじ』より


恋に理由はないというのが愛の理由。
シェイクスピア『シンベリン』より


どのくらいか言えるような愛は貧相なものだ。
シェイクスピア『アントニーとクレオパトラ』より


会って、話をする事もないけど、
唯まあ会って、一緒にいたいのです。
へんですかね。
どうもへんだけれど、そんな気がするのです。
笑っちゃいけません。
(中略)
もう遅いから(午前一時)、やめます。
文ちゃんはもう寝ているでしょう。
寝ているのが見えるような気がします。
もしそこにボクがいたら、いい夢を見るおまじないに、
そうっとまぶたの上を撫でてあげます。
芥川龍ノ介 塚本文子へ宛てた恋文より抜粋



特にシェイクスピアは
あまりに恋愛の名台詞が多過ぎて迷ってしまいます。
シェイクスピアの台詞は全て詩的に説明されているので
恋する気持ちがとても分かり易いです。

しかし『リリオム』はそうはいきません。
この作品の中で、リリオムとユリが明確に愛を語ることはないのです!



試演会の『リリオム』では冒頭の抜粋しかお見せすることはできませんが、
今回はお見せできないシーンからひとつ、ユリの台詞の抜粋を紹介致します。



他人なんか、なんの関係もないのよ…なんの関係もありゃしない…
他人なんかにわかるこっちゃないわ。
私、あんたにだって絶対にいわなかった…いまだからいうのよ…いっちまうわ…
あんたは図々しい意地悪な勝手なひと…
意地悪で乱暴でやさしい大事なひと…
(中略)
あんたは図々しくて意地悪な悪党よ…
私、本当にあんたを…もういいわ、どうでもいいの…
私、はずかしい、ほんとにはずかしいわ。
でも、もういっちまった…もうわかったわね…
でもはずかしいの、それでもはずかしいのよ…
さあ、もうおやすみなさい、リリオム…
(飯島 正訳『リリオム』より抜粋)


ユリはこの台詞をやさしく、
寛大な気持ちを持って語ります。
この言葉にはユリのリリオムに対する
どんな愛が込められているのでしょうか。

是非ともみなさん、
試演会を観てから『リリオム』を読んでみてください!
ユリが何を言いたかったのか、きっとわかる筈です。


次回のブログ更新は来年となります。
皆さまよいお年をお迎えください。
来年も劇団昴をよろしくお願い致します!


広瀬和

| 稽古場日記::試演会 vol.1 | 22:28 | comments (x) | trackback (x) |
今年ももう終わりが近い…
今年も残りわずかになりました。

こんにちは。
「ヴィクトリア駅」チームです。

僕らのチームは、試演会七チームの中でも、おそらく一番短い・・・と思われるチームです。

そしてなんと、このチームだけ指導者の三輪さんをはじめ、男性のみのチームです!!
男性のみのチームというのも不思議なもので、稽古場も自然と熱気に満ち溢れています。

その熱気に満ちた『ヴィクトリア駅』チームも参加しいる試演会ですが、段々と予約も入ってきている今日この頃!

お席にも数限りがございますので、ご予約はお早目にお願い致します!!

それでは皆様、良いお年をお迎えください。

一同、劇場でお待ちいたしております。

加藤一平 桑原良太
| 稽古場日記::試演会 vol.1 | 23:59 | comments (x) | trackback (x) |

  
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