はじめまして!!
第2回ブログは私達が担当させていただきます!
紫藤雄太と、髙橋慧です!
どうぞ宜しくお願いいたします!

それぞれ、ハガキ・手紙にまつわるエピソードについて書かせていただきました✨


【紫藤雄太のコメント】
この度『一枚のハガキ』で下士官2の役を演じさせていただきます、紫藤雄太と申します。

ハガキというものには、正直、馴染みがありません。年賀状くらいでしかお目にかかることが無く、しかも昨今は、スマホのメッセージで年賀の挨拶を済ませてしまうこともあります。

そんな僕ですが、この作品に参加して、ハガキの温かみを感じました。まだまだ漠然と、具体的になっていない感性なのですが、

ハガキは温かい。

そう感じます。

吉澤さん演じる定造と服部さん演じる友子の架け橋となる「一枚のハガキ」。そこには様々な気持ちが込められていることでしょう。
また、中西さん演じる啓太にも多大な影響を与えるその「一枚のハガキ」。

「一枚のハガキ」を通して巻き起こされる登場人物全員の機微をお見逃し無く。

是非、3月16日から3月20日、こくみん共済coopホール/スペース・ゼロ(新宿駅南口)にお越しください。
心に刻まれる作品と出会いましょう。

紫藤雄太



【髙橋慧のコメント】
愛国婦人会の一人として出演させていただきます、髙橋慧です。

ハガキ・手紙にまつわるエピソードという事で、私の心に一番残っている手紙の話を。

「一枚のハガキ」の舞台、広島は私の父の故郷でした。
戦後間なく、原爆ドームの隣に建てられた仮小屋で父は生まれました。
何も無くなってしまった土地で、祖父母はお土産屋さんを営み、絵葉書を描いたり原爆ドームの写真を撮って売っていたそうです。

当時の広島の話を沢山聞かせてくれた父は一昨年、病でこの世を去りました。
生前の父が、私に残してくれた手紙には「あなたなら大丈夫」と何度も書いてありました。
それを読んでいると、本当に私は大丈夫だと思えてくるのです。
父に背中を押してもらっているような気がするのです。

人を想って書く文字には本当に力が宿るのだと思います。

戦争、病、コロナ禍。
自分の意思ではどうにもならないことが起こります。
行動が制限されたり、命の残り時間が少ないとわかったとき、自分なら、どんな行動をとれるだろう。大切な人に、なにを伝えられるだろう。

とても考えさせられる作品です。

今だからこそ「一枚のハガキ」を、観て下さる皆様の元へ無事届けられるように!
私も座組みの一員として、誠心誠意、頑張ります!

髙橋慧



次回の投稿予定は2/4です!
お楽しみにー!!
| 稽古場日記::一枚のハガキ | 19:07 | comments (x) | trackback (x) |
「一枚のハガキ」ブログ始まります!
皆さま、こんにちは。
ついに劇団昴公演「一枚のハガキ」のお稽古が始まりました!
コロナ禍のため一年延期になっておりましたが、満を持して公演する運びとなりました!
油断できない状況ではありますが、無事に皆さまにお届け出来るよう一致団結し、毎日の感染予防対策により力を入れて取り組んでおります。


※撮影時のみマスクを外しております。


2/1から千穐楽まで、稽古風景など投稿していく予定でございます。
また、2/1の投稿から1つのテーマについてのお話も載せたいと思います。

テーマは【ハガキ(または手紙)についてのエピソード】です。

是非今後の投稿もご覧下さいませ!



申し遅れましたが、今回「一枚のハガキ」のブログを担当いたします、劇団昴準劇団員の上林未菜美(かみばやしみなみ)と研修生の夏目陽希(なつめはるき)です!
愛国婦人会の一人として出演させていただきます。


【上林未菜美のコメント】
前回出演いたしましたクリスマス・キャロルから作風はガラッと変わり、今回は日本の戦中戦後のお話です。
本作品の台本を読んで戦争がもたらす影響の大きさを改めて感じ、様々な感情が混ざった言葉たちは現在の私たちにも刺さるものがあると感じました。
お客様にどのように感じていただけるのか、楽しみにしながら大切に作り上げていきたいと思います!


【夏目陽希のコメント】
12月の試演会では、混沌とした戦後を生きてきた女性を演じ、深い闇や狂気的な感情に触れる事で戦争がもたらした悲惨さに胸が苦しくなりました。
そして今回の作品も戦争のお話。
総一朗さんから直接お話を伺えるという貴重な経験をさせていただき、戦争を二度と繰り返してはいけないと言う決意と、生きる尊さを日々感じております。



本作品中には、楽器や伝統的な道具を使った"とあるシーン"があります。
こちらも絶賛稽古中でございます。
今後紹介していきたいと思いますのでお楽しみにー!


最後に、先日稽古場にて今月お誕生日の方をお祝いしました!




写真左から演出助手の須々田さん、美江役の市川さん、愛国婦人会役の宮田さんです。
おめでとうございます!


次回の投稿予定は2/1です!


上林未菜美・夏目陽希



| 稽古場日記::一枚のハガキ | 17:48 | comments (x) | trackback (x) |
千穐楽、そして…
ご来場いただいた皆様ありがとうございました。

約10年ぶりの新たな『クリスマスキャロル』いかがだったでしょうか?

かつてのキャロルとはまた違った視点のある第7次クリスマスキャロル。
昴にとって歴史ある演目なだけに、お客様には懐かしさと新しさでどう受け取って頂いたのかなと思っております。

客席からの反応はもちろん、日々のアンケートやSNSのご意見・感想を見て
「なるほど、そういう見方があるのか」
と、プレイヤーとしても後から新しい発見があったりして糧にさせて頂きました。

ありがとうございました。

ご来場頂けなかったお客様もいるかと思います。
そんな方へ、朗報です!!

来年もまた『クリスマスキャロル』が帰ってくる予定です。
だから、是非ともまたのご来場お待ちしております!
“また観たい“と思っていただける作品になるよう来年に向けてまた再スタートです!

それでは良い一年が訪れますように!

Merry Christmas…





矢﨑和哉
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 17:22 | comments (x) | trackback (x) |
クリスマス・キャロル初日
過去の聖霊他役の笹井でございます。
ついに幕が明けました!
キャロルはとても大変な演目で、過去の公演の噂を先輩方から聞いては、若手は皆震え上がっておりました。場面転換、衣装の早替え、などなど…やることが多いのです!
稽古時間はあっという間に過ぎてしまいますし、劇場に入ってからも調整する事は沢山ありますし、とにかく、皆でガムシャラでやってきました!
ですが、だからこそ、いつも以上に皆がひとつの方向に向かって、協力し合い、初日を無事明ける事ができました。
これも演出の河田園子さん、演出部、照明、音響、衣装、美術、音楽、歌唱、振付、制作、チケットコールの皆さん、座・高円寺の劇場の皆様のフォローがあったおかげです。
だから役者は安心して、舞台で演じることができるのです!
そしてやはり、お客様の力は偉大です。
舞台は役者だけで造るものではなく、お客様が入って、同じ空間を共有してこそ、完成されるのです。
初日ははダブルでカーテンコールを頂きました!
皆様に、より良い芝居を観て頂く為、昴一同、この「クリスマス・キャロル」を本番中もアップデートして、更なる高みを目指してゆく所存です。

少し真面目になってしまいました…
公演後の男子楽屋での、緩い感じの写真でお口直しなさいませー
| 稽古場日記 | 18:37 | comments (x) | trackback (x) |
In 座・高円寺
スクルージ役の宮本充です。
やって来ました、「座・高円寺」!
一昨日、大山のPitから移動して来ました。
まず、舞台装置等の搬入・設営をし、昨日は、テクニカルリハーサル(照明、音響、舞台転換などを中心にした稽古)をしました。
そして、今日は舞台稽古。
メイクをして、衣装を着て、実際の照明・音響の中での稽古です。
皆、疲れはピークに達しているはず。
でも誰も愚痴ひとつこぼしません。
明日はいよいよ、初日!
稽古はたっぷりやりました。
今の気持ちは「人事を尽くして天命を待つ」。
一同、皆さまのために、心を込めて、精一杯演じます。
ご来場をお待ち申し上げております。
Tシャツ、買って下さ~い!


| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 23:50 | comments (x) | trackback (x) |
思い出
前回キャロルに出演したのは、今を去ること24年前…今回が2度目のキャロルです。
前回の出演者は、今や鬼籍に入ってしまった先輩やら、ほとんどが昴を去ってしまった仲間達…皆の顔が懐かしく目に浮かびます…
その時は、デイケンズ家のホームパーティーで出席者達が、劇中劇でキャロルの登場人物を演じる…という設定、私の役どころはジェイコブ・マーレイ。
ゾンビ系のマーレイにしようと、だんだん身体が崩れて行く事を考え、スクルージと話すうちに顎が外れて上手く話せなくなったり…最後には腕が地面に落ちたり…それも最初から動かない造り物の腕では面白く無いので、途中から造り物の腕をセットする仕掛けを演出部の先輩が作ってくれました。
思えば、その先輩も今や鬼籍の人…
あぁ何だか又、想い出話しになってしまいましたが…
近頃こんな事ばかりです…
さてさて、それはさてお置き、今回のマーレイ始め聖霊達…異次元の登場人物達は、どんな姿を見せてくれるのか…
とても楽しみです!

伊藤和晃
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 08:17 | comments (x) | trackback (x) |
衣装付き通しでした!
早いもので、大山の稽古もあと一日になりました。
このキャロルが、どんな風に成長して行くか楽しみのひとつです!
今日は、衣裳をつけての稽古ですが、早替えをする人がほとんどで狭い稽古場では大変です。でも、慣れておかないと本番で困りますから…

ここ最近、疲れが溜まってきてますので、静かな牛山を見ることが出来ますよ。
えー、全然静かじゃない?
ところで、スクルージの宮本君、これまた元気、元気、大元気!
かなり気合いを入れて、やってます!若手のパワーもすごい!
こんなクリスマスキャロル見逃したら、もったいないですよー!
乞うご期待!!

牛山でした。


牛山茂
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 00:13 | comments (x) | trackback (x) |
稽古場での眼差し
こちらの記事は本来11月25日に投稿予定でしたが。
サーバー側のメンテナンスのため投稿できませんでしたことお詫び申しあげます。
(矢﨑)

以下本文です。



こんにちは!
今回、進行役を演じます、林佳代子です。自分が物語を引っ張って行く…とは気負わずに、相棒役の大先輩(伊藤さん、牛山さん)二人に挟まれて、穏やかに舞台に登場したいと思います。

さて、現在の稽古場…。

稽古場の稽古進行役は演出助手。そして、その他沢山のスタッフの皆さんに支えられながら稽古は進行して行きます。

その中で、ある日の二人に焦点を合わせてみました。
昴に入団して初めての裏つき、大休寺一磨くん。舞台袖の(稽古場は狭いので)窪みに飼い殺し(…恐ろしい言葉ですが、舞台の専門用語的な言葉)で、稽古中の長時間じっと耐え忍び、小道具転換などで咄嗟に必要とされるその瞬間を待っているのです。眼光鋭く。(気を抜けない!)



プロンプターの加藤保奈美さん。
役者がつっかえると、間髪を入れず台詞を飛ばします!
このところ音出しも担ってます。(気を抜けない!)




二人とも、近いうち昴の舞台で俳優としてお目にかかれるはず。若き希望の星です!

一方、ある日の演出からのダメ出し中。その場面ではない特設舞台の一角では、スクルージ役の宮本充くんが、ちょっとだけストレッチ中。(気を抜いてます!)



これは盗み撮りですが、奥にいる充くんの足元に見えているのは股引きではなく、ハードアクション?から身を守るサポーターです。ファンの皆様ががっかりしない為の補足。(by 林=同期愛)

手前にいる、精霊役の笹井達規くんは、余裕で気を抜いています!

ところで、先日は衣装合わせ。かなり沢山の衣装を役者に合わせて行くので、一日がかりでした。




シルクハットにステッキ。
なんだか、これだけで時代が感じられますね。およそ200年前の物語。どうぞお楽しみに!!劇場でお待ちいたします!!

林佳代子




| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 23:57 | comments (x) | trackback (x) |
劇団昴、舞台『クリスマスキャロル』と10年ぶりの再会。
この第7次キャロルで、
現在の聖霊他4役を務めさせていただきます米倉紀之子(きしこ)です。
ベテランの敬愛する4人の先輩方、
私を含めた中堅連、そして若手・新人達。皆で1つの作品に向かって挑戦の日々です。
クリスマスキャロルには嬉しいことに子役ちゃんがいらっしゃいます。
今回の子役ちゃん、お名前は張适(ちょうし)君。
小学校4年生10歳、靴のサイズ21、5センチ。(私の靴サイズと2センチしか違いません!きっとこれから大きくなるぞー!)
目がくりっとしていて可愛らしいかぎりです。
いつもお母様と一緒に元気に稽古場に来ています。
お母様は稽古中も愛情たっぷりの視線で張适君の演技を見つめていらっしゃいます。
ある日休憩中のお二人を覗いた時、なんとも美味しそうな愛溢れるお弁当を発見!
今度撮らせてください!とお願いして、後日写真に収めたのがこの1枚。



なんといっても、食には母から子への愛を一番に感じますよねー。
お母様いわく、幼稚園時代から張适君へのお弁当作り毎日頑張ってらしたそうです。母ってやっぱり最高!
今回の作品クリスマスキャロルに登場するクラチット家での張适君の役は、ティム。そのお父さんお母さんは、
田徳君と市川さん。
クラチット家スリーショットです。
本番に向けますます家族になってゆくことでしょう。
張适君はなんと全部で4役!私と一緒だ〜!



私は第4次キャロル(4年間)に出演した経験があるのですが、当時もやはり子役ちゃんやそのお母様方と仲良くさせていただいた思い出があり、今も懐かしく思い起こします。例えば旅公演で勉強を教えてあげたりとか、、、
あれから時は過ぎ、子役だった男の子が今や舞台役者を生業とし、今年3月に私が外部出演した舞台(ちなみに私は宇野千代役)を観劇してくれました。いや〜、嬉しかったなー。

今回米倉が務めさせていただきます現在の聖霊は、これまでまさに現在の聖霊にふさわしい男性の先輩方が歴代演じてこられました。
私なんぞには重荷すぎて、その重さに押し潰されそうになる毎日ですが、ベストを尽くしてまいりたいと思います。

まだ昴の研究生だった頃、お客様に混じってクリスマスキャロルの本番を観た帰り道。
劇場を出たお客様方の後ろを歩いていると、コートの肩あたりから湯気が出ているような幸福感がどのお客様の後ろ姿にも感じられて、
これがクリスマスキャロルという作品なんだなぁ、と思った記憶があります。
一歩でもクリスマスキャロルに近づけるよう、新生キャロル、チーム一丸となって頑張ってまいりたいと思います。
是非、座・高円寺にお越しいただけますよう心よりお待ちしております。



米倉 紀之子
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 08:41 | comments (x) | trackback (x) |
お宝発見!
皆さま、ご無沙汰しております、山口研志です。
今回演じる役は、未来の聖霊、フェジウィッグ、太め紳士、船乗り...の4役です。
13年前の6次キャロルでは鶏屋、葬儀屋、フレッドパーティの客等々を演じました。前回と同じく歌稽古、ダンス稽古に奮闘しております。今年の冬は熱くなりそうです。もう汗だく確定です。

さて話は変わりますが、実家に戻った際に貴重な本を見つけました。ある年齢以上ならピンっ!と来るかもしれませんが、昔、図書館にズラッと並んでいた「世界名作全集」です。懐かしさを感じる私は、確実にある年齢以上です!



ケースから取り出すと、懐かしさ溢れるこの図柄



お値段は200円と書いてあります!昭和33年発行!!



この貴重なお宝も参考にして、役作りは勿論、作品の世界観もお届けできればと思ってます。
12/2から皆さまと劇場で会えるのを楽しみにしております。座高円寺へ、どうぞお越しください!

山口研志
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 02:50 | comments (x) | trackback (x) |

  
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