☆本日初日☆
ついに『どん底』幕が上がりました!!
25日まで、Pit昴(サイスタジオ大山第一)にて上演いたします。

さて、劇場があるのは、東武東上線・池袋駅から三つ目の大山(おおやま)駅からすぐ。

この大山ですが、テレビでもよく特集される活気のあるアーケード商店街が、駅前から広がっております。
美味しいお店、歴史のあるお店、さまざまな楽しいお店がたくさんあります。
散策も楽しいですよ!ご観劇と共にいかがでしょうか?

是非、お越し下さいませ。


チケット受付カウンターにいた二人をパシャリ☆☆☆

うけつけ

「制作新人の太田です。 頑張りますので、よろしくお願いします!」(太田・左)

「はりきっていくわよー! 皆さま、お待ちしております。」(茂在・右)

中西
| 稽古場日記::どん底 | 23:50 | comments (x) | trackback (x) |
プレビュー
今日は、プレビューです。稽古を続け、ついに本番へと突入です。
正確には明日が初日ですが!

劇団員の若手から先輩、関係者の皆様にプレビューにお越しいただきました。やはり観客がいるのといないのでは全く違います。

感想がどうだったかは、実際見にきて皆様の感想をお聞かせください。


さて、一つ小道具を紹介。
演出家をバックに撮影しましたが、これは本番で使われている小道具です。
これの効果は…ヌリュヌリュになってます。
どこで使われているかは観てのお楽しみと言う事で。

小道具

田徳

| 稽古場日記::どん底 | 22:47 | comments (x) | trackback (x) |
テクリハ
「どん底」のテクリハでした

本番まであと3日!
時間が経つのがなんと早いこと…

今回は薄汚いのが良しとされているので、装置は汚ったなくて味かあるし、衣装もつぎはぎだったり、泥まみれだったりしてます。

しか〜し!照明が入ると、明かりで汚れがとんでなかなか綺麗にみえるんです!こんなに汚いのに!!

汚しても汚しても汚しても何故か綺麗にみえる…


ん?ん、ん、ん?


明かりのせいではないのかもしれないのでは?


泥まみれの高校球児がかっこよくみえるのと同じで、今回ももしかして…



皆様じっくりご覧になってどちらなのかみてください!

スカート



舞山裕子

| 稽古場日記::どん底 | 18:26 | comments (x) | trackback (x) |
本日仕込み
 初日まで、ほぼ一週間…毎日詰めの稽古に入っています。

建築で言えば、完成間近の内装工事の段階でしょうか。

この「どん底」と言う家、果たしてどんな風に仕上がるか…?
設計図はしっかりしています。

棟梁もなかなか適切な指示をして…

大黒柱のルカーも、かなり太めでがっしりしてるよ…

周りの壁も、ぴったり空間を埋めて雨風を防ぎ…

縁の下担当の新人達も、実に良く働くし…

おまけに外装飾る女優達も美人揃い…

これで、良い家が出来ない訳が無い…

落成式が、楽しみです!

なんだって!
地下に、設計図に無い空間が見つかっただと…?

そんな今日は仕込み中…


伊藤和晃
| 稽古場日記::どん底 | 14:02 | comments (x) | trackback (x) |
いいせんいってるんだけどなあ~(ほしの せん)
芝居は「ルカー」の如く落ち着く所を持たない方が良い。

躍動感を失うことなく、常に流動的でありたい。

演出家には嫌がられそうだが、よくそんなことを思う。



今回の「どん底」の立ち稽古初日は目を見張るものがあった。

台詞の多い役どころも、そうでない人も、驚くほどの台詞の入れようなのである。

「これは、早い仕上がりになるに相違ない」…そう思ったのも束の間。

そうは簡単に問屋が卸さない。

葛藤すること数週間。

気が付けば、本番まで一週間。



あとは細かい修正を重ねれば大丈夫!



初日のカーテンコールは、割れんばかりの拍手喝采請け合い。

まだ迷っている方、見逃したら後悔しますぞ!



| 稽古場日記::どん底 | 20:55 | comments (x) | trackback (x) |
余談
ブログは怖い。

過去に本番中、作成を考えていて「出トチリ」しそうになった。
フッと、上手い文章が浮かんだ― すると次は面白い言葉で結ぶ―その次は――と追想する。
ア。気づくと出番。ハッとする。ヒヤリ。

―何も本番中でなくても。


又ある時、あれやこれや考え、気づくと全消去してしまい、もう一度始めから、やり直し。

チェッ。

―それは慣れさ~。

こう苦労するのは
才能が無いのか習慣が無いからなのか様々な想念が浮かんでは消える。
そして今回は、ウム稽古中だ。安心する。オヤ、それがこの駄文か。

あ~あブログは怖い。



金房求
| 稽古場日記::どん底 | 23:47 | comments (x) | trackback (x) |
クヴァシニャー
今日の担当は要田禎子です。
「クヴァシニャー」という一度聞いただけでは人の名とも地名とも食べ物ともわからない役名の、「肉饅頭を売る女」を演じます。どん底に暮らす住人の一人で「肉饅頭」を売って生活している女です。

『どん底』は、とてもとてもロシア的なお話だと思うのですが、はて、私の中でロシア的とはどんなことなのでしょうか?そもそも私とロシアの最初の出会いから考えてみました。
私にとって最初のロシアは、幼稚園の頃、バレエの発表会のプロコフィエフ作曲「ピーターとオオカミ」です。村娘①(③だったかな?)を踊りました。覚えているのは膝を抱えて座って時々両頬に手を当てて顔を振る振り付けと、可愛いアップリケのツギが当った衣装のスカート。オオカミ役のお姉さんが黒いマントを翻してえらくカッコ良かった事。そして何より爽やかで楽しい音楽。
そうか!私のロシアはプロコフィエフなのだ!←ってちょっと無理やりですが、ソンなことでひとつ許してください。
以前から私には繰り返し繰り返し毎日のように聴いて、とり付かれた様に夢中になっている曲があります。それは「ピアノ協奏曲第3番」。
とてつもなくカッコいい曲です。興奮します。400メートルを疾走したようなアドレナリン大放出な感じ。しかもえらく懐かしいような親しみも。それもそのはず、ロンドのパッセージは「越後獅子」の影響を受けてるそうですよ。プロコフィエフは1918年に偶然来日した時には演奏会まで開き、京都や奈良を訪ね、日本の音楽にも沢山触れたそうです。
マルタ・アルゲリッチの演奏が一番好き。1977年の若き日のアルゲリッチの演奏を聴いてください。大興奮します。
| 稽古場日記::どん底 | 15:22 | comments (x) | trackback (x) |
本日は録音
稽古もそろそろ佳境、通し稽古が始まります。何が見えてくるか楽しみです~。

本日は録音でした!

裏付きの新人たちも参加して、わいわいガヤガヤ…

録音


サーチン・金子
| 稽古場日記::どん底 | 09:26 | comments (x) | trackback (x) |
ロシア
セミがミンミン大合唱していた頃に始まった『どん底』のお稽古。秋の気配と同時進行で、確実に初日が近付いて来ます。
今回のブログは私、アンナ・大坂が担当致します。

明治時代に新劇というジャンルが誕生してから様々な劇団が繰り返し上演してきた「THE 新劇」と言っても過言ではないであろう『どん底』。プロダクションの士気も自然と上がります。

『どん底』はロシア人のマキシム・ゴーリキィが1902年に著した戯曲。同年にモスクワ芸術座が初演。しかしこれは検閲で削除されたテキストによるものだったそうです。

この頃のロシアはロマノフ王朝最後の皇帝となるニコライ2世の治世。
『どん底』初演の2年後1904年に日露戦争、1905年には血の日曜日事件が起こり第一次ロシア革命が勃発。
そんな政情不安なロシアにおいてゴーリキィの思い描いた完全な形で『どん底』という作品を上演出来なかったのは当然の事かもしれません。

その後ロシアは第一次世界大戦に参戦、大戦中の1917年に二月革命・十月革命を経て、1922年にソビエト社会主義共和国連邦が成立します。
『どん底』の完全上演は初演から約四半世紀経った1928年の事だそうです。

史上初の社会主義革命を達成、神を否定した国家で上演された『どん底』がどの様な視点で演出されたのか。うーん、実に興味深いです…。

おやおや、気が付けば何やら年号多発のお堅いブログに…(・・;)
ええ、そうなのです。既にお分かりかとは思いますが実は私、大のロシア好き!
中でもロシア史におけるロシア革命のくだりが大好物でございまして!一旦語りだすとまぁ、止まらない止まらない(笑)

きっかけはこちらの漫画♪

大坂さんロシア

「新劇人のくせにチェーホフじゃないんかいっ!?」というツッコミが聞こえてくるかのよう(笑)

しかし絵を見てピンときた方も多いはず。そうです、『ベルサイユのばら』で有名な池田理代子先生の作品です。

高校時代にこの『オルフェウスの窓』を読み耽り、登場人物の足どりと各国の情勢を年表に起こし、文化・地理等を調べているうちに、すっかり魅力に取り付かれてしまったというワケなのです。

ああ、憧れのロシア…。
しかし未だその地を踏むこと叶わず。

旅立つ目処はいつまでたっても立たないので、せめてラフマニノフを流しジャムを舐めて紅茶を味わい、遥かなる白き大地に思いを馳せる事に致しょう♪

妄想って大事!(* ̄ー ̄)

           大坂史子
| 稽古場日記::どん底 | 09:27 | comments (x) | trackback (x) |
人生いろいろ
島倉千代子の唄の文句ではないけれど、今回 名作「どん底」を上演するにあたり、演出家から課せられたテーマが、登場人物それぞれの人生が見えてくるような舞台にしたい とのこと。
でもこれは役を作る上で、とくに舞台では毎回思うことである。
しかしながら稽古が進むにつれ私のような凡才には、その役のありよう・役割等をあれこれしているうちに忘れがちになる。
でも、ほんのたまに、観劇くださった方に、役の人物の人生が垣間見えて良かった!なんて言われると、あら?そう?と軽く受け流すものの、実はガッツポーズをしたくなるほど嬉しいものです。
とは言え、ドラえもんのポッケじゃあるまいし、出そうと思って出せるものではありません。稽古もハーフターンをして、各々が役に没頭し、未だに奮闘努力の毎日です。
いろんな人々の、いろんな人生が垣間見える素敵な舞台に仕上がるのを夢見て・・・


写真は奮闘努力の末? 汗だくになったシャツの着替えを盗撮?されたもの


北川さん盗撮?!


嗚呼 人生 洗濯の山あり 腹あり ルかー( 北川勝博)

| 稽古場日記::どん底 | 11:51 | comments (x) | trackback (x) |

  
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