チーム戦ってなんであんなに盛り上がるんだろ。
ブログを見に来てくださって、ありがとうございます!
『ラビットホール』稽古中、ベッカ役あんどうさくらです。

『アルジャーノンに花束を』の四国巡演を終え間も無く始まった『ラビットホール』の稽古ですが、もう二週間が経ちました…!
6月、8月の先行稽古からじっくり時間をかけてきた今稽古は、先日から立ち稽古に入りました。

田中さんの演出は、ご本人が俳優ということもあり各々のシーンのつかみ方や相手役との向き合い方を体感をもって話してくださるのでとても刺激的で面白い!
それぞれがどうやったら理解できるかを探っていただいてるのがわかり、己の未熟さに葛藤しながらも安心して身を任せております。
そして緊張感がある中でも自然体でいられる環境をつくってくださり、いつもと違う感覚で立ち稽古に入ったような実感が。

稽古前にはアップとしてゲームを取り入れているのですが、もちろんただのゲームではなく。



今はこちら!ジェスチャーゲーム!
チームを組んでお題をひき、ジェスチャーのみでお題を伝え、チームメイトが解答をします。
そして解答時間を競うチーム戦!
1秒1ポイント制で、2分を超えるとタイムアウト。ペナルティとして150ポイント加算されます。

これは、相手に伝えることはもちろん『答えさせる』という力を磨き、答える側も相手がどういうことを伝えたいかを受け取る力、想像力も必要になってきます。

学生の時は難なくできたように思ってましたが、これがまた難しい〜!
ただ回を増すごとにコツを掴んで、初回はタイムアウトばかりで悲惨だった数字も、みれるものになってきました(笑)
犬チームの3秒とかどうなってるの???

さて、稽古前には歓喜の声と悲鳴とが入り混じり賑やかなラビットホールの稽古場。
先日チケットの前売りが開始されました!
今回はポストトークショーの復活も予定しております。
皆様のご来場、お待ちしております!

あんどうさくら
| 稽古場日記::ラビット・ホール | 14:40 | comments (x) | trackback (x) |
「長野市民劇場 ~評決~」


さて!!




牛山さんに引かれて『評決』メンバーがたどり着いたのは――



ここ、善光寺さん!!

そうです。
評決・長野巡演は、長野市へとやって参りました!

運良くこの日は、門の前に参拝客が少なかったので、素敵な写真が撮れました。
快くロープを貸してくれた演出部の加賀谷くん、ありがとう!

せっかくなので動画にもしてみました。



作品名「牛(山)に引かれて善光寺参り」 撮影:市川奈央子

大香炉の煙も浴びましたよ。



セリフを滑らかに発することが出来るようにと「唇」に煙を浴びる人、
セリフを忘れないようにと「頭」に煙を浴びる人――
皆、公演に対する備えを片時も忘れることは、ありません!!

そして我々は、今日の会場「ホクト文化ホール」へと向かいます。



おっと、名乗るのが遅れましたね。
こんにちは、クラウリー医学博士役の宮島です。

私は長野県長野市の出身です。
ホクト文化ホールは、頻繁に芸術鑑賞で訪れた思い出の場所です。

役者を志して二十数年。
念願叶い、役者として今日この舞台に立てることに胸躍らせています。

長野市民劇場の皆様、暖かいお出迎え、本当にありがとうございました。
ホクト文化ホールでの『評決』、どうぞお楽しみくださいませ!

| 稽古場日記::評決 | 11:06 | comments (x) | trackback (x) |
「懐かしき北アルプス」

気づいたら旅公演も半ばを過ぎました。
ユージーン平林です。
今日9/26(日)の公演は、長野県北アルプス市民劇場の公演で長野県大町市にきています!

大町市文化会館


恒例の(?)クイズ 写り込んだメンバーを探せ! 答えは最後に。

前のブログにも書きましたが、私の父はお隣の穂高出身。祖父は(1世紀も前ですが)大町小学校に通っていたそうです。
子供の頃毎年楽しみにしてた景色、北アルプスの山々に囲まれた劇場。
客席の皆様。
まるで沢山の親戚の前で演じているような安心感の中、気持ち良く舞台に立たせていただきました。本当にありがとうございました!

伊那のホテルから大町に移動しての公演。
舞台の仕込みは優秀なスタッフと元気な若手たちにお願いして、年長キャストは少し遅れてバス移動。素晴らしい天気に恵まれ、サービスエリアで記念撮影。
※撮影とソフトクリームの為、一時的にマスクを外しています。


クイズの正解は、
左下自販機前の立花(白)と脇坂(黒)でした。


オマケ 宿の前で遭遇した猿の親子



| 稽古場日記::評決 | 10:01 | comments (x) | trackback (x) |
「伊那市民劇場 〜評決〜」
長野巡演、3ヶ所目「伊那(いな)」に
やって参りました!



こんにちは。
今回が初めての地方巡演の、ペギー・
トミー役 立花香織(中央)です。
そして、同じく地方巡演が初めての、
劇団同期・脇坂晴菜(左側)が衣裳チーフとして来てくれました!

そして、そして、ナタリー・ストンバナット役・市川奈央子さん(右側)!!
巡演公演初めての私たちに、色々教えて下さいました!!

今日も楽屋作りや衣裳の準備をして、
遅めのお昼ごはん♪
伊那名物「ソースカツ丼」を食べました!



ソースカツ丼は、ご飯の上に千切りキャベツ、その上にソースに浸したとんかつを乗せた丼ものです!

伊那が長野巡演の折返し地点。



それぞれ思い出のある土地で公演が出来る事を嬉しく思います!
残りの公演も皆様に楽しんで頂けるよう頑張ります!!
| 稽古場日記::評決 | 16:40 | comments (x) | trackback (x) |
甲子園ホール
「壮太郎、おはよう」とイジー役の坂井亜由美が、演出翻訳・田中壮太郎さんにあいさつします。
彼女が失礼とかじゃなく、これも劇団昴公演『ラビットホール』幕開けをめざす為の、アプローチの1つです。

壮太郎さんは今回の座組みで、「甲子園をめざす」と言っています。
野球の話ではなく、この舞台の、方針の事です。
高校野球のような、舞台(?)
“ザ・プロ”みたいな舞台ではなく、“ザ演技力”がすごいでもなく。
その場で、その時にしか見ることができないたぐいのものです。
驚くほどのほんとうが起こる(かも知れない)ものです。

僕は壮太郎さんが言っていることに賛同します。
また聞きの話ですが、かつて昴に在籍されていた内田稔さんが、「われわれは、永遠のアマチュアなんですよ」と仰っていたそうです。
その話は5年くらい前に聞いて、その時は僕はよく理解できませんでした。
劇団昴はプロの集団ではないのか?と。
しかしながら、今なら、理解できるようになりました自分なりに。

ですから僕も、一から蘇るかんじで、甲子園のような舞台『ラビットホール』を目指そうとおもいます。
(ちなみに『ラビットホール』には、ボールもバットもアンパイアも出てきません。)



稽古はまだ読み合わせの段階です。
稽古を一日使って、お勉強会もしました。
『ラビットホール』に出てくるカタカナ単語や、物語の舞台となる街の風景・規模などを、写真と動画を見て、お勉強です。
演出助手の小野耀大さんが膨大な資料を用意してくださいました。
小野さんはパソコンとスマホを駆使して、あっという間にキャストの疑問点を調べてくださいます。圧巻です。

海外で上演された『ラビットホール』の映像もちょっと見ました。
さまざまなバージョンの『ラビットホール』があり、
僕の演じるジェイソンという少年にも、さまざまなバージョンがありました。

壮太郎さんは、そうしたバージョンに「勝てる」舞台をいまつくっていますと言いました。
僕は「そ、そうなのかなぁ…⁉︎」とちょっとひるみましたが、彼がそういうのならきっとそうだと信じて、稽古に励んでゆきます。

10月28日〜11月13日まで、板橋区のPit昴(サイスタジオ大山)で上演です。
ぜひお楽しみにしていて下さい…!

町屋圭祐
| 稽古場日記::ラビット・ホール | 22:12 | comments (x) | trackback (x) |
まつもとー、まつもとー

またまた陪審委員長の矢﨑です!
諏訪のブログは前述通り、牛山先輩の
思い出が書かれてましたね。

さて、この松本ですが、母に連れられ
ディズニー・オン・アイスやベンチャーズなどの音楽コンサート、諏訪地域で
上映されない映画をアイシティ見に来たり、ライブも小さなところに来たり…
足りないエンターテイメントを補う場所としてよく来てました。

ですが、芸術館は初めてです。

見てくださいこの広大な舞台面!
奥に写ってる人が小さいこと!



運動会できますよ!
評決のセットがあと2つくらい追加で入りそうです。


楽屋の通りもひろーい!
小規模な発表会できそうな広さ!


ここで、たまたま松本に縁のある人が
いましたのでお呼びします。
音響オペレーターの北野さーん!


……おわかり頂けるだろうか。
客席のオペ席で笑顔の姿を…
ドアップは恥ずかしいとのことで
これくらいで許可を頂けました。

どうやら北野さんは幼少期を松本で
育ったようで、この周辺の幼稚園に
5歳まで通ってたそうです。
その当時の思い出を聞いてみると…

おばあちゃんに連れられ近くの山に遊びに行ってたそうです。
それほど大きくない山で弘法山と言われてるそうです。
名称だけでピンと来た人はおわかりの通り。
“ 弘法山 ” こちらは古墳であります。
眺めがよく、映画のロケーションでも使われているそうです。

そして、松本駅に降り立ったときに終点を知らせる音として
「♪まつもとー。まつもとー。」
というアナウンス。
ずっと変わらないままで、懐かしさが
こみ上げたそうです。
そして、あまり駅名を音程をつけてシンプルに到着アナウンスとして使ってる駅に出会ったことがないことからそのインパクトで余計覚えていたとか…
さすが、目の付け所が音響さん。

僕も、何度か利用してたので懐かしさはありましたが言われてみれば確かにと思うところです。

調整中の後ろ姿を許可いただきましたので1枚…



北野さん、ありがとうございました。
今後ともよろしくおねがいします。

さて!
松本市民劇場の皆様からも手厚い歓迎をしていただきました!
ありがとうございました。
残るステージ頑張ります!

我々は次の地、伊那へ!


| 稽古場日記::評決 | 12:01 | comments (x) | trackback (x) |
茅野

スウィーニー判事の牛山です。

久しぶりの故郷です。
台風の影響もあってか、寒さが身に染みます!

実家は上諏訪ですが、こうして来てみると本当に山の中で18歳まで育ったんだなぁ〜としみじみ思います!

もう何回も諏訪で公演させていただきましたが、故郷で舞台に上がるのは最高です!!
両親は他界して、いませんが、兄貴夫婦が床屋を営んでます。
東京で腕を磨き上げて、ちょっとしたものです。
奥様も女性の顔剃りで評判良いです。一度如何でしょう!

以前は「この世界の片隅で」のお父さんの声を担当で、蓼科映画祭に呼んでいただき、これには同級生が集まり、終わってから同級会までしてくれました。やっぱり故郷って、最高です♪♪!


| 稽古場日記::評決 | 01:05 | comments (x) | trackback (x) |
4年の時を経て
モー カッツ役の金子由之です。

藤沢、横須賀鑑賞会の皆様本当にお世話になりました!東京公演を含めて9ステージ目!
おかげさまで台風接近の中、無事終える事ができました。
色々お気遣い頂き本当にありがとうございました!感謝にたえません! 



さてモー❢モーという名前が副詞の〜もう〜を連想させるようで共演者からは喋り辛いと不評です。(笑)
演出家の原田さん曰くユダヤ人という設定なのだそうです。

だから変わった名前なのか??〜そのへんは正直わかりませんけど❢

思い返せば初演の4年前、急遽代役で短期間になんとかセリフを詰め込んで無我夢中で本番をやり終えました。
正直どう演じたのかほとんど覚えておりません!

今回は腰を落ち着いてじっくり時間をかけて役に取り組むことができました

その中で実はささやかですが4年前と変えたところがあります。
小道具として老眼鏡をかけていたのですが〜実はそれも前回どこでどうかけていたのか正直覚えていないのですが〜今回はスピーディーにいつでもかけられるように眼鏡を首にぶら下げてみることにしました。
書類に目を通すシーンが多々あるのですがその度に眼鏡を取り出してかけていたのでは芝居のテンポを
損なうし かといって老眼鏡をずっとかけっぱなしというのも不自然だと思ったからです。
とにかく書類を含め細かい字に目を通す時はこまめに例外なくかけてみようと決めました。

稽古の当初はぎくしゃくしてましたが 本番を何回か重ねた今は 帽子の着脱とともに眼鏡の着脱の所作は 
モーカッツを演じるうえで大きな助けにもなり 紐付き老眼鏡は必要不可欠な必須アイテムになりました!


こちらが衣装担当してくれた脇坂さんが細工してくれた、老眼鏡。

そんな事例も含め、4年の時を経て、ようやく、やっとこさ、なんとか、モー カッツが自分の役になったような気がしています。 

さてさて〜この作品はギャルビンが主役なのは当然なのですが 見方を変えると植物状態になった女性をめぐる様々な人々の葛藤の物語だとも言えます。
他の登場人物の生き様にも是非注意深く目を向けて観て頂ければと思っています。

もちろん、モー カッツもお忘れなく!

次は長野への巡業です!
コロナなどに阻まれることなく今期の千秋楽、鎌倉公演までなんとか駆け抜けたいと思っております!
お目通しありがとうございました!
| 稽古場日記::評決 | 12:00 | comments (x) | trackback (x) |
旅公演初日でーす!
皆さんこんにちは!
ミセスマクデット役の石井ゆきです。

「評決」東京公演はコロナ禍にもかかわらず沢山のお客様をお迎えする事が出来、盛況のうちに幕を降ろしました そしていよいよ旅公演が始まりました!

初日は神奈川県茅ヶ崎市民文化会館です。
実は私にとって旅公演は「アルジャーノンに花束を」初演の時以来でうん10年ぶりになります。
まるで初心者なので若いメンバー達に指導してもらいながら旅支度を整えております!




劇場はとても綺麗で楽屋も明るく気持ちよく使わせて頂きました
客席は900人以上のお客様にお越し頂き2階席までいらっしゃいました。
やっぱり沢山のお客様に観て頂けると嬉しいてすよね 音符




さて皆さんにここて問題です!

客席を写したのですがここに一人うちのメンバーがこっそり?写り込んでいます…さて何処にいるてしょうか?


解りましたか?誰でしょう?

な、なんと私の教区の最高権威者の神父様の頭が勿体なくも写りこんでいらっしゃいます汗

写真右下です。



だっ誰ですか…座布団だとかお餅だとか言っているのは!

熱心な信者である私マクデットにとっては有難いお写真を皆様と共有させて頂きました
北ちゃん、貴重なお写真ありがとうございます 。

さあ、旅公演ははじまったばかり ハート
これからまたどんな出会いがあるか楽しみで仕方ありません
| 稽古場日記::評決 | 03:04 | comments (x) | trackback (x) |
アルジャーノンに花束を
町屋圭祐です。
劇団昴公演「アルジャーノンに花束を」、9月13日に、松山市民劇場さんの例会が無事に終演しました。
トリプルカーテンコールして下さり、客席の会員さん達が、たくさんのアルジャーノンうちわを掲げてくれました。
なんと嬉しいひと時だった事でしょう。

翌日、松山のホテルを出発する際、会員の方々が数名、お見送りにきて下さいました。
「あなたはまさにチャーリーだった」
と言ってくれました。
こんなにありがたい言葉はありません。僕はそれを目指していましたから。

僕がチャーリー・ゴードンをつとめた昴公演「アルジャーノンに花束を」は、2017年6月が初演でした。そこからステージ数を数えると、松山で136ステージ目になるようです。
正直に言えば、10ステージ目や20ステージ目の時など、僕がチャーリー・ゴードンとして舞台にいられたかどうか、自信がありません。
自分の役をこなす事で精一杯だった時期。
コロナで公演が中止になった時期。
相手役に委ねすぎて無責任だった時期。
声が潰れていろんな方々に迷惑をかけた公演。
さまざまな出来事があり、経て、最終公演の松山にたどり着きました。
そして現在、「あなたはチャーリーだった」と言って貰えました。
近畿、首都圏、東北、九州、中国、四国を巡演し136ステージ、回を重ねた公演。
役者として未熟だった僕を、チャーリー・ゴードンにしたのは、演劇鑑賞会と市民劇場の会員さん一人ひとりに他なりません。
役者にとって、本番の場を頂けること以上に、修練の場はないからです。
ほんとうに、ありがた過ぎて、どうしたら良いのか途方にくれます。

最終ステージの松山公演を終えても、“打ち上げ”というものはありませんでした。
翌日、松山空港から羽田空港に到着したあとは、キャスト・スタッフは軽いあいさつを交わしたあと、それぞれの生活に戻って行きました。
とても静かな幕ぎれでした。

2017年の初演から、この公演に創り手として関わってくださった皆さま。
そして、一度でも町屋圭祐のチャーリー・ゴードンを観てくださった方々。
ほんとうにありがとうございました。




そうだ、どうかついでがあったら、10月末から始まる劇団昴公演「ラビットホール」を観に来てみて下さい。
『アルジャーノン〜』でアリス・キニアン役のあんどうさくらと、バート・セルドン役だった岩田翼が夫婦で主人公。チャーリー役だった僕が、キーパーソン的な役どころの会話劇です。



======
下記、演出の菊池准のコメントです。


32年前に立ち上げた作品ですが、今回の座組みで、やっと伝説から脱皮出来た様な気がしました。短い旅でしたが、長い公演のラストにふさわしい出来上がりになったと思っています。
「みなさんの演技に花束を」です。


菊池准




| 稽古場日記::アルジャーノンに花束を | 12:43 | comments (x) | trackback (x) |

  
CALENDAR
S M T W T F S
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
<<   09 - 2022   >>
LOGIN
現在のモード: ゲストモード
USER ID:
PASS:
CATEGORIES
OTHERS
POWERED BY
POWERED BY
ぶろぐん
SKIN BY
ブログンサポート