『ラインの監視』〜検索サクサク Luger 〜
ブログ28日担当の要田禎子です。
劇中登場する短銃「ルガー」についてお話しましょう。
このドイツ製のピストルルガーは、ルーガーと発音される事もあります。
台本には「ルーガー」と出ています。
この短銃の最も個性的なところは、トグルアクションと呼ばれる作動方式です。
下記動画をご覧ください。




銃身上部のトグル機構がくの字に曲がって跳ね上がるのがお分かりになると思います。
この独特な動きからルガーは、通称「尺取り虫」と呼ばれます。
排莢口は上に有り、空薬莢は上から弾き出されます。
変わってるー‼️

1908年にドイツ陸軍に制式採用され、'38年に「ワルサー」が制式になるまでドイツ軍を象徴する自動拳銃でした。
但し、トグル機構は複雑で部品数も多く、高い精度が求められる事から量産に向かないばかりか、汚れや砂塵に滅法弱く、日頃の細かなメンテナンスが必須な銃で、最前線の戦場には不向きだったそうです。
生産コストも高かっただろうルガーは、ナチスの将校クラスが大切に持っているイメージがあります。
「ドイツのクラフトマンシップに支えられて機械としての完成度は非常に高く独自だが、武器としてはどーなの?」のルガー、そしてそれを作り続け使い続けたドイツ軍。
その個性的なフォルムと共に正にドイツを象徴しているピストルです。
ここから蛇足です。ルガーの為に造られた9㎜パラベラム弾は、今も多くの銃器で使われていますが、このパラベラムの意味は、ラテン語の"Si Vis Pacem Para Bellum"「平和を望むなら戦いに備えよ」からきているのだそうで、このお芝居の主題とも関わっているのです。

へぇ!そうなんだ!

今回の検索サクサクは、ルガーでした。

『ラインの監視』要田禎子
| 稽古場日記::ラインの監視 | 21:34 | comments (x) | trackback (x) |
「親の顔が見たい」九州編 福岡(休演日) 江崎泰介
毎日ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
本日は、江崎泰介がお送りします。

10月27日、博多は少し雲が広がっていますが、晴れています。

今日は休演日です!

一ヶ月半の九演連の旅も、残すところあと4ステージです。
最後まで気を抜かないよう、今日は皆、しっかりリフレッシュすることでしょう。

かく言う自分も、スタッフ数名で柳川へ来ております!





さて、話は変わりまして…今回の『細かすぎるこだわり』は、こちら!



壁に掛けられた絵画です。

…うーん、ネタとしてはパンチが弱い…かも。
正直な話、もうネタが尽きたのであります。

ですが、これにもこだわりがあります!


この絵は、壁に備え付けられたものではありません。
大道具建て込みや解体の時は外さなければいけません。

なので、毎回壁に水平に掛けるという作業を行います。



きっちり水平にしなければ…!



あれ⁇



…うん、コレで良し!!



なんて調子で、左右と中央の壁に掛けられた計三枚の絵を飾っています。

今回の舞台装置は、どの壁も客席から見ると少し斜めに立てられていて、正面に正対していません。なので、壁掛けの絵画のちょっとのズレで、とても大きな違和感を感じてしまうことがあるのです。

観客の皆様が作品に集中するために、その邪魔にならないように努める…これも、大事なこだわりです!!


さて、長期滞在の福岡博多での公演も、残すところ明日の1ステージとなってしまいました。
最後まで気を抜かず、そして最終地、佐賀へ向けてのラストスパートを頑張りたいと思います!

江崎 泰介



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『旅ブログクイズ』 締め切り、近し!   

抽選で5名様に『親の顔』特製Tシャツをプレゼントします。



◆問題◆
『か』『の』『が』『お』『た』『み』『た』『や』『い』『も』

これを並べ替えて《ある言葉》を当てて下さい。

◆応募方法◆
①お答え ②ご住所 ③お名前 ④ご希望のサイズ(S・M・L) をハガキに書いて、下記の宛先にご応募下さい。
 
171-0014 東京都豊島区池袋2-14-10 ミゾタビル5-601  劇団昴『旅ブログクイズ』係

締め切りは10月31日(当日消印有効)。ブログ読者、どなたでもご応募OKです。当選者はTシャツの発送をもって発表に代えさせて頂きます。皆様のご応募、お待ちしています




| 地方公演::親の顔が見たい | 23:19 | comments (x) | trackback (x) |
見える?」考
ラインの監視』にはアメリカ人、ドイツ人、ルーマニア人、フランス生まれのアメリカ人などが登場します。

さて、我々はそのような西洋の人物を演じるわけです、しかも日本語で。それぞれのお国の違いもさることながら、そもそも私たちは西洋人に見えるのでしょうか?否。絶対に見えません。

新劇の世界では昔の一時期、ノーズ・パテ(付け鼻)で鼻を高くしたり、男性でもハイヒールを履いて足を長く見せたり、メーキャップも厚塗りで彫りを深くして何とか西洋人に似せようとしていました。先人達の涙ぐましい努力に頭の下がる思いです。また仕草においても、手のひらを両方とも上向きに高く上げ、両肩をチョイと上にあげる動作(例:I don’t know.の時など)などを頻繁に使っていたそうです。これなどは役者が相当はまっていないと、観ている方が気恥ずかしくなるような気がしますが、これも何とか西洋の雰囲気を醸し出したいという熱意の表れだったのでしょう。

そして今はどうか?今時の演劇界の風潮は翻訳物を演じる場合、衣装などは勿論それらしい雰囲気のものを着ますが、身体的な西洋人への模倣は余り重要視されなくなってきているようです。その分、佇まいがナチュラルになってきたような気がします。外見的に不自然な人物描写は、却って演劇環境に違和感を覚えさせてしまうという考えでしょう。私も同意見です。

つまり翻訳劇の要諦は、西洋人の外見的模倣(見える?見えない?)ではなく、素材(戯曲)を西洋に借りた普遍的な人間対人間のドラマを演ずるということなのでしょう。チョイと正論っぽくなってきましたが、どの国の戯曲であれいいものはいい。人間という面白くて、悲しくて,可愛くて、時々不可解な存在を的確に深く表現するのがいい演劇なのではないでしょうか。おーっと、益々紋切り型の正論っぽくなってきたぞ。恥ずかしいからもうやめます。

さて『ラインの監視』はどうか?いい戯曲です。天地がひっくり返っても絶対西洋人に見えない私はというと、「見えるとか見えぬとか、そのようなことは知ったことではない」(『ハムレット』第一幕第二場)という台詞に後押しされて、戯曲の中の西洋人を演じています。<人間>が表現できればいいですな、たとえ外人離れした体躯の私でも!さあ!今日も稽古、稽古!


ところで、私は何をしているようにみえます?

金尾さん

金尾さん2

「俺はどういう風に見えるのかなあ・・・?
ストレッチしても足が長くなるわけじゃないしなあ・・・、腹筋しても鼻が高くなったり、小顔になったりするわけじゃないしなあ・・・」

と思いつつ、ストレッチと腹筋を5秒間づつする図でした。


テック役 金尾哲夫

| 稽古場日記::ラインの監視 | 14:38 | comments (x) | trackback (x) |
「親の顔が見たい」九州編 福岡(6)遠藤純一
本日の担当は、森崎次郎役の遠藤純一です。

福岡に来てから一週間経ちました。

思えば遠くへ来たもんだ!
東京離れて43日。

今はもう思い出の場所となってしまったシアタートップス(東京・新宿)から始まったこの作品も、各地の市民劇場の皆様のご尽力のおかげで、とっても大きな作品となりました。

福岡はここ数日晴れ♪

我々の顔も自然と晴れ晴れしてしまいます。



さて、今日は撮り鉄の話題をひとつ。

今回の巡演では、JR九州の管内をたくさん巡らせていただいてるわけですが、JR九州と言えば、今一番の話題はこれ!『ななつ星in九州』ではないでしょうか?

7両編成で14室という、JRグループ始まって以来、初の超豪華クルーズトレインとして、昨年デビューした列車です。

時刻表にもダイヤが載っていない、ある意味『幻の列車』です。

それが、福岡に滞在中、博多駅まで行けば見られるチャンスがある事を知り、早速行って来ました!

そして…

それは、まばゆいばかりの輝きを放ちながらやって来ました。



いやぁ!まるで鏡のように磨き上げられた車体。

思わずため息が出てしまいます。




わたくしは眺めるだけでお腹いっぱいです。

たくさんの見物人に見送られながら、ななつ星は博多駅を出発していきました。

で、博多駅のホームで食べ鉄です。

プラットラーメンです!



こればかりは、眺めるだけでお腹いっぱいにはなりません。

ついつい食券を買ってしまい…

美味い!




臭みのないまろやかなとんこつスープは、飲み干してしまいそうになる程美味!

残暑厳しい頃から始まった九演連の例会も、いまや季節は秋。


あ~、天高く、俺肥ゆる秋…


美味しいものが多すぎる九州。

罪な街だぜ!九州。

とはいえ、九州にはなんの罪もなく……

いけない!

肥えてる場合ではない!

おーちゃん(柴田純子役・大坂史子)に体重計借りなきゃ!!

旅公演…。
それは、食欲との闘いでもあるのです。


遠藤純一



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| 地方公演::親の顔が見たい | 01:44 | comments (x) | trackback (x) |
ラインの監視」家族の肖像
 今回のブログ担当は、サラ・ミューラー役の服部幸子です。

「ラインの監視」稽古場ブログでは、物語の時代背景や戦争、文化について各担当者がいろんな切り口でご案内させていただいてますね。
皆様にとってお役に立つ情報はおありでしたでしょうか…?

私からは…舞台には登場しないのですが、かなり物語に影響力を及ぼしている人物をご紹介させていただきます。

その名も…ジョシュア・ファレリー!

この物語の舞台になっているファレリー家の当主です。
もう亡くなっているので、肖像画での登場ですが(笑)。法曹界の重鎮であり、作家でもあり、資産家でもあり、人格者でもあり…いささか立派過ぎる方ですね~。
ファニー(久保田民絵さん)の夫、そしてわたくしサラとデーヴィッド(高草量平さん)の父です。

舞台では冒頭からラストシーンまで、特に私たち三人は父の肖像画を見たり、父の遺した言葉を口にします。
こんなパパがいたら誇らしくもありますが、未亡人になったママに「パパのようになってね」、「パパな
らどう思うかしら?」なんてしょっちゅう言われたら子供たちとしてはプレッシャーですけれどもね(笑)。
でも、なかなかいいこと言ってるんですよ、故ジョシュア・ファレリー。

実はこの作品のテーマに通じること語ってるかな…とお稽古が進むにつれて、服部サラは感じております。
どうか皆様、私たちが語る、故ジョシュア・ファレリーの言葉もじっくりお聞きくださいませ。

パパの肖像画はちょっとインパクトのあるものにしたいと演出家の原田さんはおっしゃってます。
私も早く本番のセットでパパの肖像画を見てみたい!

 …ということで今回の写真は、私のアメリカの家族、ファニー母様と弟デーヴィッドです。

二人

 そして、お稽古用のパパの肖像…(笑)! 

額


| 稽古場日記::ラインの監視 | 17:38 | comments (x) | trackback (x) |
「ラインの監視」今日のブログ担当、石田博英です。
劇団ブログ担当も人生二回目を迎えました(オメデトウ!!)。 
で、前回はレディーファーストで女優陣(大人組)を取り上げましたが、今回は男優人(あくまで大人にこだわって)下の写真、キャリアのある人から紹介します。 



山口嘉三さん(私の義母の召使い)=黒人のジョーゼフ役。
次に金尾哲夫さん(ルーマニアの亡命貴族で義母の屋敷に居候)=ルーマニア人のテック役。
そして私(反ナチ活動家、家族で初めてアメリカの妻の実家を訪問)=ドイツ人のクルト役。
最後に高草量平(義母の息子、私の義理の弟)=アメリカ人のデーヴィッド役。 

私の子供たちの紹介は次の機会に・・・三度目の正直があれば・・・。  
| 稽古場日記::ラインの監視 | 09:32 | comments (x) | trackback (x) |
「親の顔が見たい」九州編 福岡(5) 林佳代子
今日の「親の顔が見たい」ブログ担当は、林佳代子です。

終盤戦に入ってから博多に参り、ここで9泊!と思ったのもつかの間、早くも博多滞在の後半になりました。
今日も青空がきれいです!
その空の下、劇場に徒歩で向かいます。
ここの劇場(少年科学文化会館)の椅子は、ボンタン飴が並んでいるように私には見えるのです。
かわいい。

いつものように楽屋入りし、それぞれ準備にとりかかり、開場の一時間前になると、ラジオ体操の音楽が流れます。
音響の藤平美保子さんが定時に流して下さるのですが、スタッフもキャストも、ほとんどみんな何処からともなく現れて、舞台の上と、舞台の裏と、客席を使って体操します。
もちろん強制ではありませんが、これ、真面目にやると、かなり効くんです!





旅の最初の頃、隣で呻きながらやっていた、体の超硬い宮本充君の声も、相当減りました。
継続は力なり!

ところで数日前、袖で「ナポレオン」を見つけました!



見た目はスヌーピーなんですが!7、8年位前の「アルジャーノンに花束を」でのツアーの時からこの子はいたんです!
もっと白かったけれど。
名前はナポレオン…「アルジャーノンに花束を」に登場する主人公チャーリーの妹が飼っていた犬の名前を命名された犬のぬいぐるみです。
その時のチャーリーのお母さん(ローズ)役が、私でした!

一緒に九州に来ていたなんて!
数日前まで私は気がついていなかったのです。

照明チーフの中島さんが…というより照明機材と共に、ナポレオンは、あの時からずっと旅を続けていたらしく!ナポレオンと私は、再会を喜び合いました!

私担当のブログも、今回はこれで最後と思いますので、ここで取って置きの写真を2枚。



博多に向かう列車、「みどり」を囲んでの夫婦写真。
(宮本&林が演じる夫婦の娘の名前がこれ!芝居中、名前がなにかと出てきます)



その走る列車の中で、佐世保バーガーを取り合う、若手俳優達。
(「たいちゃん」こと江崎泰介と、「こで○もん」こと矢崎和哉)


今夜は、福岡市民劇場の皆様と、交流会がありました。
美味しい日本酒もちょっぴりいただきました。
(本当は大好き。翌日残る可能性があるので、大抵の場合我慢してます。)

参加された会員の方々のご感想や温かいお言葉を沢山頂戴いたしました。
それを糧に残すところ5ステージ!全力でお芝居させていただきます!




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| 地方公演::親の顔が見たい | 00:33 | comments (x) | trackback (x) |
「親の顔が見たい」九州編 福岡(4) 市川奈央子
本日お久しぶりの旅ブログ担当は、市川奈央子です。


本日は、昼と夜の2回公演でした!
およそ1時間40分、休憩無しの舞台。しかも、全ての出演者が最初から最後まで、緊張感を保つ事が必要なため、体力の消耗だけでなく精神的にもかなりすり減ります。


昼公演終了後、夜公演の合間には、会員さんの愛情たっぷりの手作りの料理を頂き、体力&気力回復っ!
美味しくて、お腹に詰めたあともパックに詰め込みます!




そんなこんなで、お料理をつめ、“お弁当”作りをしていたら…

しのぶさんの後ろ姿に何やら怪しいものが…!



何か出てますっっ!

近寄ってみたら…



!!!猫のしっぽ~っ!!
なんてお茶目なしのぶさんなんでしょうっ!
たまたま珍百景ですわ!


一気に前半戦の疲れも癒やされました~っ(≧∇≦)
これで癒やされた私、夜公演のアクションシーンも(?)また、切れが良くなりました!

…多分…。f^_^;



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| 地方公演::親の顔が見たい | 01:46 | comments (x) | trackback (x) |
「ラインの監視」戦争の時代
こんばんは。木村雅子です。
早くも私の番が回ってきました。

暫しお付き合いくださいませ。


資料係の木村から、今回は20世紀のお話しです。


今回は1940年が舞台、すぐに思い浮かぶのは第二次世界大戦ですが、実はこの少し前、世界大戦の前哨戦と言われた戦争が起こっていました。


パブロ・ピカソの「ゲルニカ」や、アーネスト・ヘミングウェイの名作「誰がために鐘は鳴る」などが有名になりました、

「スペインの内戦」です。

歴史の教科書では、世界大戦前に書かれている2、3行で済まされてしまうスペインの内戦。

実は約4年間も続く大きな内戦で、共和制政府対ファシスト軍部の内戦でした。
内戦には各国も、支援しており、ロシア、メキシコ、イタリア、ドイツ、また、国際旅団という各国の義勇兵団も関わっておりました。



今回の「ラインの監視」、実はこのスペインの内戦も大きな要素として出てきます。



私もほぼ初めて聞いたスペインの内戦。

調べたり、子供たちのために資料をまとめたりするのが大変でした。知らないものですから、要点をつかむのが難しくて。


戦争の内容も簡単に敵、味方が別れている訳ではなく、ハッキリ言って誰が味方か分からないようなそんな戦争でした。


思えば20世紀は戦争の多い時代で、日本だけでも5つの戦争に参戦しています。


時代が戦争を呼んでいたのか。人々の心が戦争を求めていたのか…戦わなければ出来ない何かがあったのか…。


正に20世紀は燃えるような世紀だったのですね。

そんな燃えるような世紀のなか、比較的に安寧な暮らしを送ることができたアメリカのある邸宅に、燃えるヨーロッパからの亡命者が集まります。

迎える結末は楽園か、地獄か、それとも………どうぞ皆さまの目でお確かめください!!

写真は全くもって内容とは関係のない中村翼くんのブリッジ。真面目な話をしてしまったので、若者の元気な姿でブレイクしてください(笑)

ブリッジ?



木村雅子
| 稽古場日記::ラインの監視 | 22:13 | comments (x) | trackback (x) |
「親の顔が見たい」九州編 福岡(3) 関泰子
ひんやりする日が多くなってきて、秋を感じる今日この頃。
皆さんは風邪なんかひいてませんか?

どうも、関泰子です!
本日は『旅ブログクイズ』も担当します!

音響席にてパシャっ☆





私の育った街、「下関-しのせき」の「」!
「私舞台に立ちたい!」の「」!
「これでうお終い!」の「」!

皆さん、答えはわかりましたか?
私、実は答え、知らないんです。
姉崎さん!充さん!教えてくださいよ~チラッ(・_|

答えは全部で10文字
ですよね?

『か』『の』『が』『お』『た』『み』『た『『や』『い』

そして『も』

あ~ わからない~



九州巡演中、"ある言葉"をバラバラにして一文字づつお見せしました。
それらを並べ替えて、"ある言葉"にして、おハガキでご応募下さい。

正解者の中から抽選で5名様に『親の顔が見たい』特製Tシャツ(色は黒のみ)をプレゼントいたします!

★応募方法は、以下の通り。

おハガキに
①お答え
②ご住所
③お名前
④ご希望のサイズ(S・M・L)

を書いて下記の宛先にご応募下さい。

《宛先》
171-0014
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ミゾタビル5-601
劇団昴『旅ブログクイズ』係


締め切りは10月31日(当日消印有効)です。
ブログ読者、どなたでもご応募OKです。
皆様のご応募、お待ちしています!

さて、本日は福岡3日目。
もう旅の終わりが見えてきましたが、体調管理に気をつけて頑張らなきゃ!



こちら、のど飴BOX。
BOXは姉崎さんからいただきました!
役者はもちろん、スタッフさんにも大人気です。

劇場の中は乾燥している事が多くて、スタッフさんもよくお茶場にのど飴をなめに来ます。
特にこのお芝居は静かなシーンが多いので、舞台の袖でうっかり咳などしないように皆さん注意しております。

中でも人気なのが、しょうが入りののど飴!
やっぱり、のどに良いからか、すぐに売り切れちゃいます。
寒くなってきましたから、しょうが、良いですよね~!

明日は、2ステージ!
しょうがのど飴で頑張りましょう!!

| 地方公演::親の顔が見たい | 22:23 | comments (x) | trackback (x) |

  
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