神戸、いよいよ本番です!
皆様、こんにちは。

シェリル・ウッド役の矢島祐果です。

昨日、神戸に到着いたしました!

私は、神戸演劇鑑賞会と京都労演での例会に参加させて頂くのは、これが2度目となります。
4年前、『クリスマス・キャロル』の例会の時は、「メリークリスマス!」という言葉が舞台でもプライベートでもあちこち飛び交う真冬でしたが、今回は、『イノセント・ピープル"原爆をつくった男たちの65年"』にふさわしい初夏です!

神戸は、111年振りの少雨とのことですが、今朝は恵みの雨が降っています。

さて、各地を巡演中の『親の顔が見たい』に続き、畑澤聖悟作品・黒岩亮演出のタッグと、劇団昴との出会いによって生まれた『イノセント・ピープル』は、2010年8月、劇団内のサードステージという自主公演として上演されました。

その後、東日本大震災があり、2013年1月に劇団の本公演として再演を果たし、この度、例会に呼んで頂けるまでに成長しました。

第二次世界大戦から現代までの65年間の、五人の男たちとその家族の人生を描いたこの作品。

テーマのひとつでもある「時の流れ」を、私たちとしても感じずにはいられません。

いよいよ、本番。

皆様との出会いの場を実り多きものにする為にも、コンディションを整え、最高の舞台をお届けできるよう励みますので、どうぞ、ご期待下さい。




| 地方公演::イノセント・ピープル | 14:22 | comments (x) | trackback (x) |
「良い本です!」

 突然ですが、宮本充です!
「イノセント・ピープル」に出演しています。
今日の旅公演ブログは、遠藤がお届けしましたが、僕も飛び入り参加を。

 最終リハーサル、無事終了!
と、遠藤も分かりやすく、「最終リハーサル」と書きましたが、業界用語では、「舞台稽古」と言います。
「舞台稽古」とは、その名の通り、舞台でする稽古のこと。
稽古場から劇場に移り、メイクをし、衣装を着て、照明、音響も入れて、本番と同じ条件の中でする最後の稽古のことです。
今回は、神戸と京都に旅立つ前に、こちらの劇場で、本番の劇場と条件の近いところを借りて行いました。

 この舞台稽古、かなり大変なのです…。
まず稽古場と劇場では、空間の広さが違います。
劇場には客席があり、天井は稽古場の何倍もの高さがあります。
当然、声の響き方、通り方がかなり違ってきます。
また、演技スペースの広さも変わります。
実は稽古場では実際の演技スペースの広さが取れず、実寸より少し狭いスペースで稽古をしていました。
それが劇場に入り、実寸通りのスペースで演技をすると、役者の動きや、登場、退場のタイミングが微妙に変わってくるのです。
そして、実際の照明の中での演技。
特に、場面と場面の間の転換は、薄暗い中で、ワイングラスなどの小道具の出し入れをしなければならず、相当神経を使います。
こういった、稽古場と劇場での様々な「ズレ」を埋めるために、まず、「場当たり」という作業を行い、一つ一つを確認し、微調整をしていくのです。
昨日と今日の2日間をかけて、場当たりを行い、そして、今日の夕方、舞台稽古を行いました。
トラブルもなく無事に終えることが出来ました!

 舞台稽古の後、「ダメ出し」がありました。
ダメ出しの最後に、演出の黒岩さんが台本を掲げて、こう言いました。
「いやあ、これは良い本ですよ!」
それはよく分かっています。
それを具現化できた我々への誉め言葉だと捉え、「良い気分」で家路につきました。
やるべきことは全てやった充実感があります。
今日はビールを飲んでゆっくり寝ます。

 明日、神戸に向かって出発します。
神戸演劇鑑賞会例会で初日の幕を開け、京都労演例会で千秋楽を迎える7日間の旅です。
神戸と京都の皆さま、ご期待下さい!
| 地方公演::イノセント・ピープル | 23:16 | comments (x) | trackback (x) |
「楽しむ!」 遠藤純一
ご無沙汰してました。

ブライアン・ウッド役の遠藤純一です。

いよいよ、『イノセント・ピープル』の旅公演が、開幕します。

この日の為に、キャスト、スタッフ一同、稽古を重ねて参りました。

三度(みたび)、この作品に取り組める機会を与えてくださった、神戸、京都の皆様に感謝申し上げます。

稽古は大詰めを迎え、東京での最終リハーサルが終わりました。
演出の黒岩亮さんからも熱い言葉をいただき、出演者一同、身の引き締まる思いです。

さて、時間は遡り、6月のある日のこと、稽古場近くの中華屋さんで演出家、出演者、スタッフ、そして劇団昴の新人達と飲み会、もとい、決起集会をした時の写真です。



重厚な作品を手掛けていても、楽しむときは、楽しむ!

さあ、明日は神戸に移動です!!

遠藤純一
| 地方公演::イノセント・ピープル | 22:05 | comments (x) | trackback (x) |
イノセント・ピープル ドレスリハーサル in 志木
昨日は、旅公演前に必ず行う、劇場での最終リハーサル…の為の、仕込みでした!

イノセント・ピープルの稽古が始まってから今日まで、本当に慌ただしくも、濃厚な時間でした…


搬入から今日の舞台稽古、そして舞台ばらし、搬出まで、本番さながらの流れで行います。


旅先の搬入・搬出では、会員の皆様と一緒に、大道具や小道具などを運んだり・・・皆さんと一緒に舞台をつくるんです。





舞台監督をはじめ、照明、音響、舞台部スタッフの方々、そして、裏付きをしてくれている劇団の田中久也さんと、矢崎和哉くんを中心に搬入が行われ、舞台監督の指示のもと、怪我のないように気を配ります。

そしてそしてっ!キャストで、裏の仕事も行う人がいます。

頼れる男前の大島大次郎さん、クールに見えて熱い心の持ち主の高草量平さん、自転車男子の原一登さん、笑顔が素敵な市川奈央子さん、魅力たっぷりの吉田直子さん、可愛い槙乃萌美ちゃん、そして体育会系女子の私、舞山裕子も参戦。

搬入・搬出は、短い時間ではありますが、会員の皆さんにお手伝いいただき、直接顔を合わせお話ができる機会。その時間を大切に楽しみにしていきたいとおもっています。

旅公演にむけての、ラストスパートです!

舞山裕子


| 地方公演::イノセント・ピープル | 23:41 | comments (x) | trackback (x) |
常に新鮮にっ  大島大次郎
とうとうとうとう、『イノセント・ピープル~原爆を作った男たちの65年』 三度目の公演です!



この度、神戸演劇鑑賞会と京都労演を7月3日~7日まで、巡演させていただきます。

そしてっ、今回はこの四人のメンバーで、『イノセント・ピープル』を、表から裏から丸裸にして(笑)、このブログを盛り上げていきます!!



左から矢島祐果、舞山裕子、大島大次郎、中央上 遠藤純一。

…わたくし、大島、気合いが入りすぎたせいか、目が怖い(笑)


今回から、マーシャ役で初参加の舞山裕子から、コメントをもらいました。

「今回、イノセント・ピープル初参加のマーシャ役の舞山裕子です。
初演を見た時に、とても衝撃を受けたことを覚えています。その作品に参加できて、とても気の引き締まる思いです。
沢山の思いが込められた作品を、ぜひその目で見て感じていただけたら嬉しいです。
劇場でお会いできる事を、楽しみにしています。」

昨年の公演で、マーシャ役を演じた米倉紀之子さんが、今回ニナ役へ!
そして今回、舞山さんはマーシャ役への抜擢でした。
一緒に頑張ろうねっ!

旅公演まで、一週間を切りました。

まだまだこれから稽古で、この作品を深め、原爆投下の事実とその状況をどう理解できるか考えます。
そして、常に新鮮に!
演じる楽しさと皆様に見て頂ける期待感を胸に、キャスト一丸となって旅公演をむかえたいと思います。

どうかよろしくお願いします!!

大島大次郎
| 地方公演::イノセント・ピープル | 00:12 | comments (x) | trackback (x) |
『もしイタ』  姉崎公美
『もしイタ―もし高校野球部のマネージャーが青森のイタコを呼んだら』観てきました。



『親の顔…』の作者 畑澤さん率いる、青森中央高校演劇部27人!

ん~ 若いパワーって言うんですか?
これでもかっていうくらい“リキ”入っていて…
一緒に観た昴の久保田民絵先輩は『私がこの高校に通っていたら演劇部に入っちゃうかも』って言ってました。


私は…観ててなんかちょっとくたびれちゃって…
やっぱり昨日1ヶ月の旅公演から帰って来たばかりだったのが影響したのかも知れません。
『なにもそんなに怒鳴らなくても…』などと思ったりしました。
会場の音響の関係もあるかと思いますが、何を言っているのか分からないところもかなりあったので。



一緒に行った昴の遠藤英恵(左)、久保田民絵先輩(右)、相変わらず大きな畑澤さん、紫のオバサン…くたびれてますね… あら、畑澤さんも紫でした。


約一時間の芝居の後、この回はたまたまポストショートークでした。
埼玉の高校演劇の先生が『感情表現の指導の仕方』を畑澤さんに質問していて、私はそちらの方に興味を持ってしまいました。


会場は高校演劇の先生らしき方々と、学生さんが殆どで300以上の席は満杯でした。

『…舞台上での感情表現なんて、演劇部とはいえ別に上手くならなくてもいいんじゃないの…』と思ったり
『これだけ熱を持ってクラブ活動してたら“いじめ”なんてしてるヒマないだろうな』と思ったり…





終了後は観客に募金をして貰って、移動のバス代などにあてているそうです。

有意義な夏休みですねぇー

私もやっぱりこの演劇部に入りたいって思っちゃうかも…



畑澤さんには『親の顔…』メンバーから、舞台衣装での『集合写真付き寄せ書きカード』を持って行きました。



昴10月本公演『本当の事を言ってください』は第二稿まで行っているとか… 頑張れー! 畑澤聖悟~!!




さて皆様…
長い間、『親の顔が見たい』旅ブログを読んで頂き、ありがとうございました。

1ヶ月以上に渡る中国ブロック巡演を無事終了し、各々劇団の別の仕事、別の芝居の稽古などに入っております。

サードステージLABO公演『なにがすごいの シェイクスピア』の稽古場ブログも始まっております。

引き続き、このブログを覗きに来て下さい。


中国ブロック各地区の演劇鑑賞会、市民劇場の皆様 本当にありがとうございました。改めてお礼申し上げます。


byマダム森崎こと姉崎公美


| 地方公演::親の顔が見たい | 22:40 | comments (x) | trackback (x) |
帰京日  姉崎公美
帰京日です。

帰京ですから東京に帰る日ですが、帰らない人もいます。

山口県まで来たのだからと他の観光地に足を延ばす人、こちら方面の友人に会う人など、すぐに東京には帰らず寄り道をする人もいます。

しかしスタッフ組は東京駅から戸田の倉庫に直行し荷下ろしです。
稽古場に荷物を持って行く人もいます。

若人達…もう少し頑張ってね!



さて…私も寄り道組の一人になってしまいました。

皆と一緒に帰る予定だったのですが、今朝偶々、神戸の友人から電話があって今日、山口(徳山)から東京に帰ると言ったら何が何でも途中下車しろと云われ…
彼女の都合に合わせて皆より少し遅い新幹線に乗りました。

なので…
こんな写真(*^o^*)




お陰様で1ヶ月に渡る30ステージの公演を一人静かに思い返す事が出来ました。

広島… 岡山… 新幹線が停まる度に『私、ここで芝居やったんだなぁ…』と感慨に老けり…いえ耽り…。

広島では…



『原爆資料館』に行った時、宮本君が途中で泣き出しちゃって
(泣き声で読んで下さい)

『…ぼく…辛すぎて…今日この後芝居出来なくなると困るので、またいつか改めて来る事にします…』って退出しちゃったっけ…。


岡山では…
内田稔さん…5ステージ中、3ステージ観て下さって、
『面白かったよ…』『昨日とちょっと違ってたね』。
先輩の感想は貴重です。

皆で内田さん宅に押しかけて、新村さんの写真にご挨拶して、たーくさんの(ホントに沢山の)アルバムを見せて頂きました。




私なんかが生まれる前からの舞台写真ばかりのアルバムです。
皆こうやって長ーい間芝居やって 私達に有言、不言 含めていろんな事教えて下さって…やさしくして頂いて…
その積み重ねの上に、今 芝居やらせて頂いています。



そろそろ新神戸ですね。

寄り道しますけど、今日中に東京に帰ります。


明日、私は『親の顔…』の作者 畑澤さんにお会いできるかと思います。
畑澤さんが東京で、ご自分の高校の演劇部による『もしイタ』という芝居を公演するので、劇団の仲間と一緒に観に行く事にしているのです。

『もしイタ― もし高校野球部の女子マネージャーが青森のイタコを呼んだら』

映画にもなりましたが『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの“マネジメント”を読んだら』をもじってあるわけですね。

高校演劇の全国大会で最優秀賞も取った素晴らしい作品だそうで、震災後ボランティアで東北の被災地をまわり、この後東京近郊や大阪でも演るようです。

ホントにパワフルな畑澤さんですが『親の顔…』も頑張ってますよと報告して来ます。

昴の10月本公演は畑澤聖悟作『本当のことを言って下さい』ですしね。


なので…
もしかすると、明日もう一回このブログ続くかも知れません… かも…ですけど。

by姉崎

| 地方公演::親の顔が見たい | 17:27 | comments (x) | trackback (x) |
祝、千秋楽!  宮本充
「親の顔が見たい」、今日、無事に全日程を終えることが出来ました。

最後の会場は、山口県の柳井市。
昼過ぎに柳井駅に着き、駅前通りに出ると、金魚、金魚、金魚…!


(街の中心を流れる柳井川の川沿いにて)

柳井市の名産品、「金魚ちょうちん」
青森の「ねぶた」をヒントに、竹ひごと和紙で作った金魚に、「柳井縞」の染料で色を付けたものだそうです。
街中を、この金魚が泳いでました。

連日の猛暑の中での旅でしたが、今日は、それを締めくくるに相応しい、きびしい暑さ。
でも、金魚達のおかげで、少し涼しい気分になれました。

7月4日に始まった、30ステージに及ぶ旅公演も、終わってみると、あっという間でした。
演劇鑑賞会、市民劇場の皆さんに支えられ、励まされ、この日を迎えることが出来ました。
本当に感謝です!


(楽屋にて)

千秋楽の終演後、カーテンコールで、金魚ちょうちんを頂きました!
持ち帰って、自宅に飾ります。
この金魚を見るたびに、中国地方の旅のことを思い出すでしょう。
皆さん、本当に有り難うございました!
また、お会い出来る日まで!


| 地方公演::親の顔が見たい | 23:30 | comments (x) | trackback (x) |
エンジュンのぶらり街探訪!山口県柳井編  遠藤純一
森崎次郎役の遠藤純一です。

今日は宿泊地の徳山から、山陽本線に乗って柳井を目指します。

よく見ると、徳山駅のホームには金魚の提灯がズラリ!

おとぼけ顔の可愛いやつです。



30分程乗車して柳井駅に到着すると、こちらのホームにも同じ金魚提灯がズラリ!



どうやらこの金魚くん、柳井の名物だったようです。

改札口を出たところで、市民劇場の皆さんにお出迎えしていただきました。
お暑いなか、ありがとうございました。

柳井は、白壁の建物が多い事で有名な街です。



そして今日は、なんと!
白壁の街のあちこちに、ゆらゆらと揺らめいている金魚提灯に灯がともる、『金魚提灯祭り』の日なんだとか!

こいつが優しい灯りでゆらゆらと光るんですね…



あ!

間違えました!

これは昨日の打ち上げ会場の水槽にいた鯛でした…。

さて、名物の醤油ソフトクリーム(キャラメルっぽい味で美味!)を食べながら、ひとり白壁の街をぶらりしてると、西本さんと金房さんを発見!



さらに佳代子さん、しのぶさん、おーちゃんも発見!
というか、僕が発見されたのですが…

なぜかよく人に見つけられてしまうのですよZzz

白壁~♪
あおぞ~ら♪
み~なぁみぃ かぁぜぇ~♪

そんな替え歌を永井さんと口ずさんでしまう柳井の午後でした。

そういえば、先日のクイズの答え合わせです。

西大寺編のクイズの答えは…

永井誠さんでした。

トレードマークの金髪が隠れてましたけど、わかりましたか?


遠藤 純一



| 地方公演::親の顔が見たい | 21:06 | comments (x) | trackback (x) |
周南にて 林佳代子
昨日は尾道から山口県周南市に移動し、今日は周南での2ステージ目。残すところ2ステージ。

昨日到着したホテルで、まずは出迎えてくれたのがシンディー。
シンディー・ローパーならぬ、ウーパールーバーのシンディーです。



昨年5センチだった体長が今は18センチ位。次にお目にかかれるとしたら、
どんな水槽に住んでいるのでしょうか。

楽屋に到着すると、私達を待ち受けているのが、‘ぼて’です。
今回女性は2人でひとつの‘ぼて’を持っています。



楽屋で使う化粧道具や楽屋着など、個人的に芝居で必要なものが入っている箱です。
毎日大道具や小道具などと一緒にトラックで運ばれてきます。
結構大きいので、水や、なぜかグローブを入れている男性も…。
明日はこの‘ぼて’、柳井に行きます。


さて、昨日は、終演後にロビーで、周南市民劇場の会員のみなさまと交流会がありました。
活気のある交流会。もちろんいじめ問題についての感想や質問もあがりましたが、
劇場近くの高校の、いつか共演するかもしれない演劇部の方達や、
元気な中学生にもお目にかかることができ、とても嬉しい1日の締めくくりとなりました。

周南も…かつて私が「アルジャーノンに花束を」(菊池准・演出)で、訪れたことのある地でした!

林佳代子

| 地方公演::親の顔が見たい | 10:28 | comments (x) | trackback (x) |

  
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