『オトナの夏の自由研究』by ジャック永井

夏休みが40日もあったあの頃。
なのにどうして毎年ラスト10日ぐらいになって、手つかずの宿題と格闘するハメになるのか…。

特に“自由研究”という、子供から自由な時間を奪うアレ。
全くやる気のなかった僕は、前年に姉が作った貝の標本を若干アレンジして提出し、バレなかったのをいい事に、

毎年ビミョーに配置やら入れる箱やらを変え、小学校卒業まで提出し続けました。
オトナからは『貝の採集に夢中な子供』に見えたことでしょうが、実体は『オトナを騙すことに夢中な子供』でした。

オトナを騙すことに夢中なのは、
今も一緒ですけど。
皆様に気持ち良く“騙されていただく”ために、もっか稽古に熱中しているところです。

稽古場はいい空気です♪
演出の小笠原響さんは、知的にして温厚なロマンスグレーのジェントルマン。
その手法は、あらゆる小さな疑問をおろそかにせずコツコツ掘り起こしてゆくうちに…他の人物や先の場面について 新たな発掘、じゃなかった,発見がある、という感じで、

なんだか 考古学的というか…。

夏休みに、小笠原教授のゼミの合宿で
新種の恐竜を手探りで発掘している、みたいな。。

そんな、いつもの芝居作りと一味違った楽しさに満ちています。



さて、以下
今夏の僕の自由研究です。
題して
『The Weir~堰~その意味深なタイトルへの考察』。

物語の舞台であるアイルランド西部の田舎町に電力会社の作った堰(せき=小さなダム)があることが、劇序盤に 酒の肴に少しだけ語られますが…物語への影響はさほどありません。

では一体何故タイトルに??

“堰”という言葉から思い浮かぶ慣用句はただ一つ、『堰を切ったように話しだす』。

登場人物たちが、酒の勢いも手伝って
ついつい語るつもりのなかったことまで話してしまう。堰を切ったように。もしくはダムが決壊したかのように。

それぞれの人物たちの“心の堰”には、いったい何が沈殿していたのか?どうして溢れ出したのか?

「まぁそんな意味合いで『堰』というタイトルなんでしょうねぇ」…と、響さんも稽古の初期におっしゃっていた通り、
まずこれが意味深なタイトルの直接的な由縁でしょう。

また、文献資料によれば、
原題『The Weir』(ザ・ウィアー)の

weir(堰、小さなダム)という単語が、
weird(不思議な、奇怪な)という単語に発音を含め似ているから、という解釈もあるそうで。
舞台の田舎町は、妖精伝説が伝わる古い土地なのです。

さらに『ウィアー』が、
we are(私たち)に聞こえるから、という説も。
まるで駄洒落のようですが、
『都会から一人来た女性に対する、田舎男のオレたち』の物語。…と読み取れるのだとか。

僕はこの
『ウィアーweir=私たちwe are』説が、意外とお気に入りで。

何故かというと… の前に、
ちょっと脱線しますヨ。


『みんななかよし』というNHK教育のドラマがありましたねぇ、昭和50年代。
当時の小学生は道徳の時間に視聴覚室で見せられたものでしたが、

問題はその主題歌。歌詞は以下↓

口笛吹いて空き地へ行った
知らない子がやって来て
「遊ばないか」と笑って言った

一人ぼっちはつまらない
誰とでも仲間になって
なかよしになろう

口笛吹いて空き地へ行った
知らない子はもういない
みんな仲間だ なかよしなんだ


↑これを皆さん、どう解釈してました?

『知らない子を仲間に入れてあげて、一緒に空き地で遊んだ。その子ともなかよしになったから、もう知らない子なんていない』
というのが、道徳の時間的には正しい解釈らしいのですが、

その当時の、僕の解釈は以下。

『知らない子に突然「遊ばない?」と言われて、「いいよ」と答えるわけがない。
断られたその子はトボトボと去っていき、
結果 空き地に残ったのは いつものなかよし仲間だけ。』

ひねくれた解釈だと言われるんですが、

現実問題、いきなり知らない子と空き地で遊ぶ小学生なんていません!
僕はいつも、知ってる友達とだけ遊んでました。
(歌詞を確認するためググってみたら、同じような解釈をしていた人が数人いました!みんな仲間だっ♪)

翻って、
『We are』。
都会から来た女に対しての
田舎の男たちのオレたち4人、の物語。

…だけじゃない気がするんですよねぇ~。

町から知らない女がやって来た。
「誰とでも仲間になって、なかよしになろう」と迎え入れ、

「知らない女などもういない、みんな仲間だ」 と、

『We are』=5人に、
…果たしてなるのか、ならないのか。。

皆々様におかれましては、
そんなことも探りながら御観劇いただけましたら、と思っております。
| 稽古場日記::The Weir ─堰─ | 11:19 | comments (x) | trackback (x) |
うつくしいみどり
こんにちは、ヴァレリー役のあんどうさくらです。

稽古が始まりひと月ほど経ち、先日初めて通し稽古をしました。
んんん!もうひと月経ったの???走り出すとはやいはやい…とっくに半分を折り返してました。9月まであっという間ですね…!

コロナ感染対策として席数を減らしておりますが、9月10日~26日(17日のみ休演日)と日数ございますので、どうぞよろしくお願いいたします!


そして先日、アイルランド大使館のホームページでご紹介いただきました!

https://twitter.com/IrishEmbJapan/status/1428914755020992513?s=20

ツイッターでも…!ありがとうございます!!


今回お芝居をするにあたり、アイルランドの写真を見たり地図のストリートビューでお散歩したりしてるんですが、本っ当に美しい。
あちらは雨の日が多いのですが、日本の雨と違って霧雨のように細かい雨らしく。
なるほど、それで鮮やかな緑が育つのですね。

いや本当、これは妖精いるな…と頷いてしまうくらい神秘的。
色々見漁っていて気付くとアイルランドのツアーページにたどり着いてしまうのはひょっとして妖精の仕業かな。呼ばれてるのかな。都合よすぎかな。かなかな。

このご時世、本場アイルランドへゆくこともしばらくは叶いそうもありませんが。
とりあえず、しばらくは板橋区にあるアイルランドの片田舎に通います。



写真は真剣な眼差しでビールを注ぐ練習をしている永井さん…
何度も練習できるわけではないので緊張感あります…いろんな意味で喉がなる…
| 稽古場日記::The Weir ─堰─ | 00:24 | comments (x) | trackback (x) |
立ち稽古中
ブレンダン役 ミドレンジャー高草 量平です。
ゴレンジャーは実はあまり記憶になく少し調べたら最終回は1977年 3/26
私の生年月日1977年 5/11
お、近い!少し嬉しくなりました。単純ですね人間って(単純なのは自分か、、)

立ち稽古でもヴァレリーから初めて名前を呼ばれるシーンがあります。初めて会う人に早い段階で名前で呼ばれると少し嬉しい気というか、距離が近くなった気がしますね。名前で呼ばれるのがポイントですね。

それが美人なら妙にドキッとしたり、、単純ですね人間って、、。(自分だけか、、)

そんな発見があるのも立ち稽古ですが、ブレンダンはBARマスターなので、ビールを注いだり片付けたりビンを開けたりお釣り渡したりコップ拭いたり。。色々作業があります

立ち稽古一週目にビールグラスを拭きながらアカレンジャー永井さんと掛け合いをしていると、研修生 紫藤雄太くん(裏方をしてくれています。)から一言。ビールグラスは拭きません。

【ビアグラスは拭かずに自然乾燥させます。】

ビアグラスを拭き上げてからビールを注ぐと、グラスの内側に大きめの気泡が張り付いてしまって、ビール本来のキメの細かさが失われ美味しく飲むことができないのです。

なるほど〜!彼は稽古場でサーバーのテストでも実にうまくビール(ノンアル)を注いでいおりました。

会話を肴にビールで乾杯。居酒屋に行かない日々が続く中、稽古場は連日乾杯。ビールが出る様も一つ作品の見所です。



写真は左からビール隊長の笹井達規君。
ビールサーバーの管理してくれてます。


準劇団員の新藤真耶さん
衣装の管理や稽古場で小道具を渡してくれたり。

写真右側は演出部 小関瑞穂さん。
演出助手で稽古の進行をしてくれています。
| 稽古場日記::The Weir ─堰─ | 23:50 | comments (x) | trackback (x) |
五輪
フィンバー・マック役の岩田翼です。

前回僕が担当したブログではジャック・ムレン役の永井誠さんが提唱したゴレンジャーのうちのアオレンジャーにちなんで青いTシャツで登場しましたが今回はこれ



赤いTシャツ、東京2020オリンピック日本代表選手団公式応援Tシャツです。閉幕直前に近所のコンビニで売ってることに気づき購入。そしてオリンピックは閉幕し今はパラリンピックの開幕を待つばかり

競技を終えた選手の皆さんも口々におっしゃっていた通り、コロナ禍の中でのオリンピック開催については様々な意見がありました。何年も経ってからこのオリンピックが賛辞をもって語られるのか批判または非難の対象となるのかはわかりません。ですがその中でも、選手一人ひとりが、勝っても負けても、渾身の力を込めて競技に打ち込む姿に本当にたくさんの感動と勇気をいただいたことは確かです。そしてこのあと開催されるパラリンピックでもたくさんのドラマが生まれることでしょう

つまりですね、ゴレンジャーの次は五輪の話というわけで。まあ前回も主にオリンピックのサッカーの話でしたが。4年に1度のこの期間中はついつい個人的に盛り上がってしまうもので、良かったら少しだけお付き合い下さい

五輪の旗は白地に左上から青、黒、赤、黄、緑、の5つの輪。意味は3つあるそうです。(諸説あり)

1、世界の5大陸、ヨーロッパ、南北アメリカ、アフリカ、アジア、オセアニアを表し、その相互の連帯と結合を意味する

2、5つの自然現象、青は水、黒は土、赤は火、黄は砂、緑は木を意味する

3、スポーツの5大要素、水分、技術、情熱、体力、栄養を意味する

などなど

このうち特に気に入っているのが1番の5大陸という意味。これだけはどの色がどれを指すというのが決められていないんだそうです。つまりその大陸に住む人、あるいは他の大陸に住む人から見た、それぞれの解釈やイメージに委ねられているということ

今回の公演の登場人物5人もそれと同じ。台本を読んだ時に僕の中でそれぞれに思い描く色は何となくありましたが、いざみんなが集まってみると一人ひとりが思っていたのとは全く違った色に見えてきたりします。意外な驚きもありましたが、それこそが考え方の違う人間がチームとして力を合わせる醍醐味。作品が完成した時には観客の皆さん一人ひとりの目にそれぞれの登場人物がどんな色に見えるのか、作品のどの部分がどんな風に心を打つのか、今から興味津々なのです     
| 稽古場日記::The Weir ─堰─ | 22:36 | comments (x) | trackback (x) |
ジム!? お前本当は…
ジム役、黄レンジャー平林です。

稽古は、立ち稽古が1周して、全体像が見えてきました。
立ち稽古はまず俳優が自由に動いてみて、演出家が調整していくスタイル。シーンの区切りごとに何度か繰り返します。

台本を放して実際に会話してみると、役への理解が一層深まります。

読み稽古は、台本に書かれた事実をもとに、外側から自分の役を見ている感覚だったのですが、
立ち稽古は、自分の五感を頼りに、役の内面の変化を探っていきます。

前回、稽古開始時点でのジムを紹介しましたが、立ち稽古で気づいたこと(修正点)は、
・それほど無口じゃない
・けっこう人付き合いが上手
・純粋にその場を楽しんでる

割と根本的な部分でスタートから勘違いしてた事がわかりました。(また恥汗汗)

立ち稽古2周目からは、割と細かい部分に演出が付いてるので、また変わっていくと思いますが…。

今回の座組みでは、立ち稽古初日から本番同様の仮セット、必要な小道具も全て揃えてくれました。
環境によっては、「バミリと椅子だけ」で立ち稽古をスタートする事もあります。
僕は無対象がとても苦手。そこに神経を使う必要がなく、芝居だけに集中できるのは本当に助かります。
裏付きの後輩たちが、肉体的にも精神的にも、その分を負担してくれてます。
コロナ禍の稽古では、稽古場はもちろん、小道具や持ち道具も、毎日消毒してくれてます。毎日安心して稽古できます。

劇団組織の底力を実感し、スタッフに本当に感謝。

【推しスタッフ紹介】



演出助手 小関瑞穂さん。
劇団昴唯一の専属演出部。
丁寧な日本語と澄んだ力強い声で、稽古場を仕切る才女。
だが、同期と話す時はやんちゃキャラに変貌。そのギャップも推し要素。
勉強会『ジゼル〜』から続けてお世話になってます。
マスクの下の素顔は見たことない。
(個人の感想です)
| 稽古場日記::The Weir ─堰─ | 22:01 | comments (x) | trackback (x) |
『時の過ぎゆくままに』
え?
ブログ係もう一周したの??

五人っきゃいないから早い早い、
そんなわけで再び、最年長のアカレンジャー永井です。

最年少の紅一点=あんどうさくらがモモレンジャーなのは当然として(ピンクじゃなくてモモ。“さくら”だけどモモ。)、

高草量平演じる控えめな好青年ブレンダンも、ぴったりミドレンジャーにハマる気がするものの…

実を言うと、
僕も厳密にはゴレンジャー世代ではありませんで。

仮面ライダー1号2号こそ我が幼少時のヒーロー♪
土曜の夜7時半、テレビ前にひとり陣取りライダーキックにしびれ、
8時には『全員集合』して、家族と一緒にバカ笑い。…典型的な昭和の子供でした。

余談ですが、
(ここまでも ずっと余談ですけど)、

いずれ世の中が落ち着いたら、
志村けんさんには国民栄誉賞をあげてほしいなぁ~、僕は厳密には加トちゃん世代ですけど。
ドリフの笑いが、あの頃の日本中の子供達の心をどれほど明るくしてくれたことでしょう。

そうそう、
昨年はもう一人、昭和の人々の心を豊かにしてくれた巨星が世を去りましたっけ。
作曲家・筒美京平氏。
作詞家・阿久悠氏や松本隆氏との共作で生み出された名曲たちは、まさに“3分間のドラマ”でした。


「時代の節目」。
…昨年来よく耳にする言葉ですが、

僕はどうもこの“節目”に鈍感で。

あって当たり前の物や、
いて当たり前の人を失くした時に、
「ああ、いつの間にか、時はうつろっているんだなぁ」
と、遅ればせながら気づくだけ。。


『The Weir ~堰~』の登場人物たちも、
“時のうつろい”に戸惑ってばかり。
思い煩うことと言えば、
『世代の差』『昔と今』『田舎と都会』『男と女』。
そして『生と死』『この世とあの世』…。

あ、ちなみに筒美&松本コンビの代表作『木綿のハンカチーフ』も、このドラマとちょこっと関係してたりして。

本日のブログの題名『時の過ぎゆくままに』も。ただしこちらは阿久悠&大野克夫コンビ。時は過ぎてもジュリーは不滅です。

余談ついでにもうひとつ。
今回の稽古場は、僕にとって初めての点が一つ。

キャスト内では僕が最年長。
舞台監督の三輪学をはじめ 稽古を手伝ってくれているのは、みんな座内の後輩。





加えて
演出の小笠原さんは超ジェントルマン♪

結果、みんなが丁寧語で話しかけてきます。

うーむ…
時は過ぎ行き、
歳は増えるばかり。。
| 稽古場日記::The Weir ─堰─ | 22:23 | comments (x) | trackback (x) |
新設??Bar SUBARU
こんにちは、ヴァレリー役のあんどうさくらです。

始まってしまうと早いもので先日立稽古が始まりました。
本読み稽古で丁寧にそれぞれの考えや疑問をすり合わせ立ち稽古に入りますが、立ってみるとまた色々見え方・考え方が変わってきます。
じわじわ立体的になっていく様がたまらん…と身もだえ。
自粛続きで稀薄になっていた人と人とのコミュニケーションも影響してか、バーという小さいコミュニティのあたたかさがすごく沁みるなあ、と。

今回はPit昴での公演なので、本番と同じ場所で稽古をします。
本番に向けて準備し少しずつセットを立て込んでいくのですが、立ち稽古初日には早くも立派なバーが稽古場に出現。
コロナ禍ですっかり飲み屋から遠ざかっている一同、大興奮でした。

今回はチラシにもある通りアイルランドの田舎のバーが舞台なのですが、Pit昴との親和性も抜群です。


さてはて、役のことで言えばこのヴァレリー。三十代の女性でダブリンからこのバーがあるアイルランドの片田舎に越してきます。
個人的には年齢も、比較的都会に住んでいるということも共通するところはありますが、果たしてなぜ都会から田舎へ来たのだろう。
なかなか多くは語れませんが…本番を終えるまで彼女の人生に寄り添って励みたいと思います。



初回のブログで永井さんがゴレンジャーと例えておりましたが、そうなるとヴァレリーはピンクなのか!?カクレンジャー世代としてはホワイトもあるな??!などと、ピントのずれた方向へ思考をとばしたり。
ア!でも千社札はピンクだなあ!!?
果たしてピンク的活躍はあるのか??!こうご期待!!



そして…
7月31日は~~~!フィンバー役岩田翼さんのお誕生日でした!!わ~~~!!!



今回はおうち時間を彩るかわいいお花と、これまたおうち時間をハッピーにするギネス・ビールをプレゼント!
裏でお手伝いしてくれている新人の子たちが用意してくれました。いわずと知れたアイルランド発祥のビール!台本にも出てきます。粋だな~~!
翼さんもにっこり~~!おめでとうございました!!

| 稽古場日記::The Weir ─堰─ | 14:00 | comments (x) | trackback (x) |
Weir 読み合わせ
ブレンダン役 高草 量平です。

感染予防と検温しつつ、稽古場は読み合わせを行なっています。

【読み合わせ】ではありますが、ただ台本の活字を読む。というより登場人物の性格、心の闇、エゴ、等の様々な部分を演出家と共に分析しています。今回の作品は登場人物のそんな部分が炙り出される様な感じがします。

BARのマスターブレンダン役はどうなんでしょう?

浮かんだ言葉は【孤独】です。

わたしの孤独エピソード

上京した22歳くらいの時、空腹で目が覚めて、ご飯を食べようと実家の炊飯器を探したつもりがそこは実家ではなく、引越したばかりのガランとした風呂無しボロアパート、、部屋は隙間風、、すんごい孤独を感じましたね〜。
孤独感の後は人が恋しくなりました。

weirの人々も夜な夜なブレンダンのBARに集ってきます。

果たしてどんなエピソードや会話が繰り広げられるのか!?お楽しみに、、。

劇団の検温グッズ。稽古場に入る際に記録しています。



| 稽古場日記::The Weir ─堰─ | 00:04 | comments (x) | trackback (x) |

  
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