ふくろうカフェ探訪記②~東池袋編
皆様こんにちは、
オトナのほうの永井”こと永井誠です。


朗読の会 イノック・アーデン』は盛況のうちに無事閉幕した模様。

本番は“全回ほぼ満席”との事で、
身内の我々は稽古場にて大詰めのリハーサルを観劇したわけですが、

物語そのもの魅力もさることながら、それをさらに引き立てていたのが美しいピアノの音色音符

声と楽器というシンプルなコラボレーションが、場面ごとに様々な情景を映し出し…

朗読ならではの、深い味わいに溢れた作品に仕上がっていました。

本番当日の会場『明日館』の瀟洒な雰囲気は、この作品には格好のロケーション。
作品の世界観を、よりお楽しみ頂けたのではないでしょうか?

ご来場いただいた皆々様、誠にありがとうございました。
『イノック・ガーデン』チームの皆さん、お疲れ様でした!!


さて、こちらは『ふくろう』チーム。

4月17日の初日に向け、ただいま絶賛稽古中です音符

早くもチケットは、土日は完売間近。   ※前回から座席数が少し増えました(編注)
平日のお席も徐々に無くなって参りました

何とぞお早めのご予約を、重ねてお願い申し上げます!!


稽古のほうは至って順調です。

なればこそ、
こうして「ふくろうカフェ探訪」にウツツをぬかしていられる…のではなく、

稽古に活かすべく、ふくろうの学習に勤しんでいるのでございます。


ではひとつ、学習の成果として、
ふくろうに関する最も基本的な知識をお教えいたしましょう。


↑こちら“ふくろう”。


↑耳があるこちらは“ミミズク”。

で“木の葉のように小さいミミズク”という意味の
↓こちら“コノハズク”。


上記3種を総称した場合も、これまた“ふくろう”。

つまり、

ミミズクとコノハズクは、ふくろうの内の一種。
ふくろうは、ミミズクやコノハズクの一種ではない。


また、
ミミズクの中にも耳の無い種類がいたり、
コノハズクといってもオオコノハズクはミミズクより大きかったり…


なにかとややこしいので…

ふくろうっぽい鳥を見かけたら、

体の大小や、耳の有る無しに関わらず、とりあえず

「あ、ふくろうだ」

と言っておけば間違いはありません。

知ったかぶりは恥のもと。


余談ですが、
どなたか“アザラシ”と“アシカ”と“オットセイ”の区別をご存知のかた、
解説してくださいませんでしょうか。
ついでに“トド”と“セイウチ”の違いも。



さて、カフェ探訪。

前回ご紹介の池袋西口『あうるぱーく』に続いて、

今回は東口、昴の事務所からも程近い明治通り沿い、
いけふくろうカフェ』へ。


遊んでいるわけではありません。勉強です。


ひと通り観察し、

ふと気付けば、
こちらのお店のふくろう達の名札には、「INP」という書き込みがチラホラ。

INP?…インプ…
 …あ、ひょっとして…インプリンティングですか!?


よくご存知で」と店員さん。


インプリンティング(=刷り込み)とは、
卵生生物が孵化して最初に目にしたものを親だと思い込む習性 のこと。

『映画ドラえもん~のび太の恐竜』で、
恐竜のピー助が、卵からかえしてくれたのび太を親だと信じ込んでしまうアレです。


人の手でかえされたふくろうたちは、
 自分のことも人間だと思っているんですよ。



…なるほどねぇ…
子供は、生まれて初めて見た者を親と信じ込む』と。

なんとなく…けなげ。



話は変わって、

先週から稽古場には、この春、昴の研究生となった一年生たちが。


左から古谷みちるさん、高山優介くん、遠藤鮎喜くん。

勉強を兼ねて、スタッフ作業を手伝ってくれています。


生まれて初めて見たモノを、子供は信じ込む』か…。

…新人諸君にとっては、この『ふくろう』の稽古場が、
君たちが“実際目にした最初の昴の稽古”ということになるんだなあ…


なんか責任重大。


『親』ではないけれど、先に生まれた『先輩』なわけで…。

僕など何も教えてあげられないけれど、

目の前で先輩たちが、
『大々先輩』に食らいついて芝居を学んでいる様は、

どうかいつまでも、目に焼き付けておいて欲しいなぁ。。


~次回「ふくろうカフェ探訪③高田馬場編」につづく~
| 稽古場日記::Page公演『ふくろう』 | 00:46 | comments (x) | trackback (x) |
ふくろうカフェ探訪記~池袋編
昴Page2公演『ふくろう』、
4/17の初日まで1ヶ月を切りましたが、

なんと!

早くも4/23(日)のチケットが完売
また、4/23(土)のチケットが残りわずかとなりました。
有難いやら嬉しいやら…。

このペースですと、今のところ余裕がございます平日のお席も、いずれ売り切れが予想されます。
何とぞお早めにご予約くださいますよう、重ねてお願い申し上げます。


申し遅れました、『ふくろう』出演者の永井“誠”です。

今回、出演者にもう一人の永井“将貴(まさき)”がおりまして、
稽古場がややこしいことになっております。

そのため将貴が時折「若いほうの永井」と呼ばれるのは構わないのですが、
だからといって私を「若くないほうの永井」呼ばわりするのはやめていただきたい、
ちゃんと「オトナのほうの永井」と呼んでいただきたい!

と、この場を借りて関係各位にお願い申し上げます。


さて本題、

『ふくろう』。

なんとも不可思議で、奇妙キテレツな、異色の芝居です。
これまで昴ではあまり扱ってこなかったのテーマとテイスト…ではありますが、

なればこそ尚更、その背景やディテールを徹底して理解し、臨まねばなりません。

台本をつらつら読めば、

「時は1980年」
…その頃には完全に物心ついてましたので、これはヨシと。

「所は東北某所の山里」
…親の田舎で夏休みによく行ったから、これもまぁヨシと。

「ボーボーと、ふくろうの鳴き声が聞こえる」
……。

…さぁて困った。

聞いたことない、ふくろうの声。
そもそもこれまでの人生で、ふくろうを見た記憶がない。。

ふくろうを見たことない人間が、見たことある人間を演じることなど出来ようか…

もとより『ふくろう』というタイトルの芝居に出るのに、
「ふくろう見たことはないんだけどサ」という姿勢が、果たして許されるのであろうか…!?

…そうだ!

“ふくろうカフェ”に行こう♪


流行ってるらしいし(笑)

…とはいえ、
猫カフェすら未体験のワタクシ、さすがに独りでは心細いので、

同じく「ふくろう?見たことないっス」と言う、出演者の町屋圭祐(通称マッチ)を連れ立ちまして、

まず訪れたのは、
池袋西口から徒歩5分、とあるビルの二階にある『あうるぱーく』。

初心者であることを告げ、おずおずと入ってみれば…

いた!

か…か…

かわいいっ!!

目がデカイ!
そして、おとなしい。


おそるおそる撫でてみれば…


ふわっふわ♪


「かわいいなあ」「かわいいっスねぇ」を、ただただ連発する男二人連れ。

女性客やカップルが大半を占める店内で、よほど異質だったのか…

しばらくは店員さんが付きっきりで案内してくれました。

「エサを食べる時はもっとかわいいんですヨ」と店員さん。

ならばとエサやりにチャレンジしてみるマッチ。


かっわいい~!


いい子いい子♪

「美味しそうに食べますけど…これは何なんですかぁ?」

ウズラの生肉ですヨ。」

…うっ…さすが猛禽類。。


以上、

“ふくろうは、かわいい。けど…ちょっとコワイ”ことを学んだ、第1回ふくろうカフェ探訪でした。

~ふくろうカフェ探訪②に続く~
| 稽古場日記::Page公演『ふくろう』 | 11:03 | comments (x) | trackback (x) |
ありがとうございました!
勉強会「召命」、無事千秋楽を迎えました!
観に来て下さった皆様、ありがとうございました。

あっという間の稽古、あっという間の本番でした。

演出家、役者共に、本当に学ぶ事の多い公演でした。

そして、日本芸術専門学校のスタッフの生徒さん、
お手伝いをしてくれた生徒さん、先生方にも心から感謝!


本当に、このメンバーで公演できて幸せでした!

また、いつか大森劇場で何かオモシロイ事ができたらいいなあ、と思っています。

   高山佳音里





はい、続きまして宮島です。

打ち上げ一次会終了後、星野亘先輩に手招きされ、

「……わかるな?」

と言うわけで、朝まで宴会をセッティングさせていただきました。
本番を何度こなしてもへっちゃらだったのに、今はふらふらです。

お会計時のつり銭をジャンケンで奪い合ったり、この勉強会を締めくくるに
相応しい、とっても愉快でハードな一夜でしたよー。


さて、

今回は「勉強会」と言うことで、劇団ブログの新しい形を勝手に模索したり、
新人君たちに劇団ブログを経験しておく場を与えてみたり、
収支報告書をクラウド化して、僕のタブレットでそのつど編集してみたり、
お芝居以外にも色々と挑戦的に勉強させていただきました。

……すみません、クラウド化って言ってみたかっただけです。


ちなみに、そのタブレットは劇中で永井将貴が使ってたものです。

なので稽古中は永井に貸す訳ですが、例えば甘栗を購入したとかで
収支が変化する度に、タブレットを返してもらって収支報告書を編集してたので、
なんか悪かったなぁ、と……。

あ、会計と甘栗で思い出しましたが、亘さんは稽古期間も含めると、
トータルで8,000円分の甘栗を食べたようです。
この勉強会のエンゲル係数をべらぼうに上げた要因が、まさにコレでした。


――なんだか、書きたいことが沢山あって、とりとめがなくなりそうなので
この辺でやめておきます。


最後に、お気に入りの画像を2点、載せておきますね。




※クレーマー・黛さんのボツ衣装(脇坂の自前) ←


それでは、劇団ブログは「召命」から「リア王」にバトンタッチです。
約3ヶ月に渡るお付き合い、どうもありがとうございました。

   宮島岳史
| 稽古場日記::日本芸術専門学校コラボ公演 | 11:00 | comments (x) | trackback (x) |
千秋楽!!
最終日、残すところあと1ステージ!
ここで今更ですが、キャスト紹介です。

※今回は、この艶やかな「衣装」だけはネタバレ禁止としていたため、
最終日まで公開できなかったのです(編注)




教頭先生役の金房求さん、安宅先生役の星野亘さん。



こちらは国語科の教師三人。
草野先生役の寺内よりえさん、諏訪先生役の林亜紗子ちゃん、
豪徳寺先生役の私、高山佳音里。(ジャージ着てるけど体育教師ではありません!)



養護教諭・小峰先生役の市川奈央子嬢、正岡先生役の宮島岳史君。
2人は同期です。



いけにえオタクの永井将貴君、歌う技能主事の加賀谷崇文君。
こちらも同期。



最後は、オープニングで睨み合う2人、
モンスターペアレント・黛役の脇坂陽菜ちゃん、近藤先生役の茂在眞由美ちゃん。


ラスト1ステージ、頑張ります!
まだお席あります。よろしければぜひ!!!

   高山佳音里
| 稽古場日記::日本芸術専門学校コラボ公演 | 16:00 | comments (x) | trackback (x) |
ちょっと疑問に思ってること

勉強会「召命」、2日目!


顔合わせの日の大雪、衣装合わせの日の嵐――
あれらは何だったんだと思うような、快晴が続いております。


ところで、今日はちょっと個人的な疑問を書かせてください。

以前、「召命」の物語の鍵の一つとして「歌」があると書きました。

もう一つの鍵に、ある「子供の遊び」があります。
まだ見ていない方の為に詳細は伏せますが……。

んで。

子供の遊びって、基本、口伝ですから、地域によって様々な派生を生みますね。

「缶蹴り」一つ取っても――
僕の育った地域では「ケント」という名の遊びとして伝わっていました。

電柱をケント柱と呼び、それを空き缶の代わりに見立てて、缶蹴りをするのです。

当時の電柱は、コンクリではなく「木」でしたから、まー、電柱にタッチする度に
手に棘が刺さったもんです。


さて、

皆さんは「グリコ」という子供の遊びをご存知でしょうか?

階段を舞台に、数人でじゃんけんをし、

グーで勝ったら「グ、リ、コ」と言いながら階段を3段登り、
チョキで勝ったら「チ、ヨ、コ、レ、イ、ト」と言いながら階段を6段登り、
パーで勝ったら「パ、イ、ナ、ツ、プ、ル」と言いながら階段を6段登り、

一番早く階段を登りきった人が勝ち、という遊びです。


先日、近所の階段坂から、子供の「グ~リ~コ!」の掛け声が聞こえてきました。

30年以上経っても、この遊びが子供の間に伝わっていることに
感動を覚えたのですが……

考えたらちょっとおかしい。

個々が「グ、リ、コ」と発しているならともかく、
参加者全員が「グ~リ~コ!」と掛け声を発するのは、どういうことだ?

どうも、「じゃんけんぽん!」の掛け声が、子供の間で伝わる内、
「グ~リ~コ!」に変化してしまったようなのです。

じゃあグーで勝ったとき、彼らは何と発しながら登るんでしょう……?
誰かご存知の方、いらっしゃったら教えてください。

明日はとうとう千秋楽です!

   宮島岳史
| 稽古場日記::日本芸術専門学校コラボ公演 | 23:00 | comments (x) | trackback (x) |
本日初日!
勉強会「召命」、無事に初日の幕が開きました!
ご来場いただきましたお客様に心から感謝致します。

本当にありがとうございました。


日本芸術専門学校大森校の在校生・卒業生の子たちも
受付や会場案内でとても頑張ってくれました。


「し・な・て・も・お(←こっちからスタート)

いつもいつもありがとう!



さて。

今回の公演は、日本芸術専門学校さんのご好意で、
一週間前から劇場入りすることが出来ました。

ですから、本番は25日(金)~27日(日)の3日間なのですが、
その何日も前から、何度も、何度も、入念なリハーサルを
重ねることが出来たのです。

――普通、この規模の公演ですと、

本番前日の朝に劇場入りして舞台セットを組み上げ、
夜にテクニカルリハーサルを行い、
明けて、本番当日の朝にドレスリハーサルをして、
夜には本番、

というスケジュールになります。
今回の我々が如何に恵まれているか、お分かりいただけますでしょうか?


某先輩が仰ってました。

「劇団の本公演でも、こんなにリハしたことねーぞ???」

……お付き合いいただき、本当にありがとうございます。(^^;)


と言うわけで、何日も本番さながらの日々を過ごしてきた我々ですが、
お客様の前で上演するのは――今日が、初めて!!

いやー、なんだか不思議な感覚でした。

いつも通りの芝居なのに、お客さんの反応がある!!

お客さんの反応って、こんなに俳優に力を与えるものなのか!?

とうの昔に理解したつもりでいたことなのに、今日改めて、
とても新鮮なこととして、実感することが出来た次第です。


今日の開場前、
演出家が今までの稽古を総括して、皆の前で言いました。

「お客様と一緒に、日々進化していく舞台にしましょう」

今日得た実感を踏まえて、残り4ステージ!
お客様の笑顔を力に変えて、ラストステージまで進化し続けたいと思います。


もちろんリピーター大歓迎ですよ!!
大森にてお待ちしております。

   宮島岳史
| 稽古場日記::日本芸術専門学校コラボ公演 | 23:00 | comments (x) | trackback (x) |
日本芸術専門学校 道案内
はじめまして、こんにちは!
日本芸術専門学校演劇学科の鈴木華歌です。

この記事は学校までの道案内、ただそれだけの記事です(笑)


早速説明を始めます。

日本芸術専門学校は「大森駅」西口を出て、上島珈琲横の
天祖石段を上がった先にあります。


……と説明しても結構分かりにくくて、初めて来る方は迷う事が多いです。


なので、写真を使って分かりやすく学校までの道案内をします!


まず大森駅中央口改札を出ます。

※写真ではガラガラですが実際は人が多いです。撮影午前4時



改札を出で真っ直ぐ進むとnew daysがあり、



西口への案内に従い右に曲がり、外に出ます。



外に出て、左に進んですぐのところにコンビニのローソンがあり、
その正面にある横断歩道を渡ります。



横断歩道を渡り数歩右に進むと鰻屋さんがあり、
その正面にある階段を上ります。

※ここからの撮影は昼の12時



左にパスタ屋、右に神社を見ながら長い階段を上っていきます。



階段を上りきり、神社を右に見ながら進み、



別れ道を左に(真っ直ぐ?)進んでいけば……



日本芸術専門学校に到着です!

※写っているのは演劇学科の高原麻奈美


スムーズにいけば大森駅から徒歩3分で着けます。
以上です!

沢山のご来場お待ちしております!

   日本芸術専門学校 演劇学科 鈴木華歌
| 稽古場日記::日本芸術専門学校コラボ公演 | 23:00 | comments (x) | trackback (x) |
劇場案内
どうも!劇団昴在籍6年目の、永井将貴です。

6年目にして劇団ブログデビューでございます。
以後、宜しくお願い致します。


さてさて、今回は『召命』で使わせていただいている
日本芸術専門学校大森校さんの劇場をご紹介したいと思います。


まずは外観。

天祖神社の石段を登り切ったところに そびえ立つ立派な劇場です。


では、次に劇場内を。
照明さんが明かり作りをする前と後の状態を比較してみましょう!


こちらがBefore。

後輩 亜沙子さんのセクシーポーズと入学式看板がなんともミスマッチ。



こちらがAfter。

おぉ、途端に劇場空間になりましたね!
セットも出来上がって、いよいよって感じです。


如何ですか?
舞台照明って凄いですよね!
(´人`)ありがたや~


本番は芝居の中身も照明ももっと凄いことになってます。
『召命』だけにね!!


( ´艸`)ふふっ


劇場にて、皆様のご来場を出演者・スタッフ一同、心よりお待ちしております。

   永井将貴
| 稽古場日記::日本芸術専門学校コラボ公演 | 23:00 | comments (x) | trackback (x) |
ゆうゆ効果!
先日、包丁を持ち出し、意気揚々とパネルを「殺そう」としました
新人の山本有希子です。

どうぞよろしくお願い致します。


今日は劇団稽古場での、最後の稽古でした。
明日からはいよいよ、劇場でリハーサルに入ります。


本日の通し稽古では、劇団の仕事で早退した先輩に代わり、


同期の舘田悠悠が代役を務めました。


通し稽古後に演出家曰く、そこには「悠悠効果」なるものが発動していたそうです。


ゆうゆ-こうか【悠悠効果】[名]
ベテラン勢の中に新人が一人混ざることで、ベテラン勢の心に生まれる余裕。
または力の抜き方。


「キャラクターは真剣だけど、役者の心には余裕が生まれていた」とのこと。
悠悠の代役が良い方向に作用したようです。

ふむふむ。

……むむむ?

先輩方に混じって演じる同期の姿は、己の内なる何かを刺激しました。


私は、稽古中にキャストの方々の台詞チェックをしております。
がりがりッとメモしては、稽古後に「すみませ~ん、よろしいですか~」とお渡しします。

誠に恐れ多いお役目を全うしつつ(?)、毎回「見て」「聞く」ことで様々な発見があります。


それを生かすも殺すも、きっと自分次第なのだと思いました。
お手伝いをしながら学ばせていただいた「召命」も、本番まであと少しです。

   山本有希子
| 稽古場日記::日本芸術専門学校コラボ公演 | 23:00 | comments (x) | trackback (x) |
ちぇっ
今日は、いよいよ本番に向けた舞台の仕込みの日!
演出家は別のお仕事で不在でした。


若手が中心になってパンチカーペットを敷いて、照明機材を運び込んで、
パネルを立てて――

って、あれ?

舞台脇に立てた、黒いはずのパネルが、


黒く塗られてない……。


なぜ!?誰が塗り忘れた???

ま、こういうときは犯人探しをしても無意味なのです。
大事なのは、ではどうするか、です。
俺、悪くない。

ふーむ、

このパネル、生徒さん達が舞台「クリスマスキャロル」で使った
パネルだそうで、なるほど、それで緑地に星ですか。

今回の勉強会「召命」のパンチカーペットは赤地だし
ちょっとファンシーな組み合わせで、意外とこのままでも
いいんじゃないか知らん?

写真を撮って、不在の演出家に電子メールで送ってみました。
From: 宮島岳史
To: 河田園子
Subject: 黒パネルが…

こんなんなってますけど、
意外と大丈夫だったりしませんかね?

……すぐに電話かかってきました。


「大丈夫なわけないでしょおおおおお!?」


あ、一応、僕が手に持ってるの、スマホです。
イーモバイルのS51SEてやつ。

「ちっさ!画面ちっさ!」

て、先輩方にいつも文句言われます。

(ちっ、この老眼どもめが)


閑話休題。

えーと、ま、そんな訳で、もう一度パネルをバラして
ペンキ塗りに行ってきます……。


いよいよ本番間近!

   宮島岳史
| 稽古場日記::日本芸術専門学校コラボ公演 | 23:00 | comments (x) | trackback (x) |

  
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