本番一週間前!
早いもので来週初日!
さあ、今日も新人を紹介がてら、元気に演劇用語を勉強しましょう!


山本有希子、です。

以前紹介した2人とあわせて、
この3人が勉強会「召命」を陰で支えてくれています。

大まかに、

福永光生が、小道具のセッティング、
舘田悠悠が、プロンプ(キャストが台詞を忘れたときに耳打ちする人)、
山本有希子が、キャストの台詞暗記ミスのチェック、

と言った感じで役割分担しているようです。


なので、稽古が終るとですねー、
不敵な笑みを浮かべて、山本有希子が寄って来るんですよ…。

今日は一体いくつ台詞を間違えたのかと――感謝しつつも、焦る瞬間です。



では、本日の演劇用語です。

ころ・す【殺す】[動]

なにやら物騒な用語ですね~。
山本有希子にやらせてみましょう。


加賀谷崇文「これ殺しといて」
山本有希子「わかりました」


山本有希子「おらー」
一同「ぎゃー」


加賀谷崇文「倒れないように固定しろってことだっつーの」
山本有希子「すみません…」


考えてみると、この「殺す」の他にも「バラす」なんて用語もありますし、
演劇用語て、ちょっと物騒です。

今回、寺内よりえ先輩演じる、草野ハナ先生の言葉を借りれば――

「生臭いねぇ。」

   宮島岳史


P.S.
昨年に流行ったマカンコウサッポウみたいのをやりたかったのですが
上手く行きませんでした。とほー。



出演:加賀谷崇文、永井将貴、福永光生、舘田悠悠、山本有希子
| 稽古場日記::日本芸術専門学校コラボ公演 | 23:00 | comments (x) | trackback (x) |
長さの単位

どうも、加賀谷崇文と宮島岳史です。

僕ら、誕生日も同じなら、身長も180cmちょい、と同じくらい。
今日は、僕達のとっても便利な使い方を紹介しちゃうぞ!


舞台では、長さの単位にメートル法ではなく「尺貫法」を使います。
すなわち、間(けん)、尺(しゃく)、寸(すん)です。

だいたい、180cm=6尺=1間、と覚えておいてくださいね。

舞台業界だけでなく、建築業界でも尺貫法を使っていますから、
家を建てたり、買ったことのある方ならご存知でしょう。

余談ですが、舞台業界では重さの単位は、何故かメートル法を使います。(^^;)


――さて御立会い!

「うっかり物差しを忘れてきてしまった!
 しかし舞台の真ん中から1間の位置に小道具を配置せねばならない!」


そんなとき……

そう、そんなときこそ僕らを使ってください!!


こんな感じで使います。

つま先ではなく、踵から測るのがポイントです。
くれぐれも、用量、用法を守って正しくお使いくださいね。



ちなみに、こうすると一度に2間、測れます。


ここに三輪学吉澤恒多を加えれば、一度で4間測れるドリームチーム。
セット売り大歓迎です、お仕事のご依頼お待ち申しておりま~す!

今日は長さの単位を勉強するはずが、おかしなことになりました。
謹んでお詫び申し上げます。(編注)


   宮島岳史
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怒涛の猛特訓!
「召命」の物語の鍵の一つとなるのが、
芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を題材とした「」。

劇中、ギターを掻き鳴らしながら歌を歌うのは、舘島流役の加賀谷崇文。
作曲とギター指導は、大森校の二人の先生が行ってくださっています。

今日は、加賀谷君が先生方に猛特訓を受けました。


青い服が加賀谷君、中央が米重先生、右が南出先生。

米重先生と南出先生は、非常に熱心な先生で、しかも、
お二人とも現役のバンドマンです!



稽古終了後も、米重先生とギター練習に勤しむ加賀谷君。

大森校に熱い歌声が響き渡った1日でした。


明日からはまた大山に戻っての稽古です。
大森校の皆さん、また来週!

   高山佳音里
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久々の大森稽古場
1週間ぶりに大森劇場に戻ってきたら…


舞台にこのような看板(?)が。

大森校は月曜日が入学式だそうです。


また、今日は照明プランナーの熊田さんが稽古場にいらっしゃったので
全体を見せるために、演出家を交えての初の通し稽古をやりました。


看板の下での稽古はちょっとシュール。


今回、照明のオペレーター(本番中、劇場で照明を操作する人の事です)を
大森校の2年生、


高原麻奈美ちゃん(左)と鈴木華歌ちゃん(右)が担当してくれます。

ちなみに麻奈美ちゃんは、私と同郷の岡山県民。


で、我々が稽古している一方、別室では、スタッフの竹下君が、


生徒と一緒に、パネルのペンキを塗り直してくれていました。



稽古後、演出家の園子ちゃんが満面の笑顔で一言…

「来週からは、毎日、通し稽古を2回やりまーす。」


……皆!体力つけて頑張ろう!
ファイトー!

   高山佳音里
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週末の稽古
この週末は、演出家が別のお仕事で不在…なので我々、
自主稽古をやっておりました!



土曜日は、大森校にて自主稽古。

写真のように、鏡張りの教室にて「通し稽古」をやってみて、
その後、役者同士で、ああでもないこうでもないと言い合いながら、細かく稽古。

そんな我々に、稽古を手伝ってくれている昴の新人、福永光生君が、
チビたい焼きを差し入れしてくれました!


チビたい焼きを持つのは、学生スタッフの三人。

左から石山望ちゃん、大谷真央ちゃん、鈴木華歌ちゃん。



そして日曜日は、大山の劇団稽古場にて自主稽古。

各シーン、細かくやっていきました。

先輩が後輩に、時には、先輩のシーンに後輩が、問題点を指摘したり、
アイディアを出しあいながら色々試せるのは、勉強会の醍醐味です。

7年前には考えもしなかった新たな発見があったり、
出来なかった事が、少しは出来るように進化していたり…

予定の終了時間をオーバーしてしまうほど、熱が入りました。


明日からはまた、演出家と共に稽古していきます。

はてさて、どの位進化できたのか…!

   高山佳音里
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あ、そうそう
劇団公式サイトでも「召命」の情報が公開されておりますので
ブログと併せてご活用くださいませ!

コチラです。
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大森にて集合写真

大森校の劇場舞台にて、キャスト、学生スタッフ入り混じっての集合写真撮影。

後列の左隅は、昴の新人二人、舘田悠悠ちゃんと福永光生君。
今回、我々のお手伝いをしてくれています。


実は、平日は大山にある劇団の稽古場で稽古をしていて、
週末になると、大森の劇場で稽古をしているのですが……

「大森」と「大山」

ちょっとややこしいです。


大森校、そして学生スタッフ達、来週またよろしくお願いしますね!

   高山佳音里
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大森で稽古!
この週末は、日本芸術専門学校大森校劇場にて稽古!
本番と同じ舞台で、こんなに早いうちから稽古できるなんてなんとも贅沢な事です。

私も含め、昨年の「何がすごいの?シェイクスピア!」でこの舞台に立ったメンバーもいますが、
違う作品、違う役だと、何だか劇場の雰囲気も景色も違って見えます。

そして今回も、学生スタッフが色々と稽古中から支えてくれます。


彼らに稽古写真も沢山撮ってもらいました。







ちょーっと撮影場所が遠いですが、こんな感じの劇場で、こんな感じで稽古してます。

初演から7年。
平均年齢高めなチームですが、若いエネルギーを分けてもらいつつ、頑張ります!

   高山佳音里
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前売り開始!
本日、勉強会「召命」のチケット前売りが始まりました!


予約のお電話はコチラ↓

召命製作委員会 050-3561-9466

受付時間は日曜を除く10時~18時です。


また、公演の詳細はコチラです。


それでは、お電話お待ちしております!
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立ち稽古開始
読み合わせが終わり、とうとう立ち稽古に突入します。

さて、今回の召命は「勉強会」なので、折角だから専門用語の
解説をしちゃいます。皆さんも勉強勉強!

※以下の専門用語解説は、他の劇団には当てはまらないことがあります。



こちらが「読み合わせ」。

車座になって、台本を見ながら台詞を確認し合います。
ここで、演出家から物語の大まかな舵取りや、テキストレジ
望ましい台詞のニュアンスなど、芝居の骨組みにかかわる大事なことが
伝えられます。

綺麗だった台本が、書き込みで加速度的に黒くなるのもこの頃。

俳優からも、自分の役が登場前に何をしていたか、とか
ニュアンスが良く分からない台詞の答えを求めて、とか
ばんばん質問が飛びます。

――この段階で、一人でも台本を手放している俳優が居ると、
共演者にかなりのプレッシャーを与えます。

また、「読み合わせ」と「本読み」は別物なので、誤用すると
とても嫌な顔をする演出家人がいるので注意だ!



こちらが「立ち稽古」……の客席側風景。

稽古場に、本番の舞台と同じ広さの空間を作り、
とうとう台本を手放して動きを加えて行きます。

立ち稽古初日――台詞覚えの良い人には、とても楽しみな日だそうで。
それ程でもない人にとっては、そりゃあもうドッキドキな一日の始まりです。


……もちろん僕も、ドッキドキ。

   宮島岳史
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