「クリスマスキャロル」全日程を終え
スクルージ役の宮本充です。
「クリスマスキャロル」、全日程を終えました!
ホッとして、緊張が解けて、今はちょっと脱け殻状態です。
思えば、緊張の連続でした。
幕開きに舞台裏で待機している時の緊張。
過去、現在、未来の聖霊たちに対する時の緊張。
そして、毎朝、目が覚めた時に、「ちゃんと声が出るだろうか┉」と、布団の中で声を出す時の緊張。
でも、舞台は緊張するもの。
緊張しなきゃ舞台じゃない。
緊張があるから楽しめる。
本当に楽しい2週間でした。
ご来場下さったお客様には感謝の気持ちで一杯です。
どうも有り難うございました。

最後に、ちょっと早いですが、メリークリスマス!
そして、どうぞ良いお年をお迎え下さい!

撮影時のみマスクを外しています。
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 09:35 | comments (x) | trackback (x) |
想い出に残るスクルージ
昴の「クリスマス・キャロル」の歴史の中で、今回のスクルージは七代目だそうです。
色々なスクルージを覚えていますが、今でも強烈な印象が残って忘れられないのが、初代スクルージの内田稔さんの墓場のシーン、スクルージが墓石に自分の名前を見つけた時の鬼気迫る演技…
そして翌クリスマスの朝の目覚めのシーンの西本裕行さんの演技…喜びと解放感と感謝、そして自分が宇宙の一部である事を悟ったかのような一体感。まさに崇高な一瞬とでも言えるものを見せてもらいました。
このお二人の先輩、共に今や鬼籍の人…どこか遠い空の上から今回のキャロルも観ていてくれるのでしょうか?二人で苦笑しながら?
どうか、これからも我々苦笑、いや不肖の後輩達をお見守りくださいませ!メリークリスマス!

伊藤和晃
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 10:33 | comments (x) | trackback (x) |
ああ!クリスマス・キャロル!
あと
2ステージとなりました。クリスマスキャロルの公演、今年も終わります。
まだ、ご覧になっていらっしゃらない方、是非劇場に足をお運び下さい!
進行役と現在のクリスマスの聖霊役をやらせていただいている、牛山です。
今回は、2つの役の衣裳にご注目下さい!見た目には、そう見えませんが、重いのなんの、たまりません!
お陰様で、肩こりがすごくて、毎日大変です!
若い後輩達は、何役もやっているので、着替えが大変です!舞台では、何気なくやっておりますが、舞台裏では、戦場です!おまけに、転換まで、やっておりますので、その心中は測りかねます。
そういう視点でご覧になるのも、また面白いと思います!
あと2ステージしかありません。是非劇場に足をお運び下さい♪

牛山茂
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 10:26 | comments (x) | trackback (x) |
クリスマス・キャロルの舞台裏
本日のブログ担当、進行役+過去の精霊の役をやっております、林佳代子です!
「佳代子さんの、ブログ担当は、8日です!」と笹井君に勝手に決められて(笑)、あーまだまだ先だわ、なんて思ってるうちに、その日になっていました。
何書きましょー、っとゆっくり準備することもできず、楽屋に入ってからの、なんとなく写した一コマを一コマをご紹介させていただきます。



先輩達の楽屋は、実にスッキリ!化粧品も見あたりません。私が入団した頃は、みなさんドウランなる化粧品を使い独特な香りがしておりました。今は、演目にもよりますがナチュラルメイクが多く、男性はノーメイクが殆どです。



変わりまして女性の楽屋。
今回は、早替わり(衣装等を短時間で着替え変身する)も多く、一人当たりの衣装や…そう、ヘアーチェンジに使うグッズも多く…化粧前には、それが確認できます。皆んな工夫して、いかに早く変身できるか…その一瞬にかけています。



さて、開場の1時間前、楽屋前の廊下で録音のピアノに合わせて発声練習、あれ、きしこさんだけ、体操かな?…その時舞台では、音響さんが、音響チェックをしています。この後、舞台で歌やダンスのチェック、各々、声や台詞のチェックです。



さて、ここはどこ?
ここにおわすは、「幻の国」や「プカプカ漂流記」で共演いたしました、昴の女優、関泰子さんです!今回は、衣装チーフとして参戦です。衣装の仕事は、そりゃーもう大変なんです。衣装の点数は多いし、汗かきシャツの洗濯は毎日だし、スチームかけたり、繕ったり、上演中の早替わりにも気を使うし。皆んなが楽屋を出ても、仕事は続きます。先輩や後輩のサポートありがとうございます!


思いつくままに、記すことになってしまいましたが、「クリスマス・キャロル」をより良い舞台にするために、スタッフ、キャスト一同、毎日《座・高円寺》に集結しております!
11日まで、よろしくお願いいたします!
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 12:21 | comments (x) | trackback (x) |
2022クリスマス・キャロル
2022「クリスマス・キャロル」も中日を過ぎました。
千穐楽まであと数日です。
わたくし米倉は、今年はクラチット夫人を演らせていただいており、自分含め6人家族の母となりました。4人も子供が出来たなんてほんとホットな感じです。
ボブ ・クラチット 田徳真尚
長女マーサ 新藤真耶
長男ピーター 洲本大輔
次女 ベリンダ 上林未菜美
次男 ティム 張适(児童劇団「大きな夢」)
クラチット夫人 米倉紀之子
以上がクラチット一家のメンバーです。
わたくしは若者達のエネルギーを浴びながら舞台に居り、そして後輩達の日ごとの成長を、まるで我が子を見ているように目を細めていたりもします。
家族のカタチは様々あると思いますが、いずれにせよやはり家族というのは何にも代え難い宇宙一の存在ですね。
千穐楽まであと僅かですが、宮本充スクルージさんに家族の愛を少しでも届けられるよう6人で力をひとつにして演っていきたいと思います。
昨年ご観劇なさったかたも、まだご観劇なさったことがないかたも、ぜひぜひ座・高円寺までお越しいただけましたら嬉しく思います。スタッフ一同・キャスト一同心よりお待ちしております。

最後にクラチット一家の写真です。
みんなクリスマスキャロルTシャツを着ております。絶賛販売中です!(会場のロビーで予約販売用紙を配布中です)
撮ってくれたのは、今回も稽古そして本番と、舞台を支えてくれている昴の後輩女優加藤保奈美です。
すごく可愛く撮れましたね、ありがとう、というティム役張适君ママの一言。やっぱり母の愛って偉大だなー。

| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 21:13 | comments (x) | trackback (x) |
米国式クリスマスの思い出その2
どうも、フェジウィッグと紳士役で毎公演汗だくに奮闘している山口研志です。今日はちょうど折り返し地点の中日公演でした。今日も暖かいダブルカーテンコールを頂きありがとうございます。

僕が演劇留学していたニューヨークでは、11月下旬にサンクスギビングが華やかに行われます。メイシーズという百貨店が企画して、色々なキャラクターのでっかいバルーンが沢山登場します。そして、このサンクスギビングが終わると街や人々が一気にクリスマスモードに突入します。ワクワクしてきます!

ニューヨークは多人種が混在する街なので、キリスト教以外の人も多く居ます。この方々は「メリー・クリスマス!」ではなく、年末でほくほくワクワクしている気分を込めて「ハッピー・ホリデー!」と互いに挨拶していました。

ということで、それにならって私も!

Merry Christmas!&Happy Holiday!

劇場で皆さまにお会い出来ることを一同楽しみにお待ち申し上げます!

山口研志
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 00:45 | comments (x) | trackback (x) |
今日の女子楽屋
市川奈央子です。

さて、今回は禁断の女子楽屋での一コマです。
クリスマス・キャロルだけではなく、本番を迎えると「衣裳参考写真」を撮ります。
衣装合わせでも、撮っておくのですが、衣裳プランナーさんが、舞台でどのように見えるか最終チェックをし、本番前に追加や変更になるケースもあるのです。

そのため、完成形は本番が始まってからという事もあります。
そこで、本番前、または、次の衣装に着換えた時、ほんの少しの時間に出演者どうしで衣裳写真を撮り合います。
が、なかなかスッキリした背景を探すのが大変…。
今回は楽屋内、全身鏡の近くで撮影したため、鏡の中に撮影者まで写り込み、怪しい一コマとなりました…。
でも、よく見ると楽しそうに笑ってますでしょ?
本番前は、こんなふうに結構リラックスしております!

まだ、クリスマスなんて早いと思っていらっしゃる皆様、私達と早めのクリスマスを楽しんでみませんか!
劇場でお待ち致しております!

Merry Christmas!

| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 22:46 | comments (x) | trackback (x) |
米国式クリスマスの思い出!
クリスマスキャロルも本番に入り気力充実している今日此の頃です。
さて、クリスマスに関する思い出と言う事で、思い出されるのは、
二十代の頃に横須賀の米軍基地内でクリスマスパーティに初めて招待された時の事ですね。
まずは、やはり食文化の違いで、激烈に甘いフルーツケーキ、巨大なリブロース、七面鳥、度数の高い酒には驚きました。
次にパーティーの途中で今回のキャロルと同じ様に可愛らしい子供達が玄関で歌い、手や帽子を差し出した所、
主催者の老齢の母親が急に子供達に説教し始めたので、通訳できる同僚に何を騒いでいるのか聞いてみたら、
「何人か声が出て無い!なぜだ!ヘタでも良い!皆で2番まできちんと歌え!
金が欲しいならしっかり働け!」要約するとこんな感じの事を言ってたらしいです。
子供達が最初からまた歌わされていましたが、悲愴感たっぷりだったのを覚えています。
これは状況は違えど、スクルージが少年を追い出すシーンに近い感じがしました。
さて、去年の再演ですが、演出の菊池准さんの指導、出演者達の熱演により、
さらなる変化をしております。
千秋楽まで、まだ日にちはありますので、
ぜひご来場ください。

田徳真尚
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 13:03 | comments (x) | trackback (x) |
マーレイのお話

『クリスマス・キャロル』のブログでは1年ぶりとなります。
ご無沙汰しておりました、三輪学です。

今回の配役では、『ジェイコブ・マーレイの幽霊』『校長』『ジョー』の3役となっております。
もうパンフレットに『マーレイの幽霊』と書いてあるので、ネタバレにはならないですよね?(笑)

スクルージのかつてのビジネスパートナーで、物語のちょうど7年前、クリスマスイブに死んでしまった男です。
その男が幽霊となって7年後スクルージの前に現れて、物語は大きく動き出します。

原作ではマーレイはほっかむりをしていて、それを解くと顎が落ちるというシーンがあります。

そういった『人ならざる者』をおみせするために、歴代の昴キャロルでも色々な工夫をしてきました。

暖炉やクローゼットから登場してみせたり、腕が取れたり!、原作のように顎が落ちたり…

実は今回バージョンのマーレイは、当初何もするつもりはありませんでした。芝居で勝負!(笑)

でも去年の稽古で、やっぱり顎落としましょうか?という話が出て、
でも、劇場だとちょっと見えにくいかな…なんていうときに、
こんなんどうですか?って私が言ってみたら、おーいいねぇと採用されたものです。

どんなシーンに仕上がっているか、是非劇場でご覧ください。

こんなところも楽しんでいただけたら幸いです。

まだまだチケットご予約できます!

三輪
| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 18:12 | comments (x) | trackback (x) |
初日無事に幕を開け
本日2日目!!今日の担当は舞山裕子です。

昨日無事に幕を開けることができてホッとしたのも束の間。今日は昼公演でした。
沢山のご来場ありがとうございました。温かい拍手に疲れも吹っ飛びます。

さてさて今年もキャロルTシャツを販売いたします!
なんと今回は、スクルージとティムが見つめ合っている可愛いデザインです。もちろん宮本充デザインですよ〜
コロナ対策で今年も劇場で販売できないため、ロビー受付隣にTシャツ申し込み用紙をご用意してますので、そちらをご利用いただきお申込みください。

サンプルは劇場に展示してありますので、ぜひご覧ください。

モデルは左からスクルージの若い頃を演じる笹井くん、早替えを手伝ってくれている加藤保奈美さん、衣装もなんでもできる関泰子さん。


| 稽古場日記::クリスマス・キャロル 2021 | 10:53 | comments (x) | trackback (x) |

  
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