「親の顔が見たい」近畿編 松田裕史


こんにちわ。本日のブログの担当となりました、制作の松田裕史です。
初めて僕を知る方ばかりだと思いますので、簡単な自己紹介をさせて頂きます。

名前は松田裕史(まつだひろふみ)といいます。
年は25歳。出身は群馬県です。
昴には去年の4月に入りまして、あと2、3日でちょうど一年になります。

さて、今回ブログを書くにあたり、「いじめを受けたことがあるか、またはいじめをしたことがあるか」と問われ、そのことについてお話ししたいと思います。

Q.「いじめを受けたことがあるか、またはいじめをしたことがあるか」
A.受けたことはあります。
僕の場合は、靴を隠すなど、物に対して何かをしていじめるというよりは、度を超えて体に痛みを与えるいじめをよく受けていたように思います。(具体的な内容については、あまり公言できませんが……。)
原因としては、僕の体が細いこと、また特定のグループに属さず、一人で好きなように動き回ったりしていたので、クラスの「カースト」の上の人たちにとっては、ちょうどいい的にしやすかったからではないかと思っています。
いじめ自体は、飽きられたのか、わりとあっさり終わりを迎え、その後も何かをされるようなことはなかったので、今もあの時のことは一過性の台風が来たようなものだったと考えるようにしています。

最後に、制作としても、一人の人間としても、まだまだ未熟な若輩者ではございますが、少しでも早く一人前になり、一つでも多く、皆様に良い作品をお届けできるよう、誠心誠意頑張りますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


| 地方公演::親の顔が見たい | 00:26 | comments (x) | trackback (x) |
「親の顔が見たい」 新人紹介編



初めまして、研修生の秋田奈帆子です。
どうぞよろしくお願い致します。

私のやりたい役は、落合るみさん演じる「戸田菜月」です。
初めて「親の顔が見たい」を観劇したのはもうだいぶ昔の事ですが、その時に強く印象に残った役です。
私と同年代で、先生という立場でこの状況…!
感情移入しない方が難しいです。
迷ったのは林佳代子さん演じる「長谷部多恵子」。
特に今回は、手を伸ばせば佳代子さんに触れられるくらい近い場所で見ていたので、その表情から様々な葛藤を感じました。
みなさん、喋っていない時によくよく見ると色んな表情をしていて、それぞれの物語が見え隠れするので新しい発見があります。
一度ならず二度三度と楽しめる作品だと思いました!

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「長谷部多恵子」役の林佳代子です。

入団したての頃、先輩方の稽古場に初めて入った時、ワクワクドキドキしたのを思い出します…ワクワクドキドキしました?(笑)
女優を志す後輩の秋田奈帆子ちゃんに、少しでも刺激を与えられたのなら本望です!
どうぞこれからもよろしくね。



昨年の九州巡演の時のスナップ。長崎にて

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副係長の宮本です。
カヨピン、君の写真も載せようと思い、昨年の旅のファイルから、この写真を見つけました。
さすが、元殺陣同志会。
ポーズが決まってるけど、
この後、エスカレートして、展示物の武器を勝手に持ち出して、振り回していたね。
僕は一緒にいて、ハラハラしたよ。
君は、僕達にも、今でも十分刺激を与えてくれてます。



| 地方公演::親の顔が見たい | 01:15 | comments (x) | trackback (x) |
「親の顔が見たい」 新人紹介編


初めまして、研修生の樋山雄作です。

これからよろしくお願いします。


先日、「親の顔が見たい」の稽古を見学させていただいて、やりたいなと思った役は、宮本さん演じる長谷部亮平です。

僕が「親の顔が見たい」を初めて見たのは(記憶が正しければ)、一昨年の劇場での舞台稽古でした。

今回あらためて稽古場で拝見して、目の前で先輩方のエネルギーを感じることができ、とても刺激的でした。

どうして亮平をやりたいかというと、保身のために本気で頑張っているのを見て、「嫌な人だなぁ」と純粋に思うところです(笑)

そうは言いましたが、実際に自分がこんな状況になった時に、亮平の様な行動をしないのかと、あらためて考えた時に、亮平の自分や家族を守って生きなきゃならない責任感が、「嫌な人かもしれないけど、悪い人じゃない」と思わせてくれるので、色々ひっくるめて好きな役だからです。

以上、樋山雄作でした!


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どうも、宮本充です!
今日は、僕にとって、画期的な日でした。
稽古が始まる前に、いつもなら、前日の演出家のダメが出た箇所や変更になった部分を、必ず一度、声に出してやってみるのですが、今日は、それをせずに、いきなり稽古に臨んだのです。
そういう人、沢山いると思いますが、僕には絶対出来ません。
一度、声に出してみないと、不安で、怖くて。
でも、そういう堅いところがいけないのかな、と思い、今回、予習の練習なしに稽古場に行きました。

結果は…う~ん、なかなか新鮮!
またやってみよう。
自分を変えてみる試みは、必要です。


さて、今日の新人紹介は、樋山雄作でした。

そお~、雄作くん、やりたいのは僕の役なんだ。

やらせないよ。
あと50年は。

こういう度量の小さいところは、なかなか変わりません。


| 地方公演::親の顔が見たい | 01:28 | comments (x) | trackback (x) |
「親の顔が見たい」 新人紹介編
今日から3回は、昨日のブログで永井誠が紹介した、三人の新人のコーナーです。
彼らに、「親の顔が見たい」の中で、どの役をやりたいかを聞きました。
トップバッターは、望月真理子。



初めまして、研修生の望月真理子と申します。
私がやりたい役は、しのぶさんが演じていらっしゃる「八島操」か、佳代子さんの「長谷部多恵子」…ですが永井さんが演じていらっしゃる「遠藤亨」もやりたい…!
見ていて、共感したり、「言いたい!」と感じる台詞がとにかく多くて、迷ってしまいます。
2時間弱のお芝居をまんじりともせず見入っていました。
いつか私も!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
頑張って!
君なら出来るさ。
でも永井の役は無理だね。

お~っと、ここで乱入者が…!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

こんばんは!
一柳みるです。
『親の顔がみたい』の出演者…ではありませんが、ブログに割り込んじゃいました。
ちょっと失礼~



今日は宮本充と池袋デートをいたしました。
6月公演『ホテルスイート』の為の役作り…夫婦役ですので…ではなくて、残念ながら印刷物の校正やら何やら、クラス委員みたいな仕事です(笑)。

宮本充について少しご紹介します。
誰もが認める二枚目ですが、誰もが認めるマメ男でもあります。頼み事をされて断ったなんて話は聞いた事がない。
率先して「あ、ボクやりますよ!」と、何度聞いた事か。

趣味が多く、特に野球になると異常に熱くなります。
三百人劇場時代、まだ携帯電話のない頃、10円玉を大量に握りしめ、公衆電話にへばり付いてる宮本充の姿をよく見ました。そうです、野球の試合の為の連絡です。あれくらい熱心に芝居やれば…なぁんて、陰で言われてましたっけ(笑)。

今も寝る時間を削ってでも、仕事して、遊んで、全力で走っているようです。
見かけはともかく、年齢相応に疲れるはずですから、身体を大切にしてもらいたいものです。

何か、次は相手役だという雑念が邪魔して、ミョーによそ行きになりました。
近いうちに稽古を見に行きますから、当人に直接ダメ出しする事にいたします。
その時は遠慮なく先輩風を吹かしてやるぞ!
一柳みる
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
副係長の宮本充です。
みるさん、アポなしのご訪問、ありがとうございました!
なんか…僕を紹介して頂いて…恐縮です。
三百人劇場の3階の公衆電話…いやあ懐かしい。
話の流れからすると、10円玉を握りしめていたのは、たぶん稽古の合間でしょうね。
稽古中にそんなことをしてたんですか、僕は…!?
してましたねぇ。
でも、今はしてませんよ。
メールの一斉送信で、簡単ですから。
6月の舞台、宜しくお願いします!
でも今は、「親の顔が見たい」で頭が一杯で…
稽古、見に来て下さい!
そして、厳しく優しいダメ出しをお願いします。

さて、明日は、稽古はお休み。
ブログもお休みさせて頂きます。
明後日は、新人紹介編の続きです。
ご期待下さい!

| 地方公演::親の顔が見たい | 01:35 | comments (x) | trackback (x) |
「親の顔が見たい」近畿編 永井誠 3
本日の稽古は“4場”のみ。

私、出番無し。

したがいまして、
もはや当然であるかの如く本日も投稿を仰せつかりました、“愚か過ぎるほどイイひと”永井です。

まったくもって愚かでした。

そもそも最初の投稿の際に、どうして「明日も出番が無いので、ワタクシが。」などという、100%冗談とも取れない発言をしてしまったのか…。

悔恨の極みです。

どーして、
せめて最後にもう一言「なぁ~んちゃって!」と書き加えなかったのか…。

「明日も私が書きます。…なぁ~んちゃって!」
それで万事収まったのに。。

はい?
愚痴が長い?

ではサクッと本題にいきますか、全体に長くなっちゃってましたからね、ここんところの私のブログ。


では、
本日の稽古場報告。

たいへん順調です。…以上。

え?短い?

じゃあ稽古場の全景をば。



昨日チラッとお目見えした“ご挨拶ボード”を、皆で書き書きしているところですが…

え?稽古初日の写真と、たいして変わらない?

だからぁ~、申し上げてるじゃありませんか、
『変わりばえしない稽古場だ』って。

そりゃ昨日はありましたよ、衣装合わせが。

開始10秒で、ほぼ終わりましたけどね。

本番・稽古もろもろで、かれこれ200回は袖を通したであろう衣装たち。

もはや個人の私服以上にピッタリと馴染みまくるサマに…演出家は、何やら可笑しさを押さえられない様子。

ピッタリを通り越して、ピッチピチの約1名は「それ以上は太らないでくださいね」と言われ…皆の笑いのうちに、衣装合わせは無事終了。。

『無事これ名馬』也。

「変わりばえしない稽古場」と言えば、たしかに聞こえは悪いですけどね。
「相変わらず、イイ空気の稽古場」とも言えるわけですよ。

もちろん、稽古自体は厳しく細かく。
そして芝居自体は、日々ちょっとづつではありますが、より良く変わっていくわけですが…。

まとめ。

「本日も、変わることなく良い稽古場でした。」

…ブログのネタが見つからなかった以外は。。

ま『近畿編』の“本編”は、旅が始まってからですからね。

旅先のブログは、そりゃもう“ネタ”だらけですので。

訪れる各地それぞれの特色、名所・名物。
そして何より、各地の会員の皆様との交流。

さらには、思わぬ突発事態。
気候の急変やら、移動中のハプニングやら…。

そういえば昨年の九州では、駅を間違えて危うく出発時刻に遅れそうになり、車掌サンにご迷惑をおかけしちゃったメンバーもいましたっけねぇ…誰とは申しませんが。 (※)

とにもかくにも、連日ネタの尽きることは無し。

旅先のブログだったら、
私、毎日担当してもいいんですけどねぇ~。

…あ、

なぁ~んちゃって!
なぁぁ~んちゃって!!

…お!?
なんと!…そろそろシメにかかろうかというこのタイミングで…

発見っ!
格好のネタ!
しかも、これ以上は無いピッカピカの新ネタ!



今年、晴れて昴の研修生になりました、
右から秋田奈帆子さん、望月真理子さん、樋山雄作くん。

稽古を見学に来たそうで、私も初めて会いました。

君達は今期初めての“観客”だよ。
稽古観てくれてありがとう。

なにより、“今日”来てくれてありがとう!
おかげで俄然ナイスなブログになりました。。


さぁてと、

場ごとの稽古は本日まで。
明日からは通し稽古。

当然キャスト全員、出ます。

だからして、条件は平等。

したがいまして、
『出番無い奴ブログ』は本日をもちまして、完全に終了です!

ここ数日、なかば私の個人ブログと化しておりました当欄も、ようやく健常に戻ります。

ま、ちょっとだけ寂しい気もしますが…

なぁ~んちゃって!!
なぁぁぁ~~んちゃってっ!!!


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

脚注 ※ 姉崎係長のことです。(宮本)
| 地方公演::親の顔が見たい | 00:42 | comments (x) | trackback (x) |
「親の顔が見たい」近畿編 姉崎公美 2
皆様 今晩は!

『ブログ係長』姉崎公美です。
正確には『旅ブログクイズ』係長です。

昨年の九州巡演のブログ読者の皆様は覚えておいででしょうが、毎日 一文字づつ ブログ記事内で文字を発表し 最後にそれを並べ替え… そ、あのクイズの発案者だったが為に、誰が呼んだか"係長"となりました。



それにしても…

いい人代表 永井誠君!
変わり映えしない稽古場ですって?


何をヌカすか若輩者めが!

日々 万華鏡のように移り変わり 何がおこるか予測つかないのが芝居の稽古場!

そして再演とはいえ、新たな芝居作りの為に様々な作業がある毎日なのです。

それを変わり映えしないとは(`ヘ´)


本日は衣装合わせがあったじゃないですかっ!
衣装合わせというより 衣装に身体が合っているか確認する日 ですかね。

特にこの人とか絶対必要です。










いつもスマートなこの方は衣装担当の竹原典子さん。



そして今まさに、お芝居をご覧頂く会員の皆さんを、一人でも多く誘って下さっている担当サークルの皆様に、似顔絵イラストのご挨拶ボード作りも進んでおります。





ほんのちょっとだけ、お見せしました。

近畿ブロックの皆様、お楽しみに。間もなくお届け致します!

似顔絵イラストを描きましたのは、もちろん "巨匠 宮本充画伯 副係長"です。



という事で、五年目となった『親の顔…』ツアー。出発に向けて 着々と準備が進む今日この頃なのです。


係長 姉崎公美がマジメに正しく、稽古場便りをお届けしました。


明日のブログ担当は?

そりゃあ あの人でしょう!


by姉崎


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

どうも、副係長の宮本充です…
このブログをアップする直前に、ボタンを押し間違え、全部消去してしまいました…
今からやり直します。
ただ今、1時40分。
眠い…

係長、「マジメに正しい稽古場便り」を有難うございました。
そして、永井くん、昨日、一昨日と、連夜のブログ、御苦労さまでした。
僕は、君のブログ、とても好きです。
さて、今日の稽古は君の出番があったけど、明日はまた、ヒマしてるんだよね。
係長のおっしゃる「あの人」って、多分、君のことだと思う。

そういう訳で、明日も宜しく、いいヒト永井誠くん!
| 地方公演::親の顔が見たい | 01:39 | comments (x) | trackback (x) |
「親の顔が見たい」近畿編 永井誠 (2)
…まぁね、確かに昨日書きましたよ、

『明日も当欄は引き続きワタクシが、「花はナゼ散るのか」について、哲学的に語ります!』と。

…まさか真に受けようとは…。

文脈からしてウケ狙いの単なるユーモアであることは、賢明な読者皆様ならばお分かり頂けると思うのですが…

ブログ副係長の宮本さんにはお分かり頂けなかったのか、はたまた分からないフリをしている確信犯なのか…

ともあれ、本日も引き続き当欄を担当いたします“可哀想なくらいイイひと”永井です。


えーと…
「花はナゼ散るのか」でしたっけね、予告したテーマは。

「花はナゼ散るか。」

それは、「咲いたから。」です。

咲かなければ散らない。
咲いちゃったから散るのです。



稽古場の真ん前の、この早咲きの桜も、じき散ります。
ナゼなら…咲いちゃったから。ああ諸行無常。。

はい?
禅問答みたい?

似たような禅問答に
「人はナゼ生まれるのか?」「親が産んじゃったから」というのがあります。

「なのにナゼ親の思う通りに子供は育たないのか」
それはぜひ、
「『親の顔が見たい』を御覧頂き、じっくりお考えください」、と。

あ~良かった、うまく繋がって。昨日から、いったい何のブログやら分かんなくなっちゃってましたからね。
ぶっちゃけ私このブログを、お気に入りの歌を発表する場として利用しておりますので。

しかしまぁ、このブログもねぇ~
長いことやってますからねぇ…昴史上最長。

いざ旅が始まれば、書きたい事は盛り沢山になるわけなんですが、

ことに、変わり映えしない『稽古場編』は…
ネタに困るわけですよぉ…。
稽古場全景は、初日に姉崎係長が載せちゃうし。新スタッフの田徳クンも紹介しちゃうし…。

出演者はもとより、舞台上の大道具・小道具なんかも、とっくの昔にあらかた紹介しちゃったわけで…去年なんか、養生テープまで紹介されちゃってましたからね。。

かくなる上は仕方がない、数少ない残り札を切りましょう、
えいやっ!



私が演じます新聞店長の持ち小道具、携帯電話の、通称“ミチコちゃん”です。

劇の内容をご存知の皆様には、この命名が決してメルヘンチックなものではない事はお分かり頂けることと思いますが、

それはさておき、ご注目いただきたいのはその形状。

二つ折りの旧式、いわゆる“ガラ携”なのです。
劇中、携帯電話はもう一台使われますが、そちらもガラ携。

スマホが無い。

つまり、
大まかには『現代社会派劇』に分類されるこの作品ですが、厳密には『今よりちょっと昔』が、このドラマの社会背景というわけです。

にもかかわらず、観劇後に「今現在の話かと思った」「全く古くなっていない」とのご感想を数多く頂けることは、演じる側としては大変嬉しいことではあります。

が、その一方でそれは『いじめが有ることが、ごく普通であると感じてしまう世の中』に、いつの間にかなってしまっている事の、証左と言えるのかもしれません。


社会派劇といえど、その上演の目指す所は社会の改善などといった大それたものではなく、あくまで舞台上のドラマを純粋に味わっていただくものだと思っています。

とはいえ、その内容の深さや重さは「社会の諸問題を憂うオトナであってこそ感じ取っていただける」、それもまた社会派劇の特質です。

いじめ撲滅推進法の施行以降、その報道は一時期よりは減っているように感じられます。

しかし世はスマホ時代。子供達の身の回りにはブログ、ツイッター、ライン…目に見えない情報網だらけ。
水面下で行われるいじめの特性を考えれば、知らぬ間に、より身近な範囲にまでその脅威が広がっているであろう事は想像に難くありません。


そこで、
これから『親の顔』を御覧頂く近畿ブロックの会員の皆様に、一つお願いしたい事があります。

例会後、感じたことをぜひ口に出して誰かに話してみてください。
まずはお隣のかたに。次にロビーでお友達やサークルのお仲間に。そしてお家に帰ってご家族に「こんなお芝居観たよ~」と。

演出家いわく「学校時代を経験していないオトナはまずいない」「子供じゃなかったオトナはいない」…話が弾むこと請け合いです。

劇の感想も、いじめに対する意見も人それぞれ違うことでしょう。が、それでいいと思うのです。それぞれのうちに、いや、もしかするとその全てに、いじめを無くす手がかりが含まれているのかもしれません。

専門家が唱える『いじめを減らす法』には、なるほどと膝を打つものがあります。即効性のありそうなものが多い点はさすがです。

が、それとは別に、私がこれまで会員の皆さんと話し合った中で、時をおうごとにジワジワと響いてきたいじめ解決法があります。
即効性はありません、いわば漢方薬です。そのぶん根本治療に近いのですが…

その方法とは…

『いじめをする子を育てない』

いじめる側がいなければいじめは成立しないわけです。

「何を当たり前なことを」「心配なのはいじめられる事だ」…

ごもっとも。

なのですが、
劇中でも語られるとおり、現代のいじめは『いじめられる子は一人。に対していじめる側は多数。』
つまり、可能性としてはいじめる側になる確率の方が高いわけです、現代の子供は。

もちろんいじめにも度合いの軽重はあるでしょう。ですから「どんなに軽いいじめもしない子供」に、世の全ての親が育てる。
「我が子はいじめをする子供に育てたい」…そんな親はいないでしょう。
一見、高過ぎる理想のようですが、…要は「自分の子供を正しく教育したい」という当たり前の欲求通りに、親が生きる。それだけなんです。

「いじめを無くすには、自分の子供をいじめる子にしない」

…え?
また禅問答みたい?

「花は咲くから散る」
「いじめる子がいるからいじめはある」

…似てなくもないですが、

花は散ってもまた咲くけれど、

人はそんなに強くないわけですから…ね。


余談ですが、
昨日のブログ冒頭の「花はナゼ咲くの~いつか散るのに~」の歌の、正式な曲名は『虹』。

サビは、「誰かが、どこかで、君を愛してる。」…なんだか、この芝居の中の、私の役割にも通じるような歌詞でもあります。。

…さあてと、
明日の稽古は“3場”。
私も出ます。

というわけで、明日の投稿は私ではありません。断じて!


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

副係長の宮本で~す。
ゴメン、全然っ、文脈、読めてませんでした。
でも、君に頼んで良かったよ。
花からの無理やりのこじつけにしては、なかなか良い文章だ。
「花は散ってもまた咲くけれど、人はそんなに強くない」なんてところは憎いねえ。
しかし、これだけの長文、君のガラ携(小道具ではなく)で打つのは大変だっただろう。
御苦労さん!



| 地方公演::親の顔が見たい | 23:19 | comments (x) | trackback (x) |
「親の顔が見たい」近畿編 永井誠
今晩は。まずは姉崎公美です。

今朝、早速『ブログ見たよ!』ってメールが来ました。

素直に嬉しい!


そして稽古場に行くと、いい人代表の新聞店長 永井誠が『今日 ボクがブログ書きます』と!

素直に嬉しい! やっぱりホントにいい人かも。

では 間もなく金髪ヘアーになるはずの永井誠さん お願いします!




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「花はナゼ咲くのぉ~いつか散るのにぃ~ひだまりのぉ中で~」

この活字だけで、往年の名ドラマ『パパと呼ばないで』の主題歌だと判るアナタは同世代!新聞店長役の永井誠です。


昨日スタートしました『親の顔が見たい~近畿ブロック巡演』へ向けた稽古。
昨日は全体の本読み、本日より立ち稽古です。

かれこれ約150ステージ上演しているこの作品ですが、幾度再演を重ねても、その都度コツコツと丁寧に、地味に地道に作り直しております。

本日の稽古は、劇全体を4場に分けた内の“1場”のみ。私は出番が有りません…という訳で、本日のブログを担当致している次第です。


さて、
「花はナゼ咲くのか?」
ひいては
「花が咲くとナゼ嬉しいのか?」
そんな哲学問答はさておき…

個人的に今年の桜が特に楽しみな理由は、ハッキリしています。

「関西の名所で見られるから!」

京都・奈良はもとより、神戸・大阪。新装まもない姫路城に、和歌山は暖かいから早いのかなぁ…などと思いを馳せつつ、充実した作品を各地の会員の皆様にお届けすべく、日々コツコツと稽古を重ねてゆく所存です。


さあ、
明日の稽古は“2場”。…まだワタクシの出番無し。

したがって明日も当欄は引き続きワタクシが、「花はナゼ散るのか」について、哲学的に語ります!


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

どうも、authorの宮本充です!
「花はナゼ咲くのぉ~」もちろん僕も知ってるぜ。
毎回、ブログの頭のところに、「author宮本」と表示が出ますが、これは、僕が、出演者から送られてきたブログ原稿をパソコンでアップしているからなのです。
昨年の九州巡演の時もやっていたのですが、これが結構大変で…。
送られてきた記事をアップするまでは寝られないのです。
夜中の2時を過ぎても送ってこない人もいて、待っている内にベッドの上で寝てしまい、気がつくと朝だった、なんてこともありました。
そんな僕の苦労を察して、永井くんは、毎回、とても早く原稿を送ってくれました。
そう、ホントにいい人なんです、奴は。
(そう見えないかもしれないけど!)
そんな彼が明日も原稿を書いてくれる。
嬉しい、明日も早く寝られる。

永井くん、明日もよろしくね。
出来れば、毎日頼む!
| 地方公演::親の顔が見たい | 23:30 | comments (x) | trackback (x) |
「親の顔が見たい」近畿編 姉崎公美
皆様~ お久しぶりです!

『親の顔…』春の陣スタート!今回は、近畿ブロックの演劇鑑賞会・市民劇場・労演例会の巡演です。

申し遅れました。森崎雅子役 姉崎公美でございます。
本日よりブログもスタート。どうぞまたのぞきに来て下さい。


さて、まずは稽古場仕込み。

昨年の九州巡演の思い出話しなどしながら、あっという間に星光学園の進路指導室の体(てい)となりました。



スタッフの皆さん、ご苦労様!



左は昨年の旅で3キロ育った矢崎和哉。その後5ヶ月、キープするどころかさらに育った模様。

右は今回新しくスタッフとして参加の田徳真尚。元海上自衛隊。特技 匍匐(ほふく)前進。腹筋は6つに割れているとか。

矢崎君!旅の間に身体作り教わろうね!



演出家 登場!

30分以上前にもかかわらず 慌てて靴を履き替えるので、ブレた写真の黒岩さん。
演出家という職業は待つことナリ。

役者が出来るまで待つ。わかるまで待つ。

ワタクシもずいぶん待っていただきました(涙)。



普段はあまり稽古場に登場しない方々も今日は集合です。

制作の石井さん(奥)、手前は荒川さん。

荒川さんは近畿ブロックを事前学習会と称される説明会に伺った感想を報告してくれました。


『いじめ』を社会問題として扱ったタイムリーな作品というだけで無く、なぜこういう事が起きてしまうか?誰もが持っている、ヒトが逃れられない 人間の問題として捉えている方々が多く、いつもにも増して大きな期待を感じて来たそうです。


こうしてスタッフ、出演者が再び集まり、稽古場が本当の意味の稽古場となったのでした。


出演者もみんな元気で集まりましたよ。元気な写真、撮り忘れましたよ。


とにかく そのご期待に応える事が出来るよう新たな気持ちで頑張ります!


黒岩さん…またお待たせしたらゴメンナサイ!


by姉崎
| 地方公演::親の顔が見たい | 00:41 | comments (x) | trackback (x) |
「親の顔が見たい」九州・番外編(最終回) 宮本充

どうも、副係長の宮本充です!

長らくお待たせ致しました。
『旅ブログクイズ』の正解発表です! 
 
九州巡演中に、キャスト・スタッフがお見せした10個の文字、

『か』『の』『が』『お』『た』『み』『た』『や』『い』『も』

これらを、並べ替えて、《ある言葉》を当てて下さい。という問題でした。

正解は…



『親の肩が揉みたい』です!

「親の顔が見たい」と、途中まで思わせておいて、実は「親の肩が揉みたい」だったという、このナイスな問題を考えた私は、「僕って、天才!」と、ひそかに悦に入り、共演者達にも答を教えずにいました。

ところが、この写真を撮る直前に、新聞店長役の永井誠が楽屋にやって来て、こう言ったのです。
「答えを考えてみたんですが、ひょっとして、『畳屋がお買い物』じゃありません?」

『畳屋がお買い物』

そ、そんな言葉も出来るんだ…
しかも、面白い…!

すると今度は、音響スタッフの藤平美保子ちゃんがやって来て、こう言いました。
「私も考えたんだけど、プロ野球編で、『田尾や野茂が見たいか』ってのは、どう?」

『田尾や野茂が見たいか』

ま、まだ、あったか…
しかも、これもかなり面白い!

まずい…。
『田尾や野茂が見たいか』は、回答の中には、まず無いと思うけど、『畳屋がお買い物』は、ひょっとしたらあるかもしれない…。
そこで、係長と相談し…



『畳屋がお買い物』も正解にしました~

さて、本日(4日)の到着分を待って、皆様のお葉書を拝見しました。
沢山のご応募、ありがとうございました!

ほとんどの方が、正解の「親の肩が揉みたい」でした。
そして、やはり…「畳屋がお買い物」…ありました…!

さらに、なんと他にも続々と…!

「畳屋の顔が芋」

「親方が見たいもの」

「親が頼みたいかも」

「親が見た固いもの」

「重たい八咫鏡(やたのかがみ)」

八咫鏡(やたのかがみ)というのは三種の神器のひとつだそうです。はは~!


こんなに沢山、言葉が出来るとは…
急遽、再び係長と相談の上、募集要項を変更することにしました。

「日本語として正しければ、全て正解」
と致します。
そして、賞品のTシャツを、5枚のところを2枚プラスして7枚とし、抽選をすることにしました!


明日、大抽選会を行い、当選者の7名様に、賞品をお送り致します。
7日頃に到着の予定です。
もし、その頃にお手元に届かなければ、残念ながら…ということで、ご了承下さい。
たくさんのご応募、本当に有難うございました!

旅ブログ「親の顔が見たい」九州編、今回が最終回となります。
長い間のご愛読、どうも有難うございました!
これからも引き続き、「ラインの監視」の稽古場ブログをお楽しみ下さい。

「親の顔が見たい」は、来年の「近畿編」で、またお目に掛かります。
その時まで、どうぞ皆さま、お元気で!

| 地方公演::親の顔が見たい | 23:56 | comments (x) | trackback (x) |

  
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